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中学生がピットクルー本社で職場体験 監視業務を通じてネットリテラシーを学ぶ

ピットクルー株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:小西 直人)は、本年1月22〜23日および2月3〜6日の日程で、中学生の職場体験授業受け入れを実施しました。
ネットリテラシー教育に対する教育関係者、保護者の関心が高まる中、ピットクルーはWEB監視業務の職場体験が生徒のネットリテラシー育成に貢献すると考え、東京都中央区立日本橋中学校からの要請を引き受けました。

■自発的に考え、判断することがリテラシー向上につながる

職場体験授業に参加したのは日本橋中学校の1年生10名と2年生27名です。このうち、1月22〜23日にピットクルー本社を訪れた1年生の授業は以下の内容で実施されました。

職場体験のスケジュール
1日目(1月22日) 午前:オリエンテーション 午後:監視基準に関する授業
2日目(1月23日) 午前:監視体験学習    午後:スタッフへのインタビュー、安全なネット利用のための授業

「監視基準に関する授業」では、「どのような投稿を不適切であると判断するか」をテーマにした問題(下図)を講師役の弊社社員が生徒に出題。生徒は2人1組のチームで「○」(適切)、「×」(不適切)を判断し、チーム間で正解率を競いました。

出題から正解発表までの数分間は「シンキングタイム」としました。講師は生徒と言葉を交わしながら「なぜ○(×)と考えたのか」を聴き出します。生徒は講師の言葉からヒントを見つけ、現在の解答のままでいいか、解答を変更するかをよく考えます。
正解が発表されると、生徒たちは「よし!」「えー?」と各々の感想を口にしていました。

2日目の「監視体験学習」では、「監視基準に関する授業」で学んだ監視基準の知識をもとに、パソコンのデモ管理画面上に表示された投稿を監視。投稿の適、不適を各自で判断し、チェックボックスにチェックを入れていくというWEB監視のバーチャル体験を実施しました。

このように、ひとり一人が真剣に考え、判断することで得た知識を持って職業体験に臨むことで、生徒たちはネットリテラシーを着実に深めていきました。
生徒のひとりは職業体験授業の感想を次のように述べてくれました。

「普段から家のパソコンでネットを利用していますが、今日はよくわからない問題がたくさんありました。特にゴッホの絵の著作権が死んでから50年で切れて、写真をホームページに掲載できるということに驚きました。ネットを利用するときは、いろいろなことに気遣わなければいけないのだと思いました。」

ピットクルーは今後も教育機関からの職場体験要請を引き受けていくとともに、教育関係者や保護者を対象にしたセミナー開催、情報提供活動などを通じて、ネットリテラシー育成に力を入れていく考えです。
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