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横浜開港150周年記念「マリア・ルス号事件」舞台公演のご案内

「未来に残そう青い海」マリンイベント実行委員会では、横浜開港150周年記念と致しまして、下記概要にて舞台公演を予定しております。

                 記

主催   : 「未来に残そう青い海」マリンイベント実行委員会
       「マリア・ルス号事件」製作委員会
後援   : 横浜開港150周年協会、横浜市開港150周年・創造都市事業本部、神奈川県教育委員会、横浜市教育委員会
協力   : 横浜地方検察庁、国連NGO横浜国際人権センター、横浜日中友好協会、中華会館、一般社団法人海洋環境修復協会、ロータリークラブ、牧島功(神奈川県会議員)、新堀豊彦(かながわ政治大学校事務局長)、新堀典彦(神奈川県会議員)、谷地伸次(横浜市会議員)、飯田助尚(横浜市会議員)、他 (順不同・敬称略)
協賛   : エスアイマネジメント株式会社、株式会社崎陽軒、株式会社グリーンフィールド、株式会社日吉回漕店、株式会社ホテルニューグランド、有限会社ヌードルファクトリー、扶桑電機株式会社、学校法人岩谷学園、株式会社理究、京急フードサービス株式会社、株式会社京急アドエンタープライズ、三菱地所ホーム株式会社、株式会社横浜岡田屋、株式会社トータルリフォーム、株式会社北軽井沢エンタープライズ 他
その他  : 慶應義塾創立150年記念イベント認定
日程   : 平成21年8月12日(水)〜14日(金)
       12日(水) 19:00〜
       13日(木) 13:00〜/19:00〜
       14日(金) 13:00〜/18:30〜
会場   : 横浜市開港記念会館
       〒231-0005 横浜市中区本町1-6
       TEL 045-201-0708
       みなとみらい線日本大通り駅出口1より徒歩1分
チケット : 4,000円(7月1日より公式サイトにて予約受付開始)
       但し、昼公演は小・中・高校生は1,000円
公式サイト: http://maria-luz.com

終演後、横浜地方検察庁による裁判員制度セミナーを特別開催、その他イベントをご用意!

◆キャスト
平沼成基(ジャックポット)、ホリベン(エム・アール)、野口逢里(古舘プロジェクト)、平瀬ゆう(M'sワールド)、野田博史、yeye、大音文子、片岡秀一(立花演劇研究所)、豊原和秀(立花演劇研究所)、石川裕太(立花演劇研究所)、池田裕治(立花演劇研究所)、内田雅己、月島シノブ、川出拓也、大和尊(ザ・マインズエンターテインメント)、樽見貞行(ザ・マインズエンターテインメント)、渡部荘一郎(ザ・マインズエンターテインメント)、長谷川龍、松尾知宜、矢野雄大(ソレイユ)、大森勇一(M'sワールド)、中村俊洋(マウスプロモーション)

◆スタッフ
演出       :岡田和子
脚本       :召水雷禅
音楽プロデューサー:ジョー・リノイエ
舞台監督     :世良香生里
照明       :萩原賢一郎(アルティプラノ)
照明操作     :郡大輔、
美術       :田代利之
映像監督     :五十嵐大輔
映像制作     :SOS団
メイク      :HISAE
衣装協力     :ベルブライト
当日スチール   :世良安樹子(温)・有希(温)
題字       :朝倉芳州
ポスター画    :相沢克人
プロデューサー  :平沼成基
製作委員長    :李家彰


◆理念
開国間もない日本でいち早く人道主義を謳った時の県権令大江卓の精神は残念なことに今日の日本で知る人は多くありません。日本が誇るべきこの一大事件を開港150周年の今だからこそ、再び我々横浜市民、そして日本国民の胸に刻み、開国の意義、人道主義の在り方について考える良い機会になればという思いを込めて、舞台化へ情熱を持って取り組んでおります。 ただお祭り騒ぎをして終わらせるのではなく、次代を担う子供たちに上記のようなことを学んでもらうことこそ150周年記念事業にとって最も大事な使命であると私たちは考えます。
また、この事件に関して中国の教科書には今もなお記述されているそうです。ここ横浜には在日中国人の方も多く、横浜中華街という一大観光名所も発展しております。時を越えて日中の人々が協力してこの事件を語り継いでいくことで、日中友好の架け橋になれば幸いです。


◆ストーリー
明治5年、開港間もない横浜の港に入ってきた一隻の船「マリア・ルス号」から一人の清国人が海へと飛び込んだ。男の名は木慶(モクヒン)。マカオにて騙されて乗船させられ、ペルーへ奴隷として売られていくところであった。この船には木慶と同じく230名もの清国人がまるで荷物のように狭い船倉に詰め込まれていた。木慶が助けを求めたことから国際社会に向けて歩みだしていた日本は想像もつかない事件に巻き込まれていく。いや、若き志士たちが自ら飛び込んだというべきであろう。国際的に非常に立場の弱かった日本は、国内でさえ治外法権に悩まされており、下手に外国の問題に手を出せば条約締結国の非難を浴びることは必定であった。しかし、外交上の問題だけではなく、人道上許せないとして、立ち上がった日本人がいた。神奈川県権令、大江卓。現在の副知事に当たる大江は、弱冠25歳にして政府高官たちが尻ごみしたこの国際問題に敢然と立ち向かったのである。

                                 以上

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