無線機器がユーザーの健康に及ぼす長期的な影響が移動体通信事業者の新たな懸念材料に
[10/11/30]
提供元:NEWS-ON
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報道関係者 各位
ニュースリリース
2010/11/30
株式会社グローバルインフォメーション
代表取締役社長 小野 悟
株式会社グローバルインフォメーションは、英国の市場調査会社Informa Telecoms & Mediaが発行した報告書「Future Mobile Operator Business Models: Broadband, Partnerships, Wholesale and Mobile 2.0, 2nd Edition (モバイルオペレーターの将来のビジネスモデル:ブロードバンド・各種提携・ホールセール・モバイル 2.0(第2版))」の販売を開始しました。
先進国で事業を展開している移動体通信事業者の最高経営責任者(CEO)たちは、総じて新たなビジネスモデルの必要性を認識しています。しかし、これ以上に今日的な意味を持ちつつあると思われるのは、自社の提供する無線サービスが長期的なスパンで加入者の健康に及ぼす影響についても考慮すべきなのかどうかという問題です。無線通信業界の団体であるCTIA-The Wireless Associationは、「携帯電話は、実質的に無線機です(中略)。トランシーバーと同様、携帯電話も電波の送受信を行っています」と説明しています。また視点を変えれば、無線機に接続したコンピューターと考えることもできます。いずれにしても、携帯電話から放射される高周波電磁波が人の脳のDNAを傷つけ、最終的に腫瘍を発生させる可能性があるという点に、研究者たちは強い懸念を示しているのです。
CTIAは、「FCC(米連邦通信委員会)の承認を受けた携帯電話は、いずれもまったく安全です」と強調しています。しかし、携帯電話から放射される電磁波が人体に及ぼす長期的な影響についての包括的な研究は存在するものの、いずれも十分な裏づけは得られていないという事実を見逃すことはできません。また、標準的な携帯電話ユーザーの現在の利用パターンに着目した場合、毎月の利用時間が約10年前のそれを大きく上回っているという点も重要です。New York Times紙は、「CTIAによると、携帯電話の平均的な利用時間は、1ヶ月あたり737分だといいます。つまり、現在の標準的なユーザーの利用時間は、10年前のヘビーユーザーとほぼ同じ水準になっているのです」と指摘しています。これまでのところ、携帯電話の利用時間が延びているという事実と、上の世代で発生率が下がっているのとは対照的に、20歳から29歳までの年齢層で脳腫瘍の発生率が上昇しているという事実との間に因果関係あるのかどうか解明することができた研究者はいません。しかし、これら2つのトレンドの間に何らかの因果関係が生じる可能性があるという点は、大いに憂慮すべき問題と言えるでしょう。
移動体通信事業者が各種モバイルサービスの進歩と普及に向けた戦略を推進するなか、携帯電話の利用拡大によって生じる潜在的なリスクについては慎重な対応が求められます。高周波電磁波が人体に及ぼす潜在的なリスクについての理解が社会全体に十分浸透しているとは決して言えないからです。移動体通信事業者が新たな提携関係の構築や隣接市場への参入、新たな事業分野の開拓といった動きを強めるなか、脳に近接した位置で無線機器を使ったり、保持したりすることの危険性を現在と将来の携帯電話ユーザーに周知させることは極めて重要な課題なのです。
Informa Telecoms & Mediaがこのほど発行した調査レポートは、以下のような内容になっています。
?加入者維持に力を注ぐ移動体通信事業者
?料金戦略と収益事業化戦略重視の動き
?スマートパイプ(ネットワークの高付加価値化)戦略、APIとアプリケーションをめぐる動き
?2008〜2009年にかけて登場した新しいビジネスモデルの詳細な分析
?モバイルアプリケーションの流通と開発に対する移動体通信事業者の戦略
?移動体通信事業者が採用している3つの主なビジネスモデル
【市場調査レポート】
モバイルオペレーターの将来のビジネスモデル:ブロードバンド・各種提携・ホールセール・モバイル 2.0(第2版)
Future Mobile Operator Business Models: Broadband, Partnerships, Wholesale and Mobile 2.0, 2nd Edition
http://www.gii.co.jp/report/itm94988-mobile-operator.html
出版日: 2010/11
発行: Informa Telecoms & Media
【本件に関するお問合せは下記まで】
株式会社グローバルインフォメーション
Tel:044-952-0102
e-mail:jp-info@gii.co.jp
URL:http://www.gii.co.jp/
〒215-0004
神奈川県川崎市麻生区万福寺1-2-3 アーシスビル7F
以 上
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2010/11/30
株式会社グローバルインフォメーション
代表取締役社長 小野 悟
株式会社グローバルインフォメーションは、英国の市場調査会社Informa Telecoms & Mediaが発行した報告書「Future Mobile Operator Business Models: Broadband, Partnerships, Wholesale and Mobile 2.0, 2nd Edition (モバイルオペレーターの将来のビジネスモデル:ブロードバンド・各種提携・ホールセール・モバイル 2.0(第2版))」の販売を開始しました。
先進国で事業を展開している移動体通信事業者の最高経営責任者(CEO)たちは、総じて新たなビジネスモデルの必要性を認識しています。しかし、これ以上に今日的な意味を持ちつつあると思われるのは、自社の提供する無線サービスが長期的なスパンで加入者の健康に及ぼす影響についても考慮すべきなのかどうかという問題です。無線通信業界の団体であるCTIA-The Wireless Associationは、「携帯電話は、実質的に無線機です(中略)。トランシーバーと同様、携帯電話も電波の送受信を行っています」と説明しています。また視点を変えれば、無線機に接続したコンピューターと考えることもできます。いずれにしても、携帯電話から放射される高周波電磁波が人の脳のDNAを傷つけ、最終的に腫瘍を発生させる可能性があるという点に、研究者たちは強い懸念を示しているのです。
CTIAは、「FCC(米連邦通信委員会)の承認を受けた携帯電話は、いずれもまったく安全です」と強調しています。しかし、携帯電話から放射される電磁波が人体に及ぼす長期的な影響についての包括的な研究は存在するものの、いずれも十分な裏づけは得られていないという事実を見逃すことはできません。また、標準的な携帯電話ユーザーの現在の利用パターンに着目した場合、毎月の利用時間が約10年前のそれを大きく上回っているという点も重要です。New York Times紙は、「CTIAによると、携帯電話の平均的な利用時間は、1ヶ月あたり737分だといいます。つまり、現在の標準的なユーザーの利用時間は、10年前のヘビーユーザーとほぼ同じ水準になっているのです」と指摘しています。これまでのところ、携帯電話の利用時間が延びているという事実と、上の世代で発生率が下がっているのとは対照的に、20歳から29歳までの年齢層で脳腫瘍の発生率が上昇しているという事実との間に因果関係あるのかどうか解明することができた研究者はいません。しかし、これら2つのトレンドの間に何らかの因果関係が生じる可能性があるという点は、大いに憂慮すべき問題と言えるでしょう。
移動体通信事業者が各種モバイルサービスの進歩と普及に向けた戦略を推進するなか、携帯電話の利用拡大によって生じる潜在的なリスクについては慎重な対応が求められます。高周波電磁波が人体に及ぼす潜在的なリスクについての理解が社会全体に十分浸透しているとは決して言えないからです。移動体通信事業者が新たな提携関係の構築や隣接市場への参入、新たな事業分野の開拓といった動きを強めるなか、脳に近接した位置で無線機器を使ったり、保持したりすることの危険性を現在と将来の携帯電話ユーザーに周知させることは極めて重要な課題なのです。
Informa Telecoms & Mediaがこのほど発行した調査レポートは、以下のような内容になっています。
?加入者維持に力を注ぐ移動体通信事業者
?料金戦略と収益事業化戦略重視の動き
?スマートパイプ(ネットワークの高付加価値化)戦略、APIとアプリケーションをめぐる動き
?2008〜2009年にかけて登場した新しいビジネスモデルの詳細な分析
?モバイルアプリケーションの流通と開発に対する移動体通信事業者の戦略
?移動体通信事業者が採用している3つの主なビジネスモデル
【市場調査レポート】
モバイルオペレーターの将来のビジネスモデル:ブロードバンド・各種提携・ホールセール・モバイル 2.0(第2版)
Future Mobile Operator Business Models: Broadband, Partnerships, Wholesale and Mobile 2.0, 2nd Edition
http://www.gii.co.jp/report/itm94988-mobile-operator.html
出版日: 2010/11
発行: Informa Telecoms & Media
【本件に関するお問合せは下記まで】
株式会社グローバルインフォメーション
Tel:044-952-0102
e-mail:jp-info@gii.co.jp
URL:http://www.gii.co.jp/
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神奈川県川崎市麻生区万福寺1-2-3 アーシスビル7F
以 上