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第4回「世界に誇れる日本企業」調査 上位安定も、独自の商品・サービスでランクアップする企業も!

与信管理ASPクラウドサービスを提供するリスクモンスター株式会社(以下 リスモン、本社:東京都中央区、 http://www.riskmonster.co.jp/ )は、第4回「世界に誇れる日本企業」調査結果を発表いたしました。


1.実施概要
・調査名称       :第4回「世界に誇れる日本企業」調査
・調査方法       :インターネット調査
・調査エリア      :全国
・調査機関       :2016年4月23日(土)〜2016年4月24日(日)
・調査対象者      :20〜59歳の有職者男女個人、60〜69歳の男女個人
・調査対象企業と選定方法:年間売上2,500億円以上、従業員数5,000人以上の
             企業200社を抽出
・有効回収数      :1,000サンプル


2.調査結果
[1]上位6社の顔ぶれは替わらずも、7位以下は大きな変動が!
今回で第4回となります「世界に誇れる日本企業」調査。今回もランキング1位は「トヨタ自動車」(回答率52.8%)となり、これで第1回からの4連覇達成となりました。次いで「パナソニック」が2位(同29.8%)、「ソニー」が3位(同29.2%)となり、以下「本田技研工業(ホンダ)」(同27.5%)、「キヤノン」(同26.0%)、「日産自動車」(同24.7%)、「任天堂」(同21.5%)と続きました。(図表A)

業種としては、自動車製造業3社(トヨタ自動車、本田技研工業、日産自動車)、電気機器製造業5社(パナソニック、ソニー、キヤノン、日立製作所、富士通)、その他製造業7社(任天堂、日清食品、ブリヂストン、サントリー、ヤマハ、味の素、TOTO)と、製造業がトップ20のうち15社を占め、「ものづくり日本」が誇る高品質・技術力に対する信頼性が表れた結果がうかがえます。
製造業以外では、全日本空輸(ANA)、ヤマト運輸がランクインしており、国内の運輸サービスの質の高さが評価された結果と考えられます。
なお、トップ100については図表Bの通りです。

前回(第3回)調査との比較では、上位6社の顔触れに変化はありませんでしたが、7位以下では、大幅な順位変動が見られました。中でも、「全日本空輸(ANA)」(前回20位→今回8位)、「日本航空(JAL)」(前回33位→今回17位)、「日清食品」(前回22位→今回9位)、「セブン-イレブン」(前回27位→今回15位)の4社がそれぞれ大幅にランクアップした一方で、「富士通」(前回13位→今回19位)、「TOTO」(前回12位→今回20位)の2社がそれぞれ大幅にランクダウンしました。なお、図表にはありませんが、「東芝」(前回8位→今回28位)、「シャープ」(前回18位→今回43位)は上位ランクから大幅なランクダウンとなっています。(図表C)

[2]選択理由は、グローバルに誇れる「技術力」!
「世界に誇れる日本企業」に重視するイメージでは、やはり「技術力」を挙げる回答が56.6%と最も多く、次いで「製品・商品の品質」(回答率46.9%)、「世界シェア」(同32.1%)、「安定性」(同31.8%)、「業績」(同25.0%)と上位5項目については、前回と同順位となったことから、人々が企業を世界に誇れると感じる主な要因に、「ブレ」がないことがわかります。(図表D)


3.総評
今回の上位100社の業種を見ると、100社中54社が「モノづくり」の企業となっています。中でも上位6社においては、第1回調査から顔触れに変化なく、「トヨタ自動車」においては第1回から今回まで常に1位に君臨し続けています。これら上位の製造業の多くが、「高い技術力」や「品質」を武器として、事業規模を拡大してきた企業であり、それらの商品を世界に送り出すことで、輸出大国としての日本の地位を築きあげることに貢献してきた企業ともいえます。

また、今回大幅なランクアップを果たした企業として、24時間営業やコンビニエンスストアという概念を作り上げてきた「セブン-イレブン」やインスタント麺の先駆者であり、カップヌードルという世界的ヒット商品を世に送り出した「日清食品」、「おもてなし」と評される日本独特の高いサービス意識を基に世界の競合との差別化を図る「全日本空輸」や「日本航空」などが挙げられますが、これらの企業は、独特な商品やサービスの開発によって、日本を代表する企業となっており、上位6社とは異質の評価を受けている点は特筆すべきでしょう。

一方、前回まで常に上位20位内にランクインしていた「シャープ」が今回43位にまで大幅にランクダウンした点は、昨今の鴻海精密工業(台湾)による買収やそれに伴う技術流出などを国民が不安視している表れといえるでしょう。同様に前回8位の「東芝」が今回28位にランクダウンしている点も、不祥事が主因であると捉えることができます。

上述のとおり本調査結果からは、日本国民は、「高い技術力」、「製品力(品質)」という「モノづくり日本」の根幹に高い自信やプライドを持ちつつ、さらに日本独自のサービスや商品が世界に通じることを世界に誇れると感じていることをうかがうことができます。ランキング上位企業においては、国民から日本を代表する企業として見られていることを十分に認識した上で、強みを十分に生かしながら世界中の企業と競い合い、より一層、世界に誇れる企業となっていくことを期待したいものです。

※本編はダイジェスト版です。詳細な内容は、以下掲載サイトよりご覧いただけます。


■リスモン調べとは
リスモンが独自に調査するレポートのことです。これまでリスモンでは企業活動関連の調査として他にも「100年後も生き残ると思う日本企業調査」「環境への配慮が感じられる企業調査」や「この企業に勤める人と結婚したいアンケート調査」などを発表しており、今後も「企業活動」に関するさまざまな切り口の調査を実施することで、企業格付の更新に役立てていくとともに、情報発信を行うことで新しい調査ターゲットの創出、新サービスの開発などに取り組んでまいります。

掲載サイトはこちら
http://www.riskmonster.co.jp/rm-research/


■リスモンの概要(東京証券取引所ジャスダック上場 証券コード:3768)
2000年9月設立。同年12月よりインターネットを活用した与信管理業務のアウトソーシングサービス、ASPサービス事業を開始しました。以来サービス分野を拡大し、現在は与信管理サービス、ビジネスポータルサイト(グループウェアサービス等)およびBPOサービスの3つを中核事業と位置づけ、事業展開しております。
リスモングループ法人会員数は、2016年3月末時点で10,405(内、与信管理サービス等 5,223、ビジネスポータルサイト等 3,098、その他2,084)となっております。
http://www.riskmonster.co.jp
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