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女性が健やかに輝きつづける社会へ!〜Women's Health Action〜 シンポジウム開催日時:3月1日(水)13時30分〜16時10分場所:恵比寿ガーデンプレイス「ザ・ガーデンホール」

女性の健康を促進する活動をおこなうウィメンズ・ヘルス・アクション シンポジウム実行委員会は、2017年の「女性の健康週間」初日である3月1日(水)、「女性が健やかに輝きつづける社会へ! 〜Women's Health Action〜」シンポジウムを開催します。今回のテーマは「不妊」、「更年期障害」です。
当日は、衆議院議員の野田 聖子氏や元プロテニスプレーヤー杉山 愛氏 等パネリストに迎え、働く女性を健康面からサポートする体制構築についてのパネルディスカッション、慶応義塾大学名誉教授による「現代女性のライフサイクルと求められる健康支援」をテーマにした基調講演、日本全国の女性の健康を促進する活動(ウィメンズ・ヘルス・アクション)自治体・企業等を紹介します。

日時   : 3月1日(水)13時30分〜16時10分
場所   : 恵比寿ガーデンプレイス「ザ・ガーデンホール」(恵比寿)
公式サイト: http://whasympo.com/


■経済的損失額6.37兆円!高まる女性の健康支援
2017年3月1日(水)〜8日(水)、「女性の健康週間」が実施されます。「女性の健康週間」とは、厚生労働省が2008年より提唱している女性の健康づくりを促進する国民運動です。
現在、政府は、女性の活躍促進を成長戦略のひとつとして掲げ、経済界でも女性役員・管理職の登用数値目標を設定するなど取り組みを強化しています。日本で女性の活躍を阻む問題のひとつとして婦人科疾患が挙げられます。現在、働く女性2,500万人のうち17.1%が婦人科疾患に罹り、その経済的損失額は医療面、生産性面を合わせて6.37兆円にものぼると試算されています。(日本医療政策機構「働く女性の健康増進調査2016」より)

日本は、女性のライフステージに沿った専門的サポート体制はまだまだ不十分であり、その必要性を男性パートナーや職場のみならず女性自身もあまり理解していないのが現状です。PMS(月経前症候群)等の月経関連症状や妊活に対するサポートに加え、1986年の「男女雇用機会均等法」施行から30年が経ち、社会進出した世代が更年期を迎える中、メノポーズ(英語で更年期の意)の理解と、メノポーズケアの重要性は、今後さらに高まることが予想されます。


■「妊活サポート」や「メノポーズ(更年期)ケア」についてご存知ですか?
 女性が活躍する社会を実現するには、女性の健康支援が必要です!

◎女性の健康のさらなる向上のための課題
課題1) 女性自身が、積極的に女性ホルモンや身体のサイクルについて知識を得る
課題2) パートナーの男性や職場の上司にも女性の健康支援に関する理解を深める
課題3) 国や地域社会による環境整備


■課題1) 女性自身が、積極的に女性ホルモンや身体のサイクルについて知識を得る
PMS(月経前症候群)等の月経関連症状や不妊、更年期障害など女性ホルモンの影響による女性特有のトラブルに対する知識や対処方法について、欧米では10代の頃から婦人科「かかりつけ医」を持つ等、日常的に女性ホルモンの働きや女性の身体の特性に沿ったヘルスケアの知識を得ています。
一方、日本は、そうした習慣が浸透していないため、自身の身体の仕組みについての知識が不足している傾向があります。身体のサイクルについて自己管理するサービスの活用や、各種ヘルスケアセミナーに参加することで積極的に知識を身に着けていく必要があり、各職場や業界内でも取り組む動きがみられます。

<女性のヘルスケアセミナー>
◎メディア向け 女性の健康を理解する「カラダのキモチセミナー」を開催 (ドコモ・ヘルスケア株式会社)
ドコモ・ヘルスケアでは、女性活躍推進・企業の生産性向上を目的とした従業員向けのセミナーや、女子大学生の意識調査のアンケートを実施しています。「生理があれば妊娠できる」など、ネット情報に頼る現代女性の知識不足や誤解が判明し、女性の体に関する正しい情報をメディアに伝えるためのセミナーを開催します。女性ホルモンの基礎知識などを産婦人科専門医の宋 美玄氏が解説し、女性の毎日をサポートするアプリを活用した、より良い毎日の過ごし方も提案します。
【開催日時】2月24日(金)15:00〜16:30 ドコモ・ヘルスケア本社(渋谷区恵比寿)

◎通算100回の開催を超えた「女性ホルモン」人気塾 (NPO法人女性医療ネットワーク)
産婦人科医 対馬 ルリ子×美容家 吉川 千明のコンビが開催する「女性ホルモン塾」は、100回以上の開催を重ね毎回満席となるほど人気を博しています。「女性の身体と心の仕組みは男性とは全く違う」、「女性は男性のミニチュア版ではない」等、女性には女性特有のライフサイクルとステージがあることを、専門家の目線から分かりやすく紐解く本セミナーは、様々な人達が集まり女性医療を志す医師や医学生からも好評です。
【開催日時】随時開催(詳細についてはお問い合わせください。TEL 03-3538-0250)

◎不妊治療と仕事が両立できる社会へ「不妊ピア・カウンセラー」養成など (NPO法人Fine)
全国の不妊に悩む人や経験者を支える活動を行う組織Fineは、仕事と不妊治療の両立に関するアンケートを実施し、全国から寄せられた署名とともに厚生労働大臣や一億総活躍担当大臣などに要望書を提出するなど国政への働きかけに力を入れています。また、不妊治療経験者が不妊に悩む女性・カップルを支援する「不妊ピア・カウンセラー」養成講座を開設、カウンセリングを受けられる場が各地で生まれています。
【開催日時】随時開催(詳細についてはお問い合わせください。ご参照ホームページ http://j-fine.jp/ )


■課題2) パートナーの男性や職場の上司にも女性の健康支援に関する理解を深める
女性の社会進出が進む中、PMS(月経前症候群)によるストレスや妊活・不妊、更年期障害といった女性特有の理由での離職等のトラブルも増えています。近年は、解決策として男性管理職向けにセミナーの開催や、健康保険組合が定期健診を改善するなど、女性社員が定年まで健やかに働き続けるための健康支援の仕組み作りに取り組む企業が増加しています。

<女性の健康支援に関する理解を深める取組み>
◎女性ホルモンについて職場の理解を促す企業向け出張セミナー (大塚製薬株式会社)
大塚製薬らが推進する「ホルモンケア推進プロジェクト」の一環として、女性ホルモンや身体のサイクルについて職場の男性・女性がともに正しい知識を持ち、理解増進を図ることを目的に、医療・美容・栄養・キャリアカウンセリング等 専門家の協力のもと各種企業へ出張セミナーを行う活動を展開。女性が長く働き続ける環境を整えるために必要な知識を、管理職や男性上司にも広めています。
【開催日時】随時開催詳細についてはお問い合わせください。TEL 090-4844-9189)

◎男性社員育休100%・男性管理職が『女性の健康推進員』に 〜女性が健やかに働きやすい職場作り最前線 (日本生命保険相互会社)
日本生命では、働きながら子育てをする社員への理解促進と女性が健康に働きやすい職場作りの取組みとして、男性側の意識改革を実行しています。男性社員全員の育児休業取得推進や、男性管理職6名を含む40名が女性の健康課題の基本的な知識習得のため「女性の健康検定」(主催:NPO法人女性の健康とメノポーズ協会)を取得する等、男性が女性ホルモンや身体のサイクルについて正しく理解し女性社員と向き合うことができる職場を目指しています。
【問合せ先】日本生命保険相互会社 輝き推進室(千代田区丸の内)

◎セミナー参加者数が累計2,000人突破!「妊活食セミナー」 (株式会社 ABC Cooking Studio)
料理教室「ABCクッキングスタジオ」では、いつか妊娠・出産したいと考えている女性のために、食を通して健康なカラダづくりをサポートする「妊活食セミナー」を展開しています。妊娠のために意識したい栄養素や自分の食事を振り返るワーク、調理デモンストレーションを取り入れながら妊活食を学べます。今回は冷えによるカラダへの影響を知っていただき、冷え対策のための食事方法やおすすめの食材、栄養素をお伝えします。
【開催日時】随時開催(詳細についてはお問い合わせください。TEL:03-5220-2566)

<婦人科検診の受診率向上の取組み>
◎女性社員の婦人科受診率向上へ!「ヘルシーフェスタ開催」 (日本航空グループ)
健康保険加入者の中で女性スタッフが45%を占める、JALグループでは、女性の婦人科健診受診率の向上が課題となっていました。そこで受診率アップの施策として「ヘルシーフェスタ」を企画しています。一部自己負担で食事付き婦人科健診が受けられる他、産婦人科医による女性ホルモンセミナー等も充実した最新の健診イベントが好評を博し、受診率が倍増する成果を挙げています。
【開催日時】随時開催(詳細についてはお問い合わせください。TEL 03-5756-3860)

◎子宮頸がん無料検診車の派遣と男子大学生によるインターンシップ (一般社団法人シンクパール)
日本の子宮頸がんの増加傾向と先進国最下位である検診受診率を改善するため「子宮のことから未来を考えるThink Pearl(シンクパール)国民運動」を通して、早期受診とかかりつけ医推進に取り組んでいます。「シンクパール検診車」での無料検診や、社会教育プログラム「女性からだ会議(R)」に現役男子学生をインターンとして招き、子宮頸がんの問題を女性だけではなく、男性を含めた社会全体の問題であることを知り、語りあう活動も行っています。今年の女性の健康週間では、「ルナルナ×シンクパール子宮頸がん予防に関する調査」の結果発表や参議院会館にて国会議員及び秘書に向けた、乳がん・子宮頸がんの無料検診を行います。
【開催日時】3月8日(水)参議院議員会館にシンクパール無料検診車派遣予定


■課題3) 国や地域社会による環境整備
女性の様々な健康問題を、あらゆる生活の場(家庭、地域、職域、学校)を通じて、社会全体で総合的に支援することが重要との理解を広めるため、国や自治体も民間企業や学術・研究機関、NPO法人等と協力して啓発活動に取り組んでいます。

◎東京大学・医療チームによる、WEBサイトを制作・運営 (厚生労働省)
女性の一生を通した健康を包括的に支援するため、厚生労働科学研究費補助金により医療チーム(東京大学:産科婦人科 藤井 知行氏 他)が、情報サイト「女性の健康推進室 ヘルスケアラボ」を制作。女性ホルモンの仕組みや年代別女性特有の疾病の紹介、セルフチェックページ等、医療チームならではの正確で信頼できる情報を発信しています。
「女性の健康推進室 ヘルスケアラボ」サイト http://w-health.jp/

◎10代から各年代別女性の健康理解を促す取組み(オムロン ヘルスケア株式会社)
オムロン ヘルスケアでは、「美も健康もちょうどよく」をコンセプトに立ち上げた「オムロン式美人」プロジェクトを通じて、女性ホルモンや年代別の女性特有の健康課題を学べるコンテンツを制作し、一般女性向け、企業様向けセミナーに加え、中学・高校生向け授業などを通じて「自分を知る」機会を提供しています。これらの活動を通じ、社会人になる前から男女ともに女性特有の身体の特徴を正しく理解し、女性が長く社会で活躍し続けられる社会作りを目指しています。
【取材随時可】オムロン ヘルスケア株式会社(品川 又は 京都府向日市)

◎「女性の健康支援センター」にて毎年恒例の『なるなるフェスタ』開催 (新宿区)
女性が生涯を通じて健康で明るく充実した日々を過ごせるよう、各世代に応じた健康づくりの包括的サポート拠点として、「女性の健康支援センター」をいち早く設置している自治体のひとつ、新宿区。「女性の健康週間」に合わせて「健康になる!キレイになる!楽しくなる!なるなるフェスタ2017」を開催します。生稲 晃子氏(元おニャン子クラブメンバー)による講演「5度の手術と乳房再建1800日」等多彩なプログラムを予定。参照 https://www.city.shinjuku.lg.jp/kenkou/yotsuya-h01_001059.html
【開催日時】3月4日(土)10:00〜16:00 四谷保健センター、女性の健康支援センター(新宿区三栄町)

◎金沢市と金沢医科大学女性医師による講演会セミナー (金沢市)
女性の健康推進を目的に「女性の健康づくりプロジェクト」などの協定事業に取組んできた金沢市と金沢医科大学が、「女性の健康づくりセミナー〜きれいのためのからだづくり〜」と題し、金沢医科大学女性医師による講演会を開催します。
「女性のこころとからだの変化につきあう」(講師:赤澤 純代先生・藤本 由貴先生・澤田 未央先生) 他。
【開催日時】3月3日(金)18:30〜20:00 アルカンシエル金沢(金沢市片町)

上記の他にも様々な企業・団体・組織による女性の健康推進の活動・取組みが広がっています。
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