<資源とゴミの分別に関する意識調査> 資源とゴミの分別…最も面倒なのは“プラスチック容器の汚れ落とし”
[16/12/26]
提供元:@Press
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国内1,200社超が利用する日用品流通の情報基盤を運営する株式会社プラネット(所在地:東京都港区、代表取締役社長:田上 正勝)は、日用品にまつわるトピックスをお届けする『Fromプラネット』の第52号として資源とゴミの分別に関する意識調査の結果をご紹介します。
■ 資源とゴミ“分別している”が約9割
表1「あなたは自分で“資源とゴミの分別”をしていますか」についての回答
https://www.atpress.ne.jp/releases/118869/img_118869_1.png
調査機関:インターワイヤード株式会社が運営するネットリサーチ
『DIMSDRIVE』実施のアンケート「資源とゴミの分別」。
期間 :2016年11月2日〜11月18日、DIMSDRIVEモニター3,922人が回答。
表2〜表5、エピソードも同アンケートです。
早いもので、今年も12月。一年の終わりに、家の中の不用品を整理するという人も多いのではないでしょうか。でも最近は、ゴミの分別や出し方に各自治体で細かい決まりがあり、気軽に処分できなくなっています。今回は、資源とゴミの分別についてアンケートを行い、分別で面倒に感じることや、利用しているリサイクル方法などについてまとめました。
まずは、資源とゴミの分別を自分でしているかどうかを聞きました。すると「分別している」が87.7%。約9割に上りました。
男女別では、男性より女性の数値が8%ほど高くなりました。家事を担うことの多い女性のほうが、自分で分別をしている比率が高いと考えられます。また年代別では、年代が上がるほど数値が高くなる傾向に。年代が高いほど、公共意識や“もったいない”精神が強く、分別に対する意識も高いのかもしれません。とはいえ、最も低い20代でも、「分別している」が72.8%と7割超。いずれの年代においても、分別の意識はかなり根付いていると言えそうです。
■ “分別”しない理由…男性は“女性任せ”女性は“回収業者任せ”の傾向?
表2「資源とゴミの分別をしない、または、しないことがある理由は何ですか」についての回答
https://www.atpress.ne.jp/releases/118869/img_118869_2.png
少数派ではありましたが、資源とゴミの分別をしないことがあるという人に、その理由を聞きました。
1位は、「誰かがやってくれるから」39.4%。この項目は、特に男性で数値が高く、43.5%と4割超。女性を17.0%も上回りました。男性では、おそらく、家事の一環として“女性任せ”にしている人も多いことが想像できます。
2位は「分別が面倒、手間がかかるから」20.6%、3位は「分別方法がよくわからない」19.4%。分別には自治体ごとに細かい決まりがあり、回収に出せない物もあります。手間がかかるのはもちろん、“よくわからない”というのも、分別がおっくうになる理由の一つと言えそうです。
一方、男女別に見ると、女性では2位が全体とは異なり、「分別しなくても回収してくれるから」24.8%。やや“回収業者任せ”の傾向がうかがえました。女性は男性に比べ、自分で分別やゴミ出しをすることが多いと思われます。だからこそ、多少適当でも、“この程度なら回収してくれる”という“加減”がわかるのかもしれません。
■ 面倒に感じる分別…「びんのキャップの根元のプラスチック部分」が女性では2位
表3「『資源』を出す際、面倒くさいと感じることは何ですか」についての回答
https://www.atpress.ne.jp/releases/118869/img_118869_3.png
前の調査で、「分別が面倒、手間がかかるから」が、分別しない理由の2位に入りました。最近の分別の決まりは本当に細かくなっています。そこで今度は、分別をしている人を対象に、分別の際に面倒くさいと感じることは何かを聞いてみました。
1位は「プラスチックトレー、容器の汚れ落とし」35.2%、2位「びん、かん、ペットボトルのすすぎ」29.4%、3位「ペットボトルのラベルをはがす」26.7%という結果になりました。“プラスチック容器の汚れ落とし”や“すすぎ”というごく基本的なことが、意外にも上位に。食品トレーやペットボトルは、多くの家庭でほぼ毎日出る資源ゴミ。“汚れ落とし”も“すすぎ”もわずかな手間ですが、その頻度の多さから、「面倒」と感じる人が多いと想像されます。
続く4位は、「びんのキャップの根元のプラスチック部分をはずす」24.7%。この項目は特に女性で数値が高く、32.6%と3割超。順位も全体では4位ですが、女性では“すすぎ”や“ラベルはがし”を抑え、2位になりました。キャップのはずし方の注意書きがしてある容器もありますが、力の入れ加減などが難しく、失敗してしまうことも…。苦戦している女性が多いことがわかります。
男女別に見ると、ほぼすべての項目で、女性の数値が男性を上回りました。
「びんのキャップの根元のプラスチック部分をはずす」以外で男女差が大きかったのは、頻度が高いと思われる「プラスチックトレー、容器の汚れ落とし」や、換気のいい場所で行うなどの配慮も必要な「カセットボンベ、スプレー缶のガス抜き」の項目。さらに「ダンボールを紐で縛る」「ダンボール本体からガムテープ、ビニールテープをはがす」のダンボールに関する項目でも、男女差が目立ちました。ダンボールの始末や新聞・雑誌を紐で縛る作業は、実は力のいる仕事。こうした“力ワザ”の作業については、女性のほうがより「面倒」と感じる傾向があるようです。
■ 捨てられない時代…処分に困るのは「家電製品」に「パソコン」、「土、砂」も
表4「あなたが処分に困っているものは何ですか」についての回答
https://www.atpress.ne.jp/releases/118869/img_118869_4.png
何でも“燃えないゴミ”として捨てることができたのは昔のこと。リサイクル法の制定により、不用になった家電製品やパソコン、携帯電話など、自治体では回収してくれないものが少なくありません。今度は、処分に困っているものは何かを尋ねました。
1位「家電製品(エアコン、テレビ、冷蔵庫など)」35.1%、2位「パソコン、タブレット端末など」28.6%、3位「タイヤ、バッテリーなど」18.1%の順になりました。決まった手続きを踏めば回収してもらうことも可能ですが、有償だったり専門の業者に引き取りを依頼しなければならなかったり、煩雑な手順についおっくうになりがち。放置している人も多いことが想像されます。
意外なのは4位に入った「土、砂など」15.3%。実は、土や砂は回収していない自治体が多いのです。しかし、集合住宅など、庭のない家庭で、枯れた植木鉢やプランターの土を処分できずに困っている人もいる状況がうかがえました。
■ 「リサイクルショップ」利用者6割近く、「ネットオークション」も2割
表5「これまでに利用したことがある『リサイクル』方法は何ですか」についての回答
https://www.atpress.ne.jp/releases/118869/img_118869_5.png
不用品は、回収してもらう以外に、売ったり譲渡したりすることで生かす方法もあります。ネットオークションやスマホのアプリなど、インターネットを通じた売買やリサイクルの手段も増えてきました。そこで、どんなリサイクル方法を利用したことがあるかを調べてみました。
最も多かったのは、「リサイクルショップ」で、57.9%と6割近く。女性では62.8%とさらに高く、6割超の人が「リサイクルショップ」の利用経験がありました。
2位は「ショップの回収ボックス」28.6%、3位には「ショップの下取り・買い取りサービス」26.9%と、ショップのサービスが続きます。上位3項目はショップを介したリサイクルが占めましたが、4位には「知人・友人との譲渡など」22.7%、さらに5位には「ネットオークション」20.2%がランクイン。性年代別に見ると、「ネットオークション」は男女ともに30代、40代で高い傾向が見られました。インターネットを通じた新しい形のリサイクル方法が広がっている様子がうかがえます。
物があふれていながら“捨てる”ことが難しい今の時代、さまざまな“リサイクル”手段を活用し、“捨てずに生かす”方法を探している人も多いのかもしれません。
■ リサイクルやネットオークションは、“不用品に価値が付く”楽しみ
《“リサイクルにまつわる経験談や、資源とゴミの分別で心がけていること》
【リサイクルショップ】
● 着なくなった服や靴を大量にリサイクルショップに出したが、二束三文にしかならなかった。(女性・40代)
● 昔の高価なブランドの靴、デザインが古く、ダサいので捨てようかと思ったが、リサイクルショップに持っていったら4,000円の価値がついた!ラッキー!(女性・40代)
【デパートやショップの下取りサービス】
● 靴や古着はスーパーやデパートで下取り券と交換。自分が買う際に少しでも安く購入している。(女性・60代)
● デパートや衣料品メーカーのリユース期間を利用すると、割引券などに交換してくれる。古い服を処分でき、新しい洋服をお得に買えるので、なるべく利用しておしゃれを楽しんでいる。(女性・50代)
【ネットオークションやフリマ】
● ネットオークションにダメもとで出品したスパイクタイヤが、使用可能地域の方に売れた。処分代を払うはずが、プラスに転じてうれしかった。(男性・50代)
● ヤフオクに出した壊れたパソコンに、意外な値段が出て超びっくり。(女性・50代)
● 半年に1回フリーマーケットをして、気分転換と断捨離、リサイクルの一石三鳥を楽しんでいる。(女性・40代)
● フリーマーケットに出店。リサイクル店に持っていくより売れる。一日かかるけど、楽しいです。(女性・40代)
【学校の資源回収、スーパーの回収サービス】
● 新聞・雑誌やダンボール、また、空き缶・ペットボトル・ボトルキャップは近くの小中学校での資源回収をなるべく利用している。業者に売って、PTAの活動費の一部に充てられるとのこと。(女性・40代)
● スーパーのリサイクルステーションに、紙類やペットボトルを持っていくと、地味にポイントがたまっていくのがうれしい。(女性・40代)
【私の“リサイクル”術】
● 着古した衣類は、最後の最後まで切りきざんで、柄の良いものはパッチワークに利用したりしてリフォーム。毛布や肌がけ布団などは小さい形に成型し、ペット用の布団や敷物にしたりしている。(女性・60代)
● サイズアウトした衣類は譲る、売る。着古している物はウエスにして掃除に使用する。野菜は、皮をむかずに調理し、生ゴミを減らす。生ゴミはできるだけ土に戻して肥料にする。(女性・30代)
リサイクルショップや下取りサービス、ネットオークションの利用経験や、リサイクルにまつわるエピソードを寄せてもらいました。リサイクルショップについては、“ほとんど値が付かなかった”という嘆きと、反対に“思いがけずお金になった”という喜びと、両面の声が…商品の種類やタイミングによるのでしょうか。ショップやデパートの下取りサービス、スーパーなどの回収サービスは、割引券がもらえたりポイントがたまったりという“ちょっとしたお得感”が人気の秘密のようです。いずれにしても、自分にとって不用だったものに思いがけない価値が生まれるのが、リサイクルの楽しみと言えそうです。
家庭で心がけていることで多かったのは“着古した衣類を小さく切って拭き掃除に使う”“生ゴミを肥料にする”といった活用法。とことんまでやっている人には脱帽させられます。リサイクルも分別も、楽しんでやることが続ける秘訣なのかもしれません。
■ 株式会社プラネットとは
メーカー、卸売業、小売業がサプライチェーンとして連携し、生活者へのサービス向上を目指して進化を続ける日本の消費財流通を、情報インフラ運営で支えている上場企業(証券コード2391)です。
URL: http://www.planet-van.co.jp/
■ Fromプラネットとは
株式会社プラネットが発信しているニュースレターです。日用品に関する、旬なトピックスや意外な利用シーンなどをご紹介しています。
■ 資源とゴミ“分別している”が約9割
表1「あなたは自分で“資源とゴミの分別”をしていますか」についての回答
https://www.atpress.ne.jp/releases/118869/img_118869_1.png
調査機関:インターワイヤード株式会社が運営するネットリサーチ
『DIMSDRIVE』実施のアンケート「資源とゴミの分別」。
期間 :2016年11月2日〜11月18日、DIMSDRIVEモニター3,922人が回答。
表2〜表5、エピソードも同アンケートです。
早いもので、今年も12月。一年の終わりに、家の中の不用品を整理するという人も多いのではないでしょうか。でも最近は、ゴミの分別や出し方に各自治体で細かい決まりがあり、気軽に処分できなくなっています。今回は、資源とゴミの分別についてアンケートを行い、分別で面倒に感じることや、利用しているリサイクル方法などについてまとめました。
まずは、資源とゴミの分別を自分でしているかどうかを聞きました。すると「分別している」が87.7%。約9割に上りました。
男女別では、男性より女性の数値が8%ほど高くなりました。家事を担うことの多い女性のほうが、自分で分別をしている比率が高いと考えられます。また年代別では、年代が上がるほど数値が高くなる傾向に。年代が高いほど、公共意識や“もったいない”精神が強く、分別に対する意識も高いのかもしれません。とはいえ、最も低い20代でも、「分別している」が72.8%と7割超。いずれの年代においても、分別の意識はかなり根付いていると言えそうです。
■ “分別”しない理由…男性は“女性任せ”女性は“回収業者任せ”の傾向?
表2「資源とゴミの分別をしない、または、しないことがある理由は何ですか」についての回答
https://www.atpress.ne.jp/releases/118869/img_118869_2.png
少数派ではありましたが、資源とゴミの分別をしないことがあるという人に、その理由を聞きました。
1位は、「誰かがやってくれるから」39.4%。この項目は、特に男性で数値が高く、43.5%と4割超。女性を17.0%も上回りました。男性では、おそらく、家事の一環として“女性任せ”にしている人も多いことが想像できます。
2位は「分別が面倒、手間がかかるから」20.6%、3位は「分別方法がよくわからない」19.4%。分別には自治体ごとに細かい決まりがあり、回収に出せない物もあります。手間がかかるのはもちろん、“よくわからない”というのも、分別がおっくうになる理由の一つと言えそうです。
一方、男女別に見ると、女性では2位が全体とは異なり、「分別しなくても回収してくれるから」24.8%。やや“回収業者任せ”の傾向がうかがえました。女性は男性に比べ、自分で分別やゴミ出しをすることが多いと思われます。だからこそ、多少適当でも、“この程度なら回収してくれる”という“加減”がわかるのかもしれません。
■ 面倒に感じる分別…「びんのキャップの根元のプラスチック部分」が女性では2位
表3「『資源』を出す際、面倒くさいと感じることは何ですか」についての回答
https://www.atpress.ne.jp/releases/118869/img_118869_3.png
前の調査で、「分別が面倒、手間がかかるから」が、分別しない理由の2位に入りました。最近の分別の決まりは本当に細かくなっています。そこで今度は、分別をしている人を対象に、分別の際に面倒くさいと感じることは何かを聞いてみました。
1位は「プラスチックトレー、容器の汚れ落とし」35.2%、2位「びん、かん、ペットボトルのすすぎ」29.4%、3位「ペットボトルのラベルをはがす」26.7%という結果になりました。“プラスチック容器の汚れ落とし”や“すすぎ”というごく基本的なことが、意外にも上位に。食品トレーやペットボトルは、多くの家庭でほぼ毎日出る資源ゴミ。“汚れ落とし”も“すすぎ”もわずかな手間ですが、その頻度の多さから、「面倒」と感じる人が多いと想像されます。
続く4位は、「びんのキャップの根元のプラスチック部分をはずす」24.7%。この項目は特に女性で数値が高く、32.6%と3割超。順位も全体では4位ですが、女性では“すすぎ”や“ラベルはがし”を抑え、2位になりました。キャップのはずし方の注意書きがしてある容器もありますが、力の入れ加減などが難しく、失敗してしまうことも…。苦戦している女性が多いことがわかります。
男女別に見ると、ほぼすべての項目で、女性の数値が男性を上回りました。
「びんのキャップの根元のプラスチック部分をはずす」以外で男女差が大きかったのは、頻度が高いと思われる「プラスチックトレー、容器の汚れ落とし」や、換気のいい場所で行うなどの配慮も必要な「カセットボンベ、スプレー缶のガス抜き」の項目。さらに「ダンボールを紐で縛る」「ダンボール本体からガムテープ、ビニールテープをはがす」のダンボールに関する項目でも、男女差が目立ちました。ダンボールの始末や新聞・雑誌を紐で縛る作業は、実は力のいる仕事。こうした“力ワザ”の作業については、女性のほうがより「面倒」と感じる傾向があるようです。
■ 捨てられない時代…処分に困るのは「家電製品」に「パソコン」、「土、砂」も
表4「あなたが処分に困っているものは何ですか」についての回答
https://www.atpress.ne.jp/releases/118869/img_118869_4.png
何でも“燃えないゴミ”として捨てることができたのは昔のこと。リサイクル法の制定により、不用になった家電製品やパソコン、携帯電話など、自治体では回収してくれないものが少なくありません。今度は、処分に困っているものは何かを尋ねました。
1位「家電製品(エアコン、テレビ、冷蔵庫など)」35.1%、2位「パソコン、タブレット端末など」28.6%、3位「タイヤ、バッテリーなど」18.1%の順になりました。決まった手続きを踏めば回収してもらうことも可能ですが、有償だったり専門の業者に引き取りを依頼しなければならなかったり、煩雑な手順についおっくうになりがち。放置している人も多いことが想像されます。
意外なのは4位に入った「土、砂など」15.3%。実は、土や砂は回収していない自治体が多いのです。しかし、集合住宅など、庭のない家庭で、枯れた植木鉢やプランターの土を処分できずに困っている人もいる状況がうかがえました。
■ 「リサイクルショップ」利用者6割近く、「ネットオークション」も2割
表5「これまでに利用したことがある『リサイクル』方法は何ですか」についての回答
https://www.atpress.ne.jp/releases/118869/img_118869_5.png
不用品は、回収してもらう以外に、売ったり譲渡したりすることで生かす方法もあります。ネットオークションやスマホのアプリなど、インターネットを通じた売買やリサイクルの手段も増えてきました。そこで、どんなリサイクル方法を利用したことがあるかを調べてみました。
最も多かったのは、「リサイクルショップ」で、57.9%と6割近く。女性では62.8%とさらに高く、6割超の人が「リサイクルショップ」の利用経験がありました。
2位は「ショップの回収ボックス」28.6%、3位には「ショップの下取り・買い取りサービス」26.9%と、ショップのサービスが続きます。上位3項目はショップを介したリサイクルが占めましたが、4位には「知人・友人との譲渡など」22.7%、さらに5位には「ネットオークション」20.2%がランクイン。性年代別に見ると、「ネットオークション」は男女ともに30代、40代で高い傾向が見られました。インターネットを通じた新しい形のリサイクル方法が広がっている様子がうかがえます。
物があふれていながら“捨てる”ことが難しい今の時代、さまざまな“リサイクル”手段を活用し、“捨てずに生かす”方法を探している人も多いのかもしれません。
■ リサイクルやネットオークションは、“不用品に価値が付く”楽しみ
《“リサイクルにまつわる経験談や、資源とゴミの分別で心がけていること》
【リサイクルショップ】
● 着なくなった服や靴を大量にリサイクルショップに出したが、二束三文にしかならなかった。(女性・40代)
● 昔の高価なブランドの靴、デザインが古く、ダサいので捨てようかと思ったが、リサイクルショップに持っていったら4,000円の価値がついた!ラッキー!(女性・40代)
【デパートやショップの下取りサービス】
● 靴や古着はスーパーやデパートで下取り券と交換。自分が買う際に少しでも安く購入している。(女性・60代)
● デパートや衣料品メーカーのリユース期間を利用すると、割引券などに交換してくれる。古い服を処分でき、新しい洋服をお得に買えるので、なるべく利用しておしゃれを楽しんでいる。(女性・50代)
【ネットオークションやフリマ】
● ネットオークションにダメもとで出品したスパイクタイヤが、使用可能地域の方に売れた。処分代を払うはずが、プラスに転じてうれしかった。(男性・50代)
● ヤフオクに出した壊れたパソコンに、意外な値段が出て超びっくり。(女性・50代)
● 半年に1回フリーマーケットをして、気分転換と断捨離、リサイクルの一石三鳥を楽しんでいる。(女性・40代)
● フリーマーケットに出店。リサイクル店に持っていくより売れる。一日かかるけど、楽しいです。(女性・40代)
【学校の資源回収、スーパーの回収サービス】
● 新聞・雑誌やダンボール、また、空き缶・ペットボトル・ボトルキャップは近くの小中学校での資源回収をなるべく利用している。業者に売って、PTAの活動費の一部に充てられるとのこと。(女性・40代)
● スーパーのリサイクルステーションに、紙類やペットボトルを持っていくと、地味にポイントがたまっていくのがうれしい。(女性・40代)
【私の“リサイクル”術】
● 着古した衣類は、最後の最後まで切りきざんで、柄の良いものはパッチワークに利用したりしてリフォーム。毛布や肌がけ布団などは小さい形に成型し、ペット用の布団や敷物にしたりしている。(女性・60代)
● サイズアウトした衣類は譲る、売る。着古している物はウエスにして掃除に使用する。野菜は、皮をむかずに調理し、生ゴミを減らす。生ゴミはできるだけ土に戻して肥料にする。(女性・30代)
リサイクルショップや下取りサービス、ネットオークションの利用経験や、リサイクルにまつわるエピソードを寄せてもらいました。リサイクルショップについては、“ほとんど値が付かなかった”という嘆きと、反対に“思いがけずお金になった”という喜びと、両面の声が…商品の種類やタイミングによるのでしょうか。ショップやデパートの下取りサービス、スーパーなどの回収サービスは、割引券がもらえたりポイントがたまったりという“ちょっとしたお得感”が人気の秘密のようです。いずれにしても、自分にとって不用だったものに思いがけない価値が生まれるのが、リサイクルの楽しみと言えそうです。
家庭で心がけていることで多かったのは“着古した衣類を小さく切って拭き掃除に使う”“生ゴミを肥料にする”といった活用法。とことんまでやっている人には脱帽させられます。リサイクルも分別も、楽しんでやることが続ける秘訣なのかもしれません。
■ 株式会社プラネットとは
メーカー、卸売業、小売業がサプライチェーンとして連携し、生活者へのサービス向上を目指して進化を続ける日本の消費財流通を、情報インフラ運営で支えている上場企業(証券コード2391)です。
URL: http://www.planet-van.co.jp/
■ Fromプラネットとは
株式会社プラネットが発信しているニュースレターです。日用品に関する、旬なトピックスや意外な利用シーンなどをご紹介しています。