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ビズリーチ、総額11.5億円の資金調達を実施「ビズリーチ・キャンパス」リリースで、キャリア教育支援領域に新規参入

株式会社ビズリーチ(所在地:東京都渋谷区/代表取締役社長:南 壮一郎 以下、ビズリーチ)は東京理科大学ベンチャーファンド、株式会社グロービス・キャピタル・パートナーズ、SMBCベンチャーキャピタル株式会社などを引受先とした第三者割当増資等により、総額11.5億円の資金調達を実施いたしました。今回の資金調達によりビズリーチは、大学生とOB/OG(卒業生)や企業をつなぐキャリア教育プラットホーム「ビズリーチ・キャンパス」(URL:https://br-campus.jp/ )を新規に立ち上げ、大学生のキャリア教育支援領域に参入いたします。

■東京理科大学が運営するファンドより、第一号案件として資金調達実施
 ビズリーチは、東京理科大学が収益事業を統括する事業会社として2014年に設立した東京理科大学インベストメント・マネジメント株式会社が支援する大学発ベンチャーキャピタルファンド(TUSキャピタル1号投資事業有限責任組合)より、第一号案件として資金調達を実施いたしました。また、総額11.5億円の資金調達の引受先は次の通りです。

引受先※1の概要(5社)
・東京理科大学ベンチャーファンド※2
・株式会社グロービス・キャピタル・パートナーズ
・SMBCベンチャーキャピタル株式会社
・みずほキャピタル株式会社
・SBIインベストメント株式会社

※1ファンド運営会社を含む
※2運営会社: 東京理科大学インベストメント・マネジメント株式会社
管理先: アストマックス・ファンド・マネジメント株式会社

■資金調達の目的
ビズリーチは、2009年よりテクノロジーの力による人材領域の変革を目指すHRテック・ベンチャーとして、即戦力人材と企業をつなぐダイレクト・リクルーティングサービス「ビズリーチ」、AI技術を活用した戦略人事クラウド「HRMOS(ハーモス)」、地図から仕事が見つかる求人検索エンジン「スタンバイ」などのサービスを展開してきました。今回調達した新たな資金は、大学生とOB/OGや企業をつなぐキャリア教育プラットホーム「ビズリーチ・キャンパス」の立ち上げなどに活用し、大学生のキャリア教育支援領域にも事業を拡大していきます。

なお、2010年2月に実施したジャフコ・スーパーV3共有投資事業有限責任組合からの資金調達(約2億円)、ならびに2016年3月に実施したヤフー株式会社の投資子会社であるYJキャピタル、米国セールスフォース・ドットコムの投資部門であるSalesforce Venturesなどからの資金調達(約37.3億円)と合わせると、累計調達額は約50.8億円となります。

■大学生とOB/OGや企業をつなぐキャリア教育プラットホーム「ビズリーチ・キャンパス」
 「ビズリーチ・キャンパス」は、大学生とその学生が所属する学校のOB/OGや企業をつなぐオンラインのキャリア教育プラットホームです。登録した大学生は就職活動時期や学年などに関係なく、さまざまな業界で活躍する社会人と直接会って話を聞き、早期に就業観を醸成することが可能となります。
日本の大学生は企業の新卒一括採用文化の影響により就職活動開始時期になると仕事について考え始めることが多いとされています。一方、政府が働き方改革を推進するなか、8月に就任した世耕弘成経済産業大臣が「『新卒一括採用』について見直しを促していきたい」と発言。また、ヤフー株式会社が新卒一括採用廃止を発表するなど、見直しの動きは企業にも広がっています。さらに就職前の一定期間、学生が業界や仕事内容を体験するインターンシップが海外同様に日本でも広がりを見せ、大手就職サイトに掲載されるインターンシップ実施企業数は、5年前と比較すると約11倍に急増し※3、経団連の調査では約7割の企業がインターンシップを実施していると回答しています※4。このような状況から、学生が早期から就業観を醸成する動きは今後さらに加速していくことが予想されます。

■東京理科大学とキャリア教育支援についての協定を締結予定
ビズリーチは、今後、キャリア教育分野において東京理科大学と協定を締結し、東京理科大学の在校生へキャリア支援を行ってまいります。具体的には、東京理科大学の在校生・OB/OG専用のサービスを「ビズリーチ・キャンパス」上で展開するほか、ビズリーチが東京理科大学の在校生向けにビジネスの第一線で活躍する社会人などが登壇するキャリア教育の講座を大学内で実施いたします。東京理科大学の在校生が、大学入学直後から「学び」の一環として「働く」ことを身近に感じられ、早期からの就業観醸成を支援できる機会や環境の提供を共同で目指します。

■「ビズリーチ・キャンパス」の機能について
「ビズリーチ・キャンパス」は、在校生がオンライン上で簡単に母校のOB/OGとつながることができる、大学別のキャリア教育プラットホームです。
学生は登録後、母校のOB/OGのなかから、自分のバックグラウンドに似た先輩や、興味がある企業に在籍している先輩を見つけ、「話を聞きたい」ボタンを押してアプローチでき、OB/OGが承諾した場合にマッチングが成立します。学生は、OB/OGがプロフィール登録した「所属学部・学科」といった基本情報のほか、「ゼミ・部活・サークル・出身高校等」などの補足情報も見ながら検索できるため、先輩との共通点を参考にしてOB/OG訪問の依頼がしやすい仕組みとなっております。その後は「ビズリーチ・キャンパス」内でメッセージをやりとりし、OB/OG訪問の日程調整などを行います。その他、OB/OGが登壇するイベントに応募できる機能なども備えています。
「ビズリーチ・キャンパス」は、本日の正式リリース前に、2016年7月から実験的な運用を開始し、すでに約8,000名の大学生、約12,000名のOB/OGが登録しております。また、利用契約企業は大手メーカーや総合商社などを含む120社以上となっています。
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・サービス名 ビズリーチ・キャンパス
・URL パソコン/スマートフォン ブラウザ版 https://br-campus.jp/
・アプリ(iOS)版 https://goo.gl/wGQWnY ※学生専用となります
・対応機種 iOS版:iOS 8.0以降
・ダウンロード方法 iOS版:「App Store」を選択→「ビズリーチ・キャンパス」を検索
・配信地域 日本
・対応言語 日本語
・利用料金 無料
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■株式会社ビズリーチ 代表取締役社長 南 壮一郎 コメント
ビズリーチは、「インターネットの力で、世の中の選択肢と可能性を広げていく」をミッションに掲げ、HRテック・ベンチャーとして人材領域の変革を目指し、さまざまなオンラインサービスを提供してまいりました。これまで即戦力人材から20代の若手など、個人の主体的なキャリア形成を支援してまいりましたが、このたび、大学生の就業観醸成支援を目的としたキャリア教育プラットホームを新たに展開いたします。多様な働き方が進む現代社会において、短期間の就職活動のなかだけではなく、大学生活を通じた就業観醸成支援が求められていると感じたことがサービスを立ち上げた背景です。実際、ビズリーチ会員へ学生時代の就職活動に関するアンケートを実施したところ、キャリアを決めるにあたって有効な情報源は「OB/OG訪問」だったと約90%の会員が回答し、「企業説明会」などの回答を大きく上回っていました。しかし現状では、大学生がOB/OG訪問や社会人から学ぶ機会を見つけ出す手軽な手段は少なく、個人的なつながりや大学が保管する名簿などから問い合わせをするアナログな方法がほとんどです。新サービス「ビズリーチ・キャンパス」では、大学生がオンライン上で簡単に母校のOB/OGや企業とつながることにより、大学生の就業観醸成を支援し、キャリアにおける選択肢と可能性を広げていきたいと考えております。

※3 日経BizGate掲載記事より、谷出正直調べ http://bizgate.nikkei.co.jp/article/109063913.html
リクナビ、マイナビ、キャリタス(日経ナビ)、[en]の4社に掲載されたインターンシップ実施企業の合計数
※4 一般社団法人 日本経済団体連合会 2015年度 新卒採用に関するアンケート調査結果
http://www.keidanren.or.jp/policy/2016/012_gaiyo.pdf

■株式会社ビズリーチについて(参照URL: https://www.bizreach.co.jp/
2009年4月より、人材領域を中心としたインターネットサービスを運営するHRテック・ベンチャー。東京本社のほか、大阪、名古屋、福岡、シンガポールに拠点を持ち、従業員数は707名(2016年10月現在)。即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」や、AI技術を活用した戦略人事クラウド「HRMOS(ハーモス)」、地図から仕事を探す求人検索エンジン「スタンバイ」などを展開。
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