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配線設計ツール「XVL Studio WR」を共同開発!直感的なケーブル配策経路検討を実現し、製造段階の問題発生を防止

ラティス・テクノロジー株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:鳥谷 浩志、以下 ラティス)は、株式会社図研(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:金子 真人、以下 図研)と産業機器のケーブル配策経路検討を直感的に実現する「XVL Studio WR」を共同開発したことを発表します。本製品は、2017年7月に図研より発売されます。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/132306/LL_img_132306_1.jpg
XVL Studio WRの基本コンセプト


産業機械や半導体製造装置等のメカトロ製品では、製品を構成するモジュールへの電源供給やモジュール間の通信のために多数のケーブルが利用されています。昨今、こうした製品では、3D CADが設計で使われるようになってきましたが、ケーブルは製品を構成する複数のモジュール間をつなぐ形で設計するため、3D CADでモデリングするにはデータが非常に重たくなるという問題があります。このためケーブル引き回しは実機を用いて検討するという企業が多く、問題発見のタイミングが遅れるため、製造段階で手戻りの原因や納期を短縮できないなど課題がありました。

今回、ラティスと図研が共同開発した軽量3次元データ「XVL」を用いて3D配策検討を行う「XVL Studio WR」は、製品3Dデータに、図研の電気設計CAD「E3.series」から回路情報等を継承することで、論理接続を考慮した直感的な配策設計・検討を実現します。実機がなくても、設計段階の3Dデータで配策経路検討ができるので、製造段階で発生する問題を未然に防ぐことができます。また、大容量3Dデータを軽快に扱うXVLの特長により、3D CAD操作に不慣れな生産技術・製造部門などでも簡単な操作で配策設計・検討を可能にします。

ラティスは本製品を製造業に広く展開していく計画です。2017年8月4日(金)に開催する「XVL 3次元ものづくり支援セミナー2017」名古屋(下記URL参照)では、『XVLだからできるエレクトロニクスデザイン』と題して図研による講演と「XVL Studio WR」の展示デモを実施いたします。
http://www.lattice.co.jp/ja/seminar/seminar_2017.html


【製品情報】
製品名称:XVL Studio WR
販売時期:2017年7月
販売価格:250万円〜(予定)

※「XVL Studio WR」の機能詳細は下記ページをご参照ください。
http://www.zuken.co.jp/products/detail/xvl_studio_wr.php


【会社概要】
商号 :ラティス・テクノロジー株式会社(Lattice Technology Co.,Ltd.)
本社 :〒112-0004 東京都文京区後楽2-3-21 住友不動産飯田橋ビル10階
代表 :代表取締役社長 鳥谷 浩志
資本金 :7億円
事業内容:超軽量3DフォーマットXVL関連ソフトウェアの開発・販売、
コンサルティングなど、3Dデータ活用のソリューションサービス提供
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