サイレックス・テクノロジー、DFS監視・回避技術搭載アクセスポイント『AP-511AC』の出荷計画を発表
[17/11/27]
提供元:@Press
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サイレックス・テクノロジー株式会社(本社:京都府精華町、代表取締役社長:河野 剛士、以下 サイレックス)は、DFS監視・回避技術搭載コンカレントアクセスポイント『AP-511AC』を12月11日より出荷開始する計画を発表しました。同製品は、12月13日から15日に東京国際展示場(東京ビッグサイト)で開催されるSEMICON JAPAN村田機械ブースにデモ展示され、強固な接続性が求められる産業分野においても有効なソリューションであることを実証する予定です。当社は、『AP-511AC』をDFSチャネル帯域監視・回避技術のショーケース製品と位置づけ、産業・医療分野への拡販を進めるとともに、国内の機器メーカに対して関連技術のOEM提供も順次展開していきます。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/144021/LL_img_144021_1.png
AP-511AC 製品写真
◆従来の5GHz無線LANの課題
現在、日本で利用可能な5GHzの周波数帯は、W52と呼ばれるチャンネル36-48の屋内利用専用帯域と、気象レーダや航空レーダなどが優先されるW53/W56と呼ばれるチャンネル52-64,100-140のDFS(Dynamic Frequency Selection=動的周波数選択機能)を必要とする帯域があります。
後者のDFS帯域では、無線LAN通信を利用する前にレーダ波が無いことを1分間確認してから通信を開始する必要があります。また、万一レーダ波を検知した場合、直ちに当該チャネルの利用を停止したうえで別チャネルに移動し、新しいチャネルで1分間レーダ波が検知されないことを確認してから通信を開始することが電波法で義務付けられています。
◆DFS帯域利用の市場要請
一方で、IoT化の進展に伴いIPトラフィックが急増する中、『切れない無線』を実現するためにはDFS帯域を含めた無線帯域の有効活用が喫緊の課題になっています。
https://www.atpress.ne.jp/releases/144021/img_144021_2.jpg
◆ 『AP-511AC』を活用したDFS帯域活用のアプローチ
サイレックスは前述の課題を解決するため、『AP-511AC』に無線LAN通信から独立した監視機構を用いて常時レーダ波を監視する機構を搭載。レーダ波が検知されてもシームレスに別チャネルに移動することで無線LANサービスを維持することが可能です。
◆ 今後の展開
本製品は5月に開催されたIoT/M2M展サイレックスブースにて参考出展されて以降、空港や港湾などレーダ波の影響を受けやすい市場へのテスト導入が進んでいます。5GHz帯の通信混雑を回避するために有効なソリューションとして工場・病院といった『切れない無線』を必要とする市場への展開拡大が期待されています。
【主な製品仕様】
型番:AP-511AC
<有線LAN>
インタフェース:RJ-45 x 2 Ports
規格 :10/100/1000Base-T(自動認識), PoE(802.3af準拠)
セキュリティ :MACアドレスフィルタ
<無線LAN>
規格 :IEEE 802.11ac/a/b/g/n 3Tx3R(理論値1.3Gbps)
認証方式 :WPA2-PSK(AES)、WPA-PSK(AES/TKIP※/AUTO)、
WPA/WPA2-PSK Mixed(AES/AUTO)、
Open(None/64bit/128bit)、
Shared(64bit/128bit)、WPA2-Enterprise(AES)、
WPA-Enterprise(AES/TKIP※/AUTO)、
WPA/WPA2-Enterprise Mixed(AES/AUTO)、
IEEE 802.1x(PEAP/EAP-TLS/EAP-TTLS)
※伝送方式が802.11ac/nの場合、TKIPは使用できません
対応チャネル :2.4GHz帯:1〜13ch
5GHz帯 :W52/W53/W56
(W53/W56はDFS監視・回避機能に対応)
アンテナ :外付け5GHz 3x3 MIMOアンテナ x1、
内蔵2.4GHz アンテナx2
最大接続数 :200台(2.4GHz:100台、5GHz:100台)
※暗号方式がTKIPやAutoの場合、最大接続数は
100台(2.4GHz:50台、5GHz:50台)になります
電波出力設定機能:5%〜100%の範囲で5%単位で設定可能
<デバイスインタフェース>
規格 :USB 2.0 Hi-Speed(Aタイプ)×1ポート ※2
プッシュボタン:2基:工場出荷時設定、スマート無線設定用
<その他>
メンテナンス機能:ログ保存機能(内蔵メモリ)
保存条件 :保存温度:-10〜50℃、
保存湿度:20〜90%RH(結露なきこと)
動作条件 :動作温度:0〜40℃、
動作湿度:20〜80%RH(結露なきこと)
最大消費電力 :12W(DC12V / 1.0A) ※USBバスパワーを除く
外形寸法 :200mm×145mm×35mm(アンテナ、ゴム足、NX-DFS除く)
重量 :405g(本体のみ)
設定方法 :Webブラウザ(独自の簡単設定機能に対応)、
AMC Manager(R)
標準価格 :¥69,800-
※1 WDS認証方式は独自方式を採用しています。異なるWDS認証方式との接続はできません。
※2 NX-DFS給電専用
※記載された社名及び製品名は各社の登録商標または商標です。
※改良のため、予告なく仕様を変更することがあります。記載の仕様は2017年11月現在のものです。
AP-511AC製品ページ: http://www.silex.jp/products/accesspoint/ap511ac.html?pr=171127
【サイレックス・テクノロジーについて】
http://www.silex.jp/index.html?pr=171127
サイレックス・テクノロジー株式会社(本社:京都府精華町)は、機器をネットワークやワイヤレスにつなげるハードウェア・ソフトウェアの技術を核とした研究開発型企業です。
プリンタやMFPといったOA機器やワイヤレスルータなどのPC周辺機器をはじめ、医療機器・産業機器など確実な接続性が求められる機器にもネットワークやワイヤレスのノウハウを活かした製品を提案し、ビジネスの幅を広げています。品質基準を厳格に保つため、設計・開発・生産・品質保証といった一連のプロセスを「けいはんな本社」に集約しています。海外パートナーとの連携や新市場開拓、新技術の情報収集・開発などグローバルなビジネス展開のため、北米・欧州・中国・インドに拠点を設けています。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/144021/LL_img_144021_1.png
AP-511AC 製品写真
◆従来の5GHz無線LANの課題
現在、日本で利用可能な5GHzの周波数帯は、W52と呼ばれるチャンネル36-48の屋内利用専用帯域と、気象レーダや航空レーダなどが優先されるW53/W56と呼ばれるチャンネル52-64,100-140のDFS(Dynamic Frequency Selection=動的周波数選択機能)を必要とする帯域があります。
後者のDFS帯域では、無線LAN通信を利用する前にレーダ波が無いことを1分間確認してから通信を開始する必要があります。また、万一レーダ波を検知した場合、直ちに当該チャネルの利用を停止したうえで別チャネルに移動し、新しいチャネルで1分間レーダ波が検知されないことを確認してから通信を開始することが電波法で義務付けられています。
◆DFS帯域利用の市場要請
一方で、IoT化の進展に伴いIPトラフィックが急増する中、『切れない無線』を実現するためにはDFS帯域を含めた無線帯域の有効活用が喫緊の課題になっています。
https://www.atpress.ne.jp/releases/144021/img_144021_2.jpg
◆ 『AP-511AC』を活用したDFS帯域活用のアプローチ
サイレックスは前述の課題を解決するため、『AP-511AC』に無線LAN通信から独立した監視機構を用いて常時レーダ波を監視する機構を搭載。レーダ波が検知されてもシームレスに別チャネルに移動することで無線LANサービスを維持することが可能です。
◆ 今後の展開
本製品は5月に開催されたIoT/M2M展サイレックスブースにて参考出展されて以降、空港や港湾などレーダ波の影響を受けやすい市場へのテスト導入が進んでいます。5GHz帯の通信混雑を回避するために有効なソリューションとして工場・病院といった『切れない無線』を必要とする市場への展開拡大が期待されています。
【主な製品仕様】
型番:AP-511AC
<有線LAN>
インタフェース:RJ-45 x 2 Ports
規格 :10/100/1000Base-T(自動認識), PoE(802.3af準拠)
セキュリティ :MACアドレスフィルタ
<無線LAN>
規格 :IEEE 802.11ac/a/b/g/n 3Tx3R(理論値1.3Gbps)
認証方式 :WPA2-PSK(AES)、WPA-PSK(AES/TKIP※/AUTO)、
WPA/WPA2-PSK Mixed(AES/AUTO)、
Open(None/64bit/128bit)、
Shared(64bit/128bit)、WPA2-Enterprise(AES)、
WPA-Enterprise(AES/TKIP※/AUTO)、
WPA/WPA2-Enterprise Mixed(AES/AUTO)、
IEEE 802.1x(PEAP/EAP-TLS/EAP-TTLS)
※伝送方式が802.11ac/nの場合、TKIPは使用できません
対応チャネル :2.4GHz帯:1〜13ch
5GHz帯 :W52/W53/W56
(W53/W56はDFS監視・回避機能に対応)
アンテナ :外付け5GHz 3x3 MIMOアンテナ x1、
内蔵2.4GHz アンテナx2
最大接続数 :200台(2.4GHz:100台、5GHz:100台)
※暗号方式がTKIPやAutoの場合、最大接続数は
100台(2.4GHz:50台、5GHz:50台)になります
電波出力設定機能:5%〜100%の範囲で5%単位で設定可能
<デバイスインタフェース>
規格 :USB 2.0 Hi-Speed(Aタイプ)×1ポート ※2
プッシュボタン:2基:工場出荷時設定、スマート無線設定用
<その他>
メンテナンス機能:ログ保存機能(内蔵メモリ)
保存条件 :保存温度:-10〜50℃、
保存湿度:20〜90%RH(結露なきこと)
動作条件 :動作温度:0〜40℃、
動作湿度:20〜80%RH(結露なきこと)
最大消費電力 :12W(DC12V / 1.0A) ※USBバスパワーを除く
外形寸法 :200mm×145mm×35mm(アンテナ、ゴム足、NX-DFS除く)
重量 :405g(本体のみ)
設定方法 :Webブラウザ(独自の簡単設定機能に対応)、
AMC Manager(R)
標準価格 :¥69,800-
※1 WDS認証方式は独自方式を採用しています。異なるWDS認証方式との接続はできません。
※2 NX-DFS給電専用
※記載された社名及び製品名は各社の登録商標または商標です。
※改良のため、予告なく仕様を変更することがあります。記載の仕様は2017年11月現在のものです。
AP-511AC製品ページ: http://www.silex.jp/products/accesspoint/ap511ac.html?pr=171127
【サイレックス・テクノロジーについて】
http://www.silex.jp/index.html?pr=171127
サイレックス・テクノロジー株式会社(本社:京都府精華町)は、機器をネットワークやワイヤレスにつなげるハードウェア・ソフトウェアの技術を核とした研究開発型企業です。
プリンタやMFPといったOA機器やワイヤレスルータなどのPC周辺機器をはじめ、医療機器・産業機器など確実な接続性が求められる機器にもネットワークやワイヤレスのノウハウを活かした製品を提案し、ビジネスの幅を広げています。品質基準を厳格に保つため、設計・開発・生産・品質保証といった一連のプロセスを「けいはんな本社」に集約しています。海外パートナーとの連携や新市場開拓、新技術の情報収集・開発などグローバルなビジネス展開のため、北米・欧州・中国・インドに拠点を設けています。