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KVH株式会社(本社：東京都港区、代表取締役社長 兼CEO：鈴木 みゆき、以下「KVH」)は、本日、arrowhead(東京証券取引所、以下「東証」の最新株式売買取引システム)に対応したトムソン・ロイター(本社：米国ニューヨーク、NYSE市場：TRI、TSX市場：TRI)のマーケットデータ配信ソリューションに、KVHの低遅延グローバル・ネットワークが採用されたことを発表しました。

高い冗長性を備えたKVHのネットワークは、東証のarrowheadを支える新統合ネットワークarrownetに直接接続しており、トムソン・ロイターの顧客に対し、東証からのリアルタイム相場情報配信のための高性能なアクセスを実現します。また、KVHのグローバル・ネットワークは、トムソン・ロイターのシンガポールおよび香港のデータセンター間バックボーンとして活用されます。

取引環境におけるスピードへのニーズが高まる中、東証をはじめ国内主要取引所は次世代取引システムの導入を進めています。トムソン・ロイターは、国内取引参加者間の低遅延ネットワーク接続における豊富な実績から、これらのシステムに対応するアジア地域のネットワーク・プロバイダーとしてKVHを採用しました。KVHが独自に設計した弾力性に富むバックボーン・ネットワークにより、トムソン・ロイターは、取引参加者が取引所に直結する統合的な接続環境として、冗長性、拡張性の高い取引相場情報配信プラットフォームを構築することができます。

トムソン・ロイターのエンタープライズ・インフォメーション担当　グローバルヘッドのマイク・ポール氏は、
「東証のarrowheadを専用にサポートするトムソン・ロイターの新マーケットデータ配信ソリューションは、お客様の多様化するニーズに対応するため、業界最高レベルのリアルタイム配信オプションを備えています。このプラットフォームを実現するために採用したKVHは、日本およびアジアにおける強力なサービス・プロバイダーとして、カスタマイズへの柔軟性、高品質なサービス、信頼性の高いネットワーク、技術的な調整能力に優れています」
と述べています。

KVH代表取締役社長 兼 CEOの鈴木 みゆきは、
「トムソン・ロイターのアジアにおける包括的なマーケットデータ配信プラットフォーム構築をサポートできるのを大変光栄に思います。KVHネットワークをバックボーンとすることで、新プラットフォームは、東証への超低遅延かつ高性能な接続を実現し、将来的に他の国内主要取引所への接続も可能となります。KVHは今後も、取引関係者のミッションクリティカル・ニーズにフォーカスし、低遅延ネットワーク・ソリューションをアジア主要金融都市へ拡大して参ります」
と述べています。


【KVHについて】

KVHは、1999年に通信/ITマネジメント事業の拠点として東京を本社に設立されました。自社の光ファイバ網とデータセンターを基盤に、データ、インターネット接続、音声、マネージド・サービスなど、包括的な通信/ITマネジメント・ソリューションを法人向けに特化して提供しています。
アジア地域の拠点として設立されたKVHは、中国、インドにもサービス拠点を構え、シームレスなグローバルITサービスを展開しています。顧客は1,700社を超え、金融、製造、製薬、メディア、Eコマースなど多岐に渡っています。

KVHは、東京証券取引所、大阪証券取引所をはじめとした国内主要取引所とのネットワーク接続で豊富な実績を有しています。2008年よりKVH 東京データセンターを拠点にプロキシミティ・ホスティング・サービスを開始し、東京工業品取引所(TOCOM)および東京金融取引所(TFX)からアクセスポイントおよびプロキシミティ・ホスティング・データセンターとして推奨されています。詳しくは当社のウェブサイト http://www.kvh.co.jp をご覧ください。


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KVH株式会社　東京営業本部
TEL　 ： (03)5772-5818
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E-mail： sales@kvh.co.jp
URL　 ： http://www.kvh.co.jp