SanDiskがPliant Technologyを買収し、企業向けSSDへのシフトを開始
[11/05/30]
提供元:NEWS-ON
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報道関係者 各位
ニュースリリース
2011/05/30
株式会社グローバルインフォメーション
代表取締役社長 小野 悟
フラッシュメモリメーカーのSanDiskは、Pliant Technology を3億2700万米ドルで買収したことにより、企業向けSSD(フラッシュメモリドライブ)市場への移行の大きな一歩を踏み出しました。
株式会社グローバル インフォメーションは、カナダの調査会社Forward Insightsが発行した報告書「SSD Insights - The Year of SAS (SSD(フラッシュメモリドライブ)の動向:SASの年)」の販売を開始しました。
SanDiskの声明(2011年5月16日)によれば、企業向けSSDメーカーであるPliant Technolgyを3億2700万米ドルで買収することにより、同社はこれまでの主力市場だった消費者向け市場からの移行の大きな一歩を踏み出すことになりました。InformationWeek誌は、「SanDiskはこれまで基本的には、小売で売られるストレージカードやフラッシュドライブで知られてきました。いまやSanDiskは競争が激しいが成長中のSSD市場に参入して、IntelやSeagate、Samsung、日立製作所などの大企業と争っています」と指摘しています。
今回の買収は全てフラッシュへのアクセスと供給に関するものです。今後、NANDフラッシュメモリはプロセスノードの規模にまで小型化が進むと思われます。NANDフラッシュメモリ機器の性能と信頼性の高さを証明するための基準は、最新式のECCと、フラッシュ管理機能、革新的なアルゴリズム、フラッシュ内部の機能に対する深い理解に依存しています。
Pliant TechnologyはSAS(Serial Attached SCSI)プロトコルに準じた企業向けSSDを、企業向けSSDの中のMMC型およびハイエンドSLC型のNANDフラッシュメモリとともに販売しています。SanDiskは今回の買収を「非常に補完的」であり、「市場参入を急速に進める方法です。・・・Pliant Technologyの企業向けSSD事業を加えることで、SanDiskの製品ラインの欠落部分を生めることができます」、と同社の広報担当者Mike Wong氏は語っています。
Forward Insightsは、「今回の買収は、自らのメディア(フラッシュメモリ)を保有しているSSD企業と、独立系で幅広い部門を統合したSSDサプライヤー(STEC、Fusion IOなど)、そしてHHDメーカー(Seagate、WD/Hitachiなど)との迫り来る競争をも強く映し出しています。どの企業が勝つにしても、規模が重要であり、今回の買収は今後起こることの前兆でしかありません」との見解を示しています。
【市場調査レポート】
SSD(フラッシュメモリドライブ)の動向:SASの年
SSD Insights - The Year of SAS
http://www.gii.co.jp/report/foin179853-ssd-insights.html
出版日: 2011/03
発行: Forward Insights
【本件に関するお問合せは下記まで】
株式会社グローバルインフォメーション
Tel:044-952-0102
e-mail:jp-info@gii.co.jp
URL:http://www.gii.co.jp/
〒215-0004
神奈川県川崎市麻生区万福寺1-2-3 アーシスビル7F
以 上
ニュースリリース
2011/05/30
株式会社グローバルインフォメーション
代表取締役社長 小野 悟
フラッシュメモリメーカーのSanDiskは、Pliant Technology を3億2700万米ドルで買収したことにより、企業向けSSD(フラッシュメモリドライブ)市場への移行の大きな一歩を踏み出しました。
株式会社グローバル インフォメーションは、カナダの調査会社Forward Insightsが発行した報告書「SSD Insights - The Year of SAS (SSD(フラッシュメモリドライブ)の動向:SASの年)」の販売を開始しました。
SanDiskの声明(2011年5月16日)によれば、企業向けSSDメーカーであるPliant Technolgyを3億2700万米ドルで買収することにより、同社はこれまでの主力市場だった消費者向け市場からの移行の大きな一歩を踏み出すことになりました。InformationWeek誌は、「SanDiskはこれまで基本的には、小売で売られるストレージカードやフラッシュドライブで知られてきました。いまやSanDiskは競争が激しいが成長中のSSD市場に参入して、IntelやSeagate、Samsung、日立製作所などの大企業と争っています」と指摘しています。
今回の買収は全てフラッシュへのアクセスと供給に関するものです。今後、NANDフラッシュメモリはプロセスノードの規模にまで小型化が進むと思われます。NANDフラッシュメモリ機器の性能と信頼性の高さを証明するための基準は、最新式のECCと、フラッシュ管理機能、革新的なアルゴリズム、フラッシュ内部の機能に対する深い理解に依存しています。
Pliant TechnologyはSAS(Serial Attached SCSI)プロトコルに準じた企業向けSSDを、企業向けSSDの中のMMC型およびハイエンドSLC型のNANDフラッシュメモリとともに販売しています。SanDiskは今回の買収を「非常に補完的」であり、「市場参入を急速に進める方法です。・・・Pliant Technologyの企業向けSSD事業を加えることで、SanDiskの製品ラインの欠落部分を生めることができます」、と同社の広報担当者Mike Wong氏は語っています。
Forward Insightsは、「今回の買収は、自らのメディア(フラッシュメモリ)を保有しているSSD企業と、独立系で幅広い部門を統合したSSDサプライヤー(STEC、Fusion IOなど)、そしてHHDメーカー(Seagate、WD/Hitachiなど)との迫り来る競争をも強く映し出しています。どの企業が勝つにしても、規模が重要であり、今回の買収は今後起こることの前兆でしかありません」との見解を示しています。
【市場調査レポート】
SSD(フラッシュメモリドライブ)の動向:SASの年
SSD Insights - The Year of SAS
http://www.gii.co.jp/report/foin179853-ssd-insights.html
出版日: 2011/03
発行: Forward Insights
【本件に関するお問合せは下記まで】
株式会社グローバルインフォメーション
Tel:044-952-0102
e-mail:jp-info@gii.co.jp
URL:http://www.gii.co.jp/
〒215-0004
神奈川県川崎市麻生区万福寺1-2-3 アーシスビル7F
以 上