臨場感あふれるお客様の生の声をホームページで紹介 ユーザーとともに広げるバリ取りの効率化・コスト削減
[10/03/16]
提供元:@Press
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工業用研磨・切断・微細バリ取り用工具の開発から販売を行う株式会社ジーベックテクノロジー(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:住吉 慶彦)は、4月より、コスト削減、品質向上、加工時間短縮という切り口で、最新の成功事例をお客様の生の声で紹介するページをWebにアップいたします。お客様視点での評価、効率化への取り組みの臨場感を伝え、読んだ方々がバリ取りの効率化に具体的に取り組み易くすることを目的としています。
今回は汎用金属だけでなくチタンやGFRPなどの新素材、自動化事例だけでなく、手作業での効率化事例も掲載いたします。
<お客様の声ページ発信の背景>
講演や単独セミナー、切削工具メーカー様との共同セミナー等を通じ、出来るだけ多くの方々へバリ取りの自動化の重要性や“能動的なバリ取りの重要性”を訴えてきました。その中で、理想と現実のギャップを埋めるべく、手作業の効率化や半自動化というステップを踏み自動化へつなげてゆく試みや、お客様の声を直接お伝えして具体的に取り組みやすくすることの重要性を感じていました。
その第一弾として、お客様の声ページを企画しました。次の試みとして、今年10月に開催される日本最大の機械加工関連見本市JIMTOFにおいてバリ取り効率化コンテストを企画する予定です。バリ取りの自動化や効率化にどのように取り組んだのか、お客様の苦労話を紹介することにより、聞いた方々が更に具体的に取り組みやすくすることを目指します。
<バリ取りとは>
バリは、自動車部品、機械部品、航空機部品、医療部品メーカーなどで機械加工時の切削や研削の際に発生する出っ張りのようなものです。部品の性能向上や作業中の怪我を防ぐためにバリを無くす作業がバリ取りです。日本に製造業として残っている部品は精密で品質要求の高いものが多い中、バリ取りの重要性は増してきております。
<バリ取り自動化・効率化のメリット>
(1)品質向上・安定化、時間短縮、コスト削減
バリ取りは、対症療法的に人手で行われることが多いです。当社ツールを導入し能動的にバリ取り工程に対処出来れば、品質の向上・安定化と同時に、時間短縮(例:50分の1)やコスト削減(例:年間80百万円)につながります。
(2)柔軟な生産体制
人材の採用・教育には時間がかかります。機械化・自動化をしておけば生産能力のボトルネックを解消でき、将来の需要増・生産能力増に容易に対応できます。
(3)人材の有効活用
バリ取りは、楽しくない単純作業です。また長時間同じ姿勢で行うため、身体や目への負担の大きな作業でもあります。そのようなバリ取り工程を効率化することによって、人がより創造的な仕事に時間とエネルギーを費やせるようにできます。それが働く人の生き甲斐・働き甲斐、企業の活力と競争力につながります。
<バリ取り自動化の難しさと当社の取り組み>
(1)よくある問題点:設計段階で無視されるバリ取り
これまでは、図面上の「バリなきこと」という記述により、実際のライン立ち上げ時にバリが発生することを承知しながら、バリがないものと考えてその他の工程がまず設計されていました。その為、ラインが立ち上げられた後からバリに対処するという“受動的なバリ取り”が主流でした。バリ取りは、対症療法として一番手軽な手作業で行われることが多かったのです。
(2)考え方の見直し:“受動的なバリ取り”から“能動的なバリ取り”へ
バリ取り作業の自動化を推進するためには、生産技術の担当者や製造現場の担当者が連携し、切削工程を開発する段階からバリ取り工程を設計するという“能動的なバリ取り”が必要になってきます。そのためには、工程開発に携わる方々がバリ取りに対する考え方(手作業で行うものだという既成概念)を根本から見直す必要があります。
(3)現状の問題点:理想と現実のギャップ
当社は独自の繊維素材の特長を生かし開発した世界で唯一の特許取得製品でもあるバリ取りツール(カッティングファイバー)により、バリ取り工程の機械化・自動化を進めてきました。その中で、一部の先進的な企業様では当社ツールのコンセプトをよくご理解の上、工程開発をして頂き、メリットをご享受頂いています。しかし、大多数の企業様においては、ご理解頂けるものの、日々の生産ラインの忙しい中で、この既成概念の壁を越える難しさも感じていました。
<当社のツールの特徴>
*既存の設備を利用できるので、新たな投資が必要ないこと。
*独自の繊維素材を活用しているため、研削力が持続し、ツールの変形がないため、NC機で条件を設定すれば、バリ取り能力が一定であること。
*金型研磨用のセラミック砥石の技術を応用しているので、面の仕上がりも良いこと。
*再バリ取りや検査の人員を削減することも可能で、トータルコスト削減につながること。
*作業者にとって楽で作業性の良い手作業用のツールも用意していること。
<ご採用頂いている分野>
自動車部品分野では、トヨタ、ホンダなどの完成車メーカーから、デンソー、ボッシュ、日立オートモーティブ、アイシンなどの部品メーカーまで、パナソニック、ヤマハ発動機、三菱重工、川崎重工、IHIなどその他二輪部品、航空機部品、電気・電子部品などの量産ラインで採用されています。最近では、環境問題・省エネ・軽量化の流れによりプラスチックやFRPのバリ取り、高齢化・人工骨関節ニーズの高まりによりチタンや特殊樹脂のバリ取りや表面研磨の自動化事例も多くなっています。
<株式会社ジーベックテクノロジー紹介>
1996年6月3日設立。資本金284百万円。従業員数16名。
Enjoy Life, Enjoy working with XEBECを社是とし、社会の発展、企業の競争力、人々の生きがいに通じる商品、サービスを提供することを目指しています。
WebSite: http://www.xebec-tech.co.jp
今回は汎用金属だけでなくチタンやGFRPなどの新素材、自動化事例だけでなく、手作業での効率化事例も掲載いたします。
<お客様の声ページ発信の背景>
講演や単独セミナー、切削工具メーカー様との共同セミナー等を通じ、出来るだけ多くの方々へバリ取りの自動化の重要性や“能動的なバリ取りの重要性”を訴えてきました。その中で、理想と現実のギャップを埋めるべく、手作業の効率化や半自動化というステップを踏み自動化へつなげてゆく試みや、お客様の声を直接お伝えして具体的に取り組みやすくすることの重要性を感じていました。
その第一弾として、お客様の声ページを企画しました。次の試みとして、今年10月に開催される日本最大の機械加工関連見本市JIMTOFにおいてバリ取り効率化コンテストを企画する予定です。バリ取りの自動化や効率化にどのように取り組んだのか、お客様の苦労話を紹介することにより、聞いた方々が更に具体的に取り組みやすくすることを目指します。
<バリ取りとは>
バリは、自動車部品、機械部品、航空機部品、医療部品メーカーなどで機械加工時の切削や研削の際に発生する出っ張りのようなものです。部品の性能向上や作業中の怪我を防ぐためにバリを無くす作業がバリ取りです。日本に製造業として残っている部品は精密で品質要求の高いものが多い中、バリ取りの重要性は増してきております。
<バリ取り自動化・効率化のメリット>
(1)品質向上・安定化、時間短縮、コスト削減
バリ取りは、対症療法的に人手で行われることが多いです。当社ツールを導入し能動的にバリ取り工程に対処出来れば、品質の向上・安定化と同時に、時間短縮(例:50分の1)やコスト削減(例:年間80百万円)につながります。
(2)柔軟な生産体制
人材の採用・教育には時間がかかります。機械化・自動化をしておけば生産能力のボトルネックを解消でき、将来の需要増・生産能力増に容易に対応できます。
(3)人材の有効活用
バリ取りは、楽しくない単純作業です。また長時間同じ姿勢で行うため、身体や目への負担の大きな作業でもあります。そのようなバリ取り工程を効率化することによって、人がより創造的な仕事に時間とエネルギーを費やせるようにできます。それが働く人の生き甲斐・働き甲斐、企業の活力と競争力につながります。
<バリ取り自動化の難しさと当社の取り組み>
(1)よくある問題点:設計段階で無視されるバリ取り
これまでは、図面上の「バリなきこと」という記述により、実際のライン立ち上げ時にバリが発生することを承知しながら、バリがないものと考えてその他の工程がまず設計されていました。その為、ラインが立ち上げられた後からバリに対処するという“受動的なバリ取り”が主流でした。バリ取りは、対症療法として一番手軽な手作業で行われることが多かったのです。
(2)考え方の見直し:“受動的なバリ取り”から“能動的なバリ取り”へ
バリ取り作業の自動化を推進するためには、生産技術の担当者や製造現場の担当者が連携し、切削工程を開発する段階からバリ取り工程を設計するという“能動的なバリ取り”が必要になってきます。そのためには、工程開発に携わる方々がバリ取りに対する考え方(手作業で行うものだという既成概念)を根本から見直す必要があります。
(3)現状の問題点:理想と現実のギャップ
当社は独自の繊維素材の特長を生かし開発した世界で唯一の特許取得製品でもあるバリ取りツール(カッティングファイバー)により、バリ取り工程の機械化・自動化を進めてきました。その中で、一部の先進的な企業様では当社ツールのコンセプトをよくご理解の上、工程開発をして頂き、メリットをご享受頂いています。しかし、大多数の企業様においては、ご理解頂けるものの、日々の生産ラインの忙しい中で、この既成概念の壁を越える難しさも感じていました。
<当社のツールの特徴>
*既存の設備を利用できるので、新たな投資が必要ないこと。
*独自の繊維素材を活用しているため、研削力が持続し、ツールの変形がないため、NC機で条件を設定すれば、バリ取り能力が一定であること。
*金型研磨用のセラミック砥石の技術を応用しているので、面の仕上がりも良いこと。
*再バリ取りや検査の人員を削減することも可能で、トータルコスト削減につながること。
*作業者にとって楽で作業性の良い手作業用のツールも用意していること。
<ご採用頂いている分野>
自動車部品分野では、トヨタ、ホンダなどの完成車メーカーから、デンソー、ボッシュ、日立オートモーティブ、アイシンなどの部品メーカーまで、パナソニック、ヤマハ発動機、三菱重工、川崎重工、IHIなどその他二輪部品、航空機部品、電気・電子部品などの量産ラインで採用されています。最近では、環境問題・省エネ・軽量化の流れによりプラスチックやFRPのバリ取り、高齢化・人工骨関節ニーズの高まりによりチタンや特殊樹脂のバリ取りや表面研磨の自動化事例も多くなっています。
<株式会社ジーベックテクノロジー紹介>
1996年6月3日設立。資本金284百万円。従業員数16名。
Enjoy Life, Enjoy working with XEBECを社是とし、社会の発展、企業の競争力、人々の生きがいに通じる商品、サービスを提供することを目指しています。
WebSite: http://www.xebec-tech.co.jp