パロアルトネットワークス、「PAN-OS 3.1」を発表
[10/04/12]
提供元:@Press
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次世代ファイアウォールベンダーのパロアルトネットワークス合同会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:金城 盛弘)は、本日、同社の次世代ファイアウォール製品に搭載されるソフトウェアの最新バージョン、「PAN-OS 3.1」を発表しました。
「PAN-OS 3.1」は、社内のネットワークで利用されるアプリケーション、そしてそれらを利用しているユーザーのさらなる可視化と制御を可能にし、Enterprise 2.0(*1)(GoogleサービスやFacebook、Sharepoint等)のビジネス利用が加速する中で企業が直面する脅威から企業を保護します。
(*1) Enterprise 2.0の定義、ならびにEnterprise 2.0アプリケーションの利用実態調査につきましては、「アプリケーション利用とリスクに関する報告書(2010年新春版)」をご覧下さい。
URL: http://www.paloaltonetworks.jp/AUR_report.html
【「PAN-OS 3.1」の詳細】
パロアルトネットワークスはアプリケーション、ユーザー、コンテンツの可視化と制御を可能にする3つの識別技術を組み合わせることにより、従来型のファイアウォールが抱える問題点を解決してきました。これを実現するPAN-OSがこの度バージョン3.1となり、企業の要望に応える様々な機能を新たに実装しました。
「PAN-OS 3.1」の新機能の概要は以下の通りです。
■さらなるアプリケーション・ユーザー・コンテンツ制御の強化
(App-ID(TM)、User-ID、Content-ID)
App-IDは、現在どのようなアプリケーションがネットワーク上で動作しているか、そしてその関連リスクを的確に検知するため、管理者はインバウンドおよびアウトバウンド・トラフィックに対するアプリケーションの通信制御を総合的に実施することを可能とする技術です。
「PAN-OS 3.1」では、このApp-IDの中で任意のアプリケーションの個別機能を制御することが可能になりました。例えばFacebook内のFacebook Chat等において、ポリシーでアプリケーション全体に制御をかけるか、アプリケーションの特定機能だけに制御をかけるかを細かくコントロールできます。
User-IDは、マイクロソフト・アクティブ・ディレクトリーや他のLDAPディレクトリーサーバーと連携し、IPアドレスだけではなくユーザーやグループという単位でアプリケーションの可視化、ポリシーの制御、ロギングとレポーティングを実現する技術です。
「PAN-OS 3.1」では、ディレクトリーサービス・サポートが拡張されました。これまではADのみのサポートがLDAPとeDirectoryまで拡張されたことに加え、APIにより外部のデータソースと連携できるようになりました。
Content-IDでは、新たにデイリーでのシグネチャ更新に対応し、また特定のアプリケーションや脆弱性に対してカスタマイズしたシグネチャを作成できるようになりました。加えて、Web 2.0における脅威への対応として、新しくJavaScriptやHTMLウィルスのスキャニングにも対応いたしました。
これにより、Content-IDではよりパワフルかつリアルタイムな脅威防御、不正なファイルやデータの転送禁止、業務に無関係なネットサーフィンの制限を実施することができるようになります。
■おもに日本向けに強化されたネットワーク機能
「PAN-OS 3.1」では、これまで対応していたOSPFとRIPに加え、動的ルーティングのサポートが拡張されると同時に、全プラットホームで同じルーティング機能をサポートできるようになりました。
また、日本では特にご要望の多かったPPPoE機能のサポートやポリシーベース・フォワーディングにも対応いたしました。
新バージョンである「PAN-OS 3.1」は、すでに保守契約に加入しているお客様には無償で提供されます。ただし、オプションの脅威防御機能やURLフィルタリング機能を利用される場合には、従来のバージョンと同様に別途サブスクリプションの購入が必要となります。
【パロアルトネットワークス合同会社について】
パロアルトネットワークス合同会社は、Palo Alto Networks(TM), Inc. (本社:米国カリフォルニア州)の国内における製品の販売・サポート、そしてマーケティングの拠点として2009年4月に設立されました。Palo Alto Networksは、ステートフル・インスペクション・ファイアウォールの発案者でありNetScreen社でもCTOを務めた経歴を持つニア・ズーク(Nir Zuk)と、シリコンバレーでネットワークおよびセキュリティ会社の中心メンバであったエンジニアグループにより2005年に設立されました。同社が提供する次世代ファイアウォールは、企業のIT組織のネットワーク上を行き交うアプリケーションとユーザーの可視化と制御を実現します。
URL: http://www.paloaltonetworks.jp/
【お客様からのお問い合わせ先】
パロアルトネットワークス合同会社
Tel : 03-3511-4050
E-Mail: infojapan@paloaltonetworks.com
「PAN-OS 3.1」は、社内のネットワークで利用されるアプリケーション、そしてそれらを利用しているユーザーのさらなる可視化と制御を可能にし、Enterprise 2.0(*1)(GoogleサービスやFacebook、Sharepoint等)のビジネス利用が加速する中で企業が直面する脅威から企業を保護します。
(*1) Enterprise 2.0の定義、ならびにEnterprise 2.0アプリケーションの利用実態調査につきましては、「アプリケーション利用とリスクに関する報告書(2010年新春版)」をご覧下さい。
URL: http://www.paloaltonetworks.jp/AUR_report.html
【「PAN-OS 3.1」の詳細】
パロアルトネットワークスはアプリケーション、ユーザー、コンテンツの可視化と制御を可能にする3つの識別技術を組み合わせることにより、従来型のファイアウォールが抱える問題点を解決してきました。これを実現するPAN-OSがこの度バージョン3.1となり、企業の要望に応える様々な機能を新たに実装しました。
「PAN-OS 3.1」の新機能の概要は以下の通りです。
■さらなるアプリケーション・ユーザー・コンテンツ制御の強化
(App-ID(TM)、User-ID、Content-ID)
App-IDは、現在どのようなアプリケーションがネットワーク上で動作しているか、そしてその関連リスクを的確に検知するため、管理者はインバウンドおよびアウトバウンド・トラフィックに対するアプリケーションの通信制御を総合的に実施することを可能とする技術です。
「PAN-OS 3.1」では、このApp-IDの中で任意のアプリケーションの個別機能を制御することが可能になりました。例えばFacebook内のFacebook Chat等において、ポリシーでアプリケーション全体に制御をかけるか、アプリケーションの特定機能だけに制御をかけるかを細かくコントロールできます。
User-IDは、マイクロソフト・アクティブ・ディレクトリーや他のLDAPディレクトリーサーバーと連携し、IPアドレスだけではなくユーザーやグループという単位でアプリケーションの可視化、ポリシーの制御、ロギングとレポーティングを実現する技術です。
「PAN-OS 3.1」では、ディレクトリーサービス・サポートが拡張されました。これまではADのみのサポートがLDAPとeDirectoryまで拡張されたことに加え、APIにより外部のデータソースと連携できるようになりました。
Content-IDでは、新たにデイリーでのシグネチャ更新に対応し、また特定のアプリケーションや脆弱性に対してカスタマイズしたシグネチャを作成できるようになりました。加えて、Web 2.0における脅威への対応として、新しくJavaScriptやHTMLウィルスのスキャニングにも対応いたしました。
これにより、Content-IDではよりパワフルかつリアルタイムな脅威防御、不正なファイルやデータの転送禁止、業務に無関係なネットサーフィンの制限を実施することができるようになります。
■おもに日本向けに強化されたネットワーク機能
「PAN-OS 3.1」では、これまで対応していたOSPFとRIPに加え、動的ルーティングのサポートが拡張されると同時に、全プラットホームで同じルーティング機能をサポートできるようになりました。
また、日本では特にご要望の多かったPPPoE機能のサポートやポリシーベース・フォワーディングにも対応いたしました。
新バージョンである「PAN-OS 3.1」は、すでに保守契約に加入しているお客様には無償で提供されます。ただし、オプションの脅威防御機能やURLフィルタリング機能を利用される場合には、従来のバージョンと同様に別途サブスクリプションの購入が必要となります。
【パロアルトネットワークス合同会社について】
パロアルトネットワークス合同会社は、Palo Alto Networks(TM), Inc. (本社:米国カリフォルニア州)の国内における製品の販売・サポート、そしてマーケティングの拠点として2009年4月に設立されました。Palo Alto Networksは、ステートフル・インスペクション・ファイアウォールの発案者でありNetScreen社でもCTOを務めた経歴を持つニア・ズーク(Nir Zuk)と、シリコンバレーでネットワークおよびセキュリティ会社の中心メンバであったエンジニアグループにより2005年に設立されました。同社が提供する次世代ファイアウォールは、企業のIT組織のネットワーク上を行き交うアプリケーションとユーザーの可視化と制御を実現します。
URL: http://www.paloaltonetworks.jp/
【お客様からのお問い合わせ先】
パロアルトネットワークス合同会社
Tel : 03-3511-4050
E-Mail: infojapan@paloaltonetworks.com