第4回「独創性を感じる日本企業」調査 〜今年も上位戦線異状なし!上位を脅かす新興企業の出現に期待〜
[16/06/24]
提供元:@Press
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与信管理ASPクラウドサービスを提供するリスクモンスター株式会社(以下 リスモン、本社:東京都中央区、 http://www.riskmonster.co.jp/ )は、第4回「独創性を感じる日本企業」調査の結果を発表いたしました。
1.実施概要
・調査名称 :第4回「独創性を感じる日本企業」調査
・調査方法 :インターネット調査
・調査エリア :全国
・調査機関 :2016年4月23日(土)〜2016年4月24日(日)
・調査対象者 :20〜59歳の有職者男女個人、60〜69歳の男女個人
・調査対象企業と選定方法:年間売上2,500億円以上、従業員数5,000人以上の
企業200社を抽出
・有効回収数 :1,000サンプル
2.調査結果
[1]「トヨタ」「ソニー」「任天堂」がベスト3!
第4回「独創性を感じる日本企業」アンケートのランキング1位は「トヨタ自動車」(回答率18.1%)となりました。次いで「ソニー」が2位(同12.1%)、「任天堂」が3位(同11.7%)となり、以下「本田技研工業(ホンダ)」(同11.3%)、「タニタ」(同8.5%)、「ファーストリテイリング(ユニクロ)」(同8.4%)と続きました。(図表A)
業種別では、製造業がトップ20のうち15社を占め、前回に引き続き日本の製造業が有する開発力や技術力の信頼性が表れた結果となりました。一方、製造業以外の5社(ファーストリテイリング(ユニクロ)、セブン-イレブン、ヤマト運輸、楽天、ソフトバンク)では、小売・サービス業5社がランクインし、近年、それぞれ品質やビジネスモデルにおける独自のサービス手法を編み出し、消費者から高い評価を得ている企業が挙げられました。
なお、トップ100については図表Bの通りです。
[2]上位顔ぶれに大きな変動なし!
前回(第3回)調査との比較では、上位5社のうち、「トヨタ自動車」、「ソニー」、「任天堂」、「本田技研工業(ホンダ)」の4社は前回調査に引き続いてランクインしており、安定した支持を得続けています。ただし、今回5位となった「タニタ」は前回8位からのランクアップとなりました。
上位20社では、圏外から「セブン-イレブン」(前回21位→今回9位)、「ヤクルト」(前回37位→今回19位)の2社がそれぞれに大幅にランクアップとなりましたが、それ以外の18社は前回調査に引き続いて上位20社ランクインとなりました。(図表C)
[3]商品・サービスのブランド力への評価が高まる!
「独創性を感じる日本企業」に重視するイメージを聞いたところ、「商品・サービスの品質」を挙げる回答が49.4%と最も多く、次いで「商品・サービスのデザイン」(回答率32.5%)、「ビジネスモデル」(同24.1%)、と上位3項目については、前回と同順位でした。
しかし、4番目の項目として、「商品名・サービス名」(同19.7%)が前回より2ランクアップしており、商品・サービスのブランド力の影響が高まっていると考えられます。(図表D)
3.総評
日本は、「モノづくり」の国といわれ、戦後から数十年にわたり世界のトップブランドをいくつも築き上げ、高い独創性を有する「モノづくり」に誇りを持ち続けています。今回のランキングにおいても、独創性の高い技術や商品によって世界に進出して久しい「トヨタ自動車」や「ソニー」、「任天堂」がTOP3として挙げられました。
一方で、今回のランキング上位100社を見ると、約3割にあたる27社が「モノづくり」以外の企業となりました。(図表E)
例えば、日本独自のコンビニシステムとして顧客の便利さを追求し、進化し続けている「セブン-イレブン」や、早く確実に届く、宅配便サービスシステムを構築した「ヤマト運輸」など、小売業やサービス業として、独自のビジネスモデルにより、消費者に高付加価値を提供している点が、その独創性の評価を高めていると考えられます。また、上記2社以外にも、「ファーストリテイリング(ユニクロ)」や「楽天」、「ソフトバンク」などは、独自の「ビジネスモデル」や「サービス展開」を打ち出すことで、規模を拡大してきた企業といえます。
しかしながら、ここ数年、上位企業の顔触れがほとんど変わっていないことは、上位を独占する常連企業を脅かすような新興企業が現れていない日本の現状を表しています。これらの上位企業を脅かすほどの「あっ」と驚く独創性を持った新興企業が数多く現れ、日本経済の活性化につながることを期待したいものです。
※ 本編はダイジェスト版です。詳細な内容は、以下掲載サイトよりご覧いただけます。
■リスモン調べとは
リスモンが独自に調査するレポートのことです。これまでリスモンでは企業活動関連の調査として他にも「100年後も生き残ると思う日本企業調査」「環境への配慮が感じられる企業調査」や「この企業に勤める人と結婚したいアンケート調査」などを発表しており、今後も「企業活動」に関するさまざまな切り口の調査を実施することで、企業格付の更新に役立てていくとともに、情報発信を行うことで新しい調査ターゲットの創出、新サービスの開発などに取り組んでまいります。
掲載サイトはこちら
http://www.riskmonster.co.jp/rm-research/
■リスモンの概要(東京証券取引所ジャスダック上場 証券コード:3768)
2000年9月設立。同年12月よりインターネットを活用した与信管理業務のアウトソーシングサービス、ASPサービス事業を開始しました。以来サービス分野を拡大し、現在は与信管理サービス、ビジネスポータルサイト(グループウェアサービス等)およびBPOサービスの3つを中核事業と位置づけ、事業展開しております。
リスモングループ法人会員数は、2016年3月末時点で10,405(内、与信管理サービス等 5,223、ビジネスポータルサイト等 3,098、その他 2,084)となっております。
http://www.riskmonster.co.jp
1.実施概要
・調査名称 :第4回「独創性を感じる日本企業」調査
・調査方法 :インターネット調査
・調査エリア :全国
・調査機関 :2016年4月23日(土)〜2016年4月24日(日)
・調査対象者 :20〜59歳の有職者男女個人、60〜69歳の男女個人
・調査対象企業と選定方法:年間売上2,500億円以上、従業員数5,000人以上の
企業200社を抽出
・有効回収数 :1,000サンプル
2.調査結果
[1]「トヨタ」「ソニー」「任天堂」がベスト3!
第4回「独創性を感じる日本企業」アンケートのランキング1位は「トヨタ自動車」(回答率18.1%)となりました。次いで「ソニー」が2位(同12.1%)、「任天堂」が3位(同11.7%)となり、以下「本田技研工業(ホンダ)」(同11.3%)、「タニタ」(同8.5%)、「ファーストリテイリング(ユニクロ)」(同8.4%)と続きました。(図表A)
業種別では、製造業がトップ20のうち15社を占め、前回に引き続き日本の製造業が有する開発力や技術力の信頼性が表れた結果となりました。一方、製造業以外の5社(ファーストリテイリング(ユニクロ)、セブン-イレブン、ヤマト運輸、楽天、ソフトバンク)では、小売・サービス業5社がランクインし、近年、それぞれ品質やビジネスモデルにおける独自のサービス手法を編み出し、消費者から高い評価を得ている企業が挙げられました。
なお、トップ100については図表Bの通りです。
[2]上位顔ぶれに大きな変動なし!
前回(第3回)調査との比較では、上位5社のうち、「トヨタ自動車」、「ソニー」、「任天堂」、「本田技研工業(ホンダ)」の4社は前回調査に引き続いてランクインしており、安定した支持を得続けています。ただし、今回5位となった「タニタ」は前回8位からのランクアップとなりました。
上位20社では、圏外から「セブン-イレブン」(前回21位→今回9位)、「ヤクルト」(前回37位→今回19位)の2社がそれぞれに大幅にランクアップとなりましたが、それ以外の18社は前回調査に引き続いて上位20社ランクインとなりました。(図表C)
[3]商品・サービスのブランド力への評価が高まる!
「独創性を感じる日本企業」に重視するイメージを聞いたところ、「商品・サービスの品質」を挙げる回答が49.4%と最も多く、次いで「商品・サービスのデザイン」(回答率32.5%)、「ビジネスモデル」(同24.1%)、と上位3項目については、前回と同順位でした。
しかし、4番目の項目として、「商品名・サービス名」(同19.7%)が前回より2ランクアップしており、商品・サービスのブランド力の影響が高まっていると考えられます。(図表D)
3.総評
日本は、「モノづくり」の国といわれ、戦後から数十年にわたり世界のトップブランドをいくつも築き上げ、高い独創性を有する「モノづくり」に誇りを持ち続けています。今回のランキングにおいても、独創性の高い技術や商品によって世界に進出して久しい「トヨタ自動車」や「ソニー」、「任天堂」がTOP3として挙げられました。
一方で、今回のランキング上位100社を見ると、約3割にあたる27社が「モノづくり」以外の企業となりました。(図表E)
例えば、日本独自のコンビニシステムとして顧客の便利さを追求し、進化し続けている「セブン-イレブン」や、早く確実に届く、宅配便サービスシステムを構築した「ヤマト運輸」など、小売業やサービス業として、独自のビジネスモデルにより、消費者に高付加価値を提供している点が、その独創性の評価を高めていると考えられます。また、上記2社以外にも、「ファーストリテイリング(ユニクロ)」や「楽天」、「ソフトバンク」などは、独自の「ビジネスモデル」や「サービス展開」を打ち出すことで、規模を拡大してきた企業といえます。
しかしながら、ここ数年、上位企業の顔触れがほとんど変わっていないことは、上位を独占する常連企業を脅かすような新興企業が現れていない日本の現状を表しています。これらの上位企業を脅かすほどの「あっ」と驚く独創性を持った新興企業が数多く現れ、日本経済の活性化につながることを期待したいものです。
※ 本編はダイジェスト版です。詳細な内容は、以下掲載サイトよりご覧いただけます。
■リスモン調べとは
リスモンが独自に調査するレポートのことです。これまでリスモンでは企業活動関連の調査として他にも「100年後も生き残ると思う日本企業調査」「環境への配慮が感じられる企業調査」や「この企業に勤める人と結婚したいアンケート調査」などを発表しており、今後も「企業活動」に関するさまざまな切り口の調査を実施することで、企業格付の更新に役立てていくとともに、情報発信を行うことで新しい調査ターゲットの創出、新サービスの開発などに取り組んでまいります。
掲載サイトはこちら
http://www.riskmonster.co.jp/rm-research/
■リスモンの概要(東京証券取引所ジャスダック上場 証券コード:3768)
2000年9月設立。同年12月よりインターネットを活用した与信管理業務のアウトソーシングサービス、ASPサービス事業を開始しました。以来サービス分野を拡大し、現在は与信管理サービス、ビジネスポータルサイト(グループウェアサービス等)およびBPOサービスの3つを中核事業と位置づけ、事業展開しております。
リスモングループ法人会員数は、2016年3月末時点で10,405(内、与信管理サービス等 5,223、ビジネスポータルサイト等 3,098、その他 2,084)となっております。
http://www.riskmonster.co.jp