大企業の正社員1,236名に聞いた、副業に関する意識調査副業(社外での活動)禁止の企業は時代遅れ!?
[17/07/27]
提供元:@Press
提供元:@Press
NPO法人二枚目の名刺 (本部:東京都渋谷区、代表:廣優樹)は、国内の大企業(従業員1,000名以上)に勤務する正社員1,236名に対し、副業に対する企業の意識や実態についてインターネット調査を行った「平成29年 大企業勤務者の副業に関する意識調査」を実施しました。
調査では、実際の副業者が約2割、今後副業をやってみたい社員も約4割となり、「副業をしている・してみたい勤務者」は約6割と、大企業の勤務者が考える副業に対する意欲の高さが明らかになりました。また副業を禁止する会社に魅力を感じない社員が過半数を超えるなど、企業にとって副業解禁が魅力を高める重要な要素であることが読み取れる結果となりました。主な調査結果は以下のとおりです。
◆副業(社外活動)している社員は約2割、1年以内に副業をやってみたい社員は約4割
-現在副業をしている社員は16.7%、副業を1年以内に取り組んでみたいが現在していない社員は41.7%と、副業実践者・副業意向者を合わせると約6割(58.4%)となり、過半数を超える。
◆副業(社外活動)による会社(本業)へのプラスの影響は、「自分を客観的に見られる」「視野が広がる」
-副業を始めたことによって会社(本業)の仕事への良い影響は、「自分のことを客観的に見ることができるようになった」(24.7%)、「視野が広がり大局観をもてるようになった」(21.9%)、「自分のスキルの社会的価値が分かった」(20.1%)など、社外での経験が俯瞰的な視野を育んでいることがうかがえる。
◆副業(社外活動)禁止は時代遅れ! 副業に興味がない社員も「副業禁止の会社に魅力感じない」4割
-副業を認めない会社に対し、「魅力を感じない」社員が全体で56.5%と過半数を超える。
-副業している社員では72.3%、副業に興味がなく実施していない社員でも36.9%と副業禁止は会社の魅力を損なう恐れがあるとみられる。
◆会社員以外の活動、「ボランティア」「地域活動」など一定数の社員が社会貢献活動に取り組む
-会社員以外の活動として、副業(16.7%)に次いで多いのは「趣味の同好会」(13.5%)だが、「ボランティア」(9.9%)・「地域活動」(8.3%)・「NPO活動」(2.5%)」など、一定数の社員が社会貢献活動に取り組む。
-一方「何もしていない」社員は66.9%と、社外活動をしていない社員が大多数となる。
<調査概要>
・調査目的 : 大企業勤務者(正社員)の副業に対する意識や実態の把握
・調査対象 : 従業員1,000人以上の企業にお勤めの正社員 (20〜65歳の男女)
・調査地域 : 全国
・調査方法 : インターネットリサーチ
・調査時期 : 2017年1月10日(火)〜1月17日(火)
・有効回答数: 1,236サンプル
<調査詳細>
Q1.現在副業をしていますか。また取り組みたいと思っていますか。(単一回答)
現在副業をしている社員は16.7%、現在していないが副業を1年以内に取り組んでみたい社員は41.7%と、副業実践者・副業意向者を合わせると約6割(58.4%)となりました。一方、副業に取り組みたいと思っていない、副業に興味のない人は41.6%という結果になりました。副業実践者・副業意向者は過半数を超え、その意向の高さがうかがえました。
Q2. 副業をはじめたことによって、会社の仕事に何か良い影響はありましたか。あてはまるものをすべてお答えください。
※副業をしたことが無い方は、今後始めた場合を想定してお答えください。(複数回答可)
副業を始めたことによって会社(本業)の仕事への良い影響を聞いたところ、「自分のことを客観的に見ることができるようになった」(24.7%)、「視野が広がり大局観をもてるようになった」(21.9%)、「自分のスキルの社会的価値が分かった」(20.1%)などが主な良い影響であることが分かりました。また、「仕事への姿勢がポジティブになった」(14.9%)、「本業で活かせるスキルが高まった」(13.4%)など、会社内へのポジティブな気持ちの変化がみられることも分かりました。
Q3. あなたは副業を認めない会社に魅力を感じますか。(単一回答)
副業を認めない会社に対して魅力を感じるかということを聞いたところ、「魅力を感じない」社員が全体で56.5%と過半数を超えることが分かりました。一方、「魅力を感じる」社員は全体で7.4%と少数派であることが明らかになりました。副業している社員に限定すると、「魅力を感じない」が72.3%となり、副業に興味がなく実施していない社員においては、「魅力を感じない」が36.9%となり、副業禁止は会社の魅力を損なう恐れがあることが推測できます。
なお、「魅力を感じる」と回答した副業している社員は7.3%、副業に興味がなく実施していない社員でも8.7%と、いずれも低い結果となりました。
Q.4 あなたは現在、会社員以外の活動としてどのようなことをされていますか。あてはまる内容をすべてお選びください。(複数回答可)
会社員以外の活動について聞いたところ、副業(16.7%)に次いで多いのは「趣味の同好会」(13.5%)、「ボランティア」(9.9%)、「地域活動」(8.3%)、「NPO活動」(2.5%)、「プロボノ(自分のスキルを活かしたボランティア活動)」(2.3%)と、一定数の社員が社会貢献活動に取り組んでいることが分かりました。
一方、「特に何もしていない」(66.9%)との回答は約7割となり、多くの会社員が社外活動に取り組んでいない結果となりました。
<団体概要>
団体名称:特定非営利活動法人 二枚目の名刺
設立:2009年9月(2011年2月 東京都の認可を受けてNPO法人化)
代表理事:廣 優樹
事業内容:NPO法人へのサポート事業 企業・行政との連携による普及事業 ネットワーキングの促進
URL:http://nimaime.com
Facebook:https://www.facebook.com/Nimaimenomeishi
メディア:2枚目の名刺 Webマガジン http://magazine.nimaime.com/
◆NPO法人 二枚目の名刺とは
NPO 法人二枚目の名刺は、人が組織や立場を超えて 2 枚目の名刺を持つことが当たり前の社会になることを目指しています。お金を得るための副業ではなく、自分のためだけの趣味でもない、一人ひとりの「こんな社会になったらいいな」という思いを実現するために持つ名刺を、"2 枚目の名刺"と考えています。
NPO や地域活動等の「社会を創る活動」と社会人が出会う場「Common Room」の開催や、社会人がチームを組んで取り組む「サポートプロジェクト」を通じて2枚目の名刺を持つきっかけを提供し、また多様な2枚目の名刺の持ち方を企業・行政等と連携して社会に提案しています。2枚目の名刺というアイテムで、人の変化と社会の変化をうみ出していきます。
調査では、実際の副業者が約2割、今後副業をやってみたい社員も約4割となり、「副業をしている・してみたい勤務者」は約6割と、大企業の勤務者が考える副業に対する意欲の高さが明らかになりました。また副業を禁止する会社に魅力を感じない社員が過半数を超えるなど、企業にとって副業解禁が魅力を高める重要な要素であることが読み取れる結果となりました。主な調査結果は以下のとおりです。
◆副業(社外活動)している社員は約2割、1年以内に副業をやってみたい社員は約4割
-現在副業をしている社員は16.7%、副業を1年以内に取り組んでみたいが現在していない社員は41.7%と、副業実践者・副業意向者を合わせると約6割(58.4%)となり、過半数を超える。
◆副業(社外活動)による会社(本業)へのプラスの影響は、「自分を客観的に見られる」「視野が広がる」
-副業を始めたことによって会社(本業)の仕事への良い影響は、「自分のことを客観的に見ることができるようになった」(24.7%)、「視野が広がり大局観をもてるようになった」(21.9%)、「自分のスキルの社会的価値が分かった」(20.1%)など、社外での経験が俯瞰的な視野を育んでいることがうかがえる。
◆副業(社外活動)禁止は時代遅れ! 副業に興味がない社員も「副業禁止の会社に魅力感じない」4割
-副業を認めない会社に対し、「魅力を感じない」社員が全体で56.5%と過半数を超える。
-副業している社員では72.3%、副業に興味がなく実施していない社員でも36.9%と副業禁止は会社の魅力を損なう恐れがあるとみられる。
◆会社員以外の活動、「ボランティア」「地域活動」など一定数の社員が社会貢献活動に取り組む
-会社員以外の活動として、副業(16.7%)に次いで多いのは「趣味の同好会」(13.5%)だが、「ボランティア」(9.9%)・「地域活動」(8.3%)・「NPO活動」(2.5%)」など、一定数の社員が社会貢献活動に取り組む。
-一方「何もしていない」社員は66.9%と、社外活動をしていない社員が大多数となる。
<調査概要>
・調査目的 : 大企業勤務者(正社員)の副業に対する意識や実態の把握
・調査対象 : 従業員1,000人以上の企業にお勤めの正社員 (20〜65歳の男女)
・調査地域 : 全国
・調査方法 : インターネットリサーチ
・調査時期 : 2017年1月10日(火)〜1月17日(火)
・有効回答数: 1,236サンプル
<調査詳細>
Q1.現在副業をしていますか。また取り組みたいと思っていますか。(単一回答)
現在副業をしている社員は16.7%、現在していないが副業を1年以内に取り組んでみたい社員は41.7%と、副業実践者・副業意向者を合わせると約6割(58.4%)となりました。一方、副業に取り組みたいと思っていない、副業に興味のない人は41.6%という結果になりました。副業実践者・副業意向者は過半数を超え、その意向の高さがうかがえました。
Q2. 副業をはじめたことによって、会社の仕事に何か良い影響はありましたか。あてはまるものをすべてお答えください。
※副業をしたことが無い方は、今後始めた場合を想定してお答えください。(複数回答可)
副業を始めたことによって会社(本業)の仕事への良い影響を聞いたところ、「自分のことを客観的に見ることができるようになった」(24.7%)、「視野が広がり大局観をもてるようになった」(21.9%)、「自分のスキルの社会的価値が分かった」(20.1%)などが主な良い影響であることが分かりました。また、「仕事への姿勢がポジティブになった」(14.9%)、「本業で活かせるスキルが高まった」(13.4%)など、会社内へのポジティブな気持ちの変化がみられることも分かりました。
Q3. あなたは副業を認めない会社に魅力を感じますか。(単一回答)
副業を認めない会社に対して魅力を感じるかということを聞いたところ、「魅力を感じない」社員が全体で56.5%と過半数を超えることが分かりました。一方、「魅力を感じる」社員は全体で7.4%と少数派であることが明らかになりました。副業している社員に限定すると、「魅力を感じない」が72.3%となり、副業に興味がなく実施していない社員においては、「魅力を感じない」が36.9%となり、副業禁止は会社の魅力を損なう恐れがあることが推測できます。
なお、「魅力を感じる」と回答した副業している社員は7.3%、副業に興味がなく実施していない社員でも8.7%と、いずれも低い結果となりました。
Q.4 あなたは現在、会社員以外の活動としてどのようなことをされていますか。あてはまる内容をすべてお選びください。(複数回答可)
会社員以外の活動について聞いたところ、副業(16.7%)に次いで多いのは「趣味の同好会」(13.5%)、「ボランティア」(9.9%)、「地域活動」(8.3%)、「NPO活動」(2.5%)、「プロボノ(自分のスキルを活かしたボランティア活動)」(2.3%)と、一定数の社員が社会貢献活動に取り組んでいることが分かりました。
一方、「特に何もしていない」(66.9%)との回答は約7割となり、多くの会社員が社外活動に取り組んでいない結果となりました。
<団体概要>
団体名称:特定非営利活動法人 二枚目の名刺
設立:2009年9月(2011年2月 東京都の認可を受けてNPO法人化)
代表理事:廣 優樹
事業内容:NPO法人へのサポート事業 企業・行政との連携による普及事業 ネットワーキングの促進
URL:http://nimaime.com
Facebook:https://www.facebook.com/Nimaimenomeishi
メディア:2枚目の名刺 Webマガジン http://magazine.nimaime.com/
◆NPO法人 二枚目の名刺とは
NPO 法人二枚目の名刺は、人が組織や立場を超えて 2 枚目の名刺を持つことが当たり前の社会になることを目指しています。お金を得るための副業ではなく、自分のためだけの趣味でもない、一人ひとりの「こんな社会になったらいいな」という思いを実現するために持つ名刺を、"2 枚目の名刺"と考えています。
NPO や地域活動等の「社会を創る活動」と社会人が出会う場「Common Room」の開催や、社会人がチームを組んで取り組む「サポートプロジェクト」を通じて2枚目の名刺を持つきっかけを提供し、また多様な2枚目の名刺の持ち方を企業・行政等と連携して社会に提案しています。2枚目の名刺というアイテムで、人の変化と社会の変化をうみ出していきます。