メタボ予防・肝機能改善など「越後白雪茸」のもつ新たな機能性を報告
[16/09/08]
提供元:@Press
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越後白雪茸研究会(会長:小西 徹也/新潟薬科大名誉教授)は、2016年度総会と公開セミナー、研究情報交流会を2016年8月9日、新潟市内にて開催いたしました。17年前に新潟県魚沼で発見された新種のキノコ「越後白雪茸」(学名:バシディオマイセテス‐X)がもつ、メタボ予防・肝機能改善といった新たな機能性が報告されました。
越後白雪茸研究会Webサイト: http://echigoshirayukidake.com/
■2016年度総会・公開セミナー・研究情報交流会
2016年度は【「抗肥満効果」や「疾病予防・アンチエイジングへの効果」等、新たな機能性に関する基礎研究の進展が報告】されました。あわせて、早稲田大学ナノ・ライフ創新研究機構 矢澤 一良氏による招待講演として、ヘルスフードという観点から機能性食品の開発、応用を紹介する公開セミナーも開催されました。
研究者や企業などでつくる越後白雪茸研究会は、今回で7回目の開催となります。今回報告された研究成果は下記のとおりとなります。
(1) 新潟薬科大学 薬学部 臨床薬理学研究室 教授 渡辺 賢一 先生
<越後白雪茸摂取で「肝機能・肝臓病理組織像」の改善報告>
非アルコール性脂肪肝炎(NASH)とは、非飲酒者であるにも関わらず、肝障害を示し肝硬変、肝癌へと進行する疾患である。このNASHモデル動物に越後白雪茸を投与後、【肝機能・肝臓病理組織像などの改善】がみられた。
(2) 新潟薬科大学 応用生命科学部 教授 佐藤 眞治 先生
<越後白雪茸摂取で「メタボリックシンドローム予防・肝機能改善」に効果あり>
越後白雪茸を混餌した高脂肪高ショ糖飼料を摂取させたラットを用いて、メタボリックシンドローム発症予防効果について実験したところ、【体重・内臓脂肪重量が減少】した。
また、肝臓脂質は総脂質・中性脂肪・総コレステロールが減少し、血糖値も低く推移し、【肝機能を改善】させる効果もみられた。
■社会の動向
2015年から機能性表示食品制度が発足して、機能性素材の健康科学的応用がますます社会的な関心を集めており、疾病予防やアンチエイジングの目的で色々な機能性食品、サプリメントの開発とその応用が盛んに進められるようになりました。そのうえで必須とされるのが、生理、薬理機能の科学的裏付けと安全性の確認です。
■越後白雪茸研究会について
越後白雪茸研究会は、17年前に新潟県魚沼で発見された新種のキノコ「越後白雪茸」(学名:バシディオマイセテス‐X)の機能性素材としての優位性に注目し、基礎的、臨床的研究の推進を図り、それらの成果を社会に還元することを目的に2010年に発足しました。
現在までに【「免疫賦活作用」、「抗酸化、抗炎症作用」、「抗ガン作用」等の研究成果が報告】されており、機能食品や医薬品開発のための機能性素材として健康維持・増進、疾病予防に応用が期待される魅力的な機能が明らかになってきております。
研究報告書、実験詳細は下記Webサイトで確認可能です。
越後白雪茸研究会Webサイト: http://echigoshirayukidake.com/
越後白雪茸研究会Webサイト: http://echigoshirayukidake.com/
■2016年度総会・公開セミナー・研究情報交流会
2016年度は【「抗肥満効果」や「疾病予防・アンチエイジングへの効果」等、新たな機能性に関する基礎研究の進展が報告】されました。あわせて、早稲田大学ナノ・ライフ創新研究機構 矢澤 一良氏による招待講演として、ヘルスフードという観点から機能性食品の開発、応用を紹介する公開セミナーも開催されました。
研究者や企業などでつくる越後白雪茸研究会は、今回で7回目の開催となります。今回報告された研究成果は下記のとおりとなります。
(1) 新潟薬科大学 薬学部 臨床薬理学研究室 教授 渡辺 賢一 先生
<越後白雪茸摂取で「肝機能・肝臓病理組織像」の改善報告>
非アルコール性脂肪肝炎(NASH)とは、非飲酒者であるにも関わらず、肝障害を示し肝硬変、肝癌へと進行する疾患である。このNASHモデル動物に越後白雪茸を投与後、【肝機能・肝臓病理組織像などの改善】がみられた。
(2) 新潟薬科大学 応用生命科学部 教授 佐藤 眞治 先生
<越後白雪茸摂取で「メタボリックシンドローム予防・肝機能改善」に効果あり>
越後白雪茸を混餌した高脂肪高ショ糖飼料を摂取させたラットを用いて、メタボリックシンドローム発症予防効果について実験したところ、【体重・内臓脂肪重量が減少】した。
また、肝臓脂質は総脂質・中性脂肪・総コレステロールが減少し、血糖値も低く推移し、【肝機能を改善】させる効果もみられた。
■社会の動向
2015年から機能性表示食品制度が発足して、機能性素材の健康科学的応用がますます社会的な関心を集めており、疾病予防やアンチエイジングの目的で色々な機能性食品、サプリメントの開発とその応用が盛んに進められるようになりました。そのうえで必須とされるのが、生理、薬理機能の科学的裏付けと安全性の確認です。
■越後白雪茸研究会について
越後白雪茸研究会は、17年前に新潟県魚沼で発見された新種のキノコ「越後白雪茸」(学名:バシディオマイセテス‐X)の機能性素材としての優位性に注目し、基礎的、臨床的研究の推進を図り、それらの成果を社会に還元することを目的に2010年に発足しました。
現在までに【「免疫賦活作用」、「抗酸化、抗炎症作用」、「抗ガン作用」等の研究成果が報告】されており、機能食品や医薬品開発のための機能性素材として健康維持・増進、疾病予防に応用が期待される魅力的な機能が明らかになってきております。
研究報告書、実験詳細は下記Webサイトで確認可能です。
越後白雪茸研究会Webサイト: http://echigoshirayukidake.com/