ユビキタス社、Linux/Android高速起動ソリューションの最新版「Ubiquitous QuickBoot R2.0」を発売
[17/09/12]
提供元:@Press
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株式会社ユビキタス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:佐野 勝大、以下「ユビキタス社」)は、全世界で累計1,300万本以上(2017年8月末時点)を出荷しているLinux/Androidシステムの高速起動ソリューション「Ubiquitous QuickBoot」(以下、「QuickBoot」)の最新版「Ubiquitous QuickBoot Release 2.0(以下、「QuickBoot R2.0」)のSDKをLite/Pro/Automotiveの3つのエディションとしてラインナップ化し、2017年10月より発売することを発表いたします。
■各エディションの概要
https://www.atpress.ne.jp/releases/137507/img_137507_1.jpg
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/137507/LL_img_137507_1.jpg
各エディションの概要
QuickBootは、ユビキタス社が独自開発した起動技術を使用したソフトウェア製品です。アプリケーション側で使用しているメモリ量に依存せず、電源オフの状態からわずか数秒(※2)で起動し、ユーザーが使用できる状態にします。ユーザーインターフェイスを持った機器を高速に起動して操作を開始できることがユーザー満足度を高めると評価され、カーナビゲーションをはじめとする車載機器を中心に、パネルコンピューター、セールス支援端末、デジタルカメラ、無線機器、レーダー装置、医療診断機器、電子ブック、スマートテレビなど、幅広い分野で採用が拡大しています。
このたび、お客様の開発現場からのフィードバックを反映し、継続的に改良、機能強化してきたQuickBootを約4年ぶりにアップグレードし、QuickBoot R2.0 SDK(ソフトウェア開発キット)として提供します。
QuickBoot R2.0では、最新の半導体技術を活用した新技術の投入によりスナップショットイメージの読み込みを従来比で約40%高速化するなど大幅な機能強化を行いました。また、提供される機能やサービス内容によりエディションを分けることで、QuickBootがさらに多くの組込み機器開発プロジェクトで利用しやすくなります。特にStandardモードのみをサポートしたLite Editionでは、これまでQuickBootの導入が難しかった、価格を抑えながらも高速化を図りたいというお客様の要求に応えます。
ユビキタス社は、ユビキタス・AIコーポレーション グループとして、増大が見込まれるIoT対応機器を中心にQuickBoot R2.0の採用を拡大し、Linux/Androidの高速起動ソリューション分野でのシェアNo.1を目指します。
なお、ユビキタス社では、QuickBoot R2.0をご紹介するセミナーを開催します。
「QuickBoot新リリース R2.0 ご紹介セミナー」
会期:2017年10月5日(木) 15:00-17:00
会場:ユビキタス社 本社(新宿)
(セミナーの詳細/申込ページ: http://info.ubiquitous.co.jp/1710_QB )
また、2017年11月15日(水)〜17日(金)にパシフィコ横浜で開催される組込み総合技術展「Embedded Technology 2017」のユビキタス・AIコーポレーションブースにてQuickBoot R2.0を使用したデモを行う予定です。
※1 BSP(Board Support Package):特定のハードウェア プラットフォーム上でOSを実行できるようにするためのソフトウェア コンポーネント
※2 搭載される機器の仕様に依存するため、起動に10秒以上を要するケースもあります。
< QuickBoot R2.0 の機能強化ポイント >
・幅広いARM系SoCに対応(半導体メーカー/サポートSoC)
NXPセミコンダクターズ社 :NXP i.MX2x/i.MX5x/i.MX6x/i.MX7x 各シリーズ
テキサス・インスツルメンツ社:TI OMAP3/OMAP4/OMAP5 各シリーズ
ルネサス エレクトロニクス社 :Renesas R-Car 第二世代/第三世代 各シリーズ
Renesas RZ/G1シリーズ
テレチップス社 :TCC892x/893x/897x 各シリーズ
メディアテック社 :MTK812xシリーズ
ザイリンクス社 :XILINX Zynq-7000シリーズ
他、幅広いSoCをサポート
・64ビット対応
ARM(R) Cortex(R)-A57/A53に対応し、Cortex-A57/A53の持つコンピューティング性能を最大限に活用
・起動時間が大幅に短縮
スナップショットイメージの読込み時間を従来比で30%〜40%高速化させたSuper Read Boost機能の開発で、起動をさらに高速化
・スナップショットイメージの保存時間を大幅に短縮
スナップショットイメージの書き込み時間を従来比で30%〜50%高速化させたSuper Write Boost機能を開発。製造ラインならびにランタイム時にスナップショットイメージを保存する時間を大幅に短縮し、生産性の向上とユーザビリティを向上
・スナップショットイメージの読み出しサイズの最適化
スナップショットイメージの読み出しサイズをユーザーの指定によって以前よりも柔軟に調整でき、アプリケーションに最適な高速起動が可能
・SecureBoot対応
半導体メーカーが提供するSecureBootと協調して動作し、従来の改ざんチェックに加え、QuickBoot主要モジュールおよびスナップショットイメージを含めて改ざんを検知しながら、セキュリティ面に配慮した高速起動を実現
・起動時にマルチコアを使ったユーザースレッド
CPUコア毎にユーザースレッドを定義し、バックグラウンドで複数のタスクの動作をサポートし、起動途中に他の処理を同時に実行可能
・最新のストレージメディアをサポート
UHS-I、 HS200、 HS400など最新の高速なSD/eMMCの規格に対応
・電断対応ファイルシステムをサポート
トランザクション型電断対応ファイルシステム(※3)の高速マウントとの組み合わせで、高速シャットダウンとファイルシステムの修復時間に要する起動時間の変動がなく、常に一定の起動時間をサポート
(※3 Datalight社 Reliance Nitro/FlashFX Teraのライセンスが必要です。詳細はお問い合わせください。)
<QuickBoot R2.0 Lite/Pro/Automotive Editionの比較表>
https://www.atpress.ne.jp/releases/137507/img_137507_2.jpg
■Ubiquitous QuickBootについて
Ubiquitous QuickBootは、先進的なメモリ管理により、機器およびそのアプリケーションを数秒で起動する高速起動技術です。QuickBootは、機器を電源が完全に切断された状態(コールドブート)から高速起動するだけでなく、機器の待機電力をセーブし、バッテリーの持ちを長くします。QuickBootは、ARMコアv6/v7/v8に対応し、OSとしてLinuxとAndroidで利用できます。
URL: https://www.ubiquitous.co.jp/products/qb/md/quickboot/
■Datalight社について
Datalight社は、米国ワシントン州ボセルに本社を置く、組込み機器のデータ保護に関するソフトウェアの先進的開発会社です。トランザクション方式の高速・電源断ファイルシステム『Reliance Nitro』、eMMCおよびManaged NAND向けのソフトウェアドライバ『FlashFXe』、オンボードのフラッシュメモリに対応したフラッシュメモリ・マネージャ『FlashFX Tera』などの製品ラインアップを持っています。すでに全世界で、車載・医療・小売・工業・航空宇宙向けの何百万台もの組込み機器にDatalight製品が組込まれ、出荷されています。
日本ではエーアイコーポレーション社が総代理店としてDatalight製品の販売および関連する開発サービスを提供しています。
URL : https://www.datalight.com/
■ユビキタス・AIコーポレーション グループについて
2017年4月、ユビキタス社によるエーアイコーポレーション社の子会社化に伴いグループブランド名称として新たに設立。「Ubiquitous Network Framework」や「Ubiquitous QuickBoot」など自社技術をベースとした「小さく、軽く、速い」組込みソフトウェアの企画、開発、販売実績を持つユビキタス社と、30年以上にわたり、BluetoothスタックやBIOS、ソフトウェア品質向上ツールなど、海外の先端、かつユニークなソフトウェア製品を輸入、販売する技術商社のエーアイコーポレーション社が、両社の取り扱う製品と技術を組み合わせた高付加価値かつラピッドな組込み開発を可能にするソリューションを提案することを目的として活動しています。
(参考プレスリリース「組込みソフトウェアNo.1ベンダーを目指して「ユビキタス・AIコーポレーション グループ」ブランドが誕生」 https://www.ubiquitous.co.jp/news/press/20170508_p2253.html )
■株式会社ユビキタス(証券コード:3858)について
ユビキタス社は、2001年に創業された組込み機器向けを中心としたコンピュータソフトウェアの開発・ライセンスを行う企業です。ユビキタス社会において必要となる、ネットワーク関連(ホームネットワーク関連・暗号技術を含む)、データベース、システムの高速起動技術などの多数のソフトウェアとサービスを提供しております。他と差別化された製品群で、ユビキタス社会の要請に応えます。
本社所在地: 東京都新宿区西新宿1-21-1 明宝ビル6F
URL : https://www.ubiquitous.co.jp/
■投資家の皆様へ
本プレスリリースは、ユビキタス社の定性的な業務進捗をお知らせするためのものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。当社業績・経営指標の進捗・予想に関しては、取引所開示情報である、決算短信などをご参照ください。
※ 本リリースに記載されている会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。
■本件に関するお客様からのお問い合わせ先
株式会社ユビキタス 組込ソフトウェア事業部
担当 : 木村
TEL : 03-5908-3451
E-Mail : sales_info@ubiquitous.co.jp
■各エディションの概要
https://www.atpress.ne.jp/releases/137507/img_137507_1.jpg
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/137507/LL_img_137507_1.jpg
各エディションの概要
QuickBootは、ユビキタス社が独自開発した起動技術を使用したソフトウェア製品です。アプリケーション側で使用しているメモリ量に依存せず、電源オフの状態からわずか数秒(※2)で起動し、ユーザーが使用できる状態にします。ユーザーインターフェイスを持った機器を高速に起動して操作を開始できることがユーザー満足度を高めると評価され、カーナビゲーションをはじめとする車載機器を中心に、パネルコンピューター、セールス支援端末、デジタルカメラ、無線機器、レーダー装置、医療診断機器、電子ブック、スマートテレビなど、幅広い分野で採用が拡大しています。
このたび、お客様の開発現場からのフィードバックを反映し、継続的に改良、機能強化してきたQuickBootを約4年ぶりにアップグレードし、QuickBoot R2.0 SDK(ソフトウェア開発キット)として提供します。
QuickBoot R2.0では、最新の半導体技術を活用した新技術の投入によりスナップショットイメージの読み込みを従来比で約40%高速化するなど大幅な機能強化を行いました。また、提供される機能やサービス内容によりエディションを分けることで、QuickBootがさらに多くの組込み機器開発プロジェクトで利用しやすくなります。特にStandardモードのみをサポートしたLite Editionでは、これまでQuickBootの導入が難しかった、価格を抑えながらも高速化を図りたいというお客様の要求に応えます。
ユビキタス社は、ユビキタス・AIコーポレーション グループとして、増大が見込まれるIoT対応機器を中心にQuickBoot R2.0の採用を拡大し、Linux/Androidの高速起動ソリューション分野でのシェアNo.1を目指します。
なお、ユビキタス社では、QuickBoot R2.0をご紹介するセミナーを開催します。
「QuickBoot新リリース R2.0 ご紹介セミナー」
会期:2017年10月5日(木) 15:00-17:00
会場:ユビキタス社 本社(新宿)
(セミナーの詳細/申込ページ: http://info.ubiquitous.co.jp/1710_QB )
また、2017年11月15日(水)〜17日(金)にパシフィコ横浜で開催される組込み総合技術展「Embedded Technology 2017」のユビキタス・AIコーポレーションブースにてQuickBoot R2.0を使用したデモを行う予定です。
※1 BSP(Board Support Package):特定のハードウェア プラットフォーム上でOSを実行できるようにするためのソフトウェア コンポーネント
※2 搭載される機器の仕様に依存するため、起動に10秒以上を要するケースもあります。
< QuickBoot R2.0 の機能強化ポイント >
・幅広いARM系SoCに対応(半導体メーカー/サポートSoC)
NXPセミコンダクターズ社 :NXP i.MX2x/i.MX5x/i.MX6x/i.MX7x 各シリーズ
テキサス・インスツルメンツ社:TI OMAP3/OMAP4/OMAP5 各シリーズ
ルネサス エレクトロニクス社 :Renesas R-Car 第二世代/第三世代 各シリーズ
Renesas RZ/G1シリーズ
テレチップス社 :TCC892x/893x/897x 各シリーズ
メディアテック社 :MTK812xシリーズ
ザイリンクス社 :XILINX Zynq-7000シリーズ
他、幅広いSoCをサポート
・64ビット対応
ARM(R) Cortex(R)-A57/A53に対応し、Cortex-A57/A53の持つコンピューティング性能を最大限に活用
・起動時間が大幅に短縮
スナップショットイメージの読込み時間を従来比で30%〜40%高速化させたSuper Read Boost機能の開発で、起動をさらに高速化
・スナップショットイメージの保存時間を大幅に短縮
スナップショットイメージの書き込み時間を従来比で30%〜50%高速化させたSuper Write Boost機能を開発。製造ラインならびにランタイム時にスナップショットイメージを保存する時間を大幅に短縮し、生産性の向上とユーザビリティを向上
・スナップショットイメージの読み出しサイズの最適化
スナップショットイメージの読み出しサイズをユーザーの指定によって以前よりも柔軟に調整でき、アプリケーションに最適な高速起動が可能
・SecureBoot対応
半導体メーカーが提供するSecureBootと協調して動作し、従来の改ざんチェックに加え、QuickBoot主要モジュールおよびスナップショットイメージを含めて改ざんを検知しながら、セキュリティ面に配慮した高速起動を実現
・起動時にマルチコアを使ったユーザースレッド
CPUコア毎にユーザースレッドを定義し、バックグラウンドで複数のタスクの動作をサポートし、起動途中に他の処理を同時に実行可能
・最新のストレージメディアをサポート
UHS-I、 HS200、 HS400など最新の高速なSD/eMMCの規格に対応
・電断対応ファイルシステムをサポート
トランザクション型電断対応ファイルシステム(※3)の高速マウントとの組み合わせで、高速シャットダウンとファイルシステムの修復時間に要する起動時間の変動がなく、常に一定の起動時間をサポート
(※3 Datalight社 Reliance Nitro/FlashFX Teraのライセンスが必要です。詳細はお問い合わせください。)
<QuickBoot R2.0 Lite/Pro/Automotive Editionの比較表>
https://www.atpress.ne.jp/releases/137507/img_137507_2.jpg
■Ubiquitous QuickBootについて
Ubiquitous QuickBootは、先進的なメモリ管理により、機器およびそのアプリケーションを数秒で起動する高速起動技術です。QuickBootは、機器を電源が完全に切断された状態(コールドブート)から高速起動するだけでなく、機器の待機電力をセーブし、バッテリーの持ちを長くします。QuickBootは、ARMコアv6/v7/v8に対応し、OSとしてLinuxとAndroidで利用できます。
URL: https://www.ubiquitous.co.jp/products/qb/md/quickboot/
■Datalight社について
Datalight社は、米国ワシントン州ボセルに本社を置く、組込み機器のデータ保護に関するソフトウェアの先進的開発会社です。トランザクション方式の高速・電源断ファイルシステム『Reliance Nitro』、eMMCおよびManaged NAND向けのソフトウェアドライバ『FlashFXe』、オンボードのフラッシュメモリに対応したフラッシュメモリ・マネージャ『FlashFX Tera』などの製品ラインアップを持っています。すでに全世界で、車載・医療・小売・工業・航空宇宙向けの何百万台もの組込み機器にDatalight製品が組込まれ、出荷されています。
日本ではエーアイコーポレーション社が総代理店としてDatalight製品の販売および関連する開発サービスを提供しています。
URL : https://www.datalight.com/
■ユビキタス・AIコーポレーション グループについて
2017年4月、ユビキタス社によるエーアイコーポレーション社の子会社化に伴いグループブランド名称として新たに設立。「Ubiquitous Network Framework」や「Ubiquitous QuickBoot」など自社技術をベースとした「小さく、軽く、速い」組込みソフトウェアの企画、開発、販売実績を持つユビキタス社と、30年以上にわたり、BluetoothスタックやBIOS、ソフトウェア品質向上ツールなど、海外の先端、かつユニークなソフトウェア製品を輸入、販売する技術商社のエーアイコーポレーション社が、両社の取り扱う製品と技術を組み合わせた高付加価値かつラピッドな組込み開発を可能にするソリューションを提案することを目的として活動しています。
(参考プレスリリース「組込みソフトウェアNo.1ベンダーを目指して「ユビキタス・AIコーポレーション グループ」ブランドが誕生」 https://www.ubiquitous.co.jp/news/press/20170508_p2253.html )
■株式会社ユビキタス(証券コード:3858)について
ユビキタス社は、2001年に創業された組込み機器向けを中心としたコンピュータソフトウェアの開発・ライセンスを行う企業です。ユビキタス社会において必要となる、ネットワーク関連(ホームネットワーク関連・暗号技術を含む)、データベース、システムの高速起動技術などの多数のソフトウェアとサービスを提供しております。他と差別化された製品群で、ユビキタス社会の要請に応えます。
本社所在地: 東京都新宿区西新宿1-21-1 明宝ビル6F
URL : https://www.ubiquitous.co.jp/
■投資家の皆様へ
本プレスリリースは、ユビキタス社の定性的な業務進捗をお知らせするためのものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。当社業績・経営指標の進捗・予想に関しては、取引所開示情報である、決算短信などをご参照ください。
※ 本リリースに記載されている会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。
■本件に関するお客様からのお問い合わせ先
株式会社ユビキタス 組込ソフトウェア事業部
担当 : 木村
TEL : 03-5908-3451
E-Mail : sales_info@ubiquitous.co.jp