日本機械学会 創立120周年記念式典を開催
[17/11/07]
提供元:@Press
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一般社団法人日本機械学会(会長:大島まり 東京大学)は、2017年11月17日(金)に明治記念館にて創立120周年記念式典を開催いたします。120周年記念事業の一つとして、2007年からこれまで認定した「機械遺産」をまとめた記念誌(非売品)を式典参加者に配布いたします。
また、120周年記念式典特別企画では、本会のさらなるグローバル化を目指して、東南アジア諸国の大学から講師を招聘し、本会とのさらなる連携についてパネルディスカッションを行います(別紙資料参照)。さらに日本国内の留学生と国内企業との交流会も実施いたします。
入場無料でどなたでもご参加いただけます。広報ご協力並びに当日取材をお願い申し上げます。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/142404/LL_img_142404_1.jpg
機械遺産90件をまとめた記念誌を配布 機械遺産の解説記事を和文+英文併記で作成いたしました。
<開催日時>
2017年11月17日(金) 入場無料(祝賀会除く)
<会場>
明治記念館(東京都港区元赤坂2-2-23)
<特別企画:Diversity and Inclusion -Engineering Role in ASIA->
10:00〜12:00
講演会“Current Activities of Engineering Society, and the International Cooperation with JSME in the Future”
Chinda Charoenphonphanich(モンクット王工科大学ラートクラバン校、タイ)、Mulyadi Bur(アンダラス大学、インドネシア)、Hanafiah Yussof(マラ工科大学、マレーシア)、Chiang Juay Teo(シンガポール国立大学、シンガポール)、岸本喜久雄(東京工業大学)
各国の機械学会または関係組織と本会との連携についてパネルディスカッションを行います。
12:00〜13:40
ランチバンケット兼企業交流会(留学生対象)
本会特別員(法人会員)を中心とした企業と留学生の交流会を行います。
13:45〜15:00
講演会“Development of Human Resource”
留学生へのメッセージや日本の大学における留学生受け入れの現状について講演いただきます。
<記念式典>
15:30〜17:20
1.開式の辞 2.来賓祝辞 3.120周年記念事業経過報告 4.功労者表彰
5.会長挨拶 6.閉式の辞
<祝賀会>
17:30〜19:15
参加費 7,000円
詳細は本会Web参照
https://www.jsme.or.jp/161208-120th/
■参考資料
日本機械学会誌2017年10月号
巻頭座談会「学会が果たすべきグローバル化の役割とは?」
<要約版>
・日本機械学会と東南アジア諸国の国際連携
日本機械学会の国際化の取り組みは、2008年の国際チャプターの設立から始まり、アジアにおける「日本機械学会」の役割について重点的に取り組んできました。
2008年当時、東南アジアには機械工学の学会がなかったため、まずはタイとインドネシアを中心に取り組みを進めることにし、各国の工学会と交渉の機会を持ちました。その後、JICAやSEED-Netなどの支援もあり、展開を広げることができました。タイに機械学会が設立され、シンポジウムや論文集立ち上げの支援を本会が行うことで、学会としての枠組みができ上がり、活動が広がってきました。そうした支援活動の次のステップとして、日本機械学会がアジアの中でどのような役割を担うべきか、国際化の取り組みから10年、さらに日本機械学会120周年という区切りを機会に、改めて考えるため、創立120周年記念式典特別企画として“Diversity and Inclusion -Engineering Role in ASIA-”を開催します。
例えば、タイは工業国としての発展が進み、自分たちで設計してモノを組み上げるところまできているので、次の課題は「教育支援」だと思います。そのあたりを展開する中で、日本に留学して母国に戻った方や現地の日本企業で働いている方とのネットワークを構築して、日本機械学会が情報のコアになれれば良いと考えています。
留学生からすると、日本の採用プロセスは独特でエントリーシートの段階で苦戦するので、簡素化してほしいという声を聞きます。そういった面では、やはり異文化に優しくない画一的な印象を抱いています。だからこそ、学会がキャリアパスをサポートする役割を担えれば、サポートを受けた留学生は今後も機械学会で活躍してもらえると思います。
・グローバル化はオープン化のための営み
日本のものづくりのガラパゴス化や求心力の低下といった問題に直面した時に、価値観を変えられるのが「グローバル人材」です。特に日本人の学生は、偏差値をはじめ、インデックスで決める傾向が強いと感じます。そのような学生が、変化が激しい社会の中でやっていくためには、アジアの人材と一緒に育てていかないと、日本は世界に太刀打ちできないと思います。ベンチャーや新規事業展開を促進するためにも、東南アジアの人材が必要になります。
そのため、創立120周年記念式典特別企画では、留学生のキャリアパスをサポートできるように、日本国内の留学生と国内企業との交流会を開催することになりました。今後は、こういった留学生が集まる場所に日本人の学生が入って相互交流できるような仕組みを、構築したいと考えています。
下記WEBページで同記事の全文を公開しております。
座談会「学会が果たすべきグローバル化の役割とは?」 https://www.jsme.or.jp/kaisi/1187-4/
日本機械学会誌特集「日本機械学会のグローバル化」 https://www.jsme.or.jp/kaisi-volno/no-1187/
また、120周年記念式典特別企画では、本会のさらなるグローバル化を目指して、東南アジア諸国の大学から講師を招聘し、本会とのさらなる連携についてパネルディスカッションを行います(別紙資料参照)。さらに日本国内の留学生と国内企業との交流会も実施いたします。
入場無料でどなたでもご参加いただけます。広報ご協力並びに当日取材をお願い申し上げます。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/142404/LL_img_142404_1.jpg
機械遺産90件をまとめた記念誌を配布 機械遺産の解説記事を和文+英文併記で作成いたしました。
<開催日時>
2017年11月17日(金) 入場無料(祝賀会除く)
<会場>
明治記念館(東京都港区元赤坂2-2-23)
<特別企画:Diversity and Inclusion -Engineering Role in ASIA->
10:00〜12:00
講演会“Current Activities of Engineering Society, and the International Cooperation with JSME in the Future”
Chinda Charoenphonphanich(モンクット王工科大学ラートクラバン校、タイ)、Mulyadi Bur(アンダラス大学、インドネシア)、Hanafiah Yussof(マラ工科大学、マレーシア)、Chiang Juay Teo(シンガポール国立大学、シンガポール)、岸本喜久雄(東京工業大学)
各国の機械学会または関係組織と本会との連携についてパネルディスカッションを行います。
12:00〜13:40
ランチバンケット兼企業交流会(留学生対象)
本会特別員(法人会員)を中心とした企業と留学生の交流会を行います。
13:45〜15:00
講演会“Development of Human Resource”
留学生へのメッセージや日本の大学における留学生受け入れの現状について講演いただきます。
<記念式典>
15:30〜17:20
1.開式の辞 2.来賓祝辞 3.120周年記念事業経過報告 4.功労者表彰
5.会長挨拶 6.閉式の辞
<祝賀会>
17:30〜19:15
参加費 7,000円
詳細は本会Web参照
https://www.jsme.or.jp/161208-120th/
■参考資料
日本機械学会誌2017年10月号
巻頭座談会「学会が果たすべきグローバル化の役割とは?」
<要約版>
・日本機械学会と東南アジア諸国の国際連携
日本機械学会の国際化の取り組みは、2008年の国際チャプターの設立から始まり、アジアにおける「日本機械学会」の役割について重点的に取り組んできました。
2008年当時、東南アジアには機械工学の学会がなかったため、まずはタイとインドネシアを中心に取り組みを進めることにし、各国の工学会と交渉の機会を持ちました。その後、JICAやSEED-Netなどの支援もあり、展開を広げることができました。タイに機械学会が設立され、シンポジウムや論文集立ち上げの支援を本会が行うことで、学会としての枠組みができ上がり、活動が広がってきました。そうした支援活動の次のステップとして、日本機械学会がアジアの中でどのような役割を担うべきか、国際化の取り組みから10年、さらに日本機械学会120周年という区切りを機会に、改めて考えるため、創立120周年記念式典特別企画として“Diversity and Inclusion -Engineering Role in ASIA-”を開催します。
例えば、タイは工業国としての発展が進み、自分たちで設計してモノを組み上げるところまできているので、次の課題は「教育支援」だと思います。そのあたりを展開する中で、日本に留学して母国に戻った方や現地の日本企業で働いている方とのネットワークを構築して、日本機械学会が情報のコアになれれば良いと考えています。
留学生からすると、日本の採用プロセスは独特でエントリーシートの段階で苦戦するので、簡素化してほしいという声を聞きます。そういった面では、やはり異文化に優しくない画一的な印象を抱いています。だからこそ、学会がキャリアパスをサポートする役割を担えれば、サポートを受けた留学生は今後も機械学会で活躍してもらえると思います。
・グローバル化はオープン化のための営み
日本のものづくりのガラパゴス化や求心力の低下といった問題に直面した時に、価値観を変えられるのが「グローバル人材」です。特に日本人の学生は、偏差値をはじめ、インデックスで決める傾向が強いと感じます。そのような学生が、変化が激しい社会の中でやっていくためには、アジアの人材と一緒に育てていかないと、日本は世界に太刀打ちできないと思います。ベンチャーや新規事業展開を促進するためにも、東南アジアの人材が必要になります。
そのため、創立120周年記念式典特別企画では、留学生のキャリアパスをサポートできるように、日本国内の留学生と国内企業との交流会を開催することになりました。今後は、こういった留学生が集まる場所に日本人の学生が入って相互交流できるような仕組みを、構築したいと考えています。
下記WEBページで同記事の全文を公開しております。
座談会「学会が果たすべきグローバル化の役割とは?」 https://www.jsme.or.jp/kaisi/1187-4/
日本機械学会誌特集「日本機械学会のグローバル化」 https://www.jsme.or.jp/kaisi-volno/no-1187/