2017年第2四半期 1都3県賃貸住宅市況図と東京23区ハイクラス賃貸住宅の市場動向〜賃貸住宅市場レポート首都圏版・関西圏・中京圏・福岡県版 2017年10月〜
[17/10/31]
提供元:@Press
提供元:@Press
不動産評価Webサイト「TAS-MAP」( http://www.tas-japan.com/ )を運営する株式会社タス(所在地:東京都中央区、代表取締役社長:尾暮 敏範)は、「賃貸住宅市場レポート 首都圏版・関西圏・中京圏・福岡県版 2017年10月」を発表しました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/141260/LL_img_141260_1.jpg
1都3県賃貸住宅市況図
「2017年第2四半期 1都3県賃貸住宅市況図」「東京23区ハイクラス賃貸住宅の市場動向」および「2017年8月期の1都3県賃貸住宅指標(空室率TVI(タス空室インデックス)、募集期間、更新確率、中途解約確率)」および「2017年8月期の関西圏・中京圏・福岡県賃貸住宅指標(空室率TVI(タス空室インデックス)、募集期間、更新確率、中途解約確率)」を掲載しています。
詳細PDF:「賃貸住宅市場レポート 首都圏版・関西圏・中京圏・福岡県版2017年10月」
http://www.tas-japan.com/pdf/news/residential/Vol94_Vol66residential20171031.html
■レポートの概要
(1) 2017年第2四半期 1都3県賃貸住宅市況図
東京23区では、千代田区が「やや良い」→「良い」、台東区と品川区が「やや悪い」→「やや良い」、大田区と足立区が「悪い」→「やや悪い」に好転しました。一方、新宿区が「やや良い」→「やや悪い」、文京区が「良い」→「やや良い」に悪化しました。首都圏では、千葉県が「やや悪い」→「悪い」に悪化しました。その他の地域については、市況の変化はありません。
トレンドが上昇を示す地域は、2017年第1四半期の15地域から2017年第2四半期は12地域と減少しました。下降を示す地域は、2017年第1四半期の6地域から2017年第2四半期は9地域と増加しました。
東京23区のうち、内側に位置する区では、市況が「良い」「やや良い」となった区が9つありましたが、東京市部や周辺の県では市況の好転はほとんど見られず、東京23区中心部の市場の強さが際立っています。トレンドの上昇を示す地域が減少し、下降を示す地域が増加しているため、引き続き市況の変化には注意が必要でしょう。
図 1都3県、東京23区の賃貸住宅市況図へのリンク
https://www.atpress.ne.jp/releases/141260/img_141260_1.jpg
(2) 東京23区ハイクラス賃貸住宅の市場動向
供給量の多い4,000〜5,000円/m2月クラスの空室率TVIは、2016年7月より悪化傾向にありましたが2017年5月より僅かながら改善しています。また、5,000円/m2月超クラスの空室率TVIは、2017年1月より悪化傾向が続いています。
4,000〜5,000円/m2月クラスの募集期間は、2016年11月をピークに横ばい傾向で推移しており、2017年6月末現在で2.92ヶ月です。5,000円/m2月超クラスの募集期間は2016年12月より拡大が続いていましたが2017年3月より横ばい傾向にあり、2017年6月末現在で2.94ヶ月です。
4,000〜5,000円/m2月クラスの賃料は、今期は下落しましたが2015年第3四半期から上昇傾向で推移しています。5,000円/m2月超クラスは、データが少ないため振れ幅が大きくなっています。2016年第2四半期から下落傾向で推移していましたが、今期は大きく上昇しています。これは、高額物件が新規に供給されたのが原因であり、今期の上昇は一時的なものにとどまると考えられます。
(3) 2017年8月期1都3県賃貸住宅指標
マンション系空室率TVIは、神奈川県と埼玉県で横ばい、その他の地域では悪化傾向で推移しています。アパート系の空室率TVIは、すべての地域で悪化傾向ですが、神奈川県の上昇幅が縮小傾向にあります。
【東京都】
<全域>
空室率TVI(ポイント):12.90
募集期間(ヶ月) :2.80
更新確率(%) :33.65
中途解約確率(%) :45.80
<23区>
空室率TVI(ポイント):12.61
募集期間(ヶ月) :2.78
更新確率(%) :34.44
中途解約確率(%) :44.80
<市部>
空室率TVI(ポイント):15.71
募集期間(ヶ月) :2.89
更新確率(%) :26.76
中途解約確率(%) :50.94
【神奈川県】
空室率TVI(ポイント):15.88
募集期間(ヶ月) :3.85
更新確率(%) :32.15
中途解約確率(%) :46.97
【埼玉県】
空室率TVI(ポイント):18.11
募集期間(ヶ月) :3.29
更新確率(%) :37.52
中途解約確率(%) :43.62
【千葉県】
空室率TVI(ポイント):16.64
募集期間(ヶ月) :3.53
更新確率(%) :35.02
中途解約確率(%) :51.22
分析:株式会社タス
(4) 2017年8月期 関西圏・中京圏・福岡県賃貸住宅指標
マンション系空室率TVIは愛知県と静岡県で悪化、その他の地域では横ばいで推移しています。アパート系空室率TVIは、大阪府で改善、京都府と静岡県、福岡県で横ばい、その他の地域で悪化しました。
【大阪府】
空室率TVI(ポイント):8.67
募集期間(ヶ月) :5.13
更新確率(%) :22.34
中途解約確率(%) :63.83
【京都府】
空室率TVI(ポイント):13.99
募集期間(ヶ月) :5.67
更新確率(%) :31.94
中途解約確率(%) :54.58
【兵庫県】
空室率TVI(ポイント):12.90
募集期間(ヶ月) :5.83
更新確率(%) :34.52
中途解約確率(%) :51.10
【愛知県】
空室率TVI(ポイント):16.34
募集期間(ヶ月) :6.50
更新確率(%) :35.77
中途解約確率(%) :50.05
【静岡県】
空室率TVI(ポイント):25.62
募集期間(ヶ月) :7.53
更新確率(%) :37.09
中途解約確率(%) :49.57
【福岡県】
空室率TVI(ポイント):10.97
募集期間(ヶ月) :5.50
更新確率(%) :32.97
中途解約確率(%) :51.14
分析:株式会社タス
詳細はPDFファイルをご参照ください。
詳細PDF:「賃貸住宅市場レポート 首都圏版・関西圏・中京圏・福岡県版2017年10月」
http://www.tas-japan.com/pdf/news/residential/Vol94_Vol66residential20171031.html
メディア掲載情報などはこちらをご覧ください。
http://www.tas-japan.com/media/
■株式会社タスについて
株式会社タスはトヨタ自動車株式会社(T)、豊田通商株式会社(T)、朝日航洋株式会社(A)、株式会社三友システムアプレイザル(S)が出資するトヨタのグループ企業です。システム評価のパイオニアとして不動産に関わる情報を収集・分析・ディスクローズすることにより、専門知識を誰でも簡単に視える化することを目指しています。不動産評価サービスTAS-MAPは、担保評価や顧客へのプレゼンテーション資料作成ツールとして多くの金融機関や不動産会社の時短に貢献しています。
会社名 : 株式会社タス(英語名 TAS Corp.)
所在地 : 東京都中央区八丁堀3丁目22番13号 PMO八丁堀4F
設立年月日: 2000年8月28日
資本金 : 1億8千万円
出資 : トヨタ自動車株式会社
朝日航洋株式会社
株式会社三友システムアプレイザル
豊田通商株式会社
Web : http://www.tas-japan.com/
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/141260/LL_img_141260_1.jpg
1都3県賃貸住宅市況図
「2017年第2四半期 1都3県賃貸住宅市況図」「東京23区ハイクラス賃貸住宅の市場動向」および「2017年8月期の1都3県賃貸住宅指標(空室率TVI(タス空室インデックス)、募集期間、更新確率、中途解約確率)」および「2017年8月期の関西圏・中京圏・福岡県賃貸住宅指標(空室率TVI(タス空室インデックス)、募集期間、更新確率、中途解約確率)」を掲載しています。
詳細PDF:「賃貸住宅市場レポート 首都圏版・関西圏・中京圏・福岡県版2017年10月」
http://www.tas-japan.com/pdf/news/residential/Vol94_Vol66residential20171031.html
■レポートの概要
(1) 2017年第2四半期 1都3県賃貸住宅市況図
東京23区では、千代田区が「やや良い」→「良い」、台東区と品川区が「やや悪い」→「やや良い」、大田区と足立区が「悪い」→「やや悪い」に好転しました。一方、新宿区が「やや良い」→「やや悪い」、文京区が「良い」→「やや良い」に悪化しました。首都圏では、千葉県が「やや悪い」→「悪い」に悪化しました。その他の地域については、市況の変化はありません。
トレンドが上昇を示す地域は、2017年第1四半期の15地域から2017年第2四半期は12地域と減少しました。下降を示す地域は、2017年第1四半期の6地域から2017年第2四半期は9地域と増加しました。
東京23区のうち、内側に位置する区では、市況が「良い」「やや良い」となった区が9つありましたが、東京市部や周辺の県では市況の好転はほとんど見られず、東京23区中心部の市場の強さが際立っています。トレンドの上昇を示す地域が減少し、下降を示す地域が増加しているため、引き続き市況の変化には注意が必要でしょう。
図 1都3県、東京23区の賃貸住宅市況図へのリンク
https://www.atpress.ne.jp/releases/141260/img_141260_1.jpg
(2) 東京23区ハイクラス賃貸住宅の市場動向
供給量の多い4,000〜5,000円/m2月クラスの空室率TVIは、2016年7月より悪化傾向にありましたが2017年5月より僅かながら改善しています。また、5,000円/m2月超クラスの空室率TVIは、2017年1月より悪化傾向が続いています。
4,000〜5,000円/m2月クラスの募集期間は、2016年11月をピークに横ばい傾向で推移しており、2017年6月末現在で2.92ヶ月です。5,000円/m2月超クラスの募集期間は2016年12月より拡大が続いていましたが2017年3月より横ばい傾向にあり、2017年6月末現在で2.94ヶ月です。
4,000〜5,000円/m2月クラスの賃料は、今期は下落しましたが2015年第3四半期から上昇傾向で推移しています。5,000円/m2月超クラスは、データが少ないため振れ幅が大きくなっています。2016年第2四半期から下落傾向で推移していましたが、今期は大きく上昇しています。これは、高額物件が新規に供給されたのが原因であり、今期の上昇は一時的なものにとどまると考えられます。
(3) 2017年8月期1都3県賃貸住宅指標
マンション系空室率TVIは、神奈川県と埼玉県で横ばい、その他の地域では悪化傾向で推移しています。アパート系の空室率TVIは、すべての地域で悪化傾向ですが、神奈川県の上昇幅が縮小傾向にあります。
【東京都】
<全域>
空室率TVI(ポイント):12.90
募集期間(ヶ月) :2.80
更新確率(%) :33.65
中途解約確率(%) :45.80
<23区>
空室率TVI(ポイント):12.61
募集期間(ヶ月) :2.78
更新確率(%) :34.44
中途解約確率(%) :44.80
<市部>
空室率TVI(ポイント):15.71
募集期間(ヶ月) :2.89
更新確率(%) :26.76
中途解約確率(%) :50.94
【神奈川県】
空室率TVI(ポイント):15.88
募集期間(ヶ月) :3.85
更新確率(%) :32.15
中途解約確率(%) :46.97
【埼玉県】
空室率TVI(ポイント):18.11
募集期間(ヶ月) :3.29
更新確率(%) :37.52
中途解約確率(%) :43.62
【千葉県】
空室率TVI(ポイント):16.64
募集期間(ヶ月) :3.53
更新確率(%) :35.02
中途解約確率(%) :51.22
分析:株式会社タス
(4) 2017年8月期 関西圏・中京圏・福岡県賃貸住宅指標
マンション系空室率TVIは愛知県と静岡県で悪化、その他の地域では横ばいで推移しています。アパート系空室率TVIは、大阪府で改善、京都府と静岡県、福岡県で横ばい、その他の地域で悪化しました。
【大阪府】
空室率TVI(ポイント):8.67
募集期間(ヶ月) :5.13
更新確率(%) :22.34
中途解約確率(%) :63.83
【京都府】
空室率TVI(ポイント):13.99
募集期間(ヶ月) :5.67
更新確率(%) :31.94
中途解約確率(%) :54.58
【兵庫県】
空室率TVI(ポイント):12.90
募集期間(ヶ月) :5.83
更新確率(%) :34.52
中途解約確率(%) :51.10
【愛知県】
空室率TVI(ポイント):16.34
募集期間(ヶ月) :6.50
更新確率(%) :35.77
中途解約確率(%) :50.05
【静岡県】
空室率TVI(ポイント):25.62
募集期間(ヶ月) :7.53
更新確率(%) :37.09
中途解約確率(%) :49.57
【福岡県】
空室率TVI(ポイント):10.97
募集期間(ヶ月) :5.50
更新確率(%) :32.97
中途解約確率(%) :51.14
分析:株式会社タス
詳細はPDFファイルをご参照ください。
詳細PDF:「賃貸住宅市場レポート 首都圏版・関西圏・中京圏・福岡県版2017年10月」
http://www.tas-japan.com/pdf/news/residential/Vol94_Vol66residential20171031.html
メディア掲載情報などはこちらをご覧ください。
http://www.tas-japan.com/media/
■株式会社タスについて
株式会社タスはトヨタ自動車株式会社(T)、豊田通商株式会社(T)、朝日航洋株式会社(A)、株式会社三友システムアプレイザル(S)が出資するトヨタのグループ企業です。システム評価のパイオニアとして不動産に関わる情報を収集・分析・ディスクローズすることにより、専門知識を誰でも簡単に視える化することを目指しています。不動産評価サービスTAS-MAPは、担保評価や顧客へのプレゼンテーション資料作成ツールとして多くの金融機関や不動産会社の時短に貢献しています。
会社名 : 株式会社タス(英語名 TAS Corp.)
所在地 : 東京都中央区八丁堀3丁目22番13号 PMO八丁堀4F
設立年月日: 2000年8月28日
資本金 : 1億8千万円
出資 : トヨタ自動車株式会社
朝日航洋株式会社
株式会社三友システムアプレイザル
豊田通商株式会社
Web : http://www.tas-japan.com/