おいしさを表現する言葉のトレンドがわかる書籍『おいしい感覚と言葉』が発売!!
[10/04/07]
提供元:@Press
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マーケティングコンサルティング企業の株式会社ビー・エム・エフティー(本社:東京都港区、代表取締役社長:大橋 正房)は、言葉による「おいしさ」の感覚を調べた書籍『おいしい感覚と言葉』の発売を開始しました。
『おいしい感覚と言葉』URL: http://www.bmft.jp/pages/business/hanbai/trend02/index.html
■「おいしい」を感じる言葉のトレンドが明らかに
◆味覚系から食感系へ
いま、「おいしさ」の感覚は大きく変わっています。変化のひとつは、味覚よりも食感でおいしさを感じるようになったこと。「もちもち」「もっちり」などの食感でおいしさを感じるようになり、「コクがある」などの味覚で感じることは少なくなりました。
◆食感系言葉のオノマトペ化がすすむ
「おいしさ」を表す言葉も変化しています。おいしさを感じる言葉では「もちもち」「サクサク」などの擬音語・擬態語であるオノマトペが増加し、「歯ごたえのある」「歯ざわりのよい」などの古くからの言葉は急速に使われなくなっています。
本書は日本人の「おいしさ」をめぐる感覚と言葉に起きていることをデータなどから明らかにしたい。さらに、消費者の現実に適応した、料理や食品、飲み物のマーケティングを示唆したい。そんな想いでこの本はつくられています。
『おいしい感覚と言葉』は、2003年から2009年まで年に1回、10代から50代まで全国1,350人の男女を対象に、食べ物が「おいしそう」と感じる言葉(220語)とは何かを7年間に渡って探った調査結果とともに、食のトレンドを言葉の視点から論じた食言語研究者、料理人へのインタビュー、本や映画に登場する食シーンの考察など、読み応えのある内容となっています。
■書籍の見出しから
○食感表現の変化
○感じる言葉数は20代女性がピーク
○若い世代に時代は動く
○男性は女性の後についてくる
○豊かになると食感を求める
○縄文時代からの嗜好であるモチモチ
○うまみよりコリコリ
○食感はわかりやすい
○オノマトペ化のトレンド
○五感に訴えるオノマトペのチカラ
○歯・舌・噛からオノマトペへ
○言葉で感じられる女性
○食通ほど食感にこだわる
○女性は食感系、男性は味覚系
○男性はコク、女性は香ばしい
○「クセになる」、「やみつきになる」のは味覚と食感から
○「ジューシー」に次いで、「もちもち」、「もっちり」
○おいしさを感じない「苦い」、「脂っこい」
○「濃厚」志向はピークを過ぎ、「もちもち」志向は定着
○「コク」から「うまみ」へ
○若い女性は食感系、年齢が高い女性は情報系
○巻物で楽しむ新食感
○日本人にとっておいしいパンの基準とは
○食感のキーワードは「しっとり」、「ふわふわ」、「なめらか」
■書籍の目次
Part1.おいしいを感じる言葉(調査結果レポート)
おいしいを感じる言葉
おいしいを感じない言葉
おいしいを感じる言葉のトレンド
年齢別おいしいを感じる言葉
Part2.おいしい言語と文化(論文)
オノマトペと共感覚 ― 武藤 彩加
食感とコクの文化 ― 山本 真人
Part3.おいしいを創る人たち(インタビュー)
伝統と新しいおいしさの基準 ― 鮨職人
パンに大切なのは、歯ざわり ― ベーカリープロデューサー
ひとくちで完結する、おいしさの世界 ― ケーターリングプロデューサー
日本人のための洋菓子とは ― パティシエ
Part4.おいしい本、おいしい映画(考察)
本:「ハゴロモ」吉本ばなな著 / 「ゆで卵」辺見庸著 他10作品を収録
映画:「チャーリーとチョコレート工場」 / 「かもめ食堂」他14作品を収録
Part5.おいしいを感じる言葉50
あつあつ・アツアツ/甘酸っぱい/からっと・カラッと/
かりかり・カリカリ/がりがり・ガリガリかりっと・カリット/
きんきん・キンキン/クセになる/口溶けのよい/クリーミー/激辛/
香ばしい/コクがある/こんがり/さくさく・サクサク/
さくっと・サクッと/さっくり・サックリ/しこしこ・シコシコ/
しっとり/しゃきしゃき・シャキシャキ・しゃきっ・シャキッ/
ジューシー/じゅわー・ジュワー/スパイシー/
つるっと・ツルッと・つるつる・ツルツル/とろーり/トローリ 他25語
■■書籍概要■■
誌名 :「おいしい」感覚と言葉ー食感の世代ー
大橋 正房+シズル研究会著
体裁 :B5変型版オールカラー160頁 無線綴
発売日:2010年3月2日
定価 :2,800円(税別)
発行 :株式会社ビー・エム・エフティー 出版部
■■ご購入について■■
Amazonおよび全国主要書店にて販売中。
URL: http://www.bmft.jp/pages/business/hanbai/trend02/index.html
お急ぎのご注文は下記にて受け付けています。
株式会社ビー・エム・エフティー 出版部
電話:03-5466-7190 FAX:03-5466-7191 MAIL: info@bmft.co.jp
■書籍抜粋 Part1より
◆味覚系から食感系へ
7年間に日本人のおいしいを感じる言葉は大きく変わった。ここでは2つの大きな変化を要約して述べることにする。ひとつは、味覚系から食感系への変化である。おいしいを感じる言葉を味覚系と食感系に分けると、食感系の言葉においしさを感じるようになり、味覚系の言葉においしさを感じることが少なくなってきている。食感というトレンドを象徴するのが「もちもち」「もっちり」であり、味覚の減退を象徴するのが「コクがある」である。
◆歯・舌・噛からオノマトペへ
ふたつ目のトレンドは、食感を表現する言葉の変化である。食感を表現する言葉は、擬音語・擬態語であるオノマトペが増加し、「歯ごたえのある」「歯ざわりのよい」などのこれまで使われてきた食感を表現する言葉が、急速に使われなくなっている。
表.女性が好む「おいしい」を感じる言葉の変化
URL: http://www.atpress.ne.jp/releases/14404/2_2.jpg
『おいしい感覚と言葉』URL: http://www.bmft.jp/pages/business/hanbai/trend02/index.html
■「おいしい」を感じる言葉のトレンドが明らかに
◆味覚系から食感系へ
いま、「おいしさ」の感覚は大きく変わっています。変化のひとつは、味覚よりも食感でおいしさを感じるようになったこと。「もちもち」「もっちり」などの食感でおいしさを感じるようになり、「コクがある」などの味覚で感じることは少なくなりました。
◆食感系言葉のオノマトペ化がすすむ
「おいしさ」を表す言葉も変化しています。おいしさを感じる言葉では「もちもち」「サクサク」などの擬音語・擬態語であるオノマトペが増加し、「歯ごたえのある」「歯ざわりのよい」などの古くからの言葉は急速に使われなくなっています。
本書は日本人の「おいしさ」をめぐる感覚と言葉に起きていることをデータなどから明らかにしたい。さらに、消費者の現実に適応した、料理や食品、飲み物のマーケティングを示唆したい。そんな想いでこの本はつくられています。
『おいしい感覚と言葉』は、2003年から2009年まで年に1回、10代から50代まで全国1,350人の男女を対象に、食べ物が「おいしそう」と感じる言葉(220語)とは何かを7年間に渡って探った調査結果とともに、食のトレンドを言葉の視点から論じた食言語研究者、料理人へのインタビュー、本や映画に登場する食シーンの考察など、読み応えのある内容となっています。
■書籍の見出しから
○食感表現の変化
○感じる言葉数は20代女性がピーク
○若い世代に時代は動く
○男性は女性の後についてくる
○豊かになると食感を求める
○縄文時代からの嗜好であるモチモチ
○うまみよりコリコリ
○食感はわかりやすい
○オノマトペ化のトレンド
○五感に訴えるオノマトペのチカラ
○歯・舌・噛からオノマトペへ
○言葉で感じられる女性
○食通ほど食感にこだわる
○女性は食感系、男性は味覚系
○男性はコク、女性は香ばしい
○「クセになる」、「やみつきになる」のは味覚と食感から
○「ジューシー」に次いで、「もちもち」、「もっちり」
○おいしさを感じない「苦い」、「脂っこい」
○「濃厚」志向はピークを過ぎ、「もちもち」志向は定着
○「コク」から「うまみ」へ
○若い女性は食感系、年齢が高い女性は情報系
○巻物で楽しむ新食感
○日本人にとっておいしいパンの基準とは
○食感のキーワードは「しっとり」、「ふわふわ」、「なめらか」
■書籍の目次
Part1.おいしいを感じる言葉(調査結果レポート)
おいしいを感じる言葉
おいしいを感じない言葉
おいしいを感じる言葉のトレンド
年齢別おいしいを感じる言葉
Part2.おいしい言語と文化(論文)
オノマトペと共感覚 ― 武藤 彩加
食感とコクの文化 ― 山本 真人
Part3.おいしいを創る人たち(インタビュー)
伝統と新しいおいしさの基準 ― 鮨職人
パンに大切なのは、歯ざわり ― ベーカリープロデューサー
ひとくちで完結する、おいしさの世界 ― ケーターリングプロデューサー
日本人のための洋菓子とは ― パティシエ
Part4.おいしい本、おいしい映画(考察)
本:「ハゴロモ」吉本ばなな著 / 「ゆで卵」辺見庸著 他10作品を収録
映画:「チャーリーとチョコレート工場」 / 「かもめ食堂」他14作品を収録
Part5.おいしいを感じる言葉50
あつあつ・アツアツ/甘酸っぱい/からっと・カラッと/
かりかり・カリカリ/がりがり・ガリガリかりっと・カリット/
きんきん・キンキン/クセになる/口溶けのよい/クリーミー/激辛/
香ばしい/コクがある/こんがり/さくさく・サクサク/
さくっと・サクッと/さっくり・サックリ/しこしこ・シコシコ/
しっとり/しゃきしゃき・シャキシャキ・しゃきっ・シャキッ/
ジューシー/じゅわー・ジュワー/スパイシー/
つるっと・ツルッと・つるつる・ツルツル/とろーり/トローリ 他25語
■■書籍概要■■
誌名 :「おいしい」感覚と言葉ー食感の世代ー
大橋 正房+シズル研究会著
体裁 :B5変型版オールカラー160頁 無線綴
発売日:2010年3月2日
定価 :2,800円(税別)
発行 :株式会社ビー・エム・エフティー 出版部
■■ご購入について■■
Amazonおよび全国主要書店にて販売中。
URL: http://www.bmft.jp/pages/business/hanbai/trend02/index.html
お急ぎのご注文は下記にて受け付けています。
株式会社ビー・エム・エフティー 出版部
電話:03-5466-7190 FAX:03-5466-7191 MAIL: info@bmft.co.jp
■書籍抜粋 Part1より
◆味覚系から食感系へ
7年間に日本人のおいしいを感じる言葉は大きく変わった。ここでは2つの大きな変化を要約して述べることにする。ひとつは、味覚系から食感系への変化である。おいしいを感じる言葉を味覚系と食感系に分けると、食感系の言葉においしさを感じるようになり、味覚系の言葉においしさを感じることが少なくなってきている。食感というトレンドを象徴するのが「もちもち」「もっちり」であり、味覚の減退を象徴するのが「コクがある」である。
◆歯・舌・噛からオノマトペへ
ふたつ目のトレンドは、食感を表現する言葉の変化である。食感を表現する言葉は、擬音語・擬態語であるオノマトペが増加し、「歯ごたえのある」「歯ざわりのよい」などのこれまで使われてきた食感を表現する言葉が、急速に使われなくなっている。
表.女性が好む「おいしい」を感じる言葉の変化
URL: http://www.atpress.ne.jp/releases/14404/2_2.jpg