<SNS調査>4月〜6月の電車運転見合わせ時間とSNS投稿数の関係 反応が早いのは「人身事故」、各路線で投稿数の差も判明
[17/04/18]
提供元:@Press
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SNS調査によって企業のマーケティング最適化のサポートをしている株式会社BONDIC(本社:東京都渋谷区、代表取締役:小池 玄)は、電車遅延に関する分析を行いました。4月〜6月の傾向を知るために、昨年の4月〜6月の3ヶ月間で最も人身事故の数が多かった都心を走る5路線に絞り、電車が止まっている時間とSNS投稿数の関係性を分析しました。その結果、路線や原因ごとに遅延に対するSNS上の反応の違いが見えてきました。
調査結果詳細
http://www.bondic.jp/
■調査結果概要
まずは遅延の原因別・路線別に、運転見合わせ時間に対してSNS投稿がピークになるまでの経過分数の割合を出しました。次に、平均運転見合わせ時間とSNS投稿数が落ち着く時間の比、運転見合わせ中と運転再開後の1分あたり平均投稿数とその比を分析しました。これらを総合すると、原因別では「人身事故」が起きたときのSNS投稿の動きが最も早いことが分かりました。路線別では、「中央総武線」と「常磐線」の遅延に関するSNS投稿が他路線と比べて長々と続く傾向がありました。
■調査結果のポイント
(1) 【原因別】投稿のピークが早いのは「人身事故」
(2) 【原因別】混乱が長引くのは「天災」と「利用者」が原因のとき
(3) 【原因別】「他路線の影響」での遅延は運転再開後も投稿が続く
(4) 【原因別まとめ】SNS投稿の動きが速いのは「人身事故」のとき
(5) 【路線別】投稿のピークが遅いのは「中央総武線」
(6) 【路線別】混乱が長引くのは「中央総武線」と「常磐線」が遅れたとき
(7) 【路線別】運転再開後、「京浜東北線」と「東武東上線」はあまり投稿されない
(8) 【路線別まとめ】「中央総武線」と「常磐線」のSNS投稿は長く続く
■調査結果のポイント
(1) 【原因別】投稿のピークが早いのは「人身事故」
平均の運転見合わせ時間に対し、SNS投稿数がピークになるのは遅延が発生してからどれくらいの時間が経過してからなのでしょうか。グラフを見てみると、原因別では「人身事故」が最も早くピークに達することが分かります。最も遅いのが「利用者」による遅延の場合で、運転が再開してからピークが来るケースも見られました。
平均見合わせ時間に対する平均投稿ピーク時間(経過分数)
https://www.atpress.ne.jp/releases/126448/img_126448_1.jpg
(2) 【原因別】混乱が長引くのは「天災」と「利用者」が原因のとき
次に、運転見合わせ時間とSNS投稿が落ち着く時間の比を見てみました。すると、遅延が起こった場合にSNS投稿が落ち着くまでには、通常、運転見合わせ時間の3倍以上の時間がかかることが分かりました。原因別でみると、「天災」と「利用者」が原因のときは投稿が落ち着くのに時間がかかるようです。どちらも平均運転見合わせ時間は短いですが、遅延に関する投稿は長く続く様子がうかがえます。
平均運転見合わせ時間と平均落ち着く時間の比(経過分数)
https://www.atpress.ne.jp/releases/126448/img_126448_2.jpg
(3) 【原因別】「他路線の影響」での遅延は運転再開後も投稿が続く
最後に、運転再開前後の1分あたりの平均SNS投稿数です。これによってSNS投稿が運転再開前と後のどちらに集中しているかが分かります。投稿の集中度合いの差が最も小さいのが「他路線の影響」による遅延で、運転見合わせ中も再開後もほぼ同じペースで投稿がされているようです。「鉄道会社」が原因のときは運転見合わせ中に投稿が集中し、その後は急激に少なくなることが分かります。
1分あたり平均投稿数
https://www.atpress.ne.jp/releases/126448/img_126448_3.jpg
(4) 【原因別まとめ】SNS投稿の動きが速いのは「人身事故」のとき
原因別の結果を総合すると、SNS投稿の動きが速いのは「人身事故」でした。逆に遅いのは「天災」もしくは「利用者」が原因のときです。
原因別特徴 まとめ
https://www.atpress.ne.jp/releases/126448/img_126448_4.jpg
(5) 【路線別】投稿のピークが遅いのは「中央総武線」
ここからは同じ分析を路線別でみていきたいと思います。まず投稿数のピークが来るタイミングでは、「京急本線」と「京浜東北線」が早く、「中央総武線」が最も遅いという結果になりました。
平均見合わせ時間に対する平均投稿ピーク時間(経過分数)
https://www.atpress.ne.jp/releases/126448/img_126448_5.jpg
(6) 【路線別】混乱が長引くのは「中央総武線」と「常磐線」が遅れたとき
運転見合わせ時間とSNS投稿が落ち着く時間の比をみてみると、「常磐線」と「中央総武線」で時間がかかっていることがわかります。残りの3路線は平均以下で、落ち着くのが比較的早めでした。
平均運転見合わせ時間と平均落ち着く時間の比(経過分数)
https://www.atpress.ne.jp/releases/126448/img_126448_6.jpg
(7) 【路線別】運転再開後、「京浜東北線」と「東武東上線」はあまり投稿されない
そして1分あたりの平均投稿数です。目立っているのが「京浜東北線」と「東武東上線」で、運転見合わせ中に投稿が集中しています。「京急本線」と「中央総武線」は運転再開後にやや集中しており、「常磐線」は運転再開後により集中していると言えます。
1分あたり平均投稿数
https://www.atpress.ne.jp/releases/126448/img_126448_7.jpg
(8) 【路線別まとめ】「中央総武線」と「常磐線」のSNS投稿は長く続く
路線別では、SNS投稿の動きが目立って遅いのが「中央総武線」と「常磐線」でした。早いのは「京急本線」と「京浜東北線」で、運転再開前にある程度落ち着く傾向がみられます。
路線別特徴 まとめ
https://www.atpress.ne.jp/releases/126448/img_126448_8.jpg
■考察
遅延が起こると即座にSNS上で情報が広がりますが、そのスピードが最も早いのは「人身事故」が起きたときであることが分かりました。投稿量も運転見合わせ中に集中しており、運転再開後は後を引かない傾向にあります。「他路線の影響」で起こった遅延では、運転見合わせ時間は「人身事故」とほぼ同じですが、SNS投稿量が運転再開前後で同程度であり再開後も投稿が続くという特徴がありました。
路線別で目立っていたのは「中央総武線」と「常磐線」です。この2路線は傾向が似ており、遅延が起こるとSNS投稿が運転再開後も長々と続くようです。逆にあまり続かないのが「東武東上線」で、SNS投稿は運転見合わせ中に集中しており、再開後は少なくなる傾向がありました。
その他の原因や路線に関してもそれぞれ特徴的な点がありました。例えば、「天災」と「利用者」が原因の時はSNS上の混乱が長引く様子がみられました。また「京浜東北線」と「東武東上線」は運転見合わせ中にSNS投稿が集中する傾向があるため、より多くの情報を得るには電車が止まっている間が適していると言えます。
このように、遅延の原因や路線によって混乱のしかたや投稿の動きが様々です。遅延に遭遇したときは、それぞれの特徴を状況判断の参考にしてみてはいかがでしょうか?
■調査概要
調査方法:SNS調査
調査期間:2016年4月1日〜6月30日
■会社概要
商号 : 株式会社BONDIC
代表者 : 代表取締役 小池 玄
所在地 : 〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-24-14 EXOS恵比寿5階
設立 : 2005年8月
事業内容: 企業のマーケティング活動最適化に向けての効果的な
データ活用のサポート、顧客データ分析、SNSによる競合分析、
アンケートによる競合分析、マーケティングコンサルティング
資本金 : 1,000万円
URL : http://www.bondic.jp/
調査結果詳細
http://www.bondic.jp/
■調査結果概要
まずは遅延の原因別・路線別に、運転見合わせ時間に対してSNS投稿がピークになるまでの経過分数の割合を出しました。次に、平均運転見合わせ時間とSNS投稿数が落ち着く時間の比、運転見合わせ中と運転再開後の1分あたり平均投稿数とその比を分析しました。これらを総合すると、原因別では「人身事故」が起きたときのSNS投稿の動きが最も早いことが分かりました。路線別では、「中央総武線」と「常磐線」の遅延に関するSNS投稿が他路線と比べて長々と続く傾向がありました。
■調査結果のポイント
(1) 【原因別】投稿のピークが早いのは「人身事故」
(2) 【原因別】混乱が長引くのは「天災」と「利用者」が原因のとき
(3) 【原因別】「他路線の影響」での遅延は運転再開後も投稿が続く
(4) 【原因別まとめ】SNS投稿の動きが速いのは「人身事故」のとき
(5) 【路線別】投稿のピークが遅いのは「中央総武線」
(6) 【路線別】混乱が長引くのは「中央総武線」と「常磐線」が遅れたとき
(7) 【路線別】運転再開後、「京浜東北線」と「東武東上線」はあまり投稿されない
(8) 【路線別まとめ】「中央総武線」と「常磐線」のSNS投稿は長く続く
■調査結果のポイント
(1) 【原因別】投稿のピークが早いのは「人身事故」
平均の運転見合わせ時間に対し、SNS投稿数がピークになるのは遅延が発生してからどれくらいの時間が経過してからなのでしょうか。グラフを見てみると、原因別では「人身事故」が最も早くピークに達することが分かります。最も遅いのが「利用者」による遅延の場合で、運転が再開してからピークが来るケースも見られました。
平均見合わせ時間に対する平均投稿ピーク時間(経過分数)
https://www.atpress.ne.jp/releases/126448/img_126448_1.jpg
(2) 【原因別】混乱が長引くのは「天災」と「利用者」が原因のとき
次に、運転見合わせ時間とSNS投稿が落ち着く時間の比を見てみました。すると、遅延が起こった場合にSNS投稿が落ち着くまでには、通常、運転見合わせ時間の3倍以上の時間がかかることが分かりました。原因別でみると、「天災」と「利用者」が原因のときは投稿が落ち着くのに時間がかかるようです。どちらも平均運転見合わせ時間は短いですが、遅延に関する投稿は長く続く様子がうかがえます。
平均運転見合わせ時間と平均落ち着く時間の比(経過分数)
https://www.atpress.ne.jp/releases/126448/img_126448_2.jpg
(3) 【原因別】「他路線の影響」での遅延は運転再開後も投稿が続く
最後に、運転再開前後の1分あたりの平均SNS投稿数です。これによってSNS投稿が運転再開前と後のどちらに集中しているかが分かります。投稿の集中度合いの差が最も小さいのが「他路線の影響」による遅延で、運転見合わせ中も再開後もほぼ同じペースで投稿がされているようです。「鉄道会社」が原因のときは運転見合わせ中に投稿が集中し、その後は急激に少なくなることが分かります。
1分あたり平均投稿数
https://www.atpress.ne.jp/releases/126448/img_126448_3.jpg
(4) 【原因別まとめ】SNS投稿の動きが速いのは「人身事故」のとき
原因別の結果を総合すると、SNS投稿の動きが速いのは「人身事故」でした。逆に遅いのは「天災」もしくは「利用者」が原因のときです。
原因別特徴 まとめ
https://www.atpress.ne.jp/releases/126448/img_126448_4.jpg
(5) 【路線別】投稿のピークが遅いのは「中央総武線」
ここからは同じ分析を路線別でみていきたいと思います。まず投稿数のピークが来るタイミングでは、「京急本線」と「京浜東北線」が早く、「中央総武線」が最も遅いという結果になりました。
平均見合わせ時間に対する平均投稿ピーク時間(経過分数)
https://www.atpress.ne.jp/releases/126448/img_126448_5.jpg
(6) 【路線別】混乱が長引くのは「中央総武線」と「常磐線」が遅れたとき
運転見合わせ時間とSNS投稿が落ち着く時間の比をみてみると、「常磐線」と「中央総武線」で時間がかかっていることがわかります。残りの3路線は平均以下で、落ち着くのが比較的早めでした。
平均運転見合わせ時間と平均落ち着く時間の比(経過分数)
https://www.atpress.ne.jp/releases/126448/img_126448_6.jpg
(7) 【路線別】運転再開後、「京浜東北線」と「東武東上線」はあまり投稿されない
そして1分あたりの平均投稿数です。目立っているのが「京浜東北線」と「東武東上線」で、運転見合わせ中に投稿が集中しています。「京急本線」と「中央総武線」は運転再開後にやや集中しており、「常磐線」は運転再開後により集中していると言えます。
1分あたり平均投稿数
https://www.atpress.ne.jp/releases/126448/img_126448_7.jpg
(8) 【路線別まとめ】「中央総武線」と「常磐線」のSNS投稿は長く続く
路線別では、SNS投稿の動きが目立って遅いのが「中央総武線」と「常磐線」でした。早いのは「京急本線」と「京浜東北線」で、運転再開前にある程度落ち着く傾向がみられます。
路線別特徴 まとめ
https://www.atpress.ne.jp/releases/126448/img_126448_8.jpg
■考察
遅延が起こると即座にSNS上で情報が広がりますが、そのスピードが最も早いのは「人身事故」が起きたときであることが分かりました。投稿量も運転見合わせ中に集中しており、運転再開後は後を引かない傾向にあります。「他路線の影響」で起こった遅延では、運転見合わせ時間は「人身事故」とほぼ同じですが、SNS投稿量が運転再開前後で同程度であり再開後も投稿が続くという特徴がありました。
路線別で目立っていたのは「中央総武線」と「常磐線」です。この2路線は傾向が似ており、遅延が起こるとSNS投稿が運転再開後も長々と続くようです。逆にあまり続かないのが「東武東上線」で、SNS投稿は運転見合わせ中に集中しており、再開後は少なくなる傾向がありました。
その他の原因や路線に関してもそれぞれ特徴的な点がありました。例えば、「天災」と「利用者」が原因の時はSNS上の混乱が長引く様子がみられました。また「京浜東北線」と「東武東上線」は運転見合わせ中にSNS投稿が集中する傾向があるため、より多くの情報を得るには電車が止まっている間が適していると言えます。
このように、遅延の原因や路線によって混乱のしかたや投稿の動きが様々です。遅延に遭遇したときは、それぞれの特徴を状況判断の参考にしてみてはいかがでしょうか?
■調査概要
調査方法:SNS調査
調査期間:2016年4月1日〜6月30日
■会社概要
商号 : 株式会社BONDIC
代表者 : 代表取締役 小池 玄
所在地 : 〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-24-14 EXOS恵比寿5階
設立 : 2005年8月
事業内容: 企業のマーケティング活動最適化に向けての効果的な
データ活用のサポート、顧客データ分析、SNSによる競合分析、
アンケートによる競合分析、マーケティングコンサルティング
資本金 : 1,000万円
URL : http://www.bondic.jp/