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サイト訪問者がじっくり見ていた商品をAIがリスト化!トライアル企業では平均10%CVRが向上した「Interest Widget」(スマホ版)提供開始

Emotion Intelligence株式会社(読み:エモーション インテリジェンス、本社:東京都渋谷区、代表取締役:音田 康一郎、以下 emin社)は、2016年7月26日(火)に「Interest Widget(インタレストウィジェット)」の提供を開始しました。

「Interest Widget」: https://www.zenclerk.com/interest_widget/


「Interest Widget」は「ユーザーが興味を持って閲覧していた商品」を機械学習エンジン『Emotion I/O』が自動的に判別し、サイト訪問ユーザーのブラウザ上にお買い物リストとして表示するサービスです。このサービスを導入することで、ユーザーは自分でお気に入りリストに商品を追加する手間なく、無意識にじっくり見ていた商品をあとから簡単に見つけることができるようになります。
トライアルを実施した企業では、ユーザーの潜在的な興味商品を顕在化させることで、CVR(※)が10%程度向上したという事例も出ています。ECサイトだけでなく、不動産・人材・旅行・金融など、幅広い業種のスマートフォンサイトでご利用頂くことが可能です。(PC向けは8月上旬サービス提供開始予定)

(※) Conversion Rate


【サービス開発の背景】
これまでemin社では、「Webブラウザ上のユーザーの無意識の行動から次の行動を予測する」という領域にフォーカスしてプロダクト開発とビジネス展開を行ってきました。
ファーストプロダクトとして2014年から提供してきたのはECサイト向けクーポン配布最適化サービス「ZenClerk」シリーズです。マーケティング的にわかりやすく伝えるために「クーポン配布最適化サービス」と位置づけていますが、もう少し詳しく説明すると、ECサイトなどのWebサイト閲覧中のユーザーの「興味や購買意欲が高まる動き」をリアルタイムで推定し、購買や費用対効果等のKPIを最大化させるというサービスです。
emin社では、この「商品への興味や購買意欲の高まり」をリアルタイム推定する技術を磨き上げてきましたが、今までのZenClerkシリーズと組み合わせることでより相乗効果を期待できる「クーポンがなくても実施できるCVR向上サービス」の一環として、今回この技術を活用した新サービスの公開に至りました。


【サービス概要】
「Interest Widget」はひとことで言うと、ユーザーに寄り添った『お買い物リスト自動作成機能』です。

・この前「ちょっと良さそう」と思った商品はどこにいったんだろう。
・欲しいものを自分でリスト管理するのは、面倒で挫折した。
・先週見つけた「○○○」を、もう一度最初から探すのがつらい…。

こんなWebユーザーの声から、このサービスは生まれました。

今までにも「お気に入り機能」「レコメンド機能」「閲覧履歴機能」はありましたが、特にスマートフォンにおけるECサイトの購買行動において「過去に見た特定の商品」にたどり着くためには労力と時間がかかります。比較検討をするタイミングで気になった商品を全て「お気に入り」に入れておくのもユーザーにとっては面倒な作業。購買のタイミングで、改めて気になっていた商品にリーチしようとしても、膨大な数の閲覧履歴に埋もれてしまっていたり、お気に入りに登録し忘れていたり…と現状の機能ではかゆいところに手が届かなかったのが実情でした。

AIDMAの法則(※)によると、私達が消費行動にいたる際にはある情報に関心をもった後で欲求が高まり、その情報が「記憶」されることで行動(購入)につながると考えられています。
オンラインショッピングにおいては、「記憶」をサポートする機能として「ブックマーク」や「タブ・ウィンドウの切り替え」といったものがあります。パソコンからのオンラインショッピングにおける購買行動では、複数のタブや新しいウィンドウで商品ページを開いておき、比較・検討することは比較的行いやすいといえます。しかしスマートフォンにおける購買行動ではこういった操作をストレスなく行うことが難しく、情報収集のフェイズから購買フェイズに行動が切り替わる際に「ユーザーが欲しかったもの(欲求を感じたもの)」をスムーズに見つけ直すことができませんでした。

「Interest Widget」はユーザーナビゲーションの改善によってそういった機会損失を防止します。ユーザーにとっては心地よい買い物体験を、サイト運営者側にはCVRの向上を同時に付与する新しいサービスです。

(※) AIDMA(アイドマ)の法則
Attention(注意)→Interest(関心)→Desire(欲求)→Memory(記憶)→Action(行動)の頭文字を取ったもので、アメリカのローランド・ホールが提唱した「消費行動」の仮説。消費者の心理的プロセス・モデル。


【機能説明】
<1.ユーザーが興味を持って閲覧した商品が溜まると、ユーザーのブラウザ上に自動で商品リストを提示。顧客の潜在的な興味商品を提案することで、買いたい気持ちを刺激します。>
「Interest Widget」搭載のスマートフォンサイト上で、機械学習エンジン『Emotion I/O』が興味を持って閲覧しているユーザーの動きを検知します。特定数以上の商品をじっくり見ると、ユーザーのブラウザ上にメッセージが表示され、そのユーザーにパーソナライズされた商品のリストが表示されます。

<2.閲覧履歴・お気に入り機能ではサポートできなかった「興味商品」をフォロー>
閲覧履歴の中には、「興味がなかったアイテム」から「興味があってユーザーが自身で記憶しているアイテム」まで雑多な情報が記録されています。一つひとつ手作業でリスト化する必要がない反面、ユーザーに対する提案的要素は一切ありません。また、お気に入り機能はユーザーの購買意欲が高かった商品をダイレクトに残しておくことが可能ですが、手動で追加する必要があり、手間がかかります。
それらの既存機能に対し、「Interest Widget」は、機械学習エンジンによって自動で「じっくり見た商品(興味商品)」のみを保存しておくことで、潜在的な興味商品を確実にユーザーに再提案することが可能です。

<3.機械学習エンジンが導き出した「興味スコア」を自動算出。興味スコア順に表示されるので、高いパーソナライズ感が得られます。>
「Interest Widget」内の『Emotion I/O』は、「興味を持って商品を見ている動き」を検知するだけではありません。過去の他のユーザーの購買行動から算出した「興味スコア」の高い順にリスト化されるので、ユーザーにとっては便利で快適なお買い物体験につながります。

<4.クーポンとの併用ももちろん可能!抜群の相乗効果。>
「Interest Widget」をクーポンキャンペーンと併用して、より高いCVRを実現することができます。
そのサイトがZenClerkを導入している場合、ユーザーの迷いが検知された場合には『Emotion I/O』が自動でクーポンを提示してお買い物を後押しします。「Interest Widget」の中でクーポンが表示されるため、ユーザーはシームレスにクーポン利用に移行でき、効率的・段階的にユーザーの購買の後押しをすることができます。

<5.非会員ユーザーでも利用可能。隙間時間に行うショッピングでも、前に探した商品を簡単に見つけ出すことができます。>
Cookieにより収集・保存したデータを活用するサービスなので、非会員ユーザー(非ログインユーザー)でも利用することが可能です。非ログインユーザーでも前回のサイト訪問時に生成された「じっくり見た商品のリスト」を再訪問時にも引き継ぐことができます。スマートフォンのサイトでは、細切れの余暇の時間を使ってお買い物を楽しむユーザーが多く、途中でお買い物が中断してしまうこともしばしば。再来訪時に以前興味を持って見た商品のリストが自動で引き継がれるので、快適にお買い物を続けることができます。

<6.2種類のタグ設置のみですぐに利用開始可能。>
トラッキングタグ、コンバージョンタグの2種類のタグ設置で導入完了です。ZenClerkもしくはzenclerk liteを利用している企業様はそのままご利用いただくことが可能です。


【サービスのお申し込み・お問い合わせ】
以下のURLよりご確認いただき、お問い合わせください。
https://www.zenclerk.com/interest_widget/


【Emotion Intelligence株式会社について】
「Webブラウザ上のユーザーの無意識の行動から次の行動を予測する」という、今まで誰も着目してこなかった領域にフォーカスして多角的なプロダクト開発とビジネス展開を行うことで、世の中を変える新たな価値を提供しています。
ファーストプロダクトとして現在提供しているのはECサイト向けクーポン配布最適化サービス「ZenClerk」シリーズ。ZenClerkシリーズは、レスポンスモデリングという機械学習の手法を使い、クーポン配布時にユーザーがどのように反応するかを予測し、好意的な反応を返すと予測された人にのみクーポンを配布するサービスです。

所在地: 東京都渋谷区恵比寿南2丁目19-7 VORT恵比寿Duals101
代表者: 代表取締役 音田 康一郎
URL  : http://www.emin.co.jp/
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