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日本の酪農改革・酪農王国のノウハウを北海道で検証中「ニュージーランド・北海道酪農協力プロジェクト」調査中間報告

ニュージーランドの乳業最大手のフォンテラジャパン株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役社長:斎藤 康博、以下 フォンテラ社)は、フォンテラ社が参画している「ニュージーランド・北海道酪農協力プロジェクト」の、調査対象である放牧酪農家5戸の中間報告を発表しました。

調査報告(詳細): https://www.atpress.ne.jp/releases/115587/att_115587_1.pdf


■「ニュージーランド・北海道酪農協力プロジェクト」とは
「ニュージーランド・北海道酪農協力プロジェクト」は、日本の酪農の収益性を向上させる方法を特定することを目的として、ニュージーランドの専門家による北海道の放牧の調査です。
本調査はニュージーランド政府、フォンテラ社、ファームエイジ株式会社から資金提供を受け、日本の酪農家と提携し、北海道庁およびホクレン農業協同組合連合会の協力のもとで行っています。


■今回の調査内容
農場の生産性と利益を向上させるため、牧草地の利用効率を上げる方法を調査しました。方法は、直接的には放牧によって、間接的には牧草サイレージの品質を高めることによって調査しました。


■調査の結果
草地農業を確立した酪農家らは以下の結果を得られました。
・補助飼料の費用、動物の衛生管理費の削減
・夏季の作業量の低下とそれに伴うライフスタイルの向上
・農場利益の増加
・牛乳の品質向上

また、ある酪農家はすでに、放牧管理の改良により年間利益が300万〜400万円増えるという予想を出しています。この酪農家は、牛の放牧中の濃厚飼料を従来の7kgから2〜3kgにまで削減しつつ、牛乳の生産量を増加させることができたといいます。


■調査から得られた日本の酪農の改善点
・日本の酪農家らは牧草給餌の予算の組み方についてもっと学ぶ必要がある


■今後の結果報告会の開催
来年2017年5月のグラスファーミングスクール及び6月上旬開催予定の公開発表会の場で、今年1年間かけて得られたデータを財務データと共に検証、分析、又前年度と比較し、どのように改善できたかをまとめ、明らかにする予定です。


■フォンテラ(Fonterra)について
フォンテラは酪農家によって所有された酪農協同組合で、年間280万トン以上の原料乳製品、並びに付加価値品、小売商品を製造する世界最大手の乳業企業。酪農の専門知識を役立てるため、世界の酪農と乳製品ベースの「研究と技術革新」に投資する世界最大手の企業の1社です。世界の乳製品貿易量の約30%を扱っている世界最大の乳製品輸出企業で、ニュージーランドで製造されている乳製品の約95%を、100カ国以上の国・地域(顧客・消費者)に輸出しています。全世界の従業員数は約18,200名、売上高は、約2兆円(2014会計年度)。


■会社概要
商号  : フォンテラジャパン株式会社
代表者 : 代表取締役社長 斎藤 康博
所在地 : 〒108-0075 東京都港区港南2-16-2
設立  : 1982年4月
資本金 : 400,000,000円
事業内容: 乳製品輸入・販売
URL   : http://www.fonterra.com
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