シャープ、広島大とプラズマクラスター技術による浮遊カビのアレルゲン抑制効果を実証
[14/04/11]
提供元:NEWS-ON
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報道関係者 各位
ニュースリリース
2014/04/10
シャープ株式会社
代表取締役社長 高橋 興三
広島大学大学院先端物質科学研究科との共同研究
プラズマクラスター技術(※1)による浮遊カビの
アレルゲン(※2)の抑制効果を実証
シャープは、広島大学大学院先端物質科学研究科と共同で、プラズマクラスター技術が、浮遊しているカビの一種であるアスペルギルス・フミガタス(以下、アスペルギルス)の粗アレルゲン(※3)中の主要なアレルゲンの低減効果を有することと、アスペルギルスのアレルギー患者の血清中のIgE抗体(※4)に対する反応性を抑制させることを実証しました。
カビは、私たちの生活環境に存在し、ヒトが吸入することでアレルギー症状を起こす原因となります。特に今回効果を実証したアスペルギルスは、ハウスダスト中のダニの死がい・糞と並んで、アレルギーを引き起こす代表的な原因の1つとなっています。
シャープはこれまでに、プラズマクラスターイオンによるダニの死がい・糞に含まれる浮遊ダニアレルゲンへの抑制効果(※5)を実証しています。今回、新たに浮遊しているアスペルギルスのアレルゲンへの抑制効果を実証し、プラズマクラスター技術がアレルギー対策に役立つことが期待されます。
当社は2000年より、プラズマクラスター技術の効果を世界の第3者試験機関と共同で実証するアカデミックマーケティング(※6)を進めてきました。これまで23(※7)の第3者試験機関で、ウイルス・細菌・アレルゲンなどの有害物質の作用抑制や美肌や美髪などにも効果があることを実証するとともに、その安全性を確認(※8)しています。
当社は今後も健康的な環境を創出するために、プラズマクラスター技術のさらなる進化とその効果の実証を進めてまいります。
なお、本研究内容は、2014年6月7日からデンマーク・コペンハーゲンで開催される欧州アレルギー・臨床免疫学会議(EAACI Congress 2014)にて発表予定です。
1.アスペルギルスの粗アレルゲン中の主要アレルゲンAsp f 1(※9)量の低減効果
試験空間:容積約8.7L(Φ14.5×52.5cmの円筒容器内)
照射時間:約7分
低減率:約76%
2.アスペルギルスの粗アレルゲンとアスペルギルスアレルギー患者の血清中のIgE抗体との反応性の抑制効果
試験空間:容積約8.7L(Φ14.5×52.5cmの円筒容器内)
照射時間:約7分
抑制率:約56%
※1 プラズマクラスターおよびPlasmaclusterは、シャープ株式会社の登録商標です。
※2 アレルゲンとは、アレルギー反応を引き起こす異物のことで、ダニの粉じん、花粉、カビなどに含まれる。
※3 アスペルギルスの粗アレルゲンとはアスペルギルス中に存在する多種のアレルゲンを含んでいる状態をいう。これに対し精製アレルゲンは、分離精製処理を経て、特定のアレルゲンだけを人工的に取りだしたものをいう。
※4 抗体とは、特定のアレルゲンと特異的に結合するタンパク質。IgEとはアレルギーを引き起こす抗体をさす。
※5 2003年9月3日発表
※6 技術の効能について、先端の学術研究機関と共同で科学的データを検証し、それをもとに商品化を進めるマーケティング手法。
※7 2014年4月10日現在。
※8 (株)LSIメディエンスにて試験(吸入毒性試験、眼および皮膚の刺激性・腐食性試験)。
※9 主要アレルゲンAsp f 1とは、アスペルギルスのアレルゲンの中で、分子構造がわかっており、WHOに登録されている代表的なアレルゲンです。
【本件に関するお問合せは下記まで】
シャープ株式会社
Tel:0666211221
URL:http://www.sharp.co.jp/
〒5458522
大阪市阿倍野区長池町22番22号
以 上
ニュースリリース
2014/04/10
シャープ株式会社
代表取締役社長 高橋 興三
広島大学大学院先端物質科学研究科との共同研究
プラズマクラスター技術(※1)による浮遊カビの
アレルゲン(※2)の抑制効果を実証
シャープは、広島大学大学院先端物質科学研究科と共同で、プラズマクラスター技術が、浮遊しているカビの一種であるアスペルギルス・フミガタス(以下、アスペルギルス)の粗アレルゲン(※3)中の主要なアレルゲンの低減効果を有することと、アスペルギルスのアレルギー患者の血清中のIgE抗体(※4)に対する反応性を抑制させることを実証しました。
カビは、私たちの生活環境に存在し、ヒトが吸入することでアレルギー症状を起こす原因となります。特に今回効果を実証したアスペルギルスは、ハウスダスト中のダニの死がい・糞と並んで、アレルギーを引き起こす代表的な原因の1つとなっています。
シャープはこれまでに、プラズマクラスターイオンによるダニの死がい・糞に含まれる浮遊ダニアレルゲンへの抑制効果(※5)を実証しています。今回、新たに浮遊しているアスペルギルスのアレルゲンへの抑制効果を実証し、プラズマクラスター技術がアレルギー対策に役立つことが期待されます。
当社は2000年より、プラズマクラスター技術の効果を世界の第3者試験機関と共同で実証するアカデミックマーケティング(※6)を進めてきました。これまで23(※7)の第3者試験機関で、ウイルス・細菌・アレルゲンなどの有害物質の作用抑制や美肌や美髪などにも効果があることを実証するとともに、その安全性を確認(※8)しています。
当社は今後も健康的な環境を創出するために、プラズマクラスター技術のさらなる進化とその効果の実証を進めてまいります。
なお、本研究内容は、2014年6月7日からデンマーク・コペンハーゲンで開催される欧州アレルギー・臨床免疫学会議(EAACI Congress 2014)にて発表予定です。
1.アスペルギルスの粗アレルゲン中の主要アレルゲンAsp f 1(※9)量の低減効果
試験空間:容積約8.7L(Φ14.5×52.5cmの円筒容器内)
照射時間:約7分
低減率:約76%
2.アスペルギルスの粗アレルゲンとアスペルギルスアレルギー患者の血清中のIgE抗体との反応性の抑制効果
試験空間:容積約8.7L(Φ14.5×52.5cmの円筒容器内)
照射時間:約7分
抑制率:約56%
※1 プラズマクラスターおよびPlasmaclusterは、シャープ株式会社の登録商標です。
※2 アレルゲンとは、アレルギー反応を引き起こす異物のことで、ダニの粉じん、花粉、カビなどに含まれる。
※3 アスペルギルスの粗アレルゲンとはアスペルギルス中に存在する多種のアレルゲンを含んでいる状態をいう。これに対し精製アレルゲンは、分離精製処理を経て、特定のアレルゲンだけを人工的に取りだしたものをいう。
※4 抗体とは、特定のアレルゲンと特異的に結合するタンパク質。IgEとはアレルギーを引き起こす抗体をさす。
※5 2003年9月3日発表
※6 技術の効能について、先端の学術研究機関と共同で科学的データを検証し、それをもとに商品化を進めるマーケティング手法。
※7 2014年4月10日現在。
※8 (株)LSIメディエンスにて試験(吸入毒性試験、眼および皮膚の刺激性・腐食性試験)。
※9 主要アレルゲンAsp f 1とは、アスペルギルスのアレルゲンの中で、分子構造がわかっており、WHOに登録されている代表的なアレルゲンです。
【本件に関するお問合せは下記まで】
シャープ株式会社
Tel:0666211221
URL:http://www.sharp.co.jp/
〒5458522
大阪市阿倍野区長池町22番22号
以 上