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リタール、新世代クーリングユニット「Blue e+」を発表 〜 独自のハイブリッド冷却システムにより最大75%の省エネを実現 〜

制御盤用エンクロージャー(筐体)の世界のトップメーカーである独リタール社の日本法人、リタール株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:ローター・シュネレ)は、本日、新世代クーリングユニット「Blue e+」を発売しました。「Blue e+」は、これまでの冷却ソリューションと比較して最大75%の省エネを実現していると同時に、抜群の自由度、安全性、取り扱いやすさを備えています。またリタールは、優れたエンクロージャーメーカーであるだけでなく、温度管理システムでも卓越した技術力を持っており、これは「Blue e+」にも採用されています。

製品詳細: http://www.rittal.com/de_de/blue_e/plus/public/jp/

二酸化炭素は地球温暖化に及ぼす影響がもっとも大きな温室効果ガスです。二酸化炭素は、化石燃料の消費や森林破壊などの土地利用の変化によるだけでなく、産業活動や電力消費が及ぼす影響も増加しています。例えば現在、欧州では概算で約200万台のエンクロージャー用温度管理機器が電力ネットワークに接続されています。接続負荷の合計は2ギガワット(装置当たり平均 1 kW)と推定されます。これは潜在的な電力消費の観点から見ると、二酸化炭素(CO2)の年間排出量約400万トンに相当します。盤用冷却システムの世界的なリーディングカンパニーであるリタールの最終目標は、盤用クーラーの電力消費の削減を通じて環境保護に貢献し、エネルギー価格上昇の抑制に寄与することです。

【最大75%の省エネを試験で証明】
エネルギー効率を大幅に高めるため、新世代クーリングユニット「Blue e+」において、リタールは初めて特許取得済みの革新的なハイブリッドプロセスを導入しました。このユニットには、インバータ制御のコンプレッサーによる強制冷却装置と、受動冷却用のヒートパイプを組み合わせた冷却システムが採用されています。コンプレッサーは受動冷却では十分でない場合のみに使用されます。

このハイブリッド運転をいかに制御するかが、エネルギー効率の大幅な向上に重要な要素となり、部分負荷運転時のエネルギー効率の最適化に寄与しています。「Blue e+」のエネルギー効率は、完全ヒートパイプモードにおいて部分負荷が15%のとき、従来の盤用クーラーと比較して6倍向上しています。また部分負荷が65%で、両システムがハイブリッドモードで稼働する場合でも、「Blue e+」の効率は従来ユニットと比較して4倍となります。

新クーリングユニット「Blue e+」シリーズは、完全コンプレッサー冷却においても、非常に高いエネルギー効率を実現します。ファンとコンプレッサーにはDCモーターが使用されており、インバータ技術により、コンプレッサーとファンの動作速度は電圧制御システムを介して調整されるため、常にその時必要とされる的確な冷却出力を得ることができます。これらの技術により、エネルギー消費は従来製品に比べて格段に低減されました。初期試験結果では、新クーリングユニットの高いエネルギー効率により、最大75%(当社比)の省エネが実現されていることが証明されています。

これからの冷却システムには、TEWI(総合等価温暖化因子)が重要な指標となります。TEWI(総合等価温暖化因子)は、二酸化炭素(CO2)を含めた温暖化効果ガスの「大気中への直接放出(化学的影響)」と「エネルギー消費による間接放出」の和として表されます。リタールのクーリングユニットは、設計上冷媒回路は密閉構造ですので、適切に使用される限り直接放出の可能性はありません。さらに「Blue e+」シリーズは、エネルギー消費が抑えられており、二酸化炭素(CO2)排出量を削減し、地球温暖化の抑制にも貢献します。

【様々な電力ネットワークに対応するマルチ電圧入力】
「Blue e+」は、冷却能力が2,000〜6,000Wの間で4機種をラインアップしています。マルチ電圧対応(全機種 三相 380〜480 V, 50/60 Hz、一部機種は単相 110〜240 V, 50/60 Hzにも対応)となったことにより、使用される国・地域を選びません。世界中で同じ機種を使用できることは、物流コストを削減し、特に、グローバルに活躍する機械エンジニアにとって大きなメリットとなります。すなわち、機械が日本国内向けで販売されようと、ヨーロッパまたはアメリカに輸出されようと、クーリングユニットは常に同じものとなります。選ぶべき装置の種類が減少するだけでなく、スペアパーツ調達・管理も大幅に簡略化されます。
取り付けは従来機種同様、表面/半埋込/(一部機種は全埋込も可能)から選ぶことができ、全てのモデル・取り付け方法でカットアウトが共通化されているため、万が一の設計変更にも柔軟に対応可能です。

【優れたプロセス信頼性】
電力制御型の冷却により、エンクロージャー内の全部品にかかる熱ストレスが排除されます。従来の2点制御システム(設定温度とヒステリシスによる制御)に見られた周期的な温度変動は、もはや過去の話です。「Blue e+」では、エンクロージャー内の温度は速やかに設定温度に収束し、それ以降は常に一定温度を保ちます。これにより、クーリングユニットとエンクロージャー構成品の寿命が伸びるだけでなく、プロセス信頼性も向上します。

また「Blue e+」は、これまで4,000Wクラスだった最大冷却能力に6,000Wクラスが追加され、使用温度範囲は -30℃から +60℃となったことにより、より幅広いフィールドでお使いいただくことが可能です。

【シンプルな操作と迅速なサービス】
「Blue e+」は、前面のタッチパネルディスプレイにより、運転状況などが一目でわかり、設定変更も容易に行うことができます。多言語対応のシステムメッセージはテキストで表示されます。また専用アプリが用意されており、NFC通信対応のスマートフォンで、情報読み込み、設定変更、サービス依頼も可能です。将来的にはイーサネットなどの標準化された通信インターフェイスにより、生産工場の制御システムへ統合することも可能になります。


【独リタール社ならびにリタール株式会社について】
独リタール社は、制御盤・配電盤用エンクロージャーの世界のトップサプライヤーです。
世界150ヶ国に19のハイテク生産拠点を持ち、60社以上の現地法人(子会社)、ドイツ国内に22の配送センター等があり、全世界10,200人のスタッフが働いています。
リタール株式会社は、リタール製品の日本における製品・輸入・販売拠点として、1988年に設立されました。詳細につきましては、以下をご覧ください。
http://www.rittal.co.jp/

【製品に関するお客様からのお問い合わせ先】
リタール株式会社 プロダクトマネージメント 下曽山
Email: shimosoyama.y@rittal.co.jp
電話 : 045-478-6893
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