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サイレックス・テクノロジー、Kii IoTソリューション「Asset Monitoring」とのゲートウェイ製品連携協業を発表

サイレックス・テクノロジー株式会社(本社:京都府精華町、代表取締役社長:河野 剛士、以下 サイレックス)は、Kii株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:鈴木 尚志、以下 Kii)のIoTクラウドソリューション「Asset Monitoring」と、サイレックスのLinux OS搭載アプリケーション組込みBOX(以下 Linux Box)「LB-100AN」、及びLTEモバイル通信対応プログラマブルIoTゲートウェイ「GW-100AN/GW-100」の連携による産業・医療機器メーカ向けのIoTシステム分野で協業することを発表しました。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/150007/LL_img_150007_1.jpg
「LB-100AN」、「GW-100AN/GW-100」

Kii社「Asset Monitoring」は、米国及びインド等で、大規模農場での肥料タンク、ピザの自動販売機管理、低温輸送、電力メータ遠隔検針、充電池の保守等の幅広い用途で既に多数の実績を重ねているIoTクラウドソリューションです。今回この日本リリースに伴い、サイレックスは、デュアルバンドWi-Fi搭載のLinux OS搭載アプリケーション組込みBOX、およびLTE内蔵ゲートウェイの2つのラインナップを、お客様機器とクラウドサービスとの接続に必須となるコネクティビティ製品提供においてKiiと協業します。

従来、クラウド対応するには、そのインフラ準備のためにまず、ゲートウェイ製品内にクラウドエージェント等の専用プログラムの組込み開発作業を行う必要がありました。このたび、Kii「Asset Monitoring」対応の「LB-100AN」、「GW-100AN/GW-100」対応のSDKには、Kiiクラウドサービス接続に必要な専用エージェントプログラムが実装されているため、購入後すぐに、Kii「Asset Monitoring」の利用が可能になり、お客様は、IoTサービスに必要な業務用アプリケーション開発にリソースを集中させることができます。

クラウド開発を得意とするKiiのノウハウと、「切れない無線」ビジョンをもとに開発された強固なワイヤレス接続性もつエッジ・ワイヤレスゲートウェイ製品を組み合わせることで、工場機器や医療機器分野に代表される設備の稼働監視サービスの構築を、低コスト、低期間で構築・進化させることが可能になります。


■「Asset Monitoring」とは
Kiiが自社のIoTプラットフォーム上に自ら構築したIoTソリューションで、収集データの他社ツールやサードパーティによる活用の容易さ、柔軟かつ堅固な権限設定、対応可能な通信規格やデータ種別の多さが特徴であり、カスタマイズ性や双方向性にも優れています。

<データを集める>
業務用機器内部で生成されるデータや、環境内に設置されたセンサーが生み出すデータ等、様々なデータの管理が可能です。各計測値に対する対応するアクションを簡単に定義することが可能で、また監視だけでなく制御も加えた双方向性をもたせることが可能となっております。

<データを共有する>
サービス関係者に対して、それぞれが必要な情報だけを安全に共有することが可能です。例えば、装置メーカが自社製品を複数のお客様に提供するケースでは、保守上の要請から、装置メーカは出荷した全てのお客様の製品を監視したい一方、それぞれのお客様は自分の所有する機器のデータは見たいが、他のお客様の装置データが見えてはならない、と言った複雑な制限が必要になります。その場合でも、必要な情報だけを必要な関係者に見せることが可能です。

<価値を生み出す>
「Asset Monitoring」にて構築したデータ抽出の仕組みは、他のツールやサードパーティと容易に共有・連携が可能です。この仕組みを使って、ビジネス分析ツール(BIツール)や、機械学習への活用、データ利用による事業化など、新たな価値を生み出していくことが可能です。


■サイレックスのLinux Boxとゲートウェイ
お客様で開発したアプリケーション追加と量産サービス投入頂くことを可能にするLinuxプラットフォーム製品です。ご要望により、お客様アプリケーションを含んだ形での完成品製造受託や、インタフェース拡張やお客様機器への組込み、カスタマイズのご相談も柔軟に対応いたします。

<「LB-100AN」>
有線/無線LANに対応したLinux OS搭載アプリケーション組込み用BOXです。産業・医療用途で多数のお客様において組込み量産実績のあるデュアルバンドタイプ無線LANモジュール、無線LANドライバとCPUプラットフォームをベースに、クラウドゲートウェイ機能等、アプリケーション開発に必要な機能を含む開発キットの利用により、お客様ご自身でサービスやアプリケーションの組込みが可能となります。これにより、無線LAN対応ネットワーク機器の新規開発時に大きな障害となるハードウェア開発やドライバの初期投資・開発コストを極小化します。結果、お客様はアプリケーションの開発に専念いただくことで、スピーディーな製品の市場投入を実現可能にします。

<「GW-100AN/GW-100」>
LTEモデム内蔵のアプリケーション組込み可能なゲートウェイです。産業・OA機器用途で汎用的なインタフェースに本機を接続することで、有線/無線LANを介した稼働情報等の収集端末として利用することができます。また、ダイレクトに遠隔接続できるM2M(Machine to Machine)VPNやクラウドゲートウェイ機能をサポートしており、お客様機器のIoT化に向けたサービス実現に課題となるリモート接続・リモート監視機能への初期開発コストを極小化します。「LB-100AN」と同様、開発キット利用によりお客様にて更に自社専用「データ収集・解析」アプリケーション開発が短期間で実現可能となります。


■関連製品ページ
「LB-100AN」
http://www.silex.jp/products/platform/lb100an.html?pr=180220
「GW-100AN/GW-100」
http://www.silex.jp/products/gateway/gw100an.html?pr=180220

「LB-100AN」製品ページ QRコード
https://www.atpress.ne.jp/releases/150007/img_150007_2.jpg
「GW-100AN/GW-100」製品ページ QRコード
https://www.atpress.ne.jp/releases/150007/img_150007_3.jpg


■Kiiについて
http://www.kii.com
Kiiは、IoTソリューションを支えるプラットフォームおよび同プラットフォーム上で動作するIoTソリューションをグローバルに展開し、世界各地で運用する日本企業です。Kiiのソリューション/プラットフォームは、機器のIoT化のみならずその先にあるビジネスモデルを支えるデータ活用も含めてサポートできる構造になっており、国内から世界各地へ拡大可能なサポート体制を整えています。

社名 : Kii株式会社
設立 : 2007年11月13日
事業内容: クラウド技術を用いたIoTソリューション及び、
IoTプラットフォームの提供


■サイレックス・テクノロジーについて
http://www.silex.jp/index.html?pr=180220
サイレックス・テクノロジー株式会社(本社:京都府精華町)は、機器をネットワークやワイヤレスにつなげるハードウェア・ソフトウェアの技術を核とした研究開発型企業です。
プリンタやMFPといったOA機器やワイヤレスルータなどのPC周辺機器をはじめ、医療機器・産業機器など確実な接続性が求められる機器にもネットワークやワイヤレスのノウハウを活かした製品を提案し、ビジネスの幅を広げています。品質基準を厳格に保つため、設計・開発・生産・品質保証といった一連のプロセスを「けいはんな本社」に集約しています。海外パートナーとの連携や新市場開拓、新技術の情報収集・開発などグローバルなビジネス展開のため、北米・欧州・中国・インドに拠点を設けています。

silex QRコード
https://www.atpress.ne.jp/releases/150007/img_150007_4.jpg


・記載された社名及び製品名は、各社の商標または登録商標です。
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