ABBがブルックフィールドリニューアブルパワー社に対し電力系統管理ソリューションを提供します
[09/08/10]
提供元:@Press
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電力技術とオートメーションのリーディングカンパニーであるABB(本社:スイス連邦・チューリッヒ)はこのほど、カナダ、アメリカ各地で134箇所の発電施設を操業するブルックフィールドリニューアブルパワー社に対し、電力エネルギー設備の監視および制御を担う電力系統管理ソリューションを提供することになりました。
ブルックフィールドリニューアブルパワー社は南北アメリカで最大のCO2排出の無い発電事業者のひとつで、ABBのソリューションにより北米の全ての発電施設を制御・監視する計画です。
ブルックフィールドリニューアブルパワー社は、水力発電所132箇所、(カナダ最大級のひとつである)風力発電所1基、そして地熱発電所1箇所をカナダおよびアメリカ各地で操業しています。これらのプラントの総発電能力は3,500メガワット以上で、西はブリティッシュコロンビアから東はニューイングランド、そして南端はルイジアナと、北米各地に拡がっています。
ブルックフィールドリニューアブルパワー社は、市場のリーダーABBの“Network Manager(TM) SCADA”電力系統管理システムにより、広範囲に点在する多数の発電設備の運転状況を高速かつ高品質の情報が得られます。またオペレータの正しい判断の前提となる現状認識を高め、系統の安定度を高めることになります。
冗長構成された各国1箇所の全国制御センターと3箇所の地方制御センターから、全134箇所の設備が遠隔監視・制御されます。誤動作や停電がないように1箇所の制御センターで不具合が発生した場合でも相互バックアップが可能です。
ブルックフィールドリニューアブルパワー社は、本システムにより、北米電力網信頼性基準「NERC CIP※」に準拠することができます。
(※CIP:Critical Infrastructure Protection(重要インフラ保護基準)は、NERC:North American Electric Reliability Council(北米電力信頼性評議会)が定める、不法なサイバーアクセスや妨害から送電系統を守る厳格な要求基準)
「このNetwork managerの技術とシステム構成のおかげで冗長性と柔軟性が得られ、我々の運用可能範囲が拡大でき、『NERC CIP』の要求基準に適合できます。このプロジェクトにより、我々のオペレータはより良い状況認識をすることができ、効率的に仕事をこなせるでしょう。」と、ブルックフィールドリニューアブルパワー社の副社長、ビーゴ・ランドヒルドは述べています。
Network managerは、送配電系統、発電、電力取引システム、スマートグリッドをリアルタイムで監視、制御、運用する世界最先端のシステムで、世界中に400件以上の運用事例があります。
■ABBについて ( http://www.abb.com/ )
ABBは、世界のおよそ100カ国に120,000人の従業員を擁する電力技術とオートメーション技術のリーディングカンパニーです。環境負荷を最低限に抑えながらお客さまの業務効率を最適化するソリューションの数々を、産業界と公益事業の皆さまに提供しています。
■ABB株式会社について ( http://www.abb.co.jp/ )
ABBの日本法人であるABB株式会社は、国内において電力およびオートメーション事業を、製造、販売、サービス分野にわたって展開しています。
また、ABBの日本国内における活動は、ABB株式会社と3つの合弁事業から構成されており、ABBジャパングループとして約700名の従業員、12都市にわたる販売/サービスネットワークを擁しています。
ブルックフィールドリニューアブルパワー社は南北アメリカで最大のCO2排出の無い発電事業者のひとつで、ABBのソリューションにより北米の全ての発電施設を制御・監視する計画です。
ブルックフィールドリニューアブルパワー社は、水力発電所132箇所、(カナダ最大級のひとつである)風力発電所1基、そして地熱発電所1箇所をカナダおよびアメリカ各地で操業しています。これらのプラントの総発電能力は3,500メガワット以上で、西はブリティッシュコロンビアから東はニューイングランド、そして南端はルイジアナと、北米各地に拡がっています。
ブルックフィールドリニューアブルパワー社は、市場のリーダーABBの“Network Manager(TM) SCADA”電力系統管理システムにより、広範囲に点在する多数の発電設備の運転状況を高速かつ高品質の情報が得られます。またオペレータの正しい判断の前提となる現状認識を高め、系統の安定度を高めることになります。
冗長構成された各国1箇所の全国制御センターと3箇所の地方制御センターから、全134箇所の設備が遠隔監視・制御されます。誤動作や停電がないように1箇所の制御センターで不具合が発生した場合でも相互バックアップが可能です。
ブルックフィールドリニューアブルパワー社は、本システムにより、北米電力網信頼性基準「NERC CIP※」に準拠することができます。
(※CIP:Critical Infrastructure Protection(重要インフラ保護基準)は、NERC:North American Electric Reliability Council(北米電力信頼性評議会)が定める、不法なサイバーアクセスや妨害から送電系統を守る厳格な要求基準)
「このNetwork managerの技術とシステム構成のおかげで冗長性と柔軟性が得られ、我々の運用可能範囲が拡大でき、『NERC CIP』の要求基準に適合できます。このプロジェクトにより、我々のオペレータはより良い状況認識をすることができ、効率的に仕事をこなせるでしょう。」と、ブルックフィールドリニューアブルパワー社の副社長、ビーゴ・ランドヒルドは述べています。
Network managerは、送配電系統、発電、電力取引システム、スマートグリッドをリアルタイムで監視、制御、運用する世界最先端のシステムで、世界中に400件以上の運用事例があります。
■ABBについて ( http://www.abb.com/ )
ABBは、世界のおよそ100カ国に120,000人の従業員を擁する電力技術とオートメーション技術のリーディングカンパニーです。環境負荷を最低限に抑えながらお客さまの業務効率を最適化するソリューションの数々を、産業界と公益事業の皆さまに提供しています。
■ABB株式会社について ( http://www.abb.co.jp/ )
ABBの日本法人であるABB株式会社は、国内において電力およびオートメーション事業を、製造、販売、サービス分野にわたって展開しています。
また、ABBの日本国内における活動は、ABB株式会社と3つの合弁事業から構成されており、ABBジャパングループとして約700名の従業員、12都市にわたる販売/サービスネットワークを擁しています。