ABBとドイツテレコム、スマートグリッド・ソリューションを共同開発
[10/04/26]
提供元:@Press
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(スイス、チューリッヒ発) 電力技術とオートメーション技術のリーディングカンパニーであるABBは、ドイツテレコムの情報通信子会社Tシステムズとともに、ドイツ南部の都市フリードリヒスハーフェンにおいて、スマートグリッド・ソリューションの共同開発を行います。
両社は、地元電力会社Technische Werke Friedrichshafen(TWF)、および地方自治体と密接に連携して電力供給管理を改善し、消費者がより効率的に電気を使えるようにします。現在、ドイツテレコムはT-City「未来都市」創造プロジェクトを推進中で、その一環として数百万ユーロを投資し、フリードリヒスハーフェン市の固定・移動通信インフラの性能向上を目的として更新中です。
ABBのマーケティングおよびカスタマーソリューション事業部責任者ブライス・コックは次のように述べています。「ABBはスマートグリッドに注力し、一層の技術開発をすすめています。私たちは複数のパートナーと連携し、多くのパイロットプロジェクトを進めています。ABB、ドイツテレコムそれぞれが有する配電網の高度化技術はよくマッチしており、ABBがドイツの主要プロジェクトに加わることができることを大変喜んでおります。」
TシステムズのCEO、ラインハルト・クレメンスは補足します。「電力とデータネットワークの統合が進んでいます。我々はシステムに必要な固定通信・移動通信双方のブロードバンド通信網を持っており、大量のデータ管理の経験も豊富です。」
スマートグリッドは、再生可能エネルギーを既存の電力供給システムに接続するために必要な技術であり、また電力システムの効率化をすすめるのに不可欠です。ドイツにおける再生可能エネルギー源の比率は、今後10年で30%にまで上がると予測されています。大量の再生可能エネルギーを電力系統で確実に運用するためには、不安定な再生エネルギーの発電量と需要家における消費量とを精密に一致させる必要があります。
スマートグリッドの高度な自動制御は、必要な情報をデータ通信ネットワークを通じてリアルタイムにやり取りすることで可能になります。これにより、電力会社は発電と需要をバランスさせることができます。スマートメーターは消費電力値を時々刻々と送信できるため、消費者は電気をより合理的に使えるようになり、需要のピーク時間帯を避けて使用すれば割引料金の適用を受けられます。
ドイツテレコムは世界有数の総合電気通信企業です。移動通信ネットワークで1億5千万人以上、固定通信で3,800万回線以上、ブロードバンド接続で1,500万回線以上のユーザーを擁します。(2009年12月31日現在)。
Tシステムズは、世界各地の自社コンピュータセンターとネットワークインフラを活用して、多国籍企業や公共機関の情報通信運用サービスを提供しています。ドイツテレコムの大口顧客向けの事業を担当し、企業と社会の未来のネットワークを形成する統合ソリューションを提供しています。
■ABBについて ( http://www.abb.com/ )
ABBは、世界のおよそ100カ国に117,000人の従業員を擁する電力技術とオートメーション技術のリーディングカンパニーです。環境負荷を最低限に抑えながらお客さまの業務効率を最適化するソリューションの数々を、産業界と公益事業の皆さまに提供しています。
■ABB株式会社について ( http://www.abb.co.jp/ )
ABBの日本法人であるABB株式会社は、国内において電力およびオートメーション事業を、製造、販売、サービス分野にわたって展開しています。
また、ABBの日本国内における活動は、ABB株式会社と3つの合弁事業から構成されており、ABBジャパングループとして約700名の従業員、12都市にわたる販売/サービスネットワークを擁しています。
両社は、地元電力会社Technische Werke Friedrichshafen(TWF)、および地方自治体と密接に連携して電力供給管理を改善し、消費者がより効率的に電気を使えるようにします。現在、ドイツテレコムはT-City「未来都市」創造プロジェクトを推進中で、その一環として数百万ユーロを投資し、フリードリヒスハーフェン市の固定・移動通信インフラの性能向上を目的として更新中です。
ABBのマーケティングおよびカスタマーソリューション事業部責任者ブライス・コックは次のように述べています。「ABBはスマートグリッドに注力し、一層の技術開発をすすめています。私たちは複数のパートナーと連携し、多くのパイロットプロジェクトを進めています。ABB、ドイツテレコムそれぞれが有する配電網の高度化技術はよくマッチしており、ABBがドイツの主要プロジェクトに加わることができることを大変喜んでおります。」
TシステムズのCEO、ラインハルト・クレメンスは補足します。「電力とデータネットワークの統合が進んでいます。我々はシステムに必要な固定通信・移動通信双方のブロードバンド通信網を持っており、大量のデータ管理の経験も豊富です。」
スマートグリッドは、再生可能エネルギーを既存の電力供給システムに接続するために必要な技術であり、また電力システムの効率化をすすめるのに不可欠です。ドイツにおける再生可能エネルギー源の比率は、今後10年で30%にまで上がると予測されています。大量の再生可能エネルギーを電力系統で確実に運用するためには、不安定な再生エネルギーの発電量と需要家における消費量とを精密に一致させる必要があります。
スマートグリッドの高度な自動制御は、必要な情報をデータ通信ネットワークを通じてリアルタイムにやり取りすることで可能になります。これにより、電力会社は発電と需要をバランスさせることができます。スマートメーターは消費電力値を時々刻々と送信できるため、消費者は電気をより合理的に使えるようになり、需要のピーク時間帯を避けて使用すれば割引料金の適用を受けられます。
ドイツテレコムは世界有数の総合電気通信企業です。移動通信ネットワークで1億5千万人以上、固定通信で3,800万回線以上、ブロードバンド接続で1,500万回線以上のユーザーを擁します。(2009年12月31日現在)。
Tシステムズは、世界各地の自社コンピュータセンターとネットワークインフラを活用して、多国籍企業や公共機関の情報通信運用サービスを提供しています。ドイツテレコムの大口顧客向けの事業を担当し、企業と社会の未来のネットワークを形成する統合ソリューションを提供しています。
■ABBについて ( http://www.abb.com/ )
ABBは、世界のおよそ100カ国に117,000人の従業員を擁する電力技術とオートメーション技術のリーディングカンパニーです。環境負荷を最低限に抑えながらお客さまの業務効率を最適化するソリューションの数々を、産業界と公益事業の皆さまに提供しています。
■ABB株式会社について ( http://www.abb.co.jp/ )
ABBの日本法人であるABB株式会社は、国内において電力およびオートメーション事業を、製造、販売、サービス分野にわたって展開しています。
また、ABBの日本国内における活動は、ABB株式会社と3つの合弁事業から構成されており、ABBジャパングループとして約700名の従業員、12都市にわたる販売/サービスネットワークを擁しています。