地方都市の薬剤師インタビュー企画『YOUは何しに地方都市へ?』 東日本大震災経験者による“東北編”公開
[18/03/07]
提供元:@Press
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医療分野に特化した人材紹介・派遣を行うアポプラスステーション株式会社(所在地:東京都中央区、代表取締役社長:阿部 安孝)は、運営するママ薬剤師・男性薬剤師専門の転職サイト「ママ薬(ヤク)」「オレ薬(ヤク)」の合同企画として、地方都市で働く薬剤師の生の声をインタビューする『YOUは何しに地方都市へ?』をスタート。2018年3月7日に、第1弾として“東北編”を同時公開しました。
“東北編”では、2011年の東日本大震災を福島で勤務中に経験した薬剤師2名(持丸さん 男性、金成さん 女性)のインタビュー。薬剤師として震災を乗り越えた経験はもちろん、地方都市で働く魅力や地方都市で暮らすことの魅力などを伺いました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/150185/LL_img_150185_1.png
キービジュアル
ママ薬: http://www.mamayaku.com/campaign/you/touhoku/
オレ薬: http://www.oreyaku.com/you/touhoku/
■医療チームの一員としての自覚を強めた東日本大震災
2011年の東日本大震災が起こった瞬間は、2人とも現場(薬局)で勤務中だったとのこと。いずれも壊滅的な被害を受けた地域ではなかったものの、それからしばらくは緊迫した状況が続いたそうです。
震災が起きた当初のいわき市では病院の開いていない場所もあり、薬が患者さんに供給されない状態でしたが、国から「お薬手帳の提示で1週間分の薬を提供することができる」という臨時措置が取られると患者さんが急増。「永遠と服薬指導し続けるような感覚」のなかで「災害時に患者さんのニーズを受けて、より責任感が高まった」と金成さんは振り返りました。
持丸さんの勤務地、郡山の近くには原発事故後に大規模な避難所が設けられ、災害派遣チームと一緒になって避難所内の仮設診療所の運営をサポート。服薬指導のみならず衛生管理も積極的に担うなど、「医療人としての意識を大きく持つきっかけになった」と語りました。
震災は、医療チームの一員としての自覚を強める経験となったようです。
■地方都市で薬剤師をする魅力は“密な信頼関係”
求められるのは“コミュニケーション力”
地方都市で薬剤師をする魅力・地方都市で薬剤師をするうえで求められることについて尋ねると、どちらからも「患者さんとの距離」「コミュニケーション」というワードが出てきました。
金城さんの場合、かかりつけ薬剤師の制度が始まる前から指名をもらうことが多く、一人暮らしの高齢者の話し相手になったり、薬や治療にかかわることだけでなく家族内の問題といった相談を受けたりするなど「直接治療につながらなくても精神的なプラス作用をもたらす」のが信頼関係ともいえそうです。
以前担当していた在宅の患者さんは「薬とは関係のない会話のほうが多かった」と持丸さんは語ります。市が補助する医療券を事前に預けられて「薬と一緒に○○を買ってきて」と頼まれることもあったそう。深い信頼があってこその関係性だったことがうかがえます。
こうした関係性の構築に不可欠なのはやはり“コミュニケーション力”。苦手意識を感じる人が多いなか、持丸さんからは「地方都市で働き始めれば周りの薬剤師に触発されて自然と変わる」との言葉も。実はそこまで気負わずとも、少しの気遣いから身についていくものなのかもしれません。
■プライベートは美食や温泉といった魅力も!都会より貯金もしやすい!?
地方薬剤師ライフのススメ
地方薬剤師ライフは、仕事面での「コミュニケーション力が向上する」「より地域サポートの意識が持てる」といったメリットに加え、プライベートにも美食や温泉、自然のアクティビティといった“地方都市ならでは”の魅力があります。
さらに、転職で地方都市へ行く場合は給料が上がる傾向や、物価の安さなどから、自然と貯金もできるようです。
かかりつけ薬剤師制度や在宅医療など、その地域の住民をサポートすることがより求められるようになってきた薬剤師。自然とそれが身につく“地方都市で働く”ということも視野に入れてみるのもよいかもしれません。
【会社概要】
商号 : アポプラスステーション株式会社
代表者 : 代表取締役社長 阿部 安孝
所在地 : 〒103-0027 東京都中央区日本橋二丁目14番1号
フロントプレイス日本橋
設立 : 1993年10月25日
資本金 : 4億3,800万円
事業内容: CSO事業、CRO事業、
医療・医薬専門職業紹介事業、医療・医薬専門人材派遣事業
URL : http://www.apoplus.co.jp/
<運営サイト>
ママ薬(ヤク): http://www.mamayaku.com/
オレ薬(ヤク): http://www.oreyaku.com/
“東北編”では、2011年の東日本大震災を福島で勤務中に経験した薬剤師2名(持丸さん 男性、金成さん 女性)のインタビュー。薬剤師として震災を乗り越えた経験はもちろん、地方都市で働く魅力や地方都市で暮らすことの魅力などを伺いました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/150185/LL_img_150185_1.png
キービジュアル
ママ薬: http://www.mamayaku.com/campaign/you/touhoku/
オレ薬: http://www.oreyaku.com/you/touhoku/
■医療チームの一員としての自覚を強めた東日本大震災
2011年の東日本大震災が起こった瞬間は、2人とも現場(薬局)で勤務中だったとのこと。いずれも壊滅的な被害を受けた地域ではなかったものの、それからしばらくは緊迫した状況が続いたそうです。
震災が起きた当初のいわき市では病院の開いていない場所もあり、薬が患者さんに供給されない状態でしたが、国から「お薬手帳の提示で1週間分の薬を提供することができる」という臨時措置が取られると患者さんが急増。「永遠と服薬指導し続けるような感覚」のなかで「災害時に患者さんのニーズを受けて、より責任感が高まった」と金成さんは振り返りました。
持丸さんの勤務地、郡山の近くには原発事故後に大規模な避難所が設けられ、災害派遣チームと一緒になって避難所内の仮設診療所の運営をサポート。服薬指導のみならず衛生管理も積極的に担うなど、「医療人としての意識を大きく持つきっかけになった」と語りました。
震災は、医療チームの一員としての自覚を強める経験となったようです。
■地方都市で薬剤師をする魅力は“密な信頼関係”
求められるのは“コミュニケーション力”
地方都市で薬剤師をする魅力・地方都市で薬剤師をするうえで求められることについて尋ねると、どちらからも「患者さんとの距離」「コミュニケーション」というワードが出てきました。
金城さんの場合、かかりつけ薬剤師の制度が始まる前から指名をもらうことが多く、一人暮らしの高齢者の話し相手になったり、薬や治療にかかわることだけでなく家族内の問題といった相談を受けたりするなど「直接治療につながらなくても精神的なプラス作用をもたらす」のが信頼関係ともいえそうです。
以前担当していた在宅の患者さんは「薬とは関係のない会話のほうが多かった」と持丸さんは語ります。市が補助する医療券を事前に預けられて「薬と一緒に○○を買ってきて」と頼まれることもあったそう。深い信頼があってこその関係性だったことがうかがえます。
こうした関係性の構築に不可欠なのはやはり“コミュニケーション力”。苦手意識を感じる人が多いなか、持丸さんからは「地方都市で働き始めれば周りの薬剤師に触発されて自然と変わる」との言葉も。実はそこまで気負わずとも、少しの気遣いから身についていくものなのかもしれません。
■プライベートは美食や温泉といった魅力も!都会より貯金もしやすい!?
地方薬剤師ライフのススメ
地方薬剤師ライフは、仕事面での「コミュニケーション力が向上する」「より地域サポートの意識が持てる」といったメリットに加え、プライベートにも美食や温泉、自然のアクティビティといった“地方都市ならでは”の魅力があります。
さらに、転職で地方都市へ行く場合は給料が上がる傾向や、物価の安さなどから、自然と貯金もできるようです。
かかりつけ薬剤師制度や在宅医療など、その地域の住民をサポートすることがより求められるようになってきた薬剤師。自然とそれが身につく“地方都市で働く”ということも視野に入れてみるのもよいかもしれません。
【会社概要】
商号 : アポプラスステーション株式会社
代表者 : 代表取締役社長 阿部 安孝
所在地 : 〒103-0027 東京都中央区日本橋二丁目14番1号
フロントプレイス日本橋
設立 : 1993年10月25日
資本金 : 4億3,800万円
事業内容: CSO事業、CRO事業、
医療・医薬専門職業紹介事業、医療・医薬専門人材派遣事業
URL : http://www.apoplus.co.jp/
<運営サイト>
ママ薬(ヤク): http://www.mamayaku.com/
オレ薬(ヤク): http://www.oreyaku.com/