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なめらかな舌触りや甘みある脂の上品な風味が味わえる 鯨類科学調査の副産物「南極海産クロミンク鯨肉」の新物出荷を開始

鯨製品販売を行う共同販売株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:森 英司)は、2017年6月6日より南極海産クロミンク鯨、鯨肉の新物出荷を開始いたします。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/128974/LL_img_128974_1.jpg
南極海


6月6日よりクロミンク鯨の新物鯨肉を全国の市場や水産加工メーカーに向けて出荷開始いたします。6月上旬から下旬にかけて全国の飲食店や小売店店頭にてお求めいただけます。今回販売するクロミンク鯨は最もクリーンな海と言われる南極海に生息しており、科学調査の副産物として1頭1頭管理された安全な食材です。

赤肉はなめらかな舌触りとさっぱりとした味でお刺身や竜田揚げ等で召し上がれます。また畝須ベーコンや皮は甘みある脂で上品な風味が特徴です。クロミンク鯨は鯨肉が初めての方にも大変おすすめです。

《日本の鯨類科学調査とは》
国際捕鯨委員会(IWC)は、鯨類資源に関する科学的情報が不十分として1990年までに見直すという条件で商業捕鯨モラトリアムを決定しました。日本は鯨を他の生物資源と同様に食料資源と考え、商業捕鯨再開を目指して1987年より鯨類科学調査を実施しています。調査では目視調査で資源量を推定し、捕獲調査で生物学的情報を収集しています。鯨の年齢組成や性成熟年齢を解明して正確な資源の動態を把握するうえで捕獲はきわめて重要な方法です。捕獲調査で採取した科学調査副産物(鯨肉)は国際捕鯨取締条約第8条の規定に従い、国内で販売流通しています。
日本鯨類研究所の調査で捕獲した鯨を含め、すべての鯨のDNA分析を行っており、国内ではDNA登録済みの管理された鯨肉が流通しています。


《安心安全な鯨肉》
日本鯨類研究所によると、南極海が地球上で最も汚染されていないクリーンな海域の一つであることが判明しており、南極海海域に生息するクロミンク鯨の捕獲調査を行っています。また、採取した鯨はPCBなど約100項目の調査を実施しており、鯨肉は、安心安全な水産食品といえます。


《安定価格》
今年の新物のクロミンク鯨は、昨年に比べお手頃価格になりました。刺身用などで食べられている一部の赤肉では昨年よりも約15%ほど安く販売しております。水産物の価格が高騰する中で鯨肉は安定した品質と価格でご提供させていただいています。


《健康食材・アレルギー対応食》
鯨肉には体によい機能性成分が含まれています。赤肉には「バレニン」というジペプチドが含まれています。バレニンは鯨に特徴的な成分で疲労回復効果や抗疲労効果があることがヒト試験で分かっており、夏場のスタミナ食材としてもおすすめです。そして、本皮と呼ばれる皮下脂肪は近年注目を浴びている「オメガ3脂肪酸」が豊富です。オメガ3脂肪酸にはDHA・EPA・DPAなどがあり、昭和大学の研究では鯨オイルを摂取したマウスは標準食を摂取したマウスに比べ、内臓脂肪が肝臓脂質減少が認められています。鯨は健康にも嬉しい成分が含まれているのです。
また、子どもの食物アレルギーが増加しています。卵、牛乳、大豆などのたんぱく質を含む食品が摂取困難な中で、鯨肉はアレルギー患者の多くが安心して食べられる安全で栄養価の高い「代替たんぱく質」として活用されています。
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