対話型検索エンジン“コンシェルジュサービス”のプロトタイプを発表、企業向け提供開始
[09/07/15]
提供元:@Press
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次世代ケータイコミュニケーションメディアの企画・開発を行う株式会社CLON Lab(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:中山 小百合、以下 CLON Lab)は、このたび企業向け提供を目的とした情報収集ソリューション“コンシェルジュサービス”のプロトタイプを発表したことをお知らせいたします。
これまでCLON Labでは、2008年4月2日よりユーザー向けサービスを開始し、ケータイの中にユーザーの分身となる【クロン】を創り出し、その“もうひとりのジブン”と多彩なコミュニケーションを楽しむことができる、ユーザー向け知的エンターテインメント・サービス『CLON』を提供してきました。
今回、『CLON』の中で提供してきたコアの機能である“対話エージェント”を切り出し、企業向けに提供する情報収集の独自ソリューションとしてさらに開発を進め、プロトタイプとしてご体験いただけるようになりました。
■プロトタイプについて
今回開発したソリューション“コンシェルジュサービス”では、対話機能とレコメンド機能がシームレスに連携し、推薦する情報をユーザーへリアルタイムに提供できるようになりました。
ユーザーは、キャラクター(CLON)からの質問に答え対話を楽しむだけで、すぐにユーザーの対話に関連したレコメンド情報を受け取ることができます。
プロトタイプでは、サンプルとしてamazonの書籍情報を提供していますが、この他に製品情報、ニュース、企業情報、エンタメ情報など、ユーザーの好みや嗜好性にフィットする情報として様々な情報ソースに対応可能です。
ベースとなるエンジンの知識は、これまで『CLON』で蓄積された様々なデータを統合してご提供していきます。今後、提供企業が増え、ユーザーが利用すればするほど、さらに学習量が増え知識が高まっていくのが特徴です。
■“コンシェルジュサービス”に用いられている技術について
これまで自社メディアで実現してきた様々な技術、ノウハウを結集し、新たなサービスとして“コンシェルジュサービス”を開発しました。
コアとして用いられているのは、「人工対話エンジン」と「学習型レコメンデーションエンジン」の2つであり、この2つのエンジンがシームレスに連携する仕組みを実現したのは、国内でCLON Labのみとなります。
1. 人工対話エンジン
CLON Labの「人工対話エンジン」は、ユーザーが入力した文章から形態素解析により単語を切り出し、使用されている単語セット、それぞれの品詞情報、係り受け情報などから総合的に判断し、ユーザーへの自然な返答をリアルタイムに生成します。ある程度の文脈把握が可能となり、ユーザーとの対話が継続しやすいという特徴も有しています。
また、「人工対話エンジン」の知識は完全ではなく、人間同士の会話と同様に、エンジンがユーザーへ返答できないケースも当然ありますが、独自の学習機能(※1)および話題転換機能(※2)を用いることで、自然な対話を行うことが可能です。
(※1)人工対話エンジンにおける学習機能では、エンジンが持つ知識量を増やすことができます。
(※2)話題転換機能では、ユーザーが入力したことに対しWeb上の情報を基にした知識システムを用いて、エンジンが答えられることのうち、最も近いものを類推して、可能な場合は話題を転換します。
2. 学習型レコメンデーションエンジン
「学習型レコメンデーションエンジン」は、Web上の情報から生成した知識システムと、それを補完する学習機能により構成されています。
Web情報による知識システムでは、Web上にあるテキスト情報や、レコメンドの対象となる商品の周辺情報を用いて総合的に判断し、「発見性」のある情報をユーザーに推薦します。
また、学習機能は「発見性」のある情報をユーザーに推薦した後、ユーザーの反応や行動履歴などを加味し学習することにより、エンジンの精度は強化されていきます。
学習型レコメンデーションエンジンにおける学習機能は、エンジン全体の学習結果を全てのユーザーの応答に対してフィードバックすることに加え、会員制サービスにおいて個々のユーザーに合わせて学習し、個々に学習内容を反映することも可能です。
■マーケティングデータ(自社調べ)
『CLON』では、これまで6ヶ月間にわたり、ランダムに表示された情報と、コンシェルジュとして対話で表示された情報のユーザーのクリックレートを計測してまいりましたが、ランダム表示6.8%に対し、コンシェルジュ表示59%と、8.6倍もの閲覧満足率が得られています。
CLON Labでは、今後様々な企業へ“コンシェルジュサービス”を提供することで、さらに精度や機能を高めていき、ケータイの中で、“情報のコンシェルジュ”となるサービス開発を推進していきます。
■株式会社CLON Lab概要 (2009年7月15日現在)
(1)商号 : 株式会社CLON Lab
(2)主な事業内容: ソフトウェア・ハードウェアの企画、開発、販売、設計、保守など
(3)設立年月日 : 2007年11月1日
(4)本店所在地 : 〒150-0045 東京都渋谷区神泉11-7 セロンビル4F
(5)代表者 : 代表取締役 中山 小百合
(6)資本の額 : 15,000万円
(7)URL : http://www.clon.co.jp
これまでCLON Labでは、2008年4月2日よりユーザー向けサービスを開始し、ケータイの中にユーザーの分身となる【クロン】を創り出し、その“もうひとりのジブン”と多彩なコミュニケーションを楽しむことができる、ユーザー向け知的エンターテインメント・サービス『CLON』を提供してきました。
今回、『CLON』の中で提供してきたコアの機能である“対話エージェント”を切り出し、企業向けに提供する情報収集の独自ソリューションとしてさらに開発を進め、プロトタイプとしてご体験いただけるようになりました。
■プロトタイプについて
今回開発したソリューション“コンシェルジュサービス”では、対話機能とレコメンド機能がシームレスに連携し、推薦する情報をユーザーへリアルタイムに提供できるようになりました。
ユーザーは、キャラクター(CLON)からの質問に答え対話を楽しむだけで、すぐにユーザーの対話に関連したレコメンド情報を受け取ることができます。
プロトタイプでは、サンプルとしてamazonの書籍情報を提供していますが、この他に製品情報、ニュース、企業情報、エンタメ情報など、ユーザーの好みや嗜好性にフィットする情報として様々な情報ソースに対応可能です。
ベースとなるエンジンの知識は、これまで『CLON』で蓄積された様々なデータを統合してご提供していきます。今後、提供企業が増え、ユーザーが利用すればするほど、さらに学習量が増え知識が高まっていくのが特徴です。
■“コンシェルジュサービス”に用いられている技術について
これまで自社メディアで実現してきた様々な技術、ノウハウを結集し、新たなサービスとして“コンシェルジュサービス”を開発しました。
コアとして用いられているのは、「人工対話エンジン」と「学習型レコメンデーションエンジン」の2つであり、この2つのエンジンがシームレスに連携する仕組みを実現したのは、国内でCLON Labのみとなります。
1. 人工対話エンジン
CLON Labの「人工対話エンジン」は、ユーザーが入力した文章から形態素解析により単語を切り出し、使用されている単語セット、それぞれの品詞情報、係り受け情報などから総合的に判断し、ユーザーへの自然な返答をリアルタイムに生成します。ある程度の文脈把握が可能となり、ユーザーとの対話が継続しやすいという特徴も有しています。
また、「人工対話エンジン」の知識は完全ではなく、人間同士の会話と同様に、エンジンがユーザーへ返答できないケースも当然ありますが、独自の学習機能(※1)および話題転換機能(※2)を用いることで、自然な対話を行うことが可能です。
(※1)人工対話エンジンにおける学習機能では、エンジンが持つ知識量を増やすことができます。
(※2)話題転換機能では、ユーザーが入力したことに対しWeb上の情報を基にした知識システムを用いて、エンジンが答えられることのうち、最も近いものを類推して、可能な場合は話題を転換します。
2. 学習型レコメンデーションエンジン
「学習型レコメンデーションエンジン」は、Web上の情報から生成した知識システムと、それを補完する学習機能により構成されています。
Web情報による知識システムでは、Web上にあるテキスト情報や、レコメンドの対象となる商品の周辺情報を用いて総合的に判断し、「発見性」のある情報をユーザーに推薦します。
また、学習機能は「発見性」のある情報をユーザーに推薦した後、ユーザーの反応や行動履歴などを加味し学習することにより、エンジンの精度は強化されていきます。
学習型レコメンデーションエンジンにおける学習機能は、エンジン全体の学習結果を全てのユーザーの応答に対してフィードバックすることに加え、会員制サービスにおいて個々のユーザーに合わせて学習し、個々に学習内容を反映することも可能です。
■マーケティングデータ(自社調べ)
『CLON』では、これまで6ヶ月間にわたり、ランダムに表示された情報と、コンシェルジュとして対話で表示された情報のユーザーのクリックレートを計測してまいりましたが、ランダム表示6.8%に対し、コンシェルジュ表示59%と、8.6倍もの閲覧満足率が得られています。
CLON Labでは、今後様々な企業へ“コンシェルジュサービス”を提供することで、さらに精度や機能を高めていき、ケータイの中で、“情報のコンシェルジュ”となるサービス開発を推進していきます。
■株式会社CLON Lab概要 (2009年7月15日現在)
(1)商号 : 株式会社CLON Lab
(2)主な事業内容: ソフトウェア・ハードウェアの企画、開発、販売、設計、保守など
(3)設立年月日 : 2007年11月1日
(4)本店所在地 : 〒150-0045 東京都渋谷区神泉11-7 セロンビル4F
(5)代表者 : 代表取締役 中山 小百合
(6)資本の額 : 15,000万円
(7)URL : http://www.clon.co.jp