インペアード・パフォーマンス ゼロプロジェクトが、花粉症のゴルファーを対象にトークショーを実施
[10/03/16]
提供元:@Press
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インペアード・パフォーマンス ゼロプロジェクト(代表:東北大学大学院医学系研究科 機能薬理学分野教授 谷内 一彦)では、花粉症に悩むゴルファーを対象に、「花粉症の時期も、インペアード・パフォーマンスを防いでベストスコア!」と題したトークショーを、3月15日(月)にインペアード・パフォーマンス ゼロプロジェクトの賛同企業である、株式会社アコーディア・ゴルフ運営のワイルドダックカントリークラブ(茨城県神栖市)にて開催いたしました。
同トークショーは、花粉症の症状がつらくてもゴルフを楽しみたいゴルファーのために、インペアード・パフォーマンスを防いで集中力と判断力を維持し、ベストなスコアを目指してもらおうと企画されたものです。ゲストとして、ジャパンゴルフツアー選手会長の深堀 圭一郎プロ、ならびに北村 晴男弁護士にご出演いただき、花粉症で苦労された実体験と対策についてお話を伺いました。また、医療法人社団修真会 鳥海内科 院長 鳥海 正明先生より、花粉症の時期でもパフォーマンスを維持するための治療や、セルフケアについて解説いただきました。
春は、ゴルファーが待ち望んでいた季節です。しかし、スギやヒノキなどの花粉が大量に飛散する時期でもあり、花粉症のゴルファーにとってはつらい季節でもあります。また、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなど、ゴルフの妨げになる症状を抑えるために治療薬を服用していたとしても、薬剤の種類によっては眠気やインペアード・パフォーマンスをきたす恐れがあります。インペアード・パフォーマンスにより、車の運転への影響や、ここぞというパターでカップを外してしまうようなことがないよう、インペアード・パフォーマンスを正しく理解していただき、良いパフォーマンスを維持してゴルフを楽しんでいただきたいという思いから、本トークショーが開催されました。
鳥海先生は、「インペアード・パフォーマンスをきたしにくいお薬もあります。医療機関で医師または薬剤師の先生に相談してください」とアドバイスされました。また、自身も重度の花粉症に悩む深堀プロは、「毎年花粉症に悩まされています。ゴルフでベストパフォーマンスを発揮するには、集中力と判断力が大きく影響します。そのためにも、医師や薬剤師の先生に相談して、花粉症シーズンでも安定したプレーで、ベストスコアを目指したいと思います。また、花粉症に悩むゴルフ好きの皆さまにも、ぜひインペアード・パフォーマンスについて理解していただき、ゴルフを楽しんでもらいたいですね」とコメントされました。
また、ゴルフ通で知られ、花粉症の悩みを抱えている北村弁護士は「症状がひどくても、花粉対策をしてゴルフ場に通っています。薬の種類によって眠気が生じるということは一般的に知られていると思いますが、本人が自覚できない能力ダウンがあることはあまり知られていないと思います。本日学んだインペアード・パフォーマンスの予防・対策の知識を生かし、これからもゴルフを楽しみたいです」と話されました。
インペアード・パフォーマンス ゼロプロジェクトでは、2月1日より3月末日まで、アコーディア・ゴルフが運営する全国130以上のゴルフ場・ゴルフ練習場に啓発ポスターを掲示し、花粉症のゴルファーに向けて、インペアード・パフォーマンスの認知向上と適切な花粉症治療の啓発活動を行ってまいります。
【インペアード・パフォーマンスとは】
アレルギー疾患には、花粉症などのアレルギー性鼻炎やじんましん、アトピー性皮膚炎などのかゆみを伴う皮膚疾患があり、その多くはヒスタミンという物質が症状部位で過剰に分泌されることによって起こります。このようなアレルギー症状を改善させる薬として広く処方されているのが、ヒスタミンの働きを抑える抗ヒスタミン薬です。しかしヒスタミンは脳の働きを活発にする作用もあるため、抗ヒスタミン薬が脳内に移行すると、脳の働きを低下させることが知られています。抗ヒスタミン薬の服用によって、自覚症状としての眠気のほか、眠気がなくても知らず知らずのうちに集中力や判断力、作業能率が低下してしまうことがあり、この状態を「インペアード(※)・パフォーマンス」といいます。これは、患者さんが無自覚なままパフォーマンスの低下をきたしてしまう点が問題となります。インペアード・パフォーマンスをきたしにくい抗ヒスタミン薬もありますので、医療機関を受診して医師または薬剤師の先生に相談することが大切だといわれています。
※インペアード(impaired)=正常な機能が損なわれた、正常に機能しない、の意
同トークショーは、花粉症の症状がつらくてもゴルフを楽しみたいゴルファーのために、インペアード・パフォーマンスを防いで集中力と判断力を維持し、ベストなスコアを目指してもらおうと企画されたものです。ゲストとして、ジャパンゴルフツアー選手会長の深堀 圭一郎プロ、ならびに北村 晴男弁護士にご出演いただき、花粉症で苦労された実体験と対策についてお話を伺いました。また、医療法人社団修真会 鳥海内科 院長 鳥海 正明先生より、花粉症の時期でもパフォーマンスを維持するための治療や、セルフケアについて解説いただきました。
春は、ゴルファーが待ち望んでいた季節です。しかし、スギやヒノキなどの花粉が大量に飛散する時期でもあり、花粉症のゴルファーにとってはつらい季節でもあります。また、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなど、ゴルフの妨げになる症状を抑えるために治療薬を服用していたとしても、薬剤の種類によっては眠気やインペアード・パフォーマンスをきたす恐れがあります。インペアード・パフォーマンスにより、車の運転への影響や、ここぞというパターでカップを外してしまうようなことがないよう、インペアード・パフォーマンスを正しく理解していただき、良いパフォーマンスを維持してゴルフを楽しんでいただきたいという思いから、本トークショーが開催されました。
鳥海先生は、「インペアード・パフォーマンスをきたしにくいお薬もあります。医療機関で医師または薬剤師の先生に相談してください」とアドバイスされました。また、自身も重度の花粉症に悩む深堀プロは、「毎年花粉症に悩まされています。ゴルフでベストパフォーマンスを発揮するには、集中力と判断力が大きく影響します。そのためにも、医師や薬剤師の先生に相談して、花粉症シーズンでも安定したプレーで、ベストスコアを目指したいと思います。また、花粉症に悩むゴルフ好きの皆さまにも、ぜひインペアード・パフォーマンスについて理解していただき、ゴルフを楽しんでもらいたいですね」とコメントされました。
また、ゴルフ通で知られ、花粉症の悩みを抱えている北村弁護士は「症状がひどくても、花粉対策をしてゴルフ場に通っています。薬の種類によって眠気が生じるということは一般的に知られていると思いますが、本人が自覚できない能力ダウンがあることはあまり知られていないと思います。本日学んだインペアード・パフォーマンスの予防・対策の知識を生かし、これからもゴルフを楽しみたいです」と話されました。
インペアード・パフォーマンス ゼロプロジェクトでは、2月1日より3月末日まで、アコーディア・ゴルフが運営する全国130以上のゴルフ場・ゴルフ練習場に啓発ポスターを掲示し、花粉症のゴルファーに向けて、インペアード・パフォーマンスの認知向上と適切な花粉症治療の啓発活動を行ってまいります。
【インペアード・パフォーマンスとは】
アレルギー疾患には、花粉症などのアレルギー性鼻炎やじんましん、アトピー性皮膚炎などのかゆみを伴う皮膚疾患があり、その多くはヒスタミンという物質が症状部位で過剰に分泌されることによって起こります。このようなアレルギー症状を改善させる薬として広く処方されているのが、ヒスタミンの働きを抑える抗ヒスタミン薬です。しかしヒスタミンは脳の働きを活発にする作用もあるため、抗ヒスタミン薬が脳内に移行すると、脳の働きを低下させることが知られています。抗ヒスタミン薬の服用によって、自覚症状としての眠気のほか、眠気がなくても知らず知らずのうちに集中力や判断力、作業能率が低下してしまうことがあり、この状態を「インペアード(※)・パフォーマンス」といいます。これは、患者さんが無自覚なままパフォーマンスの低下をきたしてしまう点が問題となります。インペアード・パフォーマンスをきたしにくい抗ヒスタミン薬もありますので、医療機関を受診して医師または薬剤師の先生に相談することが大切だといわれています。
※インペアード(impaired)=正常な機能が損なわれた、正常に機能しない、の意