モリンダ インク・久留米大学 山岸 昌一教授 共同研究「ノニ果実がAGE起因の炎症を抑える可能性」を確認『Current Pharmaceutical Design』誌で発表
[16/10/31]
提供元:@Press
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モリンダ インク(以下、モリンダ)【本社:米国ユタ州アメリカンフォーク、社長:ケアリー・エイシー】は、久留米大学 山岸 昌一教授との共同研究において、フレンチポリネシア産のノニ植物(学名:Morinda citrifolia)にAGE起因の炎症を抑える可能性があると2016年10月21日発行『Current Pharmaceutical Design』誌に発表しました。
AGE(終末糖化産物)は「老化原因物質」と考えられています。その原因となるのは、たんぱく質の構造変化とRAGE(AGE受容体:Receptor for AGE)による炎症作用です。AGEは細胞表面のRAGEと結びつき、酸化ストレス・炎症を引き起こします。心血管疾患、糖尿病合併症、慢性腎臓病、リウマチ関節炎、アルツハイマー症など神経変性、悪性腫瘍、加齢との関連も指摘されています*。
*引用:Curr Med Chem. 2009;16(8):940-52.
Soluble forms of RAGE in human diseases:clinical and therapeutical implications.
今回、バイオレイヤー干渉法とELISA法を用い、ノニ果実エキスがRAGEと結合し、アンタゴニスト(拮抗薬)として作用することが明らかとなりました。この結果から、ノニ果実がAGE起因の炎症を防ぐ可能性が示唆されます。
モリンダでは今後、この発見を元にAGE存在下でもAGEの毒性を弱める機能性食品・機能性化粧品の開発に取り組む予定です。
■実験の概要
(A) バイオレイヤー干渉法(BioLayer Interferometry:BLI)
https://www.atpress.ne.jp/releases/115245/img_115245_1.jpg
RAGE-immobilized sensorを用い、ノニ果実抽出物との結合力を解析しました。結果、ノニ抽出物とRAGEが結合することが分かりました。
A) RAGEの固定化センサーに対するノニnブタノール抽出物(6.7μg/ml and 670ng/ml)の結合プロファイル
(B) ELISA法(enzyme-linked immunosorbent assay)
https://www.atpress.ne.jp/releases/115245/img_115245_2.jpg
RAGEによりコートしたプレートに、AGE化した牛血清アルブミンとノニ果実抽出液を加えました。AGEとRAGEの結合をELISA法により測定しました。結果、ノニ抽出物が存在することにより、AGEはRAGEと結合できなくなりました。
B) 1グループ3検体を分析。ノニ抽出液の有無と比較し統計的有意差(p< 0.05)のあるものを*と#とする。数値は平均値±標準誤差
■研究概要
Phytochemicals against advanced glycation end products (AGEs) and the receptor system
Author(s): Sho-ichi Yamagishi, Takanori Matsui, Yuji Ishibashi, Fumiyuki Isami, Yumi Abe, Tatsuya Sakaguchi and Yuichiro Higashimoto
Affiliation: Department of Pathophysiology and Therapeutics of Diabetic Vascular Complications, Kurume University School of Medicine, 67 Asahi-machi, Kurume 830-0011, Japan
論文URL: http://www.eurekaselect.com/146590/article
■AGE(終末糖化産物)とは
AGEとは終末糖化産物(Advanced Glycation End Products)、すなわち「タンパク質と糖が加熱されてできた物質」のこと。老化を進める原因物質とされています。
■モリンダ インクについて
モリンダ インク(本社:米国ユタ州アメリカンフォーク、1996年創業)は、「ノニ(学名:モリンダ・シトリフォリア)」の健康への恵みを世界に初めて紹介した研究主導型企業です。世界中の人々の健康と若々しい人生をサポートすることを使命としています。古代フレンチポリネシアから語り継がれてきた伝統を重んじ、最先端技術を駆使して研究した有用植物を世界中から調達して健康・美容関連製品の開発・製造を行っています。詳細は http://morinda.com をご覧ください。
AGE(終末糖化産物)は「老化原因物質」と考えられています。その原因となるのは、たんぱく質の構造変化とRAGE(AGE受容体:Receptor for AGE)による炎症作用です。AGEは細胞表面のRAGEと結びつき、酸化ストレス・炎症を引き起こします。心血管疾患、糖尿病合併症、慢性腎臓病、リウマチ関節炎、アルツハイマー症など神経変性、悪性腫瘍、加齢との関連も指摘されています*。
*引用:Curr Med Chem. 2009;16(8):940-52.
Soluble forms of RAGE in human diseases:clinical and therapeutical implications.
今回、バイオレイヤー干渉法とELISA法を用い、ノニ果実エキスがRAGEと結合し、アンタゴニスト(拮抗薬)として作用することが明らかとなりました。この結果から、ノニ果実がAGE起因の炎症を防ぐ可能性が示唆されます。
モリンダでは今後、この発見を元にAGE存在下でもAGEの毒性を弱める機能性食品・機能性化粧品の開発に取り組む予定です。
■実験の概要
(A) バイオレイヤー干渉法(BioLayer Interferometry:BLI)
https://www.atpress.ne.jp/releases/115245/img_115245_1.jpg
RAGE-immobilized sensorを用い、ノニ果実抽出物との結合力を解析しました。結果、ノニ抽出物とRAGEが結合することが分かりました。
A) RAGEの固定化センサーに対するノニnブタノール抽出物(6.7μg/ml and 670ng/ml)の結合プロファイル
(B) ELISA法(enzyme-linked immunosorbent assay)
https://www.atpress.ne.jp/releases/115245/img_115245_2.jpg
RAGEによりコートしたプレートに、AGE化した牛血清アルブミンとノニ果実抽出液を加えました。AGEとRAGEの結合をELISA法により測定しました。結果、ノニ抽出物が存在することにより、AGEはRAGEと結合できなくなりました。
B) 1グループ3検体を分析。ノニ抽出液の有無と比較し統計的有意差(p< 0.05)のあるものを*と#とする。数値は平均値±標準誤差
■研究概要
Phytochemicals against advanced glycation end products (AGEs) and the receptor system
Author(s): Sho-ichi Yamagishi, Takanori Matsui, Yuji Ishibashi, Fumiyuki Isami, Yumi Abe, Tatsuya Sakaguchi and Yuichiro Higashimoto
Affiliation: Department of Pathophysiology and Therapeutics of Diabetic Vascular Complications, Kurume University School of Medicine, 67 Asahi-machi, Kurume 830-0011, Japan
論文URL: http://www.eurekaselect.com/146590/article
■AGE(終末糖化産物)とは
AGEとは終末糖化産物(Advanced Glycation End Products)、すなわち「タンパク質と糖が加熱されてできた物質」のこと。老化を進める原因物質とされています。
■モリンダ インクについて
モリンダ インク(本社:米国ユタ州アメリカンフォーク、1996年創業)は、「ノニ(学名:モリンダ・シトリフォリア)」の健康への恵みを世界に初めて紹介した研究主導型企業です。世界中の人々の健康と若々しい人生をサポートすることを使命としています。古代フレンチポリネシアから語り継がれてきた伝統を重んじ、最先端技術を駆使して研究した有用植物を世界中から調達して健康・美容関連製品の開発・製造を行っています。詳細は http://morinda.com をご覧ください。