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「熊本地震・文化財ドクター派遣事業 中間報告会」を工学院大学との共催で7月22日に開催

7月22日、「2016年熊本地震・文化財ドクター派遣事業 中間報告会」が工学院大学(学長:佐藤 光史、所在地:東京都新宿区/八王子市)との共催で、開催されます。

2016年4月に発災した熊本地震によって、多くの文化財建造物も被災しました。そのため、文化庁は、熊本地震被災文化財建造物復旧支援事業(文化財ドクター派遣事業)に基づく被災状況調査を実施しています。このたびの報告会は、被災後3か月における被害状況の中間報告で、あわせて被災建造物を守り復興させることの説明と、国や県などの関連機関に向けた復興のための提言を発表します。


【「2016年熊本地震・文化財ドクター派遣事業 中間報告会」開催概要】
・テーマ:被災文化財の再生のために
・日時 :2016年7月22日(金)17:00〜20:00
・場所 :工学院大学 新宿キャンバス3階 アーバンテックホール
     〒163-8677 東京都新宿区西新宿1-24-2
     (JR 新宿駅下車 西口より徒歩5分)
・主催 :熊本地震被災文化財建造物復旧支援委員会
     公益社団法人 日本建築士会連合会(復旧支援委員会事務局)
・共催 :工学院大学
・後援 :一般社団法人 日本建築学会(予定)、
     公益社団法人 日本建築家協会
・参加費:無料


<復旧委員会の会長を務める後藤 治教授が提言を発表>
報告会での趣旨説明および提言発表を、復旧委員会の後藤 治会長(工学院大学 建築学部 建築デザイン学科 教授)が担当します。後藤教授は、歴史的な建物を残す技術や制度の研究者で、日本建築学会の建築歴史・意匠委員会の委員長、日本建築士会連合会の全国ヘリテージマネージャーネットワーク協議会の運営委員長も務めています。


工学院大学では、防災減災に関する教育・研究に力を入れています。2011年の東日本大震災では、被災写真を復元する「あなたの思い出まもり隊」活動を、熊本地震では、被災地でのプライバシーを守るダンボールシェルターの開発・搬入を行い、復旧支援に協力しています。
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