「主要企業Webユーザビリティランキング2009<企業サイト編>」〜使い勝手の良さ1位は「NTTドコモ」〜
[09/09/16]
提供元:@Press
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トライベック・ストラテジー株式会社(所在地:東京千代田区、代表取締役社長:小川 淳)は、「主要企業Webユーザビリティランキング2009<企業サイト編>」を実施し、全15業界・100サイトのユーザビリティ(使い勝手や安全性など)を評価。調査は2009年6月から8月上旬にかけて実施した。
■Webユーザビリティの重要性
ユーザビリティとは、一言で言えば「使い勝手」「使いやすさ」。ユーザビリティ上、課題があるサイトでは来訪者数の低迷や競合サイトへのユーザー流出など、売上の機会損失の原因にもなる。また、欲しい情報に辿り着けない等のストレスからブランドイメージがダウンする等の問題も生じる。今後ますますメディアとしての重要な役割を担うWebサイトの事業価値創造において、ユーザビリティの向上は必須の課題となっている。
■評価対象
「電力・ガス・エネルギー」、「鉄道・運輸」、「建設・不動産」、「鉄鋼・金属・材料」、「化学・繊維」、「機械メーカー」、「自動車・自動二輪」、「電気・精密機械」、「食品・飲料・生活用品」、「医薬品」、「商社・流通・小売」、「金融・保険・証券」、「IT・情報通信」、「マスコミ・出版・情報サービス」、「娯楽・エンタテインメント」の15業界、主要企業100サイト。
■評価方法
トライベック・ストラテジーのユーザビリティ診断プログラムを用いて、「アクセス性」、「サイト全体の明快性」、「ナビゲーションの使いやすさ」、「コンテンツの適切性」、「ヘルプ・安全性」の5評価軸、全97項目について評価した。
■指摘事項
主要企業100サイトのユーザビリティ診断で特に顕著に見られた問題は、以下のとおりである。
・忙しい中アクセスしてくれたユーザーに対し、サイト全体にどういったコンテンツやサービスが存在するかを明確に示しつつ、企業側のメッセージを効果的に伝えるという意味において、特にトップページの構成は重要なポイントになる。しかしながら、単なるイメージ訴求に大きなスペースを使用していたり、大量のお知らせや新着情報を掲載していたり、外部サイトか内部コンテンツか区別もつかないバナーがトップページに区画もなく並んでいるサイトが多く存在した。企業側の事情を優先するのではなく、顧客のニーズを考慮してサイト構築・改善を行っていくことが重要といえる。
・ターゲットやカテゴリー毎にサイト内でナビゲーションのルールが統一されていない企業サイトが数多く存在し、ユーザーの回遊の妨げとなっているケースが見受けられた。同一サイト内でルールが統一されていない場合、ユーザーの回遊性は著しく阻害されるため、離脱につながりやすい。引いてはブランドイメージの低下にもつながるため早期の改善が望まれる。
・Flashや動画などのリッチコンテンツについて、効果的に情報発信するための表現方法はより多角的になっており、以前よりも使用している企業サイトは急増している。しかしながら回線速度やインストールされているソフトなどユーザー側の利用環境も多様化しており、企業によっては使用を許可されていないソフトウェアも多く存在する。リッチコンテンツの使用にあたっては想定されるユーザーのアクセス環境について十分な配慮を行う必要があるが、この点について達成できていない企業サイトが目立った。
・安全性においては、個人情報保護の重要性の認識の浸透から、情報送信時の暗号化、プライバシーポリシーなど基本的なことについては十分な配慮を行っているサイトがほとんどであった。しかしながら、情報入力前・入力中に全体プロセスを明示するなど、よりユーザーが安心してスムーズに情報入力・送信を行うための工夫については配慮が不足しているサイトがまだまだ目立った。
◎主要企業100サイトのランキング結果、業界動向などはこちら
http://www.tribeck.jp/usability/
<参考資料>
・上位10位ランキング
順位 企業/サイト名
1 NTTドコモ
2 みずほ銀行
3 三菱商事
4 出光興産
5 三井住友銀行
6 野村證券
7 三井物産
8 日本郵政
9 コスモ石油
10 富士フイルムホールディングス
【会社概要】
会社名 : トライベック・ストラテジー株式会社
所在地 : 東京都千代田区三番町1-1 KY三番町ビル2階
代表者 : 代表取締役社長 小川 淳
設立 : 2001年9月4日
資本金 : 8,765万円
事業内容: Webコンサルテーション、インテグレーション事業
(Web戦略策定からサイト構築、運営支援までのトータルソリューションをワンストップで提供します)
URL : http://www.tribeck.jp/
■Webユーザビリティの重要性
ユーザビリティとは、一言で言えば「使い勝手」「使いやすさ」。ユーザビリティ上、課題があるサイトでは来訪者数の低迷や競合サイトへのユーザー流出など、売上の機会損失の原因にもなる。また、欲しい情報に辿り着けない等のストレスからブランドイメージがダウンする等の問題も生じる。今後ますますメディアとしての重要な役割を担うWebサイトの事業価値創造において、ユーザビリティの向上は必須の課題となっている。
■評価対象
「電力・ガス・エネルギー」、「鉄道・運輸」、「建設・不動産」、「鉄鋼・金属・材料」、「化学・繊維」、「機械メーカー」、「自動車・自動二輪」、「電気・精密機械」、「食品・飲料・生活用品」、「医薬品」、「商社・流通・小売」、「金融・保険・証券」、「IT・情報通信」、「マスコミ・出版・情報サービス」、「娯楽・エンタテインメント」の15業界、主要企業100サイト。
■評価方法
トライベック・ストラテジーのユーザビリティ診断プログラムを用いて、「アクセス性」、「サイト全体の明快性」、「ナビゲーションの使いやすさ」、「コンテンツの適切性」、「ヘルプ・安全性」の5評価軸、全97項目について評価した。
■指摘事項
主要企業100サイトのユーザビリティ診断で特に顕著に見られた問題は、以下のとおりである。
・忙しい中アクセスしてくれたユーザーに対し、サイト全体にどういったコンテンツやサービスが存在するかを明確に示しつつ、企業側のメッセージを効果的に伝えるという意味において、特にトップページの構成は重要なポイントになる。しかしながら、単なるイメージ訴求に大きなスペースを使用していたり、大量のお知らせや新着情報を掲載していたり、外部サイトか内部コンテンツか区別もつかないバナーがトップページに区画もなく並んでいるサイトが多く存在した。企業側の事情を優先するのではなく、顧客のニーズを考慮してサイト構築・改善を行っていくことが重要といえる。
・ターゲットやカテゴリー毎にサイト内でナビゲーションのルールが統一されていない企業サイトが数多く存在し、ユーザーの回遊の妨げとなっているケースが見受けられた。同一サイト内でルールが統一されていない場合、ユーザーの回遊性は著しく阻害されるため、離脱につながりやすい。引いてはブランドイメージの低下にもつながるため早期の改善が望まれる。
・Flashや動画などのリッチコンテンツについて、効果的に情報発信するための表現方法はより多角的になっており、以前よりも使用している企業サイトは急増している。しかしながら回線速度やインストールされているソフトなどユーザー側の利用環境も多様化しており、企業によっては使用を許可されていないソフトウェアも多く存在する。リッチコンテンツの使用にあたっては想定されるユーザーのアクセス環境について十分な配慮を行う必要があるが、この点について達成できていない企業サイトが目立った。
・安全性においては、個人情報保護の重要性の認識の浸透から、情報送信時の暗号化、プライバシーポリシーなど基本的なことについては十分な配慮を行っているサイトがほとんどであった。しかしながら、情報入力前・入力中に全体プロセスを明示するなど、よりユーザーが安心してスムーズに情報入力・送信を行うための工夫については配慮が不足しているサイトがまだまだ目立った。
◎主要企業100サイトのランキング結果、業界動向などはこちら
http://www.tribeck.jp/usability/
<参考資料>
・上位10位ランキング
順位 企業/サイト名
1 NTTドコモ
2 みずほ銀行
3 三菱商事
4 出光興産
5 三井住友銀行
6 野村證券
7 三井物産
8 日本郵政
9 コスモ石油
10 富士フイルムホールディングス
【会社概要】
会社名 : トライベック・ストラテジー株式会社
所在地 : 東京都千代田区三番町1-1 KY三番町ビル2階
代表者 : 代表取締役社長 小川 淳
設立 : 2001年9月4日
資本金 : 8,765万円
事業内容: Webコンサルテーション、インテグレーション事業
(Web戦略策定からサイト構築、運営支援までのトータルソリューションをワンストップで提供します)
URL : http://www.tribeck.jp/