レデックス、リハビリ研究に基づく認知症予防コンテンツ『認知機能バランサー』を発売
[09/08/27]
提供元:@Press
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レデックス株式会社(本社:東京都町田市、代表:五藤 博義)は『認知機能バランサー』を2009年8月より発売します。北京パラリンピックで金・銀・銅の3つのメダルに輝いた石井 雅史選手など、多数の高次脳機能障害のリハビリを担当した専門医、橋本 圭司医師の手法を認知症予防に応用した、初のパソコン・プログラムです。
【開発の背景】
認知症は脳内にたんぱく質がたまる事などで発生し、高齢になれば最終的にすべての人がなる可能性の高い病気です(山口 晴保・群馬大学教授の講演より)。今後の高齢化社会の進展で、ますます多くの認知症が発生し、施設に収容しきれない認知症高齢者を、より程度の軽い認知症高齢者がケアをする、認―認介護時代が到来すると予想されています。しかし、米国の事例(*)が示すように、適切に認知機能を使い続けることで、予防が可能なことが分かってきました。
【『認知機能バランサー』について】
橋本医師は、交通事故などの脳外傷による認知機能障害(高次脳機能障害)リハビリにおいて、「低下した機能だけでなく、相互に関連する多様な認知機能(神経心理循環)を総合的にトレーニング」する手法で、石井選手始め、数多くの実績を上げてきました。
レデックスは、その手法に基づくリハビリ・プログラム「高次脳機能バランサー」を2008年12月に開発しました。それを2009年3月〜5月に、町田市内の健常高齢者130名に試用してもらい、同時に世界標準の認知テスト「ミニメンタルステート検査」を受診してもらって、相関のあるプログラムを選別しました。また、パソコンに不慣れな高齢者でも利用しやすい操作方法や分かりやすいデザインを考案しました。それらの研究を盛り込んで開発したのが『認知機能バランサー』です。
『認知機能バランサー』では、認知症で低下しやすい5つの認知機能「注意」「記憶」「計画」「空間認知」「見当識」を、パズルに取り組む感覚で楽しくトレーニングすることができます。それらのデータは、レーダーチャートなどでグラフ化され、成果を確認し、やる気を高めながら、継続して取り組むことが可能です。データは時系列で自動的に記録され、プリンタで印刷可能ですから、高齢者向け施設の活動記録として活用することもできます。
■商品概要
名称 :『認知機能バランサー』
監修・原案 : 橋本 圭司(国立成育医療センター・リハビリテーション科医長、医学博士)
高濱 正伸(花まる学習会代表、算数オリンピック理事・問題作成委員)
対応機種 : Windows VistaおよびWindows XP
価格 : 3,360円(税込)
入手方法 : レデックスWebサイトまたはAmazon.co.jp、障害者関連書店
URL : http://www.ledex.co.jp/products/ab001.html
■主な特徴
1.実績あるリハビリ手法を、認知症予防に応用
低下することで社会生活を困難にする、5つの認知機能「注意」「記憶」「計画」「空間認知」「見当識」を12種類のプログラムで総合的にトレーニングします。
2.認知機能の測定と記録、出力、印刷
6人分※の認知機能データを自動的に時系列で保存します。レーダーチャートと折れ線グラフで表示し、個人ごとにプリンタで印刷できます。
※タッチパネルを搭載するなど、施設向け専用機(2009年9月発売予定)では、100名分のデータを保存。
3.高齢者向けの親切設計
各プログラムの使い方を、音声とアニメーションを多用した解説でガイドします。また、文字やボタンを大きく、操作をできるだけシンプルにしました。
(*)米国の事例:シスター・メアリーは1993年に101歳でなくなるまで、数学教師として、あるいは福祉家として生涯を過ごしました。死後、遺言で解剖をしたところ、典型的な認知症に近い状態で、脳のかなりの部分が萎縮していました。知的活動を続けていれば、多数の神経細胞が破壊されても、社会生活を円滑に送れることができ、認知症にならないことを示す代表的な実例です。
【レデックス株式会社 会社概要】
本社 : 〒194-0002 東京都町田市南つくし野1-3-6
代表 : 代表取締役 五藤 博義
設立 : 2005年7月
主要事業内容: 教材ソフトの企画・開発/学習塾支援システムの開発・運用、
高齢者向け能力開発コンテンツの企画・開発、学び空間の企画・設計・開発/教育全般のコンサルティング
URL : http://www.ledex.co.jp/
【開発の背景】
認知症は脳内にたんぱく質がたまる事などで発生し、高齢になれば最終的にすべての人がなる可能性の高い病気です(山口 晴保・群馬大学教授の講演より)。今後の高齢化社会の進展で、ますます多くの認知症が発生し、施設に収容しきれない認知症高齢者を、より程度の軽い認知症高齢者がケアをする、認―認介護時代が到来すると予想されています。しかし、米国の事例(*)が示すように、適切に認知機能を使い続けることで、予防が可能なことが分かってきました。
【『認知機能バランサー』について】
橋本医師は、交通事故などの脳外傷による認知機能障害(高次脳機能障害)リハビリにおいて、「低下した機能だけでなく、相互に関連する多様な認知機能(神経心理循環)を総合的にトレーニング」する手法で、石井選手始め、数多くの実績を上げてきました。
レデックスは、その手法に基づくリハビリ・プログラム「高次脳機能バランサー」を2008年12月に開発しました。それを2009年3月〜5月に、町田市内の健常高齢者130名に試用してもらい、同時に世界標準の認知テスト「ミニメンタルステート検査」を受診してもらって、相関のあるプログラムを選別しました。また、パソコンに不慣れな高齢者でも利用しやすい操作方法や分かりやすいデザインを考案しました。それらの研究を盛り込んで開発したのが『認知機能バランサー』です。
『認知機能バランサー』では、認知症で低下しやすい5つの認知機能「注意」「記憶」「計画」「空間認知」「見当識」を、パズルに取り組む感覚で楽しくトレーニングすることができます。それらのデータは、レーダーチャートなどでグラフ化され、成果を確認し、やる気を高めながら、継続して取り組むことが可能です。データは時系列で自動的に記録され、プリンタで印刷可能ですから、高齢者向け施設の活動記録として活用することもできます。
■商品概要
名称 :『認知機能バランサー』
監修・原案 : 橋本 圭司(国立成育医療センター・リハビリテーション科医長、医学博士)
高濱 正伸(花まる学習会代表、算数オリンピック理事・問題作成委員)
対応機種 : Windows VistaおよびWindows XP
価格 : 3,360円(税込)
入手方法 : レデックスWebサイトまたはAmazon.co.jp、障害者関連書店
URL : http://www.ledex.co.jp/products/ab001.html
■主な特徴
1.実績あるリハビリ手法を、認知症予防に応用
低下することで社会生活を困難にする、5つの認知機能「注意」「記憶」「計画」「空間認知」「見当識」を12種類のプログラムで総合的にトレーニングします。
2.認知機能の測定と記録、出力、印刷
6人分※の認知機能データを自動的に時系列で保存します。レーダーチャートと折れ線グラフで表示し、個人ごとにプリンタで印刷できます。
※タッチパネルを搭載するなど、施設向け専用機(2009年9月発売予定)では、100名分のデータを保存。
3.高齢者向けの親切設計
各プログラムの使い方を、音声とアニメーションを多用した解説でガイドします。また、文字やボタンを大きく、操作をできるだけシンプルにしました。
(*)米国の事例:シスター・メアリーは1993年に101歳でなくなるまで、数学教師として、あるいは福祉家として生涯を過ごしました。死後、遺言で解剖をしたところ、典型的な認知症に近い状態で、脳のかなりの部分が萎縮していました。知的活動を続けていれば、多数の神経細胞が破壊されても、社会生活を円滑に送れることができ、認知症にならないことを示す代表的な実例です。
【レデックス株式会社 会社概要】
本社 : 〒194-0002 東京都町田市南つくし野1-3-6
代表 : 代表取締役 五藤 博義
設立 : 2005年7月
主要事業内容: 教材ソフトの企画・開発/学習塾支援システムの開発・運用、
高齢者向け能力開発コンテンツの企画・開発、学び空間の企画・設計・開発/教育全般のコンサルティング
URL : http://www.ledex.co.jp/