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GfK調べ:2016年、ヨーロッパにおけるメガネ・コンタクトレンズの販売動向

2016年のヨーロッパ主要4カ国(イタリア、フランス、スペイン、ドイツ)におけるオプティクス小売市場※1は金額前年比0.9%増の176億ユーロとなった。
国別では4カ国はそれぞれ様相が異なった。金額ベースでヨーロッパのオプティックス市場の38%を占めるフランスは前年並み、イタリアは金額前年比3.4%増、ドイツは同2.7%増となった。この一方で、スペインは同2.6%減となった。

ヨーロッパ主要4カ国における各製品の動向をみると、販売金額でオプティクス市場の80%を占めるメガネ(レンズ・フレーム)は、レンズが金額前年比0.9%増、フレームが同2.2%増といずれも前年を上回った(図1) 。また、オプティックス市場の9%を占めるコンタクトレンズ及びケア用品は金額前年比0.3%増とほぼ前年並みの水準となった。サングラスは2015年に同7.0%増と急伸したが、16年は同1.3%減と唯一のマイナス成長となった。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/124900/img_124900_1.png

GfKオプティクス部門のシニアグローバルプロダクトマネージャーであるフランチェスコ・フォッファは次のように述べている。
「ヨーロッパのメガネ市場では、デザイン面で興味深い変化が起きており、プラスチックと金属が使用されたコンビネーションフレームの販売が金額前年比50%増と大幅なプラス成長を記録している。また、メガネレンズ市場では、革新的な高価格製品が販売をけん引している。レンズのタイプ別動向をみると、好調な販売が続くプラスチック累進屈折力レンズは金額前年比4.6%増となった。高屈折率タイプは長期的にメガネレンズ市場を支える鍵といえる。また、コンタクトレンズ市場については、1日使い捨てレンズの販売が好調で、球面レンズだけでなく乱視用や遠近両用レンズの市場拡大に貢献している。」

日本のオプティクス市場に目を向けると、2016年のコンタクトレンズ小売市場※2は金額前年比1.3%増の2,270億円、メガネ(レンズ・フレーム)市場は同0.9%減の3,340億円となった。


※1 サングラス、メガネ(レンズ・フレーム)、コンタクトレンズ、コンタクトレンズケア用品の小売 (眼鏡専門店チェーンおよび個人店含む)市場
※2 コンタクトレンズ専門店、眼鏡専門店、眼科併設単独店、インターネット通販含む


本プレスリリースのURL:
http://www.gfk.com/jp/insights/press-release/1715_2016optics

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GfKジャパン
URL: http://www.gfk.com/jp/

※弊社名を報道にて引用頂く場合は、「GfKジャパン」のほか、「GfK Japan」、「ジーエフケー ジャパン」の表記でも結構です。
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