第8回「格付ロジック改定によるRM格付変動の影響」調査 格付は全体的に悪化傾向、特に製造業・運送業が目立つ!
[18/01/31]
提供元:@Press
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与信管理ASPクラウドサービスを提供するリスクモンスター株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:藤本 太一、以下 リスモン)は、2017年12月に実施した格付ロジック改定によるRM格付変動を集計いたしましたので、その結果を発表いたします。
リスモンでは企業を大きくA、B、C、D、E1、E2、F1、F2、F3の9段階に格付しております。この格付は、倒産実績に裏付けられた独自指標で、A格の企業は倒産確率が低い、つまり倒産しにくい企業、逆にF3格の企業は倒産確率が高い、つまり倒産しやすい企業といえます。
約440万社にのぼる膨大な企業群を対象に格付し、倒産実績から統計的に格付ごとの倒産確率を算出して提供しています。定期的な企業データ、倒産データの更新・蓄積に留まらず、毎日の特種情報の収集により格付補正を続けているのもRM格付の大きな特長です。
与信管理の現場は「早い者勝ち」です。RM格付を利用することで、取引先の「今」の信用力を把握し、適時に対策を施すことができます。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/148497/LL_img_148497_1.png
図表A 第8回「格付ロジック改定によるRM格付変動の影響」/全体遷移状況
[調査結果]
(1) 格付変動は169,877件
2017年12月17日に実施した「格付ロジック改定」に伴い、RM格付がA〜F格 約150万社中、169,877件のRM格付が変動しました。格上げとなった企業は74,563件、格下げとなった企業は95,314件あり、2ランク以上の変動が生じた企業は全体で9,515件でした。(図表A)
格付変動企業数は約17万社とやや多いものの、格付変動企業数に対する2ランク以上の変動企業数は少なく、全体の94.4%は1ランクの変動に留まっています。
格付変動状況としてはD格の企業数が17,134社減少し、C格企業が4,105社、E格企業が12,310社増加しました。
(2) 全体的に悪化傾向
格付遷移状況では、業種・地域ごとの格付遷移状況を調査したところ、全体的にD格企業の減少、E・F格企業の増加が目立ちました。特に製造業(食料品製造業、パルプ・紙・紙加工品製造業、プラスチック製品製造業、ゴム製品製造業、なめし革・同製品・毛皮製造業、非鉄金属製造業、金属製品製造業、はん用機械器具製造業、生産用機械器具製造業、輸送用機械器具製造業など)、及び運送業(道路旅客運送業、道路貨物運送業など)でE・F格の増加が目立ちました。
また、地域別の遷移状況においても業種別の遷移と同様ですが、中でも青森、岩手、群馬、新潟、岡山、高知でE・F格の増加が目立ちました。(図表B・C)
[総評] ― 格付の高低が明確になり、与信判断が効率化
今般の格付ロジック改定においては開示姿勢、資本背景、経営環境など定性面の分析強化を重点的に行いました。
結果として169,877社の格付が変動しており、特にD格からC格及びE格への遷移が目立っています。格付の高低が明確に反映されたことによって、RM格付を利用される方々の与信判断が効率化することが期待できます。
弊社データ工場としましては今後も定期的な格付ロジック改定を実施し、時勢に合った分析手法を取り入れることでより高い倒産判別精度を目指し、安全な取引の拡大による経済への貢献に努めていく所存です。
※ 本編はダイジェスト版です。詳細な内容は、以下掲載サイトよりご覧いただけます。
http://www.riskmonster.co.jp/rm-research/
[実施概要]
・調査名称 :第8回「格付ロジック改定によるRM格付変動の影響」調査
・調査方法 :RM格付の遷移状況調査
・調査対象企業:2017年12月17日(日)時点でRM格付がA〜F格である1,497,004社
■リスモンの概要(東京証券取引所第二部上場 証券コード:3768)
2000年9月設立。同年12月よりインターネットを活用した与信管理業務のアウトソーシングサービス、ASPサービス事業を開始しました。以来サービス分野を拡大し、現在は与信管理サービス、ビジネスポータルサイト(グループウェアサービス等)およびBPOサービスの3つを中核事業と位置づけ、事業展開しております。
リスモングループ法人会員数は、2017年9月末時点で10,920(内、与信管理サービス等5,683、ビジネスポータルサイト等3,033、その他2,204)となっております。 http://www.riskmonster.co.jp/
リスモンでは企業を大きくA、B、C、D、E1、E2、F1、F2、F3の9段階に格付しております。この格付は、倒産実績に裏付けられた独自指標で、A格の企業は倒産確率が低い、つまり倒産しにくい企業、逆にF3格の企業は倒産確率が高い、つまり倒産しやすい企業といえます。
約440万社にのぼる膨大な企業群を対象に格付し、倒産実績から統計的に格付ごとの倒産確率を算出して提供しています。定期的な企業データ、倒産データの更新・蓄積に留まらず、毎日の特種情報の収集により格付補正を続けているのもRM格付の大きな特長です。
与信管理の現場は「早い者勝ち」です。RM格付を利用することで、取引先の「今」の信用力を把握し、適時に対策を施すことができます。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/148497/LL_img_148497_1.png
図表A 第8回「格付ロジック改定によるRM格付変動の影響」/全体遷移状況
[調査結果]
(1) 格付変動は169,877件
2017年12月17日に実施した「格付ロジック改定」に伴い、RM格付がA〜F格 約150万社中、169,877件のRM格付が変動しました。格上げとなった企業は74,563件、格下げとなった企業は95,314件あり、2ランク以上の変動が生じた企業は全体で9,515件でした。(図表A)
格付変動企業数は約17万社とやや多いものの、格付変動企業数に対する2ランク以上の変動企業数は少なく、全体の94.4%は1ランクの変動に留まっています。
格付変動状況としてはD格の企業数が17,134社減少し、C格企業が4,105社、E格企業が12,310社増加しました。
(2) 全体的に悪化傾向
格付遷移状況では、業種・地域ごとの格付遷移状況を調査したところ、全体的にD格企業の減少、E・F格企業の増加が目立ちました。特に製造業(食料品製造業、パルプ・紙・紙加工品製造業、プラスチック製品製造業、ゴム製品製造業、なめし革・同製品・毛皮製造業、非鉄金属製造業、金属製品製造業、はん用機械器具製造業、生産用機械器具製造業、輸送用機械器具製造業など)、及び運送業(道路旅客運送業、道路貨物運送業など)でE・F格の増加が目立ちました。
また、地域別の遷移状況においても業種別の遷移と同様ですが、中でも青森、岩手、群馬、新潟、岡山、高知でE・F格の増加が目立ちました。(図表B・C)
[総評] ― 格付の高低が明確になり、与信判断が効率化
今般の格付ロジック改定においては開示姿勢、資本背景、経営環境など定性面の分析強化を重点的に行いました。
結果として169,877社の格付が変動しており、特にD格からC格及びE格への遷移が目立っています。格付の高低が明確に反映されたことによって、RM格付を利用される方々の与信判断が効率化することが期待できます。
弊社データ工場としましては今後も定期的な格付ロジック改定を実施し、時勢に合った分析手法を取り入れることでより高い倒産判別精度を目指し、安全な取引の拡大による経済への貢献に努めていく所存です。
※ 本編はダイジェスト版です。詳細な内容は、以下掲載サイトよりご覧いただけます。
http://www.riskmonster.co.jp/rm-research/
[実施概要]
・調査名称 :第8回「格付ロジック改定によるRM格付変動の影響」調査
・調査方法 :RM格付の遷移状況調査
・調査対象企業:2017年12月17日(日)時点でRM格付がA〜F格である1,497,004社
■リスモンの概要(東京証券取引所第二部上場 証券コード:3768)
2000年9月設立。同年12月よりインターネットを活用した与信管理業務のアウトソーシングサービス、ASPサービス事業を開始しました。以来サービス分野を拡大し、現在は与信管理サービス、ビジネスポータルサイト(グループウェアサービス等)およびBPOサービスの3つを中核事業と位置づけ、事業展開しております。
リスモングループ法人会員数は、2017年9月末時点で10,920(内、与信管理サービス等5,683、ビジネスポータルサイト等3,033、その他2,204)となっております。 http://www.riskmonster.co.jp/