大和ネクスト銀行調べ 2016年ランキングで見る、シニアライフの実像 今年、おもしろかった映画 3位「君の名は。」、2位「シン・ゴジラ」、1位は? 今年、おもしろかったドラマ 3位「とと姉ちゃん」、2位「真田丸」、1位は?
[16/12/15]
提供元:@Press
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大和証券グループ本社が100%出資する銀行で、「貯蓄から投資へ」の流れを創る独自の証銀連携ビジネスモデルを展開している株式会社大和ネクスト銀行(http://www.bank-daiwa.co.jp/)(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 中村比呂志)は、シニア予備軍とシニアの“シニアライフに対する意識や実態”を探るため、2016年11月11日〜11月12日の2日間、全国の50〜79歳の男女を対象に、“2016年ランキングで見る”シニアライフに関する調査をインターネットリサーチにより実施し、1,000名の有効サンプルを集計しました。(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)
■ シニアライフに対する意識とシニアライフの準備・実態 ■
◆シニア予備軍がシニアライフを予想 「ハッピーライフ」予想は5割半、「ミゼラブルライフ」予想は4割半
◆「ハッピーなシニアライフを送っている」と実感するシニアは8割半、3年連続増加傾向
◆投資がシニアライフの明暗を分ける? 幸せなシニアほど「株式投資」「投資信託」を実践
◆シニア予備軍はシニアライフに向けた資産形成で「外貨預金」に注目
全国のシニア予備軍(50〜59歳)とシニア(60〜79歳)の男女1,000名(全回答者)に、シニアライフの予想と実感を聞きました。
まず、シニア予備軍(336名)に対し、どんなシニアライフ(60歳以降の生活)が訪れることを予想しているかを、“ハッピー(幸せ、幸福)ライフ”と“ミゼラブル(不幸、惨め)ライフ”のどちらに近い生活になると思うかで聞いたところ、『ハッピーライフ』(「ハッピーライフに近い」と「どちらかといえばハッピーライフに近い」の合計)56.2%、『ミゼラブルライフ』(「ミゼラブルライフに近い」と「どちらかといえばミゼラブルライフに近い」の合計)43.8%となりました。
次に、シニア(664名)に対し、現在送っているシニアライフの実感として、“ハッピーライフ”と“ミゼラブルライフ”のどちらに近い生活だと思うかで聞いたところ、『ハッピーライフ』が83.8%、『ミゼラブルライフ』が16.3%となりました。シニアが実感している『ハッピーライフ』の割合は、シニア予備軍が予想した『ハッピーライフ』の割合より高く、シニア予備軍が考えているよりも老後を幸せに過ごしているシニアが多いことがわかりました。
また、同様の質問を行った過去2回の調査結果と『ハッピーライフ』の割合を比較すると、ハッピーライフを送っているシニアは昨年比で5.5ポイント上昇(2015年78.3%→2016年83.8%)、一昨年比では6.9ポイントの上昇(2014年76.9%→2016年83.8%)となりました。近年、幸せなシニアライフを実感する方が増えている傾向にあるようです。
次に、全回答者(1,000名)に対し、シニアライフに向けてどんな資産形成に取り組んでいるか/いたかを聞いたところ、「円預金」が65.2%で最も高く、次いで「株式投資(国内・海外)」28.9%、「貯蓄性のある保険(年金保険、養老保険・一時払終身保険など)」19.5%、「投資信託(J-REIT含む)」19.1%が上位回答となりました。
シニア予備軍とシニアで比較すると、シニア予備軍は、「貯蓄性のある保険」22.3%や「財形貯蓄」11.9%がシニア(それぞれ18.1%、6.2%)よりも高く、シニアは「株式投資」32.1%や「投資信託」20.9%がシニア予備軍(それぞれ22.6%、15.5%)よりも高くなりました。シニア予備軍はシニアよりも安定性重視の資産形成に、シニアはシニア予備軍よりも積極的な資産形成に取り組んでいる傾向がわかりました。
また、シニアライフに向けて取り組んでいた資産形成の上位項目を、シニアライフの実感別に比較すると、ハッピーライフを実感しているシニアは資産形成に取り組んでいた割合が高く、特に「円預金」68.9%ではミゼラブルライフ実感者(43.5%)よりも20ポイント以上、「株式投資」34.9%や「投資信託」23.2%では、ミゼラブルライフ実感者(それぞれ17.6%、9.3%)よりも10ポイント以上高くなりました。株式投資や投資信託など、積極的な資産運用に取り組んだ結果、円預金を増やし、現在のハッピーなシニアライフを手に入れたのかもしれません。
さらに、同様の質問を行った過去2回の調査結果と、シニア予備軍が「外貨預金」をしている割合を比較すると、2014年6.5%、2015年8.6%、2016年11.0%と、徐々に増えていることがわかりました。シニア予備軍は、シニアライフに向けた資産形成として、外貨預金に注目し始めているのかもしれません。
■ シニアの消費 ■
◆シニアは「旅行」に消費、シニア予備軍の男性は「デート」に消費、孫のいる人は「孫消費」
◆イキイキとしたシニアライフの消費実態 今年1年の出費 旅行代は平均20万円、趣味代は12万円、自分磨き・アンチエイジング代は6万円、デート代は8万円、孫消費は12万円
今年、シニアやシニア予備軍はどんなことにお金を費やしたのでしょうか。
全回答者(1,000名)に、今年、どんなことにお金を費やしたか聞いたところ、「旅行」にお金を費やした人は71.6%、「趣味」は85.8%、「自分磨きやアンチエイジング」は58.2%、「デート」は18.2%となりました。旅行や趣味にお金を費やした人が多くなっています。また、自分磨きやデートにも、お金を費やす人が一定数みられました。
シニアとシニア予備軍で比較すると、シニアは「旅行」が74.8%と、シニア予備軍(65.2%)よりも高くなりました。60代や70代になると、会社勤めなどをしていた人も定年退職を迎えて時間に余裕ができ、旅行にお金を費やすことが増えるのかもしれません。一方、シニア予備軍は「デート」が22.6%と、シニア(16.0%)よりも高く、特にシニア予備軍の男性では31.5%と高くなりました。シニア予備軍の男性の3人に1人は、配偶者や恋人とのデートを楽しんでいるようです。さらに、「自分磨きやアンチエイジング」では、シニア予備軍の女性(69.0%)やシニア女性(72.3%)で7割前後と高くなりました。シニアやシニア予備軍の女性は習い事や美容などの自分磨きへの関心が高いことが明らかになりました。
また、これらの活動に今年お金を費やした割合をシニアライフの実感別に比較すると、ハッピーライフを実感しているシニアはお金を費やした割合が高くなっていますが、特に、「旅行」は差が大きく、ハッピーライフ実感者は79.3%、ミゼラブルライフ実感者は51.9%と、27.4ポイント差となりました。幸せなシニアライフを送るには、旅行などのレジャーは欠かせないのかもしれません。
さらに、孫がいる人(420名)に、今年、「孫消費」(孫への買い物・プレゼントなど)をしたかを聞いたところ、「孫消費」をした人の割合は92.4%となりました。孫の喜ぶ顔がみたくて、ついついお財布の紐が緩んでしまった、といった経験は、孫がいる人の多くは、共感できる出来事のようです。
では、それぞれの活動には、どの程度のお金を費やしたのでしょうか。
今年、お金を費やしたことがある活動に対して、1年でそれぞれいくらぐらい使ったかを聞いたところ、「旅行」は平均20.0万円、「趣味」は12.2万円、「自分磨きやアンチエイジング」は6.2万円、「デート」は8.3万円となりました。また、「孫消費」の平均額は12.1万円でした。自分の趣味に費やしたお金と同じくらい、孫のために消費していることが明らかになりました。イキイキとしたシニアライフを送るために、様々なことに消費しているようです。
また、これらの金額は「デート」を除いてシニア予備軍よりシニアのほうが高くなり、シニアは「旅行」が21.4万円、「趣味」が13.0万円、「自分磨きやアンチエイジング」が6.4万円となりました。シニア予備軍は「デート」が10.7万円でした。
■相続に関する意識・状況■
◆どこか他人ごと? 「自分の相続や葬儀について考えたことがある」5割半も、「“争続”になることはないと思う」が7割半
◆相続税の主な改正内容 「知っている」は3割半、「知らない」が6割半に
◆「子どもへの生前贈与を考えている」2割
全回答者(1,000名)に、相続に関する意識について聞いたところ、「自分の死後の相続や葬儀の手続きのことを考えたことがある」では『あてはまる』(「非常にあてはまる」と「ややあてはまる」の合計)が54.4%、「自分の死後、相続でもめることはないと思う」では『あてはまる』が76.2%となりました。自分の死後のことに思いを巡らせた人が多数ですが、“争続”になる可能性に関しては、どこか他人ごととして捉えている人が多いのではないでしょうか。
また、相続に関する知識について聞いたところ、「昨年1月から適用された相続税の税制改正の主な内容について知っている」では『あてはまる』が34.5%、『あてはまらない』(「全くあてはまらない」と「あまりあてはまらない」の合計)が65.5%となり、「マイナンバー制度が相続に及ぼす影響を理解している」では、『あてはまる』が32.1%、『あてはまらない』が67.9%となりました。昨年1月の相続税の税制改正により、基礎控除の金額がこれまでの6割に減額されました。これによって、相続税の申告が必要となる人が増えると言われていますが、このことを知っている人は3人に1人程度にとどまり、多くの人に知られていないことがわかりました。また、マイナンバーの導入によって、税務署が預金口座などの金融資産を紐付けて管理できるようになった一方で、マイナンバーは本人以外、たとえ家族であっても利用できないため、家族に知らせていない預金口座などがあると、相続の際、税務署から思わぬ申告漏れを指摘されるようなトラブルの発生も予想されています。相続税や相続の手続きに影響があるこれらの改正・制度の導入ですが、シニアやシニア予備軍に、あまり知られていない実態が明らかになりました。
さらに、相続などに関する対策状況について聞いたところ、「自分が要介護になったときや死後に備えて、対策ができている」では『あてはまる』が26.5%、『あてはまらない』が73.5%となり、「子どもへの財産の生前贈与を考えている」では『あてはまる』が19.9%、『あてはまらない』が80.1%となりました。相続や死後の手続きのことを考えたことがある人は多くても、実際に対策を行っている人は、少ないようです。
■2016年ランキングで見る、シニアライフの実像■
それでは、シニアやシニア予備軍は、今年どんなことに心を動かされたのでしょうか。シニアライフの実像を探るべく、2016年の出来事について、ランキング調査を行いました。
◆今年、楽しんだこと 1位「旅行」、2位「嗜好品」、3位「映画鑑賞」
◆来年はもっと「旅行」「グルメ」「季節のイベント」を楽しみたい、「手工芸」や「日曜大工」など、創作にも関心
全回答者(1,000名)に、今年(2016年)、楽しんだことを聞いたところ、1位「旅行」、2位「嗜好品(コーヒー、紅茶、お酒、葉巻など)」、3位「映画鑑賞」、4位「読書」、5位「ドラマ鑑賞」となりました。
男性では、4位「ウォーキング・ランニング・マラソン」、5位「ドライブ」などが女性よりも上位に挙がり、女性では、6位「家庭菜園・ガーデニング」、8位「料理」が男性よりも上位に挙がりました。男性では運動やドライブ、女性では家庭菜園や料理を楽しんだ人が多かったようです。
また、シニア予備軍では、7位「グルメ巡り」などがシニアよりも上位に、シニアでは5位「ウォーキング・ランニング・マラソン」などがシニア予備軍より上位になったことが特徴的でした。今年は、ポケモンGOが大流行しましたが、ポケモンGOがウォーキングを楽しむきっかけになったというシニアもいるのではないでしょうか。
さらに、来年(2017年)、楽しみたいことを聞いたところ、今年楽しんだことよりも割合が高くなったのは、「旅行」69.5%、「グルメ巡り」24.2%、「季節の催し(花見、盆踊り、月見など)」19.5%、「手工芸(陶芸・ハンドクラフト・編み物など)」11.7%、「日曜大工・DIY」8.8%などでした。来年は今年より、旅行やグルメ巡り、季節のイベントなどへの参加で外出するシニアやシニア予備軍が増えるのではないでしょうか。また、手工芸や日曜大工などの創作活動に取り組みたいとする意見も挙がっています。来年は今年よりもっとアクティブに過ごしたいと考えている人が多いようです。
◆今年、おもしろかったドラマ 1位「ドクターX」、2位「真田丸」、3位「とと姉ちゃん」
◆シニア予備軍のゴールデンタイムは22時台?おもしろかったドラマ上位に「家売るオンナ」「逃げ恥」「校閲ガール」
今年楽しんだことの上位にドラマや映画がランクインしましたが、どのようなコンテンツを楽しんだのでしょうか。
まず、全回答者(1,000名)に、今年(2016年)、面白いと感じたドラマを聞いたところ、1位「ドクターX 〜外科医・大門未知子〜 第4シリーズ」、2位「真田丸」、3位「とと姉ちゃん」、4位「相棒 season14」、5位「相棒 season15」となりました。大河ドラマや連続テレビ小説のほか、シリーズ化されている人気ドラマの続編を楽しんだ人が多かったようです。また、昨年の調査では、大河ドラマは10位でしたが、今年は2位と大幅にランクアップしました。
シニア予備軍の上位には、3位に北川景子さん主演の「家売るオンナ」、5位に新垣結衣さん主演の「逃げるは恥だが役に立つ」、8位に石原さとみさん主演の「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」などがランクインしました。いずれも放送時間は22時台のドラマでした。一方、シニアの上位には、6位「科捜研の女 第16シリーズ」、7位「警視庁捜査一課9係 season11」、8位「べっぴんさん」などがランクインしました。朝ドラのほか、放送時間は遅くても21時台までのドラマが上位にランクインしたようです。
◆今年、おもしろかった映画 1位「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」、「シン・ゴジラ」は2位、「君の名は。」は3位、女性1位「君の名は。」、シニア1位「ハドソン川の奇跡」
◆シニアは日本映画がお好き?おもしろかった映画上位に「母と暮せば」「家族はつらいよ」「殿、利息でござる!」
続いて、全回答者(1,000名)に、今年(2016年)、面白いと感じた映画を聞いたところ、1位「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」、2位「シン・ゴジラ」、3位「君の名は。」、4位「ハドソン川の奇跡」、5位「007 スペクター」となりました。スター・ウォーズやゴジラなど、若い頃に親しんだ名作映画の最新作が上映されたことで、それらの新作映画を楽しんだシニアやシニア予備軍が多かったようです。
男性のトップ3は、1位「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」、2位「シン・ゴジラ」、3位「007 スペクター」となり、人気シリーズの最新作がトップ3を占めました。一方、女性のトップ3は、1位「君の名は。」、2位は同率で「母と暮せば」と「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」となりました。今年大ヒットの「君の名は。」にハマった女性は少なくないようです。
シニア予備軍の1位は「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」、シニアの1位は「ハドソン川の奇跡」となりました。そのほか、シニア予備軍の上位には、4位「信長協奏曲」や7位「64-ロクヨン-」といった、マンガや小説が原作となった映画がランクインし、シニアの上位には、4位「母と暮せば」や6位「家族はつらいよ」、7位「殿、利息でござる!」など、日本映画が数多くランクインしました。
◆年末年始に行きたい温泉ランキング “ひとり旅”“デート旅行”で「由布院温泉」が二冠!
◆各地域の人から人気の温泉デート先 北海道は「登別」、東北は「秋保」、関東は「箱根」、中部は「奥飛騨」
◆“同窓会で温泉旅行”は「箱根温泉」が1位!今年古希のトランプ次期大統領をおもてなしするならどの温泉?
全回答者(1,000名)に、2016年から2017年の年末年始に、温泉旅行に行くとしたらどの温泉に行きたいかを、シーンごとに聞いたところ、“ひとり温泉旅行”では、1位「湯布院温泉 (大分県)」、2位「箱根温泉郷 (神奈川県)」、3位「登別温泉 (北海道)」となりました。“温泉旅行デート”では、1位「湯布院温泉 (大分県)」、2位「箱根温泉郷 (神奈川県)」、3位「指宿温泉 (鹿児島県)」となりました。どちらも湯布院温泉が1位となっています。
“温泉旅行デート”で行きたい温泉を居住地別にみると、北海道の1位は「登別温泉 (北海道)」、東北の1位は「秋保温泉 (宮城県)」、関東の1位は「箱根温泉郷 (神奈川県)」、中部の1位は「奥飛騨温泉郷 (岐阜県)」となりました。各地域の住民は、それぞれ近場にあって、特徴や評判をよく知っていると思われるこれらの温泉を1位に選びました。少し遠出をして温泉旅行デートをしたい人は、これらの住民の意見を参考にするのも良いのではないでしょうか。また、近畿、中国・四国では、1位は「湯布院温泉 (大分県)」でしたが、九州では1位は同率で「黒川温泉 (熊本県)」と「別府温泉郷 (大分県)」で、「湯布院温泉 (大分県)」よりも上位となりました。九州の居住者は、湯布院温泉だけではなく、黒川温泉や別府温泉もデート旅行スポットとして魅力的だと感じているようです。
また、“同窓会の温泉旅行”についても聞いたところ、1位「箱根温泉郷 (神奈川県)」、2位「草津温泉 (群馬県)」、3位「熱海温泉 (静岡県)」となりました。
さらに、今年70歳を迎えたトランプ次期大統領を安倍首相が“おもてなしする”のにおすすめの温泉を聞いたところ、1位「箱根温泉郷 (神奈川県)」、2位「草津温泉 (群馬県)」、3位「洞爺湖温泉 (北海道)」となりました。同窓会や外国のVIPのおもてなしなど、大勢で集まってわいわい楽しみたい同窓会のようなシーンや、VIPをおもてなしするようなオフィシャルなシーンでは、首都東京からの交通の便もよく、温泉以外の観光スポットとしても有名な箱根温泉が選ばれるようです。
◆お手本にしたいシニアランキング 1位は3年連続「吉永小百合」さん、シニア男性1位は「加山雄三」さん
◆一緒にお酒や食事を楽しみたい、今年“還暦”の有名人 1位は「笑福亭笑瓶」さん
シニア予備軍男性が選んだ1位は「桑田佳祐」さん、シニア予備軍女性の選んだ1位は「浅田美代子」さん
全回答者(1,000名)に、お手本にしたいシニア有名人(60代・70代)を聞いたところ、1位「吉永小百合」さん、2位「樹木希林」さん、3位「タモリ」さん、4位「役所広司」さん、5位「加山雄三」さんとなりました。1位は今年で3年連続、吉永小百合さんとなりました。また、今年60歳を迎えた役所広司さんが4位にランクインしました。
シニア予備軍の男性の1位は「タモリ」さん、シニア男性の1位は「加山雄三」さんとなりました。女性では、シニア予備軍、シニアともに1位「吉永小百合」さんとなりました。
次に、今年、還暦のお祝いを迎えた有名人で、一緒にお酒や食事を楽しみたいと思う有名人を聞いたところ、1位「笑福亭笑瓶」さん、2位「桑田佳祐」さん、3位「竹中直人」さん、4位「浅田美代子」さん、5位「役所広司」さんとなりました。落語家の笑福亭笑瓶さんを筆頭に、上位にはバラエティ番組などで目にする機会の多い有名人が多く並びました。楽しい話をしながら、お酒や食事を楽しみたいとの思いの表れかもしれません。
シニア予備軍の男性の1位は「桑田佳祐」さん、シニア予備軍の女性の1位は「浅田美代子」さんとなりました。シニアは男女ともに、1位は「笑福亭笑瓶」さんでした。
◆もし孫だったら目に入れても痛くない? 理想の孫の男性有名人1位は「鈴木福」さん 女性有名人の1位は「本田望結」さん
◆お義父さん・お義母さんと呼ばれたい?理想の娘婿1位は「向井理」さん、理想の息子嫁1位は「杏」さん
◆シニアから圧倒的人気?“理想の孫”と“理想の娘婿/息子嫁”のどちらもランクインした「大谷翔平」さんと「新垣結衣」さん
全回答者(1,000名)に、理想の孫のイメージに合う男性有名人、女性有名人をそれぞれ聞いたところ、男性有名人の1位は「鈴木福」さん、2位は「大谷翔平」さん、3位は「寺田心」さん、4位「羽生結弦」さん、5位は「佐藤健」さんとなり、女性有名人の1位は「本田望結」さん、2位は「芦田愛菜」さん、3位は「浅田真央」さん、4位は「新垣結衣」さん、5位は「広瀬すず」さんとなりました。子役で活躍してきた俳優・女優のほか、スポーツ選手がランクインしました。
さらに、理想の娘婿(娘の夫)のイメージに合う男性有名人、理想の息子嫁(息子の妻)のイメージに合う女性有名人をそれぞれ聞いたところ、理想の娘婿の1位は「向井理」さん、2位は同数で「妻夫木聡」さんと「東出昌大」さん、4位も同数で「大谷翔平」さんと「櫻井翔」さんとなり、理想の息子嫁の1位は「杏」さん、2位は「新垣結衣」さん、3位は「綾瀬はるか」さん、4位は同数で「吉永小百合」さんと「北川景子」さんとなりました。大谷翔平さんと新垣結衣さんは“理想の孫”と“理想の娘婿/息子嫁”の両方で上位にランクインしました。シニアやシニア予備軍が、“こんな息子・娘や孫がいたらいいなあ”と想像するときにイメージする理想像に近いようです。
■ シニアライフに対する意識とシニアライフの準備・実態 ■
◆シニア予備軍がシニアライフを予想 「ハッピーライフ」予想は5割半、「ミゼラブルライフ」予想は4割半
◆「ハッピーなシニアライフを送っている」と実感するシニアは8割半、3年連続増加傾向
◆投資がシニアライフの明暗を分ける? 幸せなシニアほど「株式投資」「投資信託」を実践
◆シニア予備軍はシニアライフに向けた資産形成で「外貨預金」に注目
全国のシニア予備軍(50〜59歳)とシニア(60〜79歳)の男女1,000名(全回答者)に、シニアライフの予想と実感を聞きました。
まず、シニア予備軍(336名)に対し、どんなシニアライフ(60歳以降の生活)が訪れることを予想しているかを、“ハッピー(幸せ、幸福)ライフ”と“ミゼラブル(不幸、惨め)ライフ”のどちらに近い生活になると思うかで聞いたところ、『ハッピーライフ』(「ハッピーライフに近い」と「どちらかといえばハッピーライフに近い」の合計)56.2%、『ミゼラブルライフ』(「ミゼラブルライフに近い」と「どちらかといえばミゼラブルライフに近い」の合計)43.8%となりました。
次に、シニア(664名)に対し、現在送っているシニアライフの実感として、“ハッピーライフ”と“ミゼラブルライフ”のどちらに近い生活だと思うかで聞いたところ、『ハッピーライフ』が83.8%、『ミゼラブルライフ』が16.3%となりました。シニアが実感している『ハッピーライフ』の割合は、シニア予備軍が予想した『ハッピーライフ』の割合より高く、シニア予備軍が考えているよりも老後を幸せに過ごしているシニアが多いことがわかりました。
また、同様の質問を行った過去2回の調査結果と『ハッピーライフ』の割合を比較すると、ハッピーライフを送っているシニアは昨年比で5.5ポイント上昇(2015年78.3%→2016年83.8%)、一昨年比では6.9ポイントの上昇(2014年76.9%→2016年83.8%)となりました。近年、幸せなシニアライフを実感する方が増えている傾向にあるようです。
次に、全回答者(1,000名)に対し、シニアライフに向けてどんな資産形成に取り組んでいるか/いたかを聞いたところ、「円預金」が65.2%で最も高く、次いで「株式投資(国内・海外)」28.9%、「貯蓄性のある保険(年金保険、養老保険・一時払終身保険など)」19.5%、「投資信託(J-REIT含む)」19.1%が上位回答となりました。
シニア予備軍とシニアで比較すると、シニア予備軍は、「貯蓄性のある保険」22.3%や「財形貯蓄」11.9%がシニア(それぞれ18.1%、6.2%)よりも高く、シニアは「株式投資」32.1%や「投資信託」20.9%がシニア予備軍(それぞれ22.6%、15.5%)よりも高くなりました。シニア予備軍はシニアよりも安定性重視の資産形成に、シニアはシニア予備軍よりも積極的な資産形成に取り組んでいる傾向がわかりました。
また、シニアライフに向けて取り組んでいた資産形成の上位項目を、シニアライフの実感別に比較すると、ハッピーライフを実感しているシニアは資産形成に取り組んでいた割合が高く、特に「円預金」68.9%ではミゼラブルライフ実感者(43.5%)よりも20ポイント以上、「株式投資」34.9%や「投資信託」23.2%では、ミゼラブルライフ実感者(それぞれ17.6%、9.3%)よりも10ポイント以上高くなりました。株式投資や投資信託など、積極的な資産運用に取り組んだ結果、円預金を増やし、現在のハッピーなシニアライフを手に入れたのかもしれません。
さらに、同様の質問を行った過去2回の調査結果と、シニア予備軍が「外貨預金」をしている割合を比較すると、2014年6.5%、2015年8.6%、2016年11.0%と、徐々に増えていることがわかりました。シニア予備軍は、シニアライフに向けた資産形成として、外貨預金に注目し始めているのかもしれません。
■ シニアの消費 ■
◆シニアは「旅行」に消費、シニア予備軍の男性は「デート」に消費、孫のいる人は「孫消費」
◆イキイキとしたシニアライフの消費実態 今年1年の出費 旅行代は平均20万円、趣味代は12万円、自分磨き・アンチエイジング代は6万円、デート代は8万円、孫消費は12万円
今年、シニアやシニア予備軍はどんなことにお金を費やしたのでしょうか。
全回答者(1,000名)に、今年、どんなことにお金を費やしたか聞いたところ、「旅行」にお金を費やした人は71.6%、「趣味」は85.8%、「自分磨きやアンチエイジング」は58.2%、「デート」は18.2%となりました。旅行や趣味にお金を費やした人が多くなっています。また、自分磨きやデートにも、お金を費やす人が一定数みられました。
シニアとシニア予備軍で比較すると、シニアは「旅行」が74.8%と、シニア予備軍(65.2%)よりも高くなりました。60代や70代になると、会社勤めなどをしていた人も定年退職を迎えて時間に余裕ができ、旅行にお金を費やすことが増えるのかもしれません。一方、シニア予備軍は「デート」が22.6%と、シニア(16.0%)よりも高く、特にシニア予備軍の男性では31.5%と高くなりました。シニア予備軍の男性の3人に1人は、配偶者や恋人とのデートを楽しんでいるようです。さらに、「自分磨きやアンチエイジング」では、シニア予備軍の女性(69.0%)やシニア女性(72.3%)で7割前後と高くなりました。シニアやシニア予備軍の女性は習い事や美容などの自分磨きへの関心が高いことが明らかになりました。
また、これらの活動に今年お金を費やした割合をシニアライフの実感別に比較すると、ハッピーライフを実感しているシニアはお金を費やした割合が高くなっていますが、特に、「旅行」は差が大きく、ハッピーライフ実感者は79.3%、ミゼラブルライフ実感者は51.9%と、27.4ポイント差となりました。幸せなシニアライフを送るには、旅行などのレジャーは欠かせないのかもしれません。
さらに、孫がいる人(420名)に、今年、「孫消費」(孫への買い物・プレゼントなど)をしたかを聞いたところ、「孫消費」をした人の割合は92.4%となりました。孫の喜ぶ顔がみたくて、ついついお財布の紐が緩んでしまった、といった経験は、孫がいる人の多くは、共感できる出来事のようです。
では、それぞれの活動には、どの程度のお金を費やしたのでしょうか。
今年、お金を費やしたことがある活動に対して、1年でそれぞれいくらぐらい使ったかを聞いたところ、「旅行」は平均20.0万円、「趣味」は12.2万円、「自分磨きやアンチエイジング」は6.2万円、「デート」は8.3万円となりました。また、「孫消費」の平均額は12.1万円でした。自分の趣味に費やしたお金と同じくらい、孫のために消費していることが明らかになりました。イキイキとしたシニアライフを送るために、様々なことに消費しているようです。
また、これらの金額は「デート」を除いてシニア予備軍よりシニアのほうが高くなり、シニアは「旅行」が21.4万円、「趣味」が13.0万円、「自分磨きやアンチエイジング」が6.4万円となりました。シニア予備軍は「デート」が10.7万円でした。
■相続に関する意識・状況■
◆どこか他人ごと? 「自分の相続や葬儀について考えたことがある」5割半も、「“争続”になることはないと思う」が7割半
◆相続税の主な改正内容 「知っている」は3割半、「知らない」が6割半に
◆「子どもへの生前贈与を考えている」2割
全回答者(1,000名)に、相続に関する意識について聞いたところ、「自分の死後の相続や葬儀の手続きのことを考えたことがある」では『あてはまる』(「非常にあてはまる」と「ややあてはまる」の合計)が54.4%、「自分の死後、相続でもめることはないと思う」では『あてはまる』が76.2%となりました。自分の死後のことに思いを巡らせた人が多数ですが、“争続”になる可能性に関しては、どこか他人ごととして捉えている人が多いのではないでしょうか。
また、相続に関する知識について聞いたところ、「昨年1月から適用された相続税の税制改正の主な内容について知っている」では『あてはまる』が34.5%、『あてはまらない』(「全くあてはまらない」と「あまりあてはまらない」の合計)が65.5%となり、「マイナンバー制度が相続に及ぼす影響を理解している」では、『あてはまる』が32.1%、『あてはまらない』が67.9%となりました。昨年1月の相続税の税制改正により、基礎控除の金額がこれまでの6割に減額されました。これによって、相続税の申告が必要となる人が増えると言われていますが、このことを知っている人は3人に1人程度にとどまり、多くの人に知られていないことがわかりました。また、マイナンバーの導入によって、税務署が預金口座などの金融資産を紐付けて管理できるようになった一方で、マイナンバーは本人以外、たとえ家族であっても利用できないため、家族に知らせていない預金口座などがあると、相続の際、税務署から思わぬ申告漏れを指摘されるようなトラブルの発生も予想されています。相続税や相続の手続きに影響があるこれらの改正・制度の導入ですが、シニアやシニア予備軍に、あまり知られていない実態が明らかになりました。
さらに、相続などに関する対策状況について聞いたところ、「自分が要介護になったときや死後に備えて、対策ができている」では『あてはまる』が26.5%、『あてはまらない』が73.5%となり、「子どもへの財産の生前贈与を考えている」では『あてはまる』が19.9%、『あてはまらない』が80.1%となりました。相続や死後の手続きのことを考えたことがある人は多くても、実際に対策を行っている人は、少ないようです。
■2016年ランキングで見る、シニアライフの実像■
それでは、シニアやシニア予備軍は、今年どんなことに心を動かされたのでしょうか。シニアライフの実像を探るべく、2016年の出来事について、ランキング調査を行いました。
◆今年、楽しんだこと 1位「旅行」、2位「嗜好品」、3位「映画鑑賞」
◆来年はもっと「旅行」「グルメ」「季節のイベント」を楽しみたい、「手工芸」や「日曜大工」など、創作にも関心
全回答者(1,000名)に、今年(2016年)、楽しんだことを聞いたところ、1位「旅行」、2位「嗜好品(コーヒー、紅茶、お酒、葉巻など)」、3位「映画鑑賞」、4位「読書」、5位「ドラマ鑑賞」となりました。
男性では、4位「ウォーキング・ランニング・マラソン」、5位「ドライブ」などが女性よりも上位に挙がり、女性では、6位「家庭菜園・ガーデニング」、8位「料理」が男性よりも上位に挙がりました。男性では運動やドライブ、女性では家庭菜園や料理を楽しんだ人が多かったようです。
また、シニア予備軍では、7位「グルメ巡り」などがシニアよりも上位に、シニアでは5位「ウォーキング・ランニング・マラソン」などがシニア予備軍より上位になったことが特徴的でした。今年は、ポケモンGOが大流行しましたが、ポケモンGOがウォーキングを楽しむきっかけになったというシニアもいるのではないでしょうか。
さらに、来年(2017年)、楽しみたいことを聞いたところ、今年楽しんだことよりも割合が高くなったのは、「旅行」69.5%、「グルメ巡り」24.2%、「季節の催し(花見、盆踊り、月見など)」19.5%、「手工芸(陶芸・ハンドクラフト・編み物など)」11.7%、「日曜大工・DIY」8.8%などでした。来年は今年より、旅行やグルメ巡り、季節のイベントなどへの参加で外出するシニアやシニア予備軍が増えるのではないでしょうか。また、手工芸や日曜大工などの創作活動に取り組みたいとする意見も挙がっています。来年は今年よりもっとアクティブに過ごしたいと考えている人が多いようです。
◆今年、おもしろかったドラマ 1位「ドクターX」、2位「真田丸」、3位「とと姉ちゃん」
◆シニア予備軍のゴールデンタイムは22時台?おもしろかったドラマ上位に「家売るオンナ」「逃げ恥」「校閲ガール」
今年楽しんだことの上位にドラマや映画がランクインしましたが、どのようなコンテンツを楽しんだのでしょうか。
まず、全回答者(1,000名)に、今年(2016年)、面白いと感じたドラマを聞いたところ、1位「ドクターX 〜外科医・大門未知子〜 第4シリーズ」、2位「真田丸」、3位「とと姉ちゃん」、4位「相棒 season14」、5位「相棒 season15」となりました。大河ドラマや連続テレビ小説のほか、シリーズ化されている人気ドラマの続編を楽しんだ人が多かったようです。また、昨年の調査では、大河ドラマは10位でしたが、今年は2位と大幅にランクアップしました。
シニア予備軍の上位には、3位に北川景子さん主演の「家売るオンナ」、5位に新垣結衣さん主演の「逃げるは恥だが役に立つ」、8位に石原さとみさん主演の「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」などがランクインしました。いずれも放送時間は22時台のドラマでした。一方、シニアの上位には、6位「科捜研の女 第16シリーズ」、7位「警視庁捜査一課9係 season11」、8位「べっぴんさん」などがランクインしました。朝ドラのほか、放送時間は遅くても21時台までのドラマが上位にランクインしたようです。
◆今年、おもしろかった映画 1位「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」、「シン・ゴジラ」は2位、「君の名は。」は3位、女性1位「君の名は。」、シニア1位「ハドソン川の奇跡」
◆シニアは日本映画がお好き?おもしろかった映画上位に「母と暮せば」「家族はつらいよ」「殿、利息でござる!」
続いて、全回答者(1,000名)に、今年(2016年)、面白いと感じた映画を聞いたところ、1位「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」、2位「シン・ゴジラ」、3位「君の名は。」、4位「ハドソン川の奇跡」、5位「007 スペクター」となりました。スター・ウォーズやゴジラなど、若い頃に親しんだ名作映画の最新作が上映されたことで、それらの新作映画を楽しんだシニアやシニア予備軍が多かったようです。
男性のトップ3は、1位「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」、2位「シン・ゴジラ」、3位「007 スペクター」となり、人気シリーズの最新作がトップ3を占めました。一方、女性のトップ3は、1位「君の名は。」、2位は同率で「母と暮せば」と「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」となりました。今年大ヒットの「君の名は。」にハマった女性は少なくないようです。
シニア予備軍の1位は「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」、シニアの1位は「ハドソン川の奇跡」となりました。そのほか、シニア予備軍の上位には、4位「信長協奏曲」や7位「64-ロクヨン-」といった、マンガや小説が原作となった映画がランクインし、シニアの上位には、4位「母と暮せば」や6位「家族はつらいよ」、7位「殿、利息でござる!」など、日本映画が数多くランクインしました。
◆年末年始に行きたい温泉ランキング “ひとり旅”“デート旅行”で「由布院温泉」が二冠!
◆各地域の人から人気の温泉デート先 北海道は「登別」、東北は「秋保」、関東は「箱根」、中部は「奥飛騨」
◆“同窓会で温泉旅行”は「箱根温泉」が1位!今年古希のトランプ次期大統領をおもてなしするならどの温泉?
全回答者(1,000名)に、2016年から2017年の年末年始に、温泉旅行に行くとしたらどの温泉に行きたいかを、シーンごとに聞いたところ、“ひとり温泉旅行”では、1位「湯布院温泉 (大分県)」、2位「箱根温泉郷 (神奈川県)」、3位「登別温泉 (北海道)」となりました。“温泉旅行デート”では、1位「湯布院温泉 (大分県)」、2位「箱根温泉郷 (神奈川県)」、3位「指宿温泉 (鹿児島県)」となりました。どちらも湯布院温泉が1位となっています。
“温泉旅行デート”で行きたい温泉を居住地別にみると、北海道の1位は「登別温泉 (北海道)」、東北の1位は「秋保温泉 (宮城県)」、関東の1位は「箱根温泉郷 (神奈川県)」、中部の1位は「奥飛騨温泉郷 (岐阜県)」となりました。各地域の住民は、それぞれ近場にあって、特徴や評判をよく知っていると思われるこれらの温泉を1位に選びました。少し遠出をして温泉旅行デートをしたい人は、これらの住民の意見を参考にするのも良いのではないでしょうか。また、近畿、中国・四国では、1位は「湯布院温泉 (大分県)」でしたが、九州では1位は同率で「黒川温泉 (熊本県)」と「別府温泉郷 (大分県)」で、「湯布院温泉 (大分県)」よりも上位となりました。九州の居住者は、湯布院温泉だけではなく、黒川温泉や別府温泉もデート旅行スポットとして魅力的だと感じているようです。
また、“同窓会の温泉旅行”についても聞いたところ、1位「箱根温泉郷 (神奈川県)」、2位「草津温泉 (群馬県)」、3位「熱海温泉 (静岡県)」となりました。
さらに、今年70歳を迎えたトランプ次期大統領を安倍首相が“おもてなしする”のにおすすめの温泉を聞いたところ、1位「箱根温泉郷 (神奈川県)」、2位「草津温泉 (群馬県)」、3位「洞爺湖温泉 (北海道)」となりました。同窓会や外国のVIPのおもてなしなど、大勢で集まってわいわい楽しみたい同窓会のようなシーンや、VIPをおもてなしするようなオフィシャルなシーンでは、首都東京からの交通の便もよく、温泉以外の観光スポットとしても有名な箱根温泉が選ばれるようです。
◆お手本にしたいシニアランキング 1位は3年連続「吉永小百合」さん、シニア男性1位は「加山雄三」さん
◆一緒にお酒や食事を楽しみたい、今年“還暦”の有名人 1位は「笑福亭笑瓶」さん
シニア予備軍男性が選んだ1位は「桑田佳祐」さん、シニア予備軍女性の選んだ1位は「浅田美代子」さん
全回答者(1,000名)に、お手本にしたいシニア有名人(60代・70代)を聞いたところ、1位「吉永小百合」さん、2位「樹木希林」さん、3位「タモリ」さん、4位「役所広司」さん、5位「加山雄三」さんとなりました。1位は今年で3年連続、吉永小百合さんとなりました。また、今年60歳を迎えた役所広司さんが4位にランクインしました。
シニア予備軍の男性の1位は「タモリ」さん、シニア男性の1位は「加山雄三」さんとなりました。女性では、シニア予備軍、シニアともに1位「吉永小百合」さんとなりました。
次に、今年、還暦のお祝いを迎えた有名人で、一緒にお酒や食事を楽しみたいと思う有名人を聞いたところ、1位「笑福亭笑瓶」さん、2位「桑田佳祐」さん、3位「竹中直人」さん、4位「浅田美代子」さん、5位「役所広司」さんとなりました。落語家の笑福亭笑瓶さんを筆頭に、上位にはバラエティ番組などで目にする機会の多い有名人が多く並びました。楽しい話をしながら、お酒や食事を楽しみたいとの思いの表れかもしれません。
シニア予備軍の男性の1位は「桑田佳祐」さん、シニア予備軍の女性の1位は「浅田美代子」さんとなりました。シニアは男女ともに、1位は「笑福亭笑瓶」さんでした。
◆もし孫だったら目に入れても痛くない? 理想の孫の男性有名人1位は「鈴木福」さん 女性有名人の1位は「本田望結」さん
◆お義父さん・お義母さんと呼ばれたい?理想の娘婿1位は「向井理」さん、理想の息子嫁1位は「杏」さん
◆シニアから圧倒的人気?“理想の孫”と“理想の娘婿/息子嫁”のどちらもランクインした「大谷翔平」さんと「新垣結衣」さん
全回答者(1,000名)に、理想の孫のイメージに合う男性有名人、女性有名人をそれぞれ聞いたところ、男性有名人の1位は「鈴木福」さん、2位は「大谷翔平」さん、3位は「寺田心」さん、4位「羽生結弦」さん、5位は「佐藤健」さんとなり、女性有名人の1位は「本田望結」さん、2位は「芦田愛菜」さん、3位は「浅田真央」さん、4位は「新垣結衣」さん、5位は「広瀬すず」さんとなりました。子役で活躍してきた俳優・女優のほか、スポーツ選手がランクインしました。
さらに、理想の娘婿(娘の夫)のイメージに合う男性有名人、理想の息子嫁(息子の妻)のイメージに合う女性有名人をそれぞれ聞いたところ、理想の娘婿の1位は「向井理」さん、2位は同数で「妻夫木聡」さんと「東出昌大」さん、4位も同数で「大谷翔平」さんと「櫻井翔」さんとなり、理想の息子嫁の1位は「杏」さん、2位は「新垣結衣」さん、3位は「綾瀬はるか」さん、4位は同数で「吉永小百合」さんと「北川景子」さんとなりました。大谷翔平さんと新垣結衣さんは“理想の孫”と“理想の娘婿/息子嫁”の両方で上位にランクインしました。シニアやシニア予備軍が、“こんな息子・娘や孫がいたらいいなあ”と想像するときにイメージする理想像に近いようです。