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ものづくり×アート×テクノロジー 電池無しでLEDが光るiPhone 7用ケースが登場

株式会社電子技販(所在地:大阪府吹田市、代表取締役:北山 寛樹)は、プリント基板の設計製造技術や設備を使用した基板製「FLASH iPhone 7ケース」、「FLASH iPhone 7 Plusケース」をmoeco直販ショップや取扱店で2016年9月30日(金)から順次販売いたします。
当製品の特徴は、基板の緻密なデザインだけでなく、iPhoneが発する電波でLEDが光る回路を搭載しています(特許出願中)。東京の路線図を描写した「東京回路線図」など合計9種類のデザインを順次リリース予定です。

電子技販 moeco直販ショップ
http://www.denshi-gihan.co.jp/moeco

moeco製造工程ムービー(日本語版)
https://youtu.be/6BE2AiSPwRE


■開発の背景
〜基板とは完璧に計算された芸術である〜
当社代表の北山は、幼少時から家業の基板工場で育ち「基板は機能の為に作られたものでありながらデザインとしても美しい」という思いを持ち、基板という製品に芸術性を見出していました。
ある日、本業である基板の設計製造業関連の展示会に出展した際、廃基板のアクセサリーを飾ったところ、雑貨バイヤーの目にとまったことがきっかけとなりました。
その後、自社しかできない商品を作ろうと考えたところ、東京の路線図が基板の回路図に似ている点を発見しました。代表の北山が自ら基板で路線図をデザインし、基板CADで設計、基板を製造、部品を実装した商品「東京回路線図 名刺入れ」を発表し、ヒットしました。
そして、毎日使うiPhoneがより楽しくなる商品としてiPhoneケースの開発に踏み切りました。世界中探してもiPhoneから発する微弱な電波でLEDが光るiPhoneケースは無く、自社内で6カ月かけ研究開発を行い電波でLEDが光る回路を開発しました。

※東京回路線図とは、東京路線図と回路図の造語です。


■製品特徴
基板CADでデザインし、本物の基板に電子部品を実装した基板製iPhoneケースです。
FLASHシリーズの基板はデザイン性を重視するため、高密度基板で使用する「PAD ON VIA」という技法を採用しています。実装部品を保護するために実装後はクリーンルームで人の手により1個1個樹脂でコーティングしています。本業の基板設計製造業と同じ製造設備、製造方法で製造しています。もちろん、日本で設計、製造しています。

<「FLASH iPhoneケース」はなぜ光る?>
iPhone自身が発する電波を電力に変換し、昇圧することでLEDが光ります。通常時は光らず、iPhoneが強い電波を発した時にランダムに光ります。
情報量の多いグーグルマップやアプリを使用した時や、エレベータや地下街でiPhoneが位置情報を探している時などに光りやすいです。

光る仕組みは、基板の裏面にあるアンテナがiPhoneが発する電波をキャッチし、基板の表に回ります。表面には増幅回路がわからないように組まれており、例えば「東京回路線図」デザインの場合、乗換駅に実装されたセラミックコンデンサ、ダイオードなど合計26個で電圧と電流を高めて東京駅の位置に実装したLEDを光らせています。電池無しでLEDが光る回路は特許出願中です。


■「FLASH iPhone 7ケース」、「FLASH iPhone 7 Plusケース」改良ポイント
〜ケースの素材をPCからTPUへ〜
ケースの素材は、iPhone 6 / 6sケースではPC(ポリカーボネート)を使用していましたが、iPhone7ケースはTPU(熱可塑性ポリウレタン)を採用しました。
TPUは、ゴムのような柔軟性と硬質プラスチックのような強さを合わせ持つ高分子化合物です。
TPUケースの特長は、脱着しやすくケースの着せ替えに便利なためSIM交換がしやすい、PCと比べ割れにくくなっています。
また、ケースのデザインとしてiPhoneの外周を1周させました。
※iPhone 7ケースをiPhone 6 / 6sに装着することは可能ですが、レンズ部分が大きく空きます。イヤホンジャックはケースをずらさないと使えません。


■「FLASH iPhone 7ケース」、「FLASH iPhone 7 Plusケース」販売予定
計9デザインを順次販売予定
(1)東京回路線図          9月30日
(2)X-WING(TM)           9月30日
(3)京都回路地図          10月上旬
(4)パリ回路地図          10月上旬
(5)ロンドン回路線図        10月中旬
(6)関西回路線図          10月下旬
(7)NY回路地図           10月下旬
(8)ドバイ基板アート        11月初旬
(9)映画STAR WARS(TM)の新デザイン 11月初旬


■FLASH 東京回路線図 iPhone 7ケース、iPhone 7 Plusケース
基板の配線パターン(金メッキ)で複雑な東京の路線図を精巧に描写しました。
西エリアは「横浜駅」、東エリアは「西船橋駅」まで網羅。東京湾には大型船が浮かんでいます。乗り換え駅に電子部品を実装(はんだ付け)しており、東京駅に2mmの赤色LED、主要駅に2mmの抵抗器、乗降客の多い駅に1.6mmの抵抗器、その他乗換駅に1mmの電子部品を実装しております。鉄道駅の名称は白シルク3文字で表現しています(例:TKY 東京)。iPhone 7ケースでは合計239個(iPhone7 Plusケースでは合計300個)の電子部品が実装されています。電池無しで東京駅に実装したLEDが光ります。


■製品仕様
FLASH 東京回路線図 iPhone 7ケース
価格    :14,040円(税込み)
カラー   :緑、黒、白
サイズ   :140mm×69mm×11mm
重さ    :38g
使用電子部品:LED(1点)、抵抗(213点)、ダイオード(12点)、コンデンサ(13点)

FLASH 東京回路線図 iPhone 7 Plusケース
価格    :15,120円(税込み)
カラー   :緑、黒、白
サイズ   :158mm×80mm×11mm
重さ    :47g
使用電子部品:LED(1点)、抵抗(274点)、ダイオード(12点)、コンデンサ(13点)

※その他デザインの詳細は、順次発表予定です

■取扱店
・moeco直販ショップ
http://www.moeco.jp.net/

・店舗
代官山蔦屋書店 など

▽取扱店舗詳細はこちら
http://www.denshi-gihan.co.jp/moeco/shop.html


■株式会社電子技販について
メイン事業は基板設計製造業で、2016年で設立40周年を迎えました。2014年より基板雑貨事業に参入し、緻密なデザインでサプライズ感のある商品を展開しています。
「FLASH 東京回路線図iPhone ケース」は2015年8月27日、経済産業省のクールジャパンプロジェクト「The Wonder 500」に認定されました。「The Wonder 500」の選定基準は、「作り手の思いやこだわりが込められているもの」、「日本固有のものづくり、サービスを支えている伝統的な価値観を組み合わせた革新性のあるもの」です。

また、大阪インターナショナル・ギフト・ショー秋2015にて「FLASH 東京回路線図iPhone ケース」が新製品コンテストの大賞を受賞しました。これからも業界のプロでも欲しくなるような商品作りにこだわります。

▽The Wonder 500のサイト
https://thewonder500.com/?lang=ja


■会社概要
名称   : 株式会社電子技販
代表取締役: 北山 寛樹(キタヤマ ヒロキ)
設立   : 1976(昭和51)年
本社工場 : 大阪府吹田市豊津町62-8
事業内容 : プリント基板の設計製造、電子部品の販売、基板雑貨事業
URL    : http://www.denshi-gihan.co.jp/moeco
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