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近隣用電気自動車(NEV)、2017年には69万5,000台の走行台数に達する見通し

報道関係者 各位
ニュースリリース


2011/07/15
株式会社グローバルインフォメーション
代表取締役社長 小野 悟


株式会社グローバルインフォメーションは、米国の調査会社パイクリサーチが発行した報告書「Neighborhood Electric Vehicles: Low-Speed Electric Vehicles for Consumer and Fleet Markets: Demand Drivers and Barriers, Technology Issues, Key Industry Players, and Market Forecasts (近隣用電気自動車(NEV):消費者およびフリート市場向け低速電気自動車:需要促進・阻害要因、技術問題、主要業界参入企業、および市場予測)」の販売を開始しました。

低速電気自動車としても知られる近隣用電気自動車(NEV)は、「電気自動車」というカテゴリーの元祖のひとつであり、何年も前から市場に出回っています。NEVは時速25マイルの最高速度で合法的な公道走行が可能です。この自動車はもともとは1990年代後半にCalifornia Air Resources Boardによるゼロ排出要件を満たす手段として考案されたもので、公道で安価な自動車を利用できるフリート業界や、NEV専用の道路やパーキングを持つ地域に暮らす消費者グループにニッチ市場を見出してきました。

Pike Researchの新たなレポートによれば、世界で走行するNEV車両台数の総計は、2011年の47万9,000台から2017年には45%増となる69万5,000台に成長する見通しです。クリーン技術の市場情報を専門とする同社はまた、同期間中のNEVの年間販売台数について、3万7,000台から5万5,000台近くに成長すると予測しており、年間販売台数の45%は北米が占めるとの予測も示しています。

シニアアナリストのDave Hurst氏は次のように述べています。「近隣用電気自動車(NEV)は、電気自動車が今後、世界の様々な場所で多くの形態に発展していくだろうことを示す証明となっています。NEVの販売台数は、他の新しいタイプの自動車市場と比較してそれほど多くないものの、成長率では同じ期間中の軽量自動車(light-duty vehicle)全体の成長率の2倍になる見通しです。」

さらにHurst 氏は、軽量自動車の半分以下のコストを強みとする鉛蓄電池技術を活用することで、NEVは今日の市場における競争力と重要性を維持できると加えています。鉛蓄電池のコストはキロワット時あたり100-200ドルであり、現在利用可能な中でもっとも安価な電池です。NEVで利用される電池には、液式、ゲル式、AGM(Absorbed Glass Mat)式があります。


【市場調査レポート】
近隣用電気自動車(NEV):消費者およびフリート市場向け低速電気自動車:需要促進・阻害要因、技術問題、主要業界参入企業、および市場予測
Neighborhood Electric Vehicles: Low-Speed Electric Vehicles for Consumer and Fleet Markets: Demand Drivers and Barriers, Technology Issues, Key Industry Players, and Market Forecasts
http://www.gii.co.jp/report/pike203455-neighborhood-electric-vehicles-low-speed-electric.html
出版日: 2011年06月
発行: パイクリサーチ

【本件に関するお問合せは下記まで】
株式会社グローバルインフォメーション
Tel:044-952-0102
e-mail:jp-info@gii.co.jp
URL:http://www.gii.co.jp/
〒215-0004
神奈川県川崎市麻生区万福寺1-2-3 アーシスビル7F

                                以 上
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