2018年も東大寺に「算額」を奉納
[17/12/21]
提供元:@Press
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公益財団法人日本数学検定協会(所在地:東京都台東区、理事長:清水静海)は、2018年1月23日(火)に数学の額「算額」を、華厳宗大本山「東大寺」(奈良県奈良市)に奉納するための式典を執り行います。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/146084/LL_img_146084_1.png
2018年東大寺算額イメージ
「算額1・2・3」特設サイト
https://www.sangaku123.jp/
■1月23日は「算額文化を広める日」と定め、文化の普及を支援
当協会が算額を東大寺に奉納するのは今年2017年1月に引き続き4回めです。当協会は、毎年1月23日を「算額文化を広める日」と定めており、2018年も「算額文化を広める日」に算額を東大寺に奉納いたします。奉納した算額の問題の解答は特設サイト上で広く募集し、優秀な解答を2018年11月上旬に発表いたします。
■古来の算額とは違う、問題のみを記した「出題形式」の算額
算額とは、江戸時代の日本で、数学者や一般庶民の数学愛好家たちが額や絵馬に数学の問題や解法を記して、神社や仏閣に奉納しあった歴史あるものです。古来の算額は、解けた喜びに感謝するために、問題だけでなくその解法も記して奉納していました。しかし当協会は、自分で解きたくなるように、あえて問題のみを記した「出題形式」の算額を奉納しています。
■2018年の問題は「大仏様がお風呂に入るには?」と「大鐘の音はどこまで届くか」
今回も出題するのは2問で、1問めは「大仏様が肩まで浸かってお風呂に入るとしたら、何リットルのお湯が入る湯船が必要になるか」という問題です。東大寺には、現存するなかでは日本最古の浴場である「大湯屋」があることから、この問題を考案しました。2問めは、「大鐘の音はどこまで届くか」。東大寺の大きな釣鐘は「大鐘」と呼ばれ、除夜の鐘の際には8人でつきます。今回はその除夜の鐘の音が、半径何キロまで届くか考える問題を作成しました。問題を解く際の条件は必要最小限にとどめており、それ以外の条件は自由に取り入れながらユニークな解答を作ってもらうことがねらいです。
当協会は、主たる公益事業である「実用数学技能検定(算数検定・数学検定)」「ビジネス数学検定」の実施のほかに、今後も広く国民のみなさまに算数・数学を学習する大切さや、楽しさを伝える普及啓発事業を充実させていく所存です。
【奉納式典概要】
名称 :東大寺 算額奉納式典
主催 :公益財団法人 日本数学検定協会
協力 :華厳宗大本山 東大寺
算額制作:株式会社アストラカン、天法株式会社
開催日 :2018年1月23日(火) 9:30〜10:10
開催場所:華厳宗大本山 東大寺 大仏殿(奈良県奈良市雑司町406-1)
【プログラム】
9:30〜10:10 奉納式典
・盧舎那仏(大仏)礼拝
・主催者挨拶(公益財団法人 日本数学検定協会 会長:甘利俊一)
・東大寺関係者挨拶(華厳宗管長・東大寺別当:狭川普文)
・算額奉納についての概要説明
・算額披露(奉納)
・写真撮影
10:10〜10:30 質疑応答受付
※プログラム内容は当日変更される場合がございます。あらかじめご了承ください。
【実用数学技能検定について】
「実用数学技能検定」(後援=文部科学省)は、数学・算数の実用的な技能(計算・作図・表現・測定・整理・統計・証明)を測る記述式の検定で、公益財団法人日本数学検定協会が実施している全国レベルの実力・絶対評価システムです。おもに、数学領域である1級から5級までを「数学検定」と呼び、算数領域である6級から11級、かず・かたち検定までを「算数検定」と呼びます。第1回を実施した1992年には5,500人だった年間志願者数は、2006年以降は30万人を超え、実用数学技能検定を実施する学校や教育機関も17,000団体を超えました。以来、累計志願者数は500万人を突破しており、いまや数学・算数に関する検定のスタンダードとして進学・就職に必須の検定となっています。
日本国内はもちろん、フィリピンやカンボジア、インドネシア、タイなどでも実施され(過去5年間でのべ20,000人以上)、海外でも高い評価を得ています。※志願者数・実施校数はのべ数です。
【ビジネス数学検定について】(当協会の行うその他のおもな公益事業)
「ビジネス数学検定」は、ビジネスの現場で必要となる実用的な数学力・数学技能を測定する検定です。実務に即した数学力を5つの力(把握力・分析力・選択力・予測力・表現力)に分類し、ビジネスのシチュエーションを想定した問題で、これらの力の習熟度を測定します。インターネット上で受検できるWBT(Web Based Testing)方式を採用。2006年に第1回を実施し、現在では企業の採用試験や新人研修、管理職登用試験などに活用する事例も増加しています。
【法人概要】
法人名 : 公益財団法人 日本数学検定協会
所在地 : 〒110-0005 東京都台東区上野5-1-1 文昌堂ビル6階
理事長 : 清水静海(帝京大学教育学部教授、
公益社団法人日本数学教育学会名誉会長)
会長 : 甘利俊一(理化学研究所脳科学総合研究センター 特別顧問、
東京大学名誉教授)
設立 : 1999年7月15日
事業内容: (1)数学に関する技能検定の実施、技能度の顕彰及びその証明書の発行
(2)ビジネスにおける数学の検定及び研修等の実施
(3)数学に関する出版物の刊行及び情報の提供
(4)数学の普及啓発に関する事業
(5)その他この法人の目的を達成するために必要な事業
URL : http://www.su-gaku.net/
※「数検」「数検/数学検定」「数検/Suken」は当協会に専用使用権が認められています。
※「ビジネス数学検定」は当協会の登録商標です。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/146084/LL_img_146084_1.png
2018年東大寺算額イメージ
「算額1・2・3」特設サイト
https://www.sangaku123.jp/
■1月23日は「算額文化を広める日」と定め、文化の普及を支援
当協会が算額を東大寺に奉納するのは今年2017年1月に引き続き4回めです。当協会は、毎年1月23日を「算額文化を広める日」と定めており、2018年も「算額文化を広める日」に算額を東大寺に奉納いたします。奉納した算額の問題の解答は特設サイト上で広く募集し、優秀な解答を2018年11月上旬に発表いたします。
■古来の算額とは違う、問題のみを記した「出題形式」の算額
算額とは、江戸時代の日本で、数学者や一般庶民の数学愛好家たちが額や絵馬に数学の問題や解法を記して、神社や仏閣に奉納しあった歴史あるものです。古来の算額は、解けた喜びに感謝するために、問題だけでなくその解法も記して奉納していました。しかし当協会は、自分で解きたくなるように、あえて問題のみを記した「出題形式」の算額を奉納しています。
■2018年の問題は「大仏様がお風呂に入るには?」と「大鐘の音はどこまで届くか」
今回も出題するのは2問で、1問めは「大仏様が肩まで浸かってお風呂に入るとしたら、何リットルのお湯が入る湯船が必要になるか」という問題です。東大寺には、現存するなかでは日本最古の浴場である「大湯屋」があることから、この問題を考案しました。2問めは、「大鐘の音はどこまで届くか」。東大寺の大きな釣鐘は「大鐘」と呼ばれ、除夜の鐘の際には8人でつきます。今回はその除夜の鐘の音が、半径何キロまで届くか考える問題を作成しました。問題を解く際の条件は必要最小限にとどめており、それ以外の条件は自由に取り入れながらユニークな解答を作ってもらうことがねらいです。
当協会は、主たる公益事業である「実用数学技能検定(算数検定・数学検定)」「ビジネス数学検定」の実施のほかに、今後も広く国民のみなさまに算数・数学を学習する大切さや、楽しさを伝える普及啓発事業を充実させていく所存です。
【奉納式典概要】
名称 :東大寺 算額奉納式典
主催 :公益財団法人 日本数学検定協会
協力 :華厳宗大本山 東大寺
算額制作:株式会社アストラカン、天法株式会社
開催日 :2018年1月23日(火) 9:30〜10:10
開催場所:華厳宗大本山 東大寺 大仏殿(奈良県奈良市雑司町406-1)
【プログラム】
9:30〜10:10 奉納式典
・盧舎那仏(大仏)礼拝
・主催者挨拶(公益財団法人 日本数学検定協会 会長:甘利俊一)
・東大寺関係者挨拶(華厳宗管長・東大寺別当:狭川普文)
・算額奉納についての概要説明
・算額披露(奉納)
・写真撮影
10:10〜10:30 質疑応答受付
※プログラム内容は当日変更される場合がございます。あらかじめご了承ください。
【実用数学技能検定について】
「実用数学技能検定」(後援=文部科学省)は、数学・算数の実用的な技能(計算・作図・表現・測定・整理・統計・証明)を測る記述式の検定で、公益財団法人日本数学検定協会が実施している全国レベルの実力・絶対評価システムです。おもに、数学領域である1級から5級までを「数学検定」と呼び、算数領域である6級から11級、かず・かたち検定までを「算数検定」と呼びます。第1回を実施した1992年には5,500人だった年間志願者数は、2006年以降は30万人を超え、実用数学技能検定を実施する学校や教育機関も17,000団体を超えました。以来、累計志願者数は500万人を突破しており、いまや数学・算数に関する検定のスタンダードとして進学・就職に必須の検定となっています。
日本国内はもちろん、フィリピンやカンボジア、インドネシア、タイなどでも実施され(過去5年間でのべ20,000人以上)、海外でも高い評価を得ています。※志願者数・実施校数はのべ数です。
【ビジネス数学検定について】(当協会の行うその他のおもな公益事業)
「ビジネス数学検定」は、ビジネスの現場で必要となる実用的な数学力・数学技能を測定する検定です。実務に即した数学力を5つの力(把握力・分析力・選択力・予測力・表現力)に分類し、ビジネスのシチュエーションを想定した問題で、これらの力の習熟度を測定します。インターネット上で受検できるWBT(Web Based Testing)方式を採用。2006年に第1回を実施し、現在では企業の採用試験や新人研修、管理職登用試験などに活用する事例も増加しています。
【法人概要】
法人名 : 公益財団法人 日本数学検定協会
所在地 : 〒110-0005 東京都台東区上野5-1-1 文昌堂ビル6階
理事長 : 清水静海(帝京大学教育学部教授、
公益社団法人日本数学教育学会名誉会長)
会長 : 甘利俊一(理化学研究所脳科学総合研究センター 特別顧問、
東京大学名誉教授)
設立 : 1999年7月15日
事業内容: (1)数学に関する技能検定の実施、技能度の顕彰及びその証明書の発行
(2)ビジネスにおける数学の検定及び研修等の実施
(3)数学に関する出版物の刊行及び情報の提供
(4)数学の普及啓発に関する事業
(5)その他この法人の目的を達成するために必要な事業
URL : http://www.su-gaku.net/
※「数検」「数検/数学検定」「数検/Suken」は当協会に専用使用権が認められています。
※「ビジネス数学検定」は当協会の登録商標です。