熱可塑CFRP用コミングルヤーン N+(エヌプラス)に出展
[16/10/04]
提供元:@Press
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この度、カジレーネ株式会社は、三菱ガス化学株式会社、国立大学法人 岐阜大学との産学共同研究で、炭素繊維と熱可塑性樹脂繊維が高次元で分散されたコミングルヤーンを開発し、2016年9月28日(水)から9月30日(金)まで、東京ビッグサイトにおいて開催されたN+(エヌプラス)に、コミングルヤーンおよびコミングルヤーンの用途例(織物、NCF成形品等)を出展いたしました。展示会の会期中においては、自動車産業関連企業、航空・宇宙産業関連企業、家電製品メーカーや炭素繊維関連製品の普及に関わる行政機関や公設試験研究機関等、多くの方々にコミングルヤーンをご覧いただくことができました。ご来場いただいた方々からは、新時代の技術として積極的に検討していきたい等のお問い合わせを数多くいただき、大盛況の内に展示会を終えるに至りました。
<N+(エヌプラス)会期中のブースの様子>
https://www.atpress.ne.jp/releases/113373/img_113373_2.jpg
https://www.atpress.ne.jp/releases/113373/img_113373_3.jpg
【コミングルヤーンについて】
コミングルヤーンとはテキスタイル加工の後、加熱・圧縮・冷却のプロセスを経ることで炭素繊維強化熱可塑性プラスチックス(CFRTP)となるプリプレグヤーンの一種です。また、コミングルヤーンは繊維状であることから、これまでのCFRTPでは実現が困難であった複雑なテキスタイル加工を用いた成形品の作製が可能となり、炭素繊維と樹脂繊維の高次元での分散によってCFRTPの高サイクル成形を実現します。
また、織物強化基材の様な編物強化基材、組物強化基材と比較してシンプルなテキスタイル加工を対象として、コミングルヤーンの持つテキスタイル加工性は維持しつつ、含浸に特化させた半含浸タイプのコミングルヤーンも併せて開発いたしました。
両コミングルヤーンの特長として高い含浸特性とテキスタイル加工性の他にも、繊維状であれば任意の熱可塑性樹脂が使用できる点や、高いVf(炭素繊維体積含有率)コントロール性があります。
本技術の開発にあたっては、共同研究パートナーである国立大学法人 岐阜大学には作製方法の技術的サポート、コミングルヤーン及び成形品の特性評価等、研究面でのサポートをいただき、三菱ガス化学株式会社からは低吸水性を特長とするポリアミド樹脂(LEXTER(TM)樹脂)の供給をいただいております。
<コミングルヤーン(ドライ)外観>
https://www.atpress.ne.jp/releases/113373/img_113373_1.jpg
<半含浸コミングルヤーン外観>
https://www.atpress.ne.jp/releases/113373/img_113373_4.jpg
≪アプリケーション例≫
<織物状プリプレグ>
https://www.atpress.ne.jp/releases/113373/img_113373_5.jpg
<組紐引抜パイプ>
https://www.atpress.ne.jp/releases/113373/img_113373_6.jpg
<半球状成形品>
https://www.atpress.ne.jp/releases/113373/img_113373_7.jpg
【販売方針】
標準材料は炭素繊維12K及び6Kと三菱ガス化学株式会社より低吸水ポリアミド樹脂「LEXTER(TM)/レクスター」の供給を受け、同社による材料面の最適化を実施いたしました。また、12K、6K共にドライタイプと半含浸タイプのコミングルヤーンをご用意いたしております。当面は糸形態による提供を行い、並行して織、編、組の三大テキスタイル強化をはじめとした、様々なテキスタイル加工を用いたCFRTPの用途開発を行っており、国立大学法人 岐阜大学の指導の下、組紐引抜パイプやCFRTP向けNCF(ノンクリンプファブリック)基材の開発にも成功いたしました。また、ポリアミド以外の樹脂によるコミングルヤーンの開発もニーズに合わせて進めて参ります。
尚、カジレーネ株式会社では来る2016年10月11日(火)〜10月12日(水)に長良川国際会議場1F 市民ギャラリー ホワイエにて開催予定のコンポジットハイウェイ コンベンション2016に出展いたします。
【会社概要】
会社名 : カジレーネ株式会社
所在地 : 〒929-1215 石川県かほく市高松ノ75番地2
代表者 : 代表取締役社長 梶 政隆
創業 : 1950(昭和25)年11月
事業内容: 合繊長繊維織物製造
URL : http://www.kajigroup.co.jp/index.php
<N+(エヌプラス)会期中のブースの様子>
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https://www.atpress.ne.jp/releases/113373/img_113373_3.jpg
【コミングルヤーンについて】
コミングルヤーンとはテキスタイル加工の後、加熱・圧縮・冷却のプロセスを経ることで炭素繊維強化熱可塑性プラスチックス(CFRTP)となるプリプレグヤーンの一種です。また、コミングルヤーンは繊維状であることから、これまでのCFRTPでは実現が困難であった複雑なテキスタイル加工を用いた成形品の作製が可能となり、炭素繊維と樹脂繊維の高次元での分散によってCFRTPの高サイクル成形を実現します。
また、織物強化基材の様な編物強化基材、組物強化基材と比較してシンプルなテキスタイル加工を対象として、コミングルヤーンの持つテキスタイル加工性は維持しつつ、含浸に特化させた半含浸タイプのコミングルヤーンも併せて開発いたしました。
両コミングルヤーンの特長として高い含浸特性とテキスタイル加工性の他にも、繊維状であれば任意の熱可塑性樹脂が使用できる点や、高いVf(炭素繊維体積含有率)コントロール性があります。
本技術の開発にあたっては、共同研究パートナーである国立大学法人 岐阜大学には作製方法の技術的サポート、コミングルヤーン及び成形品の特性評価等、研究面でのサポートをいただき、三菱ガス化学株式会社からは低吸水性を特長とするポリアミド樹脂(LEXTER(TM)樹脂)の供給をいただいております。
<コミングルヤーン(ドライ)外観>
https://www.atpress.ne.jp/releases/113373/img_113373_1.jpg
<半含浸コミングルヤーン外観>
https://www.atpress.ne.jp/releases/113373/img_113373_4.jpg
≪アプリケーション例≫
<織物状プリプレグ>
https://www.atpress.ne.jp/releases/113373/img_113373_5.jpg
<組紐引抜パイプ>
https://www.atpress.ne.jp/releases/113373/img_113373_6.jpg
<半球状成形品>
https://www.atpress.ne.jp/releases/113373/img_113373_7.jpg
【販売方針】
標準材料は炭素繊維12K及び6Kと三菱ガス化学株式会社より低吸水ポリアミド樹脂「LEXTER(TM)/レクスター」の供給を受け、同社による材料面の最適化を実施いたしました。また、12K、6K共にドライタイプと半含浸タイプのコミングルヤーンをご用意いたしております。当面は糸形態による提供を行い、並行して織、編、組の三大テキスタイル強化をはじめとした、様々なテキスタイル加工を用いたCFRTPの用途開発を行っており、国立大学法人 岐阜大学の指導の下、組紐引抜パイプやCFRTP向けNCF(ノンクリンプファブリック)基材の開発にも成功いたしました。また、ポリアミド以外の樹脂によるコミングルヤーンの開発もニーズに合わせて進めて参ります。
尚、カジレーネ株式会社では来る2016年10月11日(火)〜10月12日(水)に長良川国際会議場1F 市民ギャラリー ホワイエにて開催予定のコンポジットハイウェイ コンベンション2016に出展いたします。
【会社概要】
会社名 : カジレーネ株式会社
所在地 : 〒929-1215 石川県かほく市高松ノ75番地2
代表者 : 代表取締役社長 梶 政隆
創業 : 1950(昭和25)年11月
事業内容: 合繊長繊維織物製造
URL : http://www.kajigroup.co.jp/index.php