ヒューマン・ベース、投資事業におけるファンド組成や投資判断以外の“ノンコア業務”を受託するビジネスを本格的に展開
[09/02/17]
提供元:@Press
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ヒューマン・ベース株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長:小島 圭介)は、ベンチャービジネスへの投資事業を行っている事業法人やベンチャーキャピタルなどから、ファンド組成や投資判断以外の“ノンコア業務”を受託するビジネスを本格的に展開する。
既に業務を受託している大手人材系企業のエン・ジャパン株式会社や独立系ベンチャーキャピタルのグロースパートナーズ株式会社での投資事業が順調に推移していることから、“VCのVC”(ベンチャーキャピタルのボランタリーチェーン)を標榜して、年内に5社程度からの受託を目指す。
受託する“ノンコア業務”は、一番手間とコストがかかる、投資候補先となるベンチャービジネスの発掘・訪問・関係構築が中心で、その他投資後のバリューアップ(支援・育成)やエグジット(売却など投資資金の回収)など。
投資系企業は、ヒューマン・ベースに“ノンコア”業務を委託することで、運営コストの大幅な削減や投資の質の向上が期待できる。
日本国内には、ベンチャーキャピタルだけでも200社以上が存在するが、そのほとんどが小規模であるにもかかわらず投資・管理など全ての機能を有しているため、運営は非効率・コスト高となっている。
投資系企業は、今までは新規公開市場が良かったことで株式売却によるキャピタルゲインを得ることが出来、また集めた多額のファンドの運営報酬で運営費用を賄うことが出来、また親会社に全て経営資源(人・物・金・情報)を依存することが可能であったが、今後はいずれもが厳しくなっていくことは必至。
ヒューマン・ベースは複数の投資系企業からほぼ同一の業務を受託することで自らの運営費(人件費・家賃等)を共通化し、1社当たりの業務受託費を投資系企業が自前で運営するよりも大幅に安いものに設定出来る。
また、ヒューマン・ベースには大手のベンチャーキャピタルで実績を上げ、かつ企業経営の経験があるメンバーが揃っているため、小島社長曰く「投資情報の収集や企業への目利き、企業支援などの質は高いと自負している」。
一方、ベンチャービジネスにとっても投資系企業との間に入り、取りまとめをする“VCのVC”の存在はメリットが多い。
資金調達に際し、数十社のベンチャーキャピタルと面談し、そして彼らが必要とされる資料を作成・提出するなどの手間は、本業にも支障をきたす程の重い負担となっているが、これが軽減される。
株式市況のサイクルは3〜4年周期であるので、今投資したベンチャービジネスが上場してくる頃には、市況も回復している可能性は大。実際、株式市況の悪い時期にベンチャービジネスの株式を“仕込んだ”ファンドの利回りは良い。
また、ベンチャービジネスの株価評価は、上場企業の株価に準拠するので、株式市況が冷え込んでいる現在は、以前の3分の1くらいとなっている。
ここ1年くらいは本来であればベンチャービジネス株式の「仕込み時」である。
これまでの日本のベンチャーキャピタルによるベンチャービジネスへの投資や育成のレベルは国際的にも高いものとは言えない。日本経済復活のための一つの起爆剤となりうる“真のベンチャーキャピタル”の出現が待望されている。
●参考(メンバー構成)
ヒューマン・ベースは日本アジア投資とジャフコ、ドリームインキュベータの元幹部が設立・運営している。
全メンバーが経営者や幹部として実業の経営に携わり、その企業の成長に貢献した経験がある。
●小島 圭介
ヒューマン・ベース株式会社 代表取締役社長
その他、エン・ジャパン株式会社・外食企業など4社の顧問を兼任している。
一橋大学卒業後、1991年4月に日本アジア投資株式会社に入社。
同社在籍時、ベンチャー企業への投資社数等でトップクラスの実績を残し、20代で広島支店長に就任。
2000年9月に戦略系コンサルティングファーム・株式会社ドリームインキュベータに入社し、マーケティングマネジャーとして投資事業を担当する。
その後、投資先企業であった外食ベンチャーに転じ、代表取締役社長として戦略・人事・財務・店舗開発・新規事業(ハウスウェディング事業立上げ)を担当し、同社の成長(年商規模は1,700百万円から4,500百万円、経常利益は30百万円から200百万円へ)の一助となる。
2006年同社の代表権を返上し、同年10月ヒューマン・ベース株式会社を創業。
●顧問:山口 哲史
ガイア・パートナーズ合同会社 代表社員、東京工業大学特任教授
横浜国立大学卒業後、1988年4月に株式会社ジャフコに入社。
日本・米国・アジアにおいて17年間にわたりベンチャー投資、ファンド設立・
運営等に携わる。
投資または経営支援したベンチャー企業は80社以上、累計投資金額は200億円以上にのぼり、うち上場またはトレードセールの成功は30社以上、キャピタルゲイン総額は1,000億円を超える。
同社で投資部長、投資本部長等を歴任した後、日中関連の事業を総合展開する中文産業株式会社に転じ、グループ各社の代表取締役や取締役として企業の立上げ・事業運営や財務・管理など経営全般を行う傍ら、多数のベンチャービジネスの取締役やアドバイザーを務めている。
●顧問:藤野 孝
明治大学卒業後、1991年4月ソニー株式会社に入社。
同社では主に経営管理部門に属する。
慶應義塾大学院経営管理科でMBAを取得後、2001年3月株式会社ドリームインキュベータに入社、同社の上場準備やIRを担当した後、コンサルタントとして多数の企業の戦略構築等のプロジェクトに携わる。
2003年9月に事業再生案件であったナスステンレス株式会社に転じ、CFOとして再生に尽力して同社が大手企業に買収されるにいたる道筋をつけた後、2005年6月エン・ジャパン株式会社に入社。
取締役管理本部長・CFOとして同社の発展に貢献した後、2008年8月に同職を退任。
●佐々木 陽三朗
慶応大学卒業後、1994年4月に日本アジア投資株式会社に入社。
その後転じた株式会社ドリームインキュベータ在籍時と併せて8年間にわたりベンチャー投資・育成を行う。
株式会社ドリームインキュベータでは、上場準備業務も責任者として担当。
その後、大手サービス系企業でファイナンス・IR関連業務を行う一方、マーケティング(広告宣伝・社内コミュニケーション等)や購買管理部門の立ち上げを担当。
2007年12月ヒューマン・ベース株式会社に参画。
●徳永 大造
法政大学工学部卒業後、2000年4月に日本アジア投資株式会社に入社。
ベンチャー投資・育成業務に従事した後、投資先企業に転じ、2社においてCS放送やネット通販などの事業立ち上げを行う。
2006年12月ヒューマン・ベース株式会社に参画。
【会社概要】
会社名 : ヒューマン・ベース株式会社
所在地 : 〒150-0046 東京都渋谷区松涛1-7-8マストライフ松涛スイーツ201
代表者 : 代表取締役社長 小島 圭介
設立日 : 2006年10月3日
資本金 : 20,000,000円
事業内容: 経営実務請負、投資育成、人材紹介・派遣
URL : http://www.humanbase.jp/
既に業務を受託している大手人材系企業のエン・ジャパン株式会社や独立系ベンチャーキャピタルのグロースパートナーズ株式会社での投資事業が順調に推移していることから、“VCのVC”(ベンチャーキャピタルのボランタリーチェーン)を標榜して、年内に5社程度からの受託を目指す。
受託する“ノンコア業務”は、一番手間とコストがかかる、投資候補先となるベンチャービジネスの発掘・訪問・関係構築が中心で、その他投資後のバリューアップ(支援・育成)やエグジット(売却など投資資金の回収)など。
投資系企業は、ヒューマン・ベースに“ノンコア”業務を委託することで、運営コストの大幅な削減や投資の質の向上が期待できる。
日本国内には、ベンチャーキャピタルだけでも200社以上が存在するが、そのほとんどが小規模であるにもかかわらず投資・管理など全ての機能を有しているため、運営は非効率・コスト高となっている。
投資系企業は、今までは新規公開市場が良かったことで株式売却によるキャピタルゲインを得ることが出来、また集めた多額のファンドの運営報酬で運営費用を賄うことが出来、また親会社に全て経営資源(人・物・金・情報)を依存することが可能であったが、今後はいずれもが厳しくなっていくことは必至。
ヒューマン・ベースは複数の投資系企業からほぼ同一の業務を受託することで自らの運営費(人件費・家賃等)を共通化し、1社当たりの業務受託費を投資系企業が自前で運営するよりも大幅に安いものに設定出来る。
また、ヒューマン・ベースには大手のベンチャーキャピタルで実績を上げ、かつ企業経営の経験があるメンバーが揃っているため、小島社長曰く「投資情報の収集や企業への目利き、企業支援などの質は高いと自負している」。
一方、ベンチャービジネスにとっても投資系企業との間に入り、取りまとめをする“VCのVC”の存在はメリットが多い。
資金調達に際し、数十社のベンチャーキャピタルと面談し、そして彼らが必要とされる資料を作成・提出するなどの手間は、本業にも支障をきたす程の重い負担となっているが、これが軽減される。
株式市況のサイクルは3〜4年周期であるので、今投資したベンチャービジネスが上場してくる頃には、市況も回復している可能性は大。実際、株式市況の悪い時期にベンチャービジネスの株式を“仕込んだ”ファンドの利回りは良い。
また、ベンチャービジネスの株価評価は、上場企業の株価に準拠するので、株式市況が冷え込んでいる現在は、以前の3分の1くらいとなっている。
ここ1年くらいは本来であればベンチャービジネス株式の「仕込み時」である。
これまでの日本のベンチャーキャピタルによるベンチャービジネスへの投資や育成のレベルは国際的にも高いものとは言えない。日本経済復活のための一つの起爆剤となりうる“真のベンチャーキャピタル”の出現が待望されている。
●参考(メンバー構成)
ヒューマン・ベースは日本アジア投資とジャフコ、ドリームインキュベータの元幹部が設立・運営している。
全メンバーが経営者や幹部として実業の経営に携わり、その企業の成長に貢献した経験がある。
●小島 圭介
ヒューマン・ベース株式会社 代表取締役社長
その他、エン・ジャパン株式会社・外食企業など4社の顧問を兼任している。
一橋大学卒業後、1991年4月に日本アジア投資株式会社に入社。
同社在籍時、ベンチャー企業への投資社数等でトップクラスの実績を残し、20代で広島支店長に就任。
2000年9月に戦略系コンサルティングファーム・株式会社ドリームインキュベータに入社し、マーケティングマネジャーとして投資事業を担当する。
その後、投資先企業であった外食ベンチャーに転じ、代表取締役社長として戦略・人事・財務・店舗開発・新規事業(ハウスウェディング事業立上げ)を担当し、同社の成長(年商規模は1,700百万円から4,500百万円、経常利益は30百万円から200百万円へ)の一助となる。
2006年同社の代表権を返上し、同年10月ヒューマン・ベース株式会社を創業。
●顧問:山口 哲史
ガイア・パートナーズ合同会社 代表社員、東京工業大学特任教授
横浜国立大学卒業後、1988年4月に株式会社ジャフコに入社。
日本・米国・アジアにおいて17年間にわたりベンチャー投資、ファンド設立・
運営等に携わる。
投資または経営支援したベンチャー企業は80社以上、累計投資金額は200億円以上にのぼり、うち上場またはトレードセールの成功は30社以上、キャピタルゲイン総額は1,000億円を超える。
同社で投資部長、投資本部長等を歴任した後、日中関連の事業を総合展開する中文産業株式会社に転じ、グループ各社の代表取締役や取締役として企業の立上げ・事業運営や財務・管理など経営全般を行う傍ら、多数のベンチャービジネスの取締役やアドバイザーを務めている。
●顧問:藤野 孝
明治大学卒業後、1991年4月ソニー株式会社に入社。
同社では主に経営管理部門に属する。
慶應義塾大学院経営管理科でMBAを取得後、2001年3月株式会社ドリームインキュベータに入社、同社の上場準備やIRを担当した後、コンサルタントとして多数の企業の戦略構築等のプロジェクトに携わる。
2003年9月に事業再生案件であったナスステンレス株式会社に転じ、CFOとして再生に尽力して同社が大手企業に買収されるにいたる道筋をつけた後、2005年6月エン・ジャパン株式会社に入社。
取締役管理本部長・CFOとして同社の発展に貢献した後、2008年8月に同職を退任。
●佐々木 陽三朗
慶応大学卒業後、1994年4月に日本アジア投資株式会社に入社。
その後転じた株式会社ドリームインキュベータ在籍時と併せて8年間にわたりベンチャー投資・育成を行う。
株式会社ドリームインキュベータでは、上場準備業務も責任者として担当。
その後、大手サービス系企業でファイナンス・IR関連業務を行う一方、マーケティング(広告宣伝・社内コミュニケーション等)や購買管理部門の立ち上げを担当。
2007年12月ヒューマン・ベース株式会社に参画。
●徳永 大造
法政大学工学部卒業後、2000年4月に日本アジア投資株式会社に入社。
ベンチャー投資・育成業務に従事した後、投資先企業に転じ、2社においてCS放送やネット通販などの事業立ち上げを行う。
2006年12月ヒューマン・ベース株式会社に参画。
【会社概要】
会社名 : ヒューマン・ベース株式会社
所在地 : 〒150-0046 東京都渋谷区松涛1-7-8マストライフ松涛スイーツ201
代表者 : 代表取締役社長 小島 圭介
設立日 : 2006年10月3日
資本金 : 20,000,000円
事業内容: 経営実務請負、投資育成、人材紹介・派遣
URL : http://www.humanbase.jp/