『バイオマス水素事業』商用プラント 大牟田エコタウンに建設決定 本日大牟田市と正式調印
[12/02/09]
提供元:NEWS-ON
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報道関係者 各位
ニュースリリース
2010/06/02
株式会社新出光
代表取締役社長 出光芳秀
○木質バイオマスをガス化して水素を製造する世界初の商用プラント事業に対する農林水産省の助成金交付が決定し、バイオマス水素製造プラントを福岡県大牟田市の大牟田エコタウンに建設することになり、本日大牟田市と正式に調印を行います。
○株式会社日本計画機構が保有する世界最先端のバイオマスガス化による水素製造技術で、1日15t(乾燥ベース)の木質チップを7,200m3の高純度の水素に変換します。
○このプラントで製造されるバイオ水素(バイオマスから製造された水素)のCO2排出量は、従来の水素に比べ75%の削減が可能です。
弊社、株式会社新出光の100%出資子会社である株式会社イデックスエコエナジー(代表取締役:出光泰典、資本金:50百万円)が、株式会社日本計画機構の保有する「バイオマスからの水素製造技術(ブルータワー技術)」を使った水素製造プラントを福岡県大牟田市の大牟田エコタウン内に建設することが決まりました。
これは農林水産省が募集した助成事業(平成21年度補正予算「地域資源利用型産業創出緊急対策事業」の高効率バイオマス変換施設の実証)の一つとして申請していたもので、平成22年2月25日正式に助成金交付が決定されました。
この事業の核となる日本計画機構の「ブルータワー技術」が先進的と認められたもので、プラント設備整備費用(イニシャルコスト)のうち3分の2が助成されることになりました。木質バイオマスを使った商用のガス化および水素製造設備は世界で初めてとなります。
イデックスエコエナジーで製造したバイオ水素は全量を新出光が買い取り、工業用水素などとして各ユーザーに販売する予定です。また、燃料電池自動車や家庭用燃料電池などの将来の水素社会に向けて、カーボンフリーに近いこのバイオ水素の供給を目指しています。
事業内容
事業内容は、地元の木質バイオマスを原料としてプラントで熱分解ガス化し、併設する水素の精製装置で高純度の水素を製造するものです。出来上がった水素は、CO2の排出を大幅に削減した「バイオ水素」として付加価値をつけて販売されます。ちなみに、試算では、このプラントからの「バイオ水素」は従来のLNGから作られる水素に比べてLCA(Life Cycle Assessment)で、CO2の排出が75%削減されることになります。
原料としては、地元福岡県の産出する木材の製材端材や建設廃材などの木質チップが主で、日量が乾燥ベースでおよそ15tとなります。
【本件に関するお問合せは下記まで】
株式会社新出光
経営企画部企画課 担当者氏名:楢原徹也
Tel:092-291-4137
e-mail:t-narahara@idex.co.jp
URL:http://www.idex.co.jp/
〒8120036
福岡市博多区上呉服町1番10号
以 上
ニュースリリース
2010/06/02
株式会社新出光
代表取締役社長 出光芳秀
○木質バイオマスをガス化して水素を製造する世界初の商用プラント事業に対する農林水産省の助成金交付が決定し、バイオマス水素製造プラントを福岡県大牟田市の大牟田エコタウンに建設することになり、本日大牟田市と正式に調印を行います。
○株式会社日本計画機構が保有する世界最先端のバイオマスガス化による水素製造技術で、1日15t(乾燥ベース)の木質チップを7,200m3の高純度の水素に変換します。
○このプラントで製造されるバイオ水素(バイオマスから製造された水素)のCO2排出量は、従来の水素に比べ75%の削減が可能です。
弊社、株式会社新出光の100%出資子会社である株式会社イデックスエコエナジー(代表取締役:出光泰典、資本金:50百万円)が、株式会社日本計画機構の保有する「バイオマスからの水素製造技術(ブルータワー技術)」を使った水素製造プラントを福岡県大牟田市の大牟田エコタウン内に建設することが決まりました。
これは農林水産省が募集した助成事業(平成21年度補正予算「地域資源利用型産業創出緊急対策事業」の高効率バイオマス変換施設の実証)の一つとして申請していたもので、平成22年2月25日正式に助成金交付が決定されました。
この事業の核となる日本計画機構の「ブルータワー技術」が先進的と認められたもので、プラント設備整備費用(イニシャルコスト)のうち3分の2が助成されることになりました。木質バイオマスを使った商用のガス化および水素製造設備は世界で初めてとなります。
イデックスエコエナジーで製造したバイオ水素は全量を新出光が買い取り、工業用水素などとして各ユーザーに販売する予定です。また、燃料電池自動車や家庭用燃料電池などの将来の水素社会に向けて、カーボンフリーに近いこのバイオ水素の供給を目指しています。
事業内容
事業内容は、地元の木質バイオマスを原料としてプラントで熱分解ガス化し、併設する水素の精製装置で高純度の水素を製造するものです。出来上がった水素は、CO2の排出を大幅に削減した「バイオ水素」として付加価値をつけて販売されます。ちなみに、試算では、このプラントからの「バイオ水素」は従来のLNGから作られる水素に比べてLCA(Life Cycle Assessment)で、CO2の排出が75%削減されることになります。
原料としては、地元福岡県の産出する木材の製材端材や建設廃材などの木質チップが主で、日量が乾燥ベースでおよそ15tとなります。
【本件に関するお問合せは下記まで】
株式会社新出光
経営企画部企画課 担当者氏名:楢原徹也
Tel:092-291-4137
e-mail:t-narahara@idex.co.jp
URL:http://www.idex.co.jp/
〒8120036
福岡市博多区上呉服町1番10号
以 上