レントゲン等の医療画像診断に人工知能の技術群を活用 ノーリツ鋼機グループのドクターネットが東京大学発のベンチャー PKSHA Technologyと事業提携
[16/07/22]
提供元:@Press
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当社の子会社であるNKリレーションズ合同会社(本社:東京都港区、代表:松島 陽介、以下「NKR」)は、自然言語処理、機械学習及び深層学習(ディープラーニング)等の人工知能分野の技術を用いたシステムソリューションを展開する東京大学発のベンチャー企業である株式会社PKSHA Technology(パークシャテクノロジー)(本社:東京都文京区、代表取締役:上野山 勝也、以下「PKSHA」)との間で、2016年4月27日(水)付で、第三者割当増資を含む資本業務提携契約を締結しております。この資本業務提携契約(以下「本資本業務提携契約」)に基づき、NKRの子会社である株式会社ドクターネット(本社:東京都港区、代表取締役:森脇 博信、以下「ドクターネット」)は、PKSHAとの間で、深層学習技術を用いた医療画像診断技術の開発と事業化について、2016年7月22日(金)に事業提携契約(以下、「本事業提携契約」)を締結いたしましたので下記の通りお知らせいたします。今後、深層学習(ディープラーニング)技術を用いてレントゲン検査、CT検査及びMRI検査における画像診断をサポートするアルゴリズムの開発を促進し、診断アシストツールとして国内外に向けた事業化を推進していく予定です。
1.NKRとPKSHAとの間での資本業務提携契約について
本資本業務提携契約は、2016年4月27日(水)付で、NKRがPKSHAの第三者割当増資を引き受けると同時に、ノーリツ鋼機グループが保有する医療領域を中心としたデータ・事業資産とPKSHAの機械学習及び深層学習(ディープラーニング)等のインテリジェントシステムソリューションを組み合わせて、新たな事業機会の探索と事業化を目的として締結されました。今後は、後述するドクターネットとPKSHAの間の事業提携をはじめとして、人工知能(AI)分野の技術を活用した新たな事業機会の創出を目指してまいります。
2.ドクターネットについて
ドクターネットは、1990年代後半に放射線科医師不足が全国的な問題となる中、アメリカで一般的になりつつあった遠隔読影のシステムを日本向けに開発し、スタートした遠隔読影サービスのパイオニアです。現在では、撮影機器の進化や検査の増加による画像データの増大、また、放射線診断専門医の確保が難しいといった状況に対して、「質の高い診断レポートを速やかに患者様にお届けする」というコンセプトのもと、400名を超える放射線科医師が参加する日本最大の遠隔読影サービスを展開しております。
「質の高い診断レポートを速やかに患者様にお届けする」というコンセプトをさらに進化させるため、過去に蓄積した診断結果レポートの解析による診断アシストツールの開発を進めてまいりました。
会社名 : 株式会社ドクターネット
代表者 : 代表取締役 森脇 博信
所在地 : 東京都港区芝大門2-5-5 住友芝大門ビル8階
資本金 : 1億円
事業内容: 遠隔医療支援事業
ITソリューション事業(システム開発・販売、コンピュータ周辺機器販売)
URL : http://www.doctor-net.co.jp/
3.PKSHAについて
PKSHAは、日本における人工知能(AI)技術の権威である東京大学松尾研究室から生まれた人工知能分野をリードするベンチャー企業で、自然言語処理、機械学習/深層学習技術を用いたシステムソリューションを各種ハードウエア端末(スマートフォン、医療機器、各種IoT機器)に向けて提供しています。特に、言語の自動応答、画像認識領域に強みを持ち、最先端の技術のキャッチアップからその応用までをワンストップで行うべく研究者・アルゴリズムエンジニア・ソフトウエアエンジニアの計30名(2016年6月現在)により組成されています。主にモバイル領域や医療領域で、人工知能分野の技術群(機械学習技術、自然言語処理技術、深層学習技術を用いたソフトウェア)を用いたソリューションを展開しております。
2016年4月27日(水)付で、当社グループと資本業務提携契約を締結し、医療領域での人工知能(AI)ソリューションの開発及び展開を加速させております。
会社名 : 株式会社PKSHA Technology
代表者 : 代表取締役 上野山 勝也
所在地 : 東京都文京区本郷7-3-1
東京大学 産学連携本部アントレプレナープラザ2階 204
資本金 : 8千万円
事業内容: データ解析に関わるソリューション事業
エンジニアリング技術に関わるコンテンツ事業
URL : http://pkshatech.com/ja/
4.ドクターネットとPKSHAとの間での事業提携契約について
本事業提携契約は、アジア最大級の画像診断レポートデータベースを有するドクターネットの画像データ(ラベル付教師データ)とPKSHAの卓越した深層学習(ディープラーニング)技術を組み合わせ、学習する画像診断アルゴリズムを設計し、人工知能分野の深層学習技術を用いた診断アシストツールの開発と事業化を目指すもので、これまで両社において実施してきた1年間を超える共同研究を事業化に向けて前に進めるものです。結果として、日本全国の放射線科医師の知識を集約・知識抽出し、医療画像診断の品質を向上させることで、国内における「質の高い診断レポートを速やかに患者様にお届けする」というコンセプトの更なる実現、並びに海外への遠隔読影事業の展開を目指します。
https://www.atpress.ne.jp/releases/107532/img_107532_2.png
5.今後の見通し
ドクターネット及びPKSHAは、本事業提携契約に基づき、これ迄の両社での1年を超える共同研究を前提に診断アシストツールの開発と、医用画像機器(モダリティ)、画像保存通信システム(PACS)及び読影用画像ビューアへの搭載による事業化を目指します。また、将来的には、海外展開を目指しております。
1.NKRとPKSHAとの間での資本業務提携契約について
本資本業務提携契約は、2016年4月27日(水)付で、NKRがPKSHAの第三者割当増資を引き受けると同時に、ノーリツ鋼機グループが保有する医療領域を中心としたデータ・事業資産とPKSHAの機械学習及び深層学習(ディープラーニング)等のインテリジェントシステムソリューションを組み合わせて、新たな事業機会の探索と事業化を目的として締結されました。今後は、後述するドクターネットとPKSHAの間の事業提携をはじめとして、人工知能(AI)分野の技術を活用した新たな事業機会の創出を目指してまいります。
2.ドクターネットについて
ドクターネットは、1990年代後半に放射線科医師不足が全国的な問題となる中、アメリカで一般的になりつつあった遠隔読影のシステムを日本向けに開発し、スタートした遠隔読影サービスのパイオニアです。現在では、撮影機器の進化や検査の増加による画像データの増大、また、放射線診断専門医の確保が難しいといった状況に対して、「質の高い診断レポートを速やかに患者様にお届けする」というコンセプトのもと、400名を超える放射線科医師が参加する日本最大の遠隔読影サービスを展開しております。
「質の高い診断レポートを速やかに患者様にお届けする」というコンセプトをさらに進化させるため、過去に蓄積した診断結果レポートの解析による診断アシストツールの開発を進めてまいりました。
会社名 : 株式会社ドクターネット
代表者 : 代表取締役 森脇 博信
所在地 : 東京都港区芝大門2-5-5 住友芝大門ビル8階
資本金 : 1億円
事業内容: 遠隔医療支援事業
ITソリューション事業(システム開発・販売、コンピュータ周辺機器販売)
URL : http://www.doctor-net.co.jp/
3.PKSHAについて
PKSHAは、日本における人工知能(AI)技術の権威である東京大学松尾研究室から生まれた人工知能分野をリードするベンチャー企業で、自然言語処理、機械学習/深層学習技術を用いたシステムソリューションを各種ハードウエア端末(スマートフォン、医療機器、各種IoT機器)に向けて提供しています。特に、言語の自動応答、画像認識領域に強みを持ち、最先端の技術のキャッチアップからその応用までをワンストップで行うべく研究者・アルゴリズムエンジニア・ソフトウエアエンジニアの計30名(2016年6月現在)により組成されています。主にモバイル領域や医療領域で、人工知能分野の技術群(機械学習技術、自然言語処理技術、深層学習技術を用いたソフトウェア)を用いたソリューションを展開しております。
2016年4月27日(水)付で、当社グループと資本業務提携契約を締結し、医療領域での人工知能(AI)ソリューションの開発及び展開を加速させております。
会社名 : 株式会社PKSHA Technology
代表者 : 代表取締役 上野山 勝也
所在地 : 東京都文京区本郷7-3-1
東京大学 産学連携本部アントレプレナープラザ2階 204
資本金 : 8千万円
事業内容: データ解析に関わるソリューション事業
エンジニアリング技術に関わるコンテンツ事業
URL : http://pkshatech.com/ja/
4.ドクターネットとPKSHAとの間での事業提携契約について
本事業提携契約は、アジア最大級の画像診断レポートデータベースを有するドクターネットの画像データ(ラベル付教師データ)とPKSHAの卓越した深層学習(ディープラーニング)技術を組み合わせ、学習する画像診断アルゴリズムを設計し、人工知能分野の深層学習技術を用いた診断アシストツールの開発と事業化を目指すもので、これまで両社において実施してきた1年間を超える共同研究を事業化に向けて前に進めるものです。結果として、日本全国の放射線科医師の知識を集約・知識抽出し、医療画像診断の品質を向上させることで、国内における「質の高い診断レポートを速やかに患者様にお届けする」というコンセプトの更なる実現、並びに海外への遠隔読影事業の展開を目指します。
https://www.atpress.ne.jp/releases/107532/img_107532_2.png
5.今後の見通し
ドクターネット及びPKSHAは、本事業提携契約に基づき、これ迄の両社での1年を超える共同研究を前提に診断アシストツールの開発と、医用画像機器(モダリティ)、画像保存通信システム(PACS)及び読影用画像ビューアへの搭載による事業化を目指します。また、将来的には、海外展開を目指しております。