レーザー光源搭載の内視鏡システム「LASEREO(レザリオ)」用スコープ5機種を新発売
[16/10/26]
提供元:@Press
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富士フイルム株式会社(社長:助野 健児)は、内視鏡システムの光源に波長の異なる2種類のレーザーを用いた内視鏡システム「LASEREO(レザリオ)」用スコープの新ラインアップとして、快適で直感的な操作性を実現させたスコープ5機種を、11月7日より富士フイルムメディカル株式会社(社長:新延 晶雄)を通じて発売します。操作部の握りやすさや、各種操作ボタンの押しやすさなどユーザビリティを追求したことによって、これまで以上にスムーズな検査を実現します。
なお、本製品を11月3日から5日まで、神戸国際展示場で開催される「第24回 日本消化器関連学会週間」に出展します。
◆詳細はWebページをご覧下さい。
⇒ http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_1125.html?link=atp
<発売機種>
1,上部消化管用経鼻スコープ EG-L580NW7
2,上部消化管用汎用スコープ EG-L600WR7
3,上部消化管用拡大スコープ EG-L600ZW7
4,上部消化管用処置スコープ EG-L580RD7
5,下部消化管用拡大スコープ EC-L600ZP7
検査画像の高画質化に伴い、内視鏡検査によって消化管内部を直接かつより鮮明に見ることができるようになりました。近年では、食道・胃・大腸などの消化器疾患の分野で、早期がんを内視鏡で観察しながら切除する「EMR(内視鏡的粘膜剥離術)」や、粘膜下層を切開・剥離する「ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)」といった患者の身体的負担の少ない低侵襲治療が注目され、その実施件数も年々増加しています。さらに、平成28年4月より市区町村が行う住民検診や職域検診などの胃がんに対する対策型検診として、従来のX線検査に加え内視鏡検査も選択可能となり、内視鏡システムの活用の場が一層広がっています。
「LASEREO」は、波長の異なる2種類のレーザー光による病変観察が可能な内視鏡システムで、それぞれのレーザー光の発光比率を変え、さらに粘膜表層の微細な血管や粘膜の模様などを強調して表示する「Blue LASER Imaging (BLI)機能」や、画像の赤色領域のわずかな色の違いを見やすく表示する画像処理機能「Linked Color Imaging(LCI)」などにより、微小な病変の観察をサポートします。特に早期がんに特徴的な粘膜表層の微細血管などの変化の観察で、医療機関から高い評価をいただいています。
今回発売するLASEREO用スコープ5機種は、このようなLASEREO特有の高い観察性能に加え、ユーザビリティを追求したラインアップです。開発にあたっては、医師の内視鏡検査における手技を徹底的に分析し、各種操作ボタンの高さと位置を、片手ですべて操作できるように設計。また、消化管内の体液などを吸引するボタンや、スコープの先端部を上下左右に操作できるアングルノブなどを直感的に操作できるようにしました。これにより、これまで以上にスムーズな検査を実現し、検査時間の短縮と患者の身体的苦痛の低減に寄与します。
下部消化管用拡大スコープEC-L600ZP7は、硬度調整ノブを回すとスコープ内部に組み込まれたコイルが伸縮し、軟性部の硬さを4段階で調整できる「硬度調整機能」を搭載。腸管の屈曲や形状に合わせてスコープの硬さを調整しながら進退させることができるため、スコープ先端部を大腸の深部まで挿入しやすくなりました。さらに、高い弾発性※1を持つ素材を採用することで、医師が操作部をねじった時に、手元の力が先端部まで伝わりやすくなった「高追従挿入部」と、腸管壁のカーブに沿ってスムーズに曲がり、カーブ通過後はまっすぐに戻りやすい「カーブトラッキング技術」との組み合わせにより、屈曲部が多い大腸へのよりスムーズな挿入をサポートします。
富士フイルムは、今後も独自技術を生かし、医療現場のニーズに応える幅広い製品・サービスの提供を通じて、さらなる診断の効率化と医療の質の向上、人々の健康の維持増進に貢献してきます。
*1 挿入部を曲げた際に、元の位置に戻ろうとする力。
<関連情報>
医療・ライフサイエンス 製品ラインアップ
⇒ http://fujifilm.jp/business/healthcare/index.html?link=atp
富士フイルムニュースリリース一覧
⇒ http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/index.html?link=atp
富士フイルム株式会社
⇒ http://fujifilm.jp/?link=atp
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なお、本製品を11月3日から5日まで、神戸国際展示場で開催される「第24回 日本消化器関連学会週間」に出展します。
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<発売機種>
1,上部消化管用経鼻スコープ EG-L580NW7
2,上部消化管用汎用スコープ EG-L600WR7
3,上部消化管用拡大スコープ EG-L600ZW7
4,上部消化管用処置スコープ EG-L580RD7
5,下部消化管用拡大スコープ EC-L600ZP7
検査画像の高画質化に伴い、内視鏡検査によって消化管内部を直接かつより鮮明に見ることができるようになりました。近年では、食道・胃・大腸などの消化器疾患の分野で、早期がんを内視鏡で観察しながら切除する「EMR(内視鏡的粘膜剥離術)」や、粘膜下層を切開・剥離する「ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)」といった患者の身体的負担の少ない低侵襲治療が注目され、その実施件数も年々増加しています。さらに、平成28年4月より市区町村が行う住民検診や職域検診などの胃がんに対する対策型検診として、従来のX線検査に加え内視鏡検査も選択可能となり、内視鏡システムの活用の場が一層広がっています。
「LASEREO」は、波長の異なる2種類のレーザー光による病変観察が可能な内視鏡システムで、それぞれのレーザー光の発光比率を変え、さらに粘膜表層の微細な血管や粘膜の模様などを強調して表示する「Blue LASER Imaging (BLI)機能」や、画像の赤色領域のわずかな色の違いを見やすく表示する画像処理機能「Linked Color Imaging(LCI)」などにより、微小な病変の観察をサポートします。特に早期がんに特徴的な粘膜表層の微細血管などの変化の観察で、医療機関から高い評価をいただいています。
今回発売するLASEREO用スコープ5機種は、このようなLASEREO特有の高い観察性能に加え、ユーザビリティを追求したラインアップです。開発にあたっては、医師の内視鏡検査における手技を徹底的に分析し、各種操作ボタンの高さと位置を、片手ですべて操作できるように設計。また、消化管内の体液などを吸引するボタンや、スコープの先端部を上下左右に操作できるアングルノブなどを直感的に操作できるようにしました。これにより、これまで以上にスムーズな検査を実現し、検査時間の短縮と患者の身体的苦痛の低減に寄与します。
下部消化管用拡大スコープEC-L600ZP7は、硬度調整ノブを回すとスコープ内部に組み込まれたコイルが伸縮し、軟性部の硬さを4段階で調整できる「硬度調整機能」を搭載。腸管の屈曲や形状に合わせてスコープの硬さを調整しながら進退させることができるため、スコープ先端部を大腸の深部まで挿入しやすくなりました。さらに、高い弾発性※1を持つ素材を採用することで、医師が操作部をねじった時に、手元の力が先端部まで伝わりやすくなった「高追従挿入部」と、腸管壁のカーブに沿ってスムーズに曲がり、カーブ通過後はまっすぐに戻りやすい「カーブトラッキング技術」との組み合わせにより、屈曲部が多い大腸へのよりスムーズな挿入をサポートします。
富士フイルムは、今後も独自技術を生かし、医療現場のニーズに応える幅広い製品・サービスの提供を通じて、さらなる診断の効率化と医療の質の向上、人々の健康の維持増進に貢献してきます。
*1 挿入部を曲げた際に、元の位置に戻ろうとする力。
<関連情報>
医療・ライフサイエンス 製品ラインアップ
⇒ http://fujifilm.jp/business/healthcare/index.html?link=atp
富士フイルムニュースリリース一覧
⇒ http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/index.html?link=atp
富士フイルム株式会社
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