井津建郎「インド ― 光のもとへ」Kenro Izu : Eternal Light 写真展7月2日より開催 世界初公開・120点のモノクロが語る、いのちの尊厳
[16/06/23]
提供元:@Press
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清里フォトアートミュージアム(所在地:山梨県北杜市、館長:細江英公)は、井津建郎(いず けんろう)の写真展『井津建郎「インド ― 光のもとへ」Kenro Izu: Eternal Light』を2016年7月2日(土)〜10月10日(月・祝)の期間で開催いたします。
清里フォトアートミュージアム: http://www.kmopa.com/
■展示会概要
ニューヨークを拠点に、プラチナ・プリント技法による石造遺跡の作品で高い評価を得てきた、井津建郎(いず けんろう)の新作を展示いたします。
1996年、井津は初めてインド・ベナレスを訪れ、死者が荼毘(だび)に付される様子を目にしました。ベナレスは、ヒンドゥー教徒が、死後ガンジス河に流されることを切望する聖地です。喪主が河に灰を投げ入れ、談笑していた家族は立ち去り、後には何も残っていない ――― 私たちとは異なる死生観を目の当たりにしてから10年の後、インドでの本格的な撮影が始まりました。
井津は、異色の経歴を持つ写真家としても知られています。1993年、アンコール遺跡の撮影をきっかけに、NPOを創立。カンボジアとラオスに小児病院を設立しました。その活動を通して多くの命に触れた経験は、遺跡から聖地を守る人々へ、さらに、死と向き合う人々へと、井津の眼差しに大きな変化をもたらしました。
深い信仰に支えられたヒンドゥーの人々が迎える死、それは苦しみに満ちた輪廻の世界から、次の生への旅立ちです。彼らは、永遠の「光」のもとへ帰ることを信じ、穏やかに死を受け入れているのです。その「光」を写真に刻もうとした井津は、自らの代名詞である大型カメラによる撮影スタイルを離れ、手持ちのカメラを駆使した新たな技法に挑戦する道を選びました。静謐なモノクロームに広がる深遠な世界は、井津建郎の新境地そのものといえます。
■井津建郎(いず けんろう)
1949年大阪に生まれる。20歳で写真家を目指し渡米。1974年より宝石を専門に撮影するスタジオを運営。1979年より14×20インチ(約36×50cm)フィルムと、重さ100キロの大型カメラで世界各地の聖地を撮影している。
自身が創立した小児病院のNPOでは、“アートは社会を変え得る”というメッセージをこめて、1997年より毎年チャリティ・オークションを主催。多数の写真家が賛同し、作品を無償提供している。
2007年、写真界のアカデミー賞と言われる「ルーシー・アワード」のヴィジョナリー賞を受賞した。
■開催概要
展覧会名:井津建郎「インド ― 光のもとへ」 Kenro Izu : Eternal Light
会期 :2016年7月2日(土)〜10月10日(月・祝)
休館日 :7、8月は無休。9月以降は毎週火曜日
会場 :清里フォトアートミュージアム
〒407-0301 山梨県北杜市高根町清里3545-1222
アクセス:車/中央自動車道須玉I.C.または長坂I.C.より車で約20分
JR/中央本線「小淵沢駅」から小海線「清里駅」下車、車で約10分
詳細: http://www.kmopa.com/?page_id=3258
開館時間:10:00〜18:00(入館は閉館30分前まで)
入館料 :一般/800円(600円)、学生/600円(400円)
中・高生/400円(200円)、友の会・会員/無料
※( )内は20名様以上の団体料金
※家族割引あり(2名以上〜6名様まで)
■会期中のイベント
【K・MoPAチャリティ・ライブ2016】
「小児病院をつくった写真家・井津建郎」
日時 :7月30日(土) 14:00〜16:00
会場 :当館音楽堂
参加費:一般3,000円、2名以上はお一人2,000円、小・中学生は無料
友の会会員は各1,000円引き
要予約/定員120名/全席自由
K・MoPAが支援する「ラオ・フレンズ小児病院」と「アンコール小児病院」は、写真家・井津建郎が創設。なぜ彼は、異国の地に病院をつくろうと決意したのか?ノンフィクション作家の山岡淳一郎が、その原点にせまります。収益は、同病院と東日本大震災の被災者支援団体「いのち・むすびば」に寄付します。
・第一部<トーク>
出演:井津建郎、山岡淳一郎(ノンフィクション作家)、赤尾和美(看護師)
・第二部<ライブ>
出演:ウォン・ウィンツァン(ピアニスト、即興演奏家、作曲家)
【アーティストによるギャラリー・トーク:「インド ― 光のもとへ」】
日時 :7月31日(日) 13:00〜15:00
場所 :展覧会会場
参加費:入館料のみ
出演 :井津建郎、山岡淳一郎(ノンフィクション作家)
ノンフィクション作家の山岡淳一郎を聞き手に、井津建郎がさまざまな撮影エピソードなどを語る対談形式のギャラリー・トークです。
【プラチナ・プリント・ワークショップ】
日時:9月24・25日(土・日)2日間
講師:細江賢治(写真家)
場所:館内スタジオなど
要予約/定員8名
参加のお申し込みは、9月17日(土)まで
プラチナ・プリントとは、鉄塩の感光性を利用し、プラチナやパラジウムを使用して焼き付ける古典技法です。白から黒までの豊かな階調と、微妙なグラデーション表現が特徴です。保存性が高く、画像は劣化・退色しません。あなたも手作りの印画紙に写真を焼き付けてみませんか。暗室作業は初めてという方でも丁寧に指導します。
※詳しい日程などは当館ホームページをご覧ください。
■ミュージアム概要
名称 : 清里フォトアートミュージアム
館長 : 細江英公
所在地 : 〒407-0301 山梨県北杜市高根町清里3545-1222
ホームページ: http://www.kmopa.com/
Twitter : https://www.twitter.com/kmopa
Facebook : https://www.facebook.com/kmopa
■お客様からのお問い合わせ先
清里フォトアートミュージアム
Tel : 0551-48-5599(代表)
Fax : 0551-48-5445
E-mail: info@kmopa.com
清里フォトアートミュージアム: http://www.kmopa.com/
■展示会概要
ニューヨークを拠点に、プラチナ・プリント技法による石造遺跡の作品で高い評価を得てきた、井津建郎(いず けんろう)の新作を展示いたします。
1996年、井津は初めてインド・ベナレスを訪れ、死者が荼毘(だび)に付される様子を目にしました。ベナレスは、ヒンドゥー教徒が、死後ガンジス河に流されることを切望する聖地です。喪主が河に灰を投げ入れ、談笑していた家族は立ち去り、後には何も残っていない ――― 私たちとは異なる死生観を目の当たりにしてから10年の後、インドでの本格的な撮影が始まりました。
井津は、異色の経歴を持つ写真家としても知られています。1993年、アンコール遺跡の撮影をきっかけに、NPOを創立。カンボジアとラオスに小児病院を設立しました。その活動を通して多くの命に触れた経験は、遺跡から聖地を守る人々へ、さらに、死と向き合う人々へと、井津の眼差しに大きな変化をもたらしました。
深い信仰に支えられたヒンドゥーの人々が迎える死、それは苦しみに満ちた輪廻の世界から、次の生への旅立ちです。彼らは、永遠の「光」のもとへ帰ることを信じ、穏やかに死を受け入れているのです。その「光」を写真に刻もうとした井津は、自らの代名詞である大型カメラによる撮影スタイルを離れ、手持ちのカメラを駆使した新たな技法に挑戦する道を選びました。静謐なモノクロームに広がる深遠な世界は、井津建郎の新境地そのものといえます。
■井津建郎(いず けんろう)
1949年大阪に生まれる。20歳で写真家を目指し渡米。1974年より宝石を専門に撮影するスタジオを運営。1979年より14×20インチ(約36×50cm)フィルムと、重さ100キロの大型カメラで世界各地の聖地を撮影している。
自身が創立した小児病院のNPOでは、“アートは社会を変え得る”というメッセージをこめて、1997年より毎年チャリティ・オークションを主催。多数の写真家が賛同し、作品を無償提供している。
2007年、写真界のアカデミー賞と言われる「ルーシー・アワード」のヴィジョナリー賞を受賞した。
■開催概要
展覧会名:井津建郎「インド ― 光のもとへ」 Kenro Izu : Eternal Light
会期 :2016年7月2日(土)〜10月10日(月・祝)
休館日 :7、8月は無休。9月以降は毎週火曜日
会場 :清里フォトアートミュージアム
〒407-0301 山梨県北杜市高根町清里3545-1222
アクセス:車/中央自動車道須玉I.C.または長坂I.C.より車で約20分
JR/中央本線「小淵沢駅」から小海線「清里駅」下車、車で約10分
詳細: http://www.kmopa.com/?page_id=3258
開館時間:10:00〜18:00(入館は閉館30分前まで)
入館料 :一般/800円(600円)、学生/600円(400円)
中・高生/400円(200円)、友の会・会員/無料
※( )内は20名様以上の団体料金
※家族割引あり(2名以上〜6名様まで)
■会期中のイベント
【K・MoPAチャリティ・ライブ2016】
「小児病院をつくった写真家・井津建郎」
日時 :7月30日(土) 14:00〜16:00
会場 :当館音楽堂
参加費:一般3,000円、2名以上はお一人2,000円、小・中学生は無料
友の会会員は各1,000円引き
要予約/定員120名/全席自由
K・MoPAが支援する「ラオ・フレンズ小児病院」と「アンコール小児病院」は、写真家・井津建郎が創設。なぜ彼は、異国の地に病院をつくろうと決意したのか?ノンフィクション作家の山岡淳一郎が、その原点にせまります。収益は、同病院と東日本大震災の被災者支援団体「いのち・むすびば」に寄付します。
・第一部<トーク>
出演:井津建郎、山岡淳一郎(ノンフィクション作家)、赤尾和美(看護師)
・第二部<ライブ>
出演:ウォン・ウィンツァン(ピアニスト、即興演奏家、作曲家)
【アーティストによるギャラリー・トーク:「インド ― 光のもとへ」】
日時 :7月31日(日) 13:00〜15:00
場所 :展覧会会場
参加費:入館料のみ
出演 :井津建郎、山岡淳一郎(ノンフィクション作家)
ノンフィクション作家の山岡淳一郎を聞き手に、井津建郎がさまざまな撮影エピソードなどを語る対談形式のギャラリー・トークです。
【プラチナ・プリント・ワークショップ】
日時:9月24・25日(土・日)2日間
講師:細江賢治(写真家)
場所:館内スタジオなど
要予約/定員8名
参加のお申し込みは、9月17日(土)まで
プラチナ・プリントとは、鉄塩の感光性を利用し、プラチナやパラジウムを使用して焼き付ける古典技法です。白から黒までの豊かな階調と、微妙なグラデーション表現が特徴です。保存性が高く、画像は劣化・退色しません。あなたも手作りの印画紙に写真を焼き付けてみませんか。暗室作業は初めてという方でも丁寧に指導します。
※詳しい日程などは当館ホームページをご覧ください。
■ミュージアム概要
名称 : 清里フォトアートミュージアム
館長 : 細江英公
所在地 : 〒407-0301 山梨県北杜市高根町清里3545-1222
ホームページ: http://www.kmopa.com/
Twitter : https://www.twitter.com/kmopa
Facebook : https://www.facebook.com/kmopa
■お客様からのお問い合わせ先
清里フォトアートミュージアム
Tel : 0551-48-5599(代表)
Fax : 0551-48-5445
E-mail: info@kmopa.com