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ビジュアル・テクノロジー研究所、建築照明設計支援ソフトウエア「見え方デザイン統合ツール“REALAPS”」を販売開始

株式会社ビジュアル・テクノロジー研究所(所在地:東京都大田区羽田旭町7-1、代表取締役社長:岩本 喜直)は、「見え方をデザイン」するための統合ツール“REALAPS”を開発、このほど販売を開始しました。

見え方デザイン統合ツール“REALAPS”は、これまで不可能であると考えられてきた、建築デザインの段階で完成後の見え方を正確に予測、検討できる設計支援システムです。

■URL: http://www.vtl.co.jp/

【“REALAPS”の開発背景】
建築設計にあたって設計者は、設計の各プロセスで、まだ実現していない空間の完成予想イメージを、イメージスケッチ、模型、CGパースなどを用いて表現・検討します。しかし、それらには、実際の光特性や内装材の質感・色・光沢の度合い、人の目の順応状態などの諸特性、さらに、これらの相互関連を考慮して忠実かつ定量的に具現化することができないために、設計者はそれらを単なるイメージであると割り切って設計を進めるしかなく、現実に「どのように見えるか」を予測しながら設計することは極めて困難でした。
一方、設計によって作り出される空間の「見え方」をクライアントに理解してもらうことにも大きな困難を伴います。クライアントへのプレゼンテーションには、イメージスケッチ、模型、CGパースなどを用いる他はなく、設計者にはもちろん、説明を受けるクライアントにとっても決して満足できるものではありませんでした。

【見え方デザイン統合ツール“REALAPS”について】
「照度設計」から「見えかた設計」へ。最新の研究成果を基に照明設計を支援する画期的な統合ツールです。

測光量に基づいたCGシミュレーション、輝度測定や、明るさ(知覚色)画像、視認性画像、グレア画像、順応関数などのヒューマンファクタを基に、詳細な測定・分析することにより、建築設計のプロセス全体を通して見え方を統合的かつ定量的に検討することが可能です。

地球温暖化防止対策・省エネルギー対策が国内外において最重要課題となっている現在、照明への期待は益々大きくなっています。

クライアントへの、より説得力のあるプレゼンテーションをするため、また省エネルギーと快適性を両立させる新しい光環境を実現するために、ツール見え方デザイン統合ツール“REALAPS”をぜひご活用下さい。

■見え方デザイン統合ツール“REALAPS” 構成内容
(1) 基本ソフト(輝度・明るさ相互変換ソフト)
(2) リアル・アピアランス(本物の見え方を体験できる画像を出力)
(3) グレア(グレアの程度を表すグレア画像を出力)
(4) ビジビリテフィ(見えやすさの程度を表す視認性画像を出力)
(5) インデックス(領域率画像や画像統計量を出力)
(6) Radiance 計算環境構築(Urad)
(7) 輝度画像合成(C-lum)
(8) その他のカスタマイズ

■見え方デザイン統合ツール“REALAPS” 活用効果
(1) 豊かな「見え方」を実現する昼光照明を設計できます。
(2) 省エネルギーと快適性を両立させた照明環境を実現できます。
(3) 新世代光源が実現すべき機能を“見え方の視点”で解析できます。
(4) 建築物の見え方を正しく、客観的にデザインできます。
(5) 高齢者や視覚的弱者の「見え方」を考慮した安全な環境を実現できます。

【特許出願】
REALAPSに関連して、7件の特許(内3件は国際特許)を登録または、出願申請中です。
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