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タケックス・ラボ、「モウソウチク抽出物製剤」は乾燥後でも抗鳥インフルエンザウイルス効果が持続することを確認

 株式会社タケックス・ラボ(大阪府、代表取締役社長:清岡 久幸)は、鳥取大学農学部附属鳥由来人獣共通感染症疫学研究センター(鳥取市、センター長:伊藤 壽啓)と共同研究の結果、環境衛生用製剤である「モウソウチク抽出物製剤」(*)の抗ウイルス効果が30日間持続することを確認しました。

(*)孟宗竹の表皮より得られたモウソウチク抽出物を主成分とした製剤です。


 ウイルス用消毒剤として一般的に広く使われているアルコール製剤は、高い消毒効果がある一方、アルコールが揮発するまでの数分間しか抗ウイルス効果が持続しないため、アルコールが揮発後でもその効果が持続するような製剤が求められていました。

 この度タケックス・ラボと鳥取大学は、鳥インフルエンザウイルスに対する「モウソウチク抽出物製剤」の効果の持続性についての共同研究を行いました。

 試験管内で完全に乾燥させた「モウソウチク抽出物製剤」にウイルス液を添加し、10分間混合した後、ウイルスの感染価(感染力を保持したウイルスの数)を測定しました。その結果、乾燥後15、22および30日目に行った試験におけるウイルス感染価はいずれも検出限界以下となりました。また、対照試験(「モウソウチク抽出物製剤」乾燥物を含まない試験管に添加したウイルスの感染価を測定)との比較から、「モウソウチク抽出物製剤」乾燥物によるウイルス感染価の低下率は少なくとも99.999998%であることが確認されました。したがって、「モウソウチク抽出物製剤」は使用後にエタノール成分が蒸発した乾燥状態においても、少なくとも1ヵ月間は抗鳥インフルエンザウイルス効果を持続して有すると考えられました。

※タケックスラボでは、この「モウソウチク抽出物製剤」を配合した製品を製造販売しています。
製品情報: http://www.takex-labo.com/products/


【株式会社タケックス・ラボについて】
古来より竹は日本人の衣・食・住、全てにわたって密接に関わってきました。
ところが近年、国内需要が激減したため、竹は「荒廃竹林」「竹公害」と邪魔者扱いされるようになりました。
しかし竹は、地上植物の中でも成長力の早い循環性資源であり、有効利活用は森林資源の乱伐採に歯止めをかけ、地球環境に負荷をかけない「持続可能な再生資源の有効活用法」となります。

◆タケックスラボの取り組み
1.竹資源有効利活用を目的とする研究開発
2.国内における竹資源の需要創造に対する取り組み
3.国内における竹資源有効利活用のためのビジネスモデルの構築
4.各地域における竹資源有効利活用事業のためのコンサルティング
5.竹資源有効利活用事業のための技術供与

◆目指す効果
環境保全、新産業創出、地域の活性化、雇用の創出、里山再生、CO2削減

商号  : 株式会社タケックス・ラボ
代表者 : 代表取締役社長 清岡 久幸
所在地 : 大阪府吹田市江坂町1-13-48 インタープラネット江坂ビル3F
設立  : 2002年2月
資本金 : 177,154,000円
URL   : http://www.takex-labo.com/


【鳥取大学農学部附属鳥由来人獣共通感染症疫学研究センターについて】
センター長: 伊藤 壽啓(鳥取大学農学部獣医学科 教授)
所在地  : 鳥取県鳥取市湖山町南4-101
URL    : http://muses.muses.tottori-u.ac.jp/facilities/AZRC/

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